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第五章 破滅を招くもの
423 巻き貝の家
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「幻島姫様の館の管理は座を退いた女王様のお仕事なのですよ」
巫女がとんでもないことを言った。
「えっ? ということはもしかしてッエッチのお祖母様ですか?」
慌てて尋ねると、老女はうなずいてにこりと笑う。
「ふふ……あの子をご存知ということは噂の勇者御一行様方ですね。初めまして、私はテア・アンリカ。ッエッチの曾祖母にあたるものです」
「えっ……」「ほう」
曾祖母ってことはッエッチのひい婆ちゃんってことか? それにしてはかなり若いような気もするが、年を取りにくい種族なのかもしれないな。
確か森人や山岳の民も老化は遅いという話だったし。
「あ、失礼しました。俺はダスター。西方の冒険者です。で、こっちがアルフレッド、勇者です」
「よろしく頼む」
勇者が無駄に偉そうにしている。
いや、お前、この人元女王だぞ。
もっと丁寧に対応しろ。
「まぁまぁよろしくね。若い方に会うと若返る心地がするわ。ェミュナ、あなたも一緒にお茶をしますか?」
「いえ、私はお二人のご案内をして来ただけなので。それにお久しぶりに幻島姫様とお会いしたのですから、何か美味しいものを食べていただかないと」
「そう? じゃあこちらの接待は任せて頂戴ね」
「はい! お祖母様」
「お祖母様?」
巫女の名前をそう言えば初めて聞いたが、それよりもお祖母様ってことはあの人も王家のお姫様かよ。
ってかもしかすると現女王の姉妹?
挨拶をして甲羅の外へと戻って行く巫女を見送りながら、テア・アンリカ様は呟く。
「やれやれ。あの娘は昔っから守護神様達が大好きでね。巫女になるためだけに一生懸命努力したのですよ。ふふ、楽しそうでしょう?」
「そうですね」
「それは、……いいな。うらやましい」
テア・アンリカ様の言葉に、勇者がポツリと漏らす。
そうか、子どもの頃からの夢を、叶えることが出来なかったもんな、お前は。
そんな勇者をテア・アンリカ様はお年寄り独特の優しいまなさざしで見ると、いきなり寄って来て、俺たちの腕を両手でがっちりと掴んだ。
「さ、二人共、人恋しいババアのためにお茶に付き合っておくれでないかい」
「え? あ、はい」
抵抗する気にもならずにズルズルと引きずられて、俺たちは館のなかへとお邪魔した。
白を基調とした館は、内部も美しく組み合わさった複雑な構造をしていて、床からの光が屋内を十分に照らすようになっているようだった。
「あの……」
「ん? なんだい?」
「気になっていたんですが、この屋敷とかお城とかの建材はなんですか? 生き物の骨のようにもそうでないようにも見えてずっと不思議で」
「ああ、巻き貝だよ」
「?……巻き……貝?」
「ん? 見たことないのかい? ほら、ちょうどそこに小さめのやつが飾ってあるだろう?」
テア・アンリカ様の示した先にはホールの突き当りの壁に飾られた螺旋状の美しい模様を持つランプがあった。
あれの素材が巻き貝?
いや、あれそのものが巻き貝で、それに灯りを灯しているのか。
「あれが巻き貝」
「そうそう。あれのでっかいのが海にはうじゃうじゃいるんだよ。それを建築家が上手に組み合わせて建物を作るのさ。外側はカラフルだけど内側は白っぽい色でね、光をわずかに蓄める性質があるんだそうだよ。灯りを節約出来て便利だとか言っていたわ」
「おお、素晴らしいですね。それにとてもきれいだ」
「ふーん。あなた、ダスターとか言ったかしら? 冒険者、だったわね。冒険者というのは魔物を退治するお仕事なのでしょう?」
「あ、はい。だいたいはそうですね。他もいろいろやりますけど」
「うふふ。そういうお仕事の人は乱暴者が多いと思っていたのだけど。あなたはちょっと変わっているわね」
「いや、そんなことはありません。俺はごく一般的な冒険者です」
「師匠は偉大な冒険者だぞ。俺の師匠だからな」
勇者、ここぞとばかりに俺を褒めるのをやめろ。
お前、俺の立場を押し上げようとしているんだろうけど、逆に俺にとっては実像からかけ離れたイメージを持たれて、相手をがっかりさせないかと不安しかないぞ。
「まぁそうなの。確かに勇者様をお弟子さんに持った冒険者ならとても偉大ですね」
「おう。さすがは元女王。ものがわかるお方だ」
勇者ああああああ!
俺は慌てて後ろから勇者のふくらはぎを蹴っ飛ばしてそれ以上何かを言うのを阻止した。
「師匠、痛い」
「不意打ちにも対応出来るようにしろ」
「あ、くそっ、俺がまだ未熟ってことか」
うんうん。
そうやって反省してろ。
もうしばらくは口を開くなよ。
「うふふ。さあ、こちらへどうぞ」
招かれた部屋はそれほど広くはなかった。
そこそこ裕福な庶民の家の居間ぐらいの広さかな。
椅子はいわゆるカウチと呼ばれるタイプのゆったりと座れるもので、城にもあったやわらかなクッションが置いてある。
このクッション、身体をやわらかく受け止めすぎてやたら眠くなるんだよな。
俺は用心深く普通に腰掛けたが、勇者は堂々と寝そべった。
お前、その体勢は絶対に寝るぞ。
「さあ、お茶をどうぞ。上で生活している方のお口には合わないかもしれないけれど」
「は、いただきます」
出されたカップは角のようなものを加工したような造りで、この建物の壁に似た手触りだった。
これも貝なのだろうか?
一口すすったお茶は、確かにアンリカ・デベッセで通常飲まれている少し甘味のあるものとは違い、少しすっぱみがあって、後味が爽やかなものだ。
「美味いですね。俺はこのお茶が好きです」
「喜んで頂いて何よりだわ」
勇者がおとなしいと思って振り向くと、案の定、うつらうつらとしている。
「おい……」
「ふふ、いいんですよ。ここは争いとは遠い場所ですもの。くつろいで頂くのが一番ですわ」
「……ありがとうございます」
争いとは遠い場所か。
しかし今回戦争の手伝いをしてもらう訳だが、その辺についてはどう思っているのだろう。
「あの、北の国と戦うことになったのですが」
「そうね。でもね、戦いにすらならないと思うの。海に面している国相手なら、私達が負けることはありません」
きっぱりと言い切られて絶句する。
穏やかな笑みを浮かべているが、彼女の目には力があった。
そう言えば南海の大使がアンリカ・デベッセの民は強いというような話をしていたような気がする。
海に面している限り負けない、か。
よくよく考えてみれば、森のなかで森人に、山のなかで山岳の民に、地中で大地人に勝てるかと言われるとかなり難しいよな。
確か地図では北冠と天杜は海に面していたか。
北部の武力国家である央国は内陸だが、その辺りがどう出るかが勝負所という感じか。
巫女がとんでもないことを言った。
「えっ? ということはもしかしてッエッチのお祖母様ですか?」
慌てて尋ねると、老女はうなずいてにこりと笑う。
「ふふ……あの子をご存知ということは噂の勇者御一行様方ですね。初めまして、私はテア・アンリカ。ッエッチの曾祖母にあたるものです」
「えっ……」「ほう」
曾祖母ってことはッエッチのひい婆ちゃんってことか? それにしてはかなり若いような気もするが、年を取りにくい種族なのかもしれないな。
確か森人や山岳の民も老化は遅いという話だったし。
「あ、失礼しました。俺はダスター。西方の冒険者です。で、こっちがアルフレッド、勇者です」
「よろしく頼む」
勇者が無駄に偉そうにしている。
いや、お前、この人元女王だぞ。
もっと丁寧に対応しろ。
「まぁまぁよろしくね。若い方に会うと若返る心地がするわ。ェミュナ、あなたも一緒にお茶をしますか?」
「いえ、私はお二人のご案内をして来ただけなので。それにお久しぶりに幻島姫様とお会いしたのですから、何か美味しいものを食べていただかないと」
「そう? じゃあこちらの接待は任せて頂戴ね」
「はい! お祖母様」
「お祖母様?」
巫女の名前をそう言えば初めて聞いたが、それよりもお祖母様ってことはあの人も王家のお姫様かよ。
ってかもしかすると現女王の姉妹?
挨拶をして甲羅の外へと戻って行く巫女を見送りながら、テア・アンリカ様は呟く。
「やれやれ。あの娘は昔っから守護神様達が大好きでね。巫女になるためだけに一生懸命努力したのですよ。ふふ、楽しそうでしょう?」
「そうですね」
「それは、……いいな。うらやましい」
テア・アンリカ様の言葉に、勇者がポツリと漏らす。
そうか、子どもの頃からの夢を、叶えることが出来なかったもんな、お前は。
そんな勇者をテア・アンリカ様はお年寄り独特の優しいまなさざしで見ると、いきなり寄って来て、俺たちの腕を両手でがっちりと掴んだ。
「さ、二人共、人恋しいババアのためにお茶に付き合っておくれでないかい」
「え? あ、はい」
抵抗する気にもならずにズルズルと引きずられて、俺たちは館のなかへとお邪魔した。
白を基調とした館は、内部も美しく組み合わさった複雑な構造をしていて、床からの光が屋内を十分に照らすようになっているようだった。
「あの……」
「ん? なんだい?」
「気になっていたんですが、この屋敷とかお城とかの建材はなんですか? 生き物の骨のようにもそうでないようにも見えてずっと不思議で」
「ああ、巻き貝だよ」
「?……巻き……貝?」
「ん? 見たことないのかい? ほら、ちょうどそこに小さめのやつが飾ってあるだろう?」
テア・アンリカ様の示した先にはホールの突き当りの壁に飾られた螺旋状の美しい模様を持つランプがあった。
あれの素材が巻き貝?
いや、あれそのものが巻き貝で、それに灯りを灯しているのか。
「あれが巻き貝」
「そうそう。あれのでっかいのが海にはうじゃうじゃいるんだよ。それを建築家が上手に組み合わせて建物を作るのさ。外側はカラフルだけど内側は白っぽい色でね、光をわずかに蓄める性質があるんだそうだよ。灯りを節約出来て便利だとか言っていたわ」
「おお、素晴らしいですね。それにとてもきれいだ」
「ふーん。あなた、ダスターとか言ったかしら? 冒険者、だったわね。冒険者というのは魔物を退治するお仕事なのでしょう?」
「あ、はい。だいたいはそうですね。他もいろいろやりますけど」
「うふふ。そういうお仕事の人は乱暴者が多いと思っていたのだけど。あなたはちょっと変わっているわね」
「いや、そんなことはありません。俺はごく一般的な冒険者です」
「師匠は偉大な冒険者だぞ。俺の師匠だからな」
勇者、ここぞとばかりに俺を褒めるのをやめろ。
お前、俺の立場を押し上げようとしているんだろうけど、逆に俺にとっては実像からかけ離れたイメージを持たれて、相手をがっかりさせないかと不安しかないぞ。
「まぁそうなの。確かに勇者様をお弟子さんに持った冒険者ならとても偉大ですね」
「おう。さすがは元女王。ものがわかるお方だ」
勇者ああああああ!
俺は慌てて後ろから勇者のふくらはぎを蹴っ飛ばしてそれ以上何かを言うのを阻止した。
「師匠、痛い」
「不意打ちにも対応出来るようにしろ」
「あ、くそっ、俺がまだ未熟ってことか」
うんうん。
そうやって反省してろ。
もうしばらくは口を開くなよ。
「うふふ。さあ、こちらへどうぞ」
招かれた部屋はそれほど広くはなかった。
そこそこ裕福な庶民の家の居間ぐらいの広さかな。
椅子はいわゆるカウチと呼ばれるタイプのゆったりと座れるもので、城にもあったやわらかなクッションが置いてある。
このクッション、身体をやわらかく受け止めすぎてやたら眠くなるんだよな。
俺は用心深く普通に腰掛けたが、勇者は堂々と寝そべった。
お前、その体勢は絶対に寝るぞ。
「さあ、お茶をどうぞ。上で生活している方のお口には合わないかもしれないけれど」
「は、いただきます」
出されたカップは角のようなものを加工したような造りで、この建物の壁に似た手触りだった。
これも貝なのだろうか?
一口すすったお茶は、確かにアンリカ・デベッセで通常飲まれている少し甘味のあるものとは違い、少しすっぱみがあって、後味が爽やかなものだ。
「美味いですね。俺はこのお茶が好きです」
「喜んで頂いて何よりだわ」
勇者がおとなしいと思って振り向くと、案の定、うつらうつらとしている。
「おい……」
「ふふ、いいんですよ。ここは争いとは遠い場所ですもの。くつろいで頂くのが一番ですわ」
「……ありがとうございます」
争いとは遠い場所か。
しかし今回戦争の手伝いをしてもらう訳だが、その辺についてはどう思っているのだろう。
「あの、北の国と戦うことになったのですが」
「そうね。でもね、戦いにすらならないと思うの。海に面している国相手なら、私達が負けることはありません」
きっぱりと言い切られて絶句する。
穏やかな笑みを浮かべているが、彼女の目には力があった。
そう言えば南海の大使がアンリカ・デベッセの民は強いというような話をしていたような気がする。
海に面している限り負けない、か。
よくよく考えてみれば、森のなかで森人に、山のなかで山岳の民に、地中で大地人に勝てるかと言われるとかなり難しいよな。
確か地図では北冠と天杜は海に面していたか。
北部の武力国家である央国は内陸だが、その辺りがどう出るかが勝負所という感じか。
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