67 / 885
第三章 神と魔と
172 魔物の影
しおりを挟む
せっかくちゃんとした竈と水場があるんだからと、スープを作ることにした。
とは言え新鮮な野菜などはないので干し肉を戻したものと乾燥した果実の皮を使った薬味を組み合わせたものだ。
少しもったいないが、騎士団秘蔵のスープの元も使おう。
使い渋って腐らせても意味がないしな。
鍋は冒険者仕様の小さいものではなく、勇者パーティの備品である少し大きめの鉄鍋だ。
そう言えば干し飯も荷物に入っていたから入れてしまえ。
火を弱めに起こして時間を掛けて煮込む。
勇者が凄い目で見て来るので干し肉を齧らせておいた。
全体的に柔らかくなったら火から下ろし、竈の周辺にあった木の板を持って板間に移動する。
「じゃあ、食事にしよう。聖女さまお祈りを」
「はい。神の御心に守られ今日の糧を頂けることを感謝いたします」
勇者一行の四人には少し大きめの彼らの持ち物のカップに、俺は自分の手持ちのカップにスープを注いで簡易的な食事を開始した。
うん、やっぱり騎士団秘蔵のスープの元はいい仕事をするな。干し飯もスープを吸って旨い。ちょっと肉が固いが、まぁこんなもんだろう。
メルリルの分を確保しておくため目を光らせておく。
油断するとこいつら全部食っちまうからな。
「食事が出来るって素晴らしいことだよな」
勇者が何か悟ったようなことを言っているが、どうせ食った後には忘れるたわごとなので放置する。
「そう言えば、この施設は食事は出るのか?」
「一日一回の配給があるらしいのですが、余裕がある方は遠慮してくださいと言われました」
「なるほど。と言うことは明日は早朝に市場に買い出しに行ったほうがいいな」
聖騎士の言葉に俺は翌日のプランを頭のなかで練る。
保養所の奉仕とやらがいつ入って来るかわからないが、とりあえずそれまでは計画的に毎日を過ごしたほうがいいだろう。
教会のほうから大聖堂の動向を探れないかも気になるところだ。
「ん?」
急に視界が切り替わる。
危うくスープの入ったカップを取り落とすところだった。
(フォルテか、どうした?)
フォルテの視線が山のほうに釘付けになっている。
よくよく見ると、視界が凄いことになっていて戸惑った。
山全体に赤い線が走っているし、ところどころに黒だったり金色だったりする滲みのようなものがある。
ん? 一箇所、何か渦のようなものが見えるな。
しかしこれがフォルテの視界か。何が何やらわからないと混乱するばかりだ。
(なんか、いる)
数回だけ聞いたフォルテの声が耳の奥で響く。
(なんかというのは何だ? もう少しわかりやすく伝えられないのか?)
(モヤモヤして気持ち悪い)
(……わかった。そう言えばお前、まだ生まれたばかりだもんな)
人間の言葉で話しているときにはなんか偉そうな喋り方だったくせに、思考になると急に子どもじみているのはおかしいだろうとか思いはしたが、あの話し言葉は人間の言葉としてそう訳されているだけなのかもしれない。
同調していた視界が元に戻ってほっとする。そしてふと、前方を見ると鍋の中身が無くなっていた。
「あ、お前ら、少しは遠慮しろよ」
全員がそっぽを向いた。
ああうん、全員二杯目を食ったんだな。はいはい、若者相手に俺が無理を言いました。
メルリルの分は後で小さめの鍋で作ってやろう。
外は日が暮れ始めている。
そろそろ灯りも欲しい。
部屋にあるランプを見てみると油を使うタイプのようだ。
別にロウソク立てもある。珍しいな。
だが、新たに油を買うのもあれなので、手持ちのランタンを使うことにした。
勇者たちの分を部屋に置き、自分の分を腰に下げてメルリルのいるベッド部屋に向かう。
廊下を歩いていると灯明皿に取っ手が付いた形の秉燭を持ったローブの女性と行き合った。油を豊富に使っているところを見ると、この辺の土地は油が多く採れるのかもしれない。
間を開けてすれ違おうとしたら、相手が近寄って来る。
「あの、勇者さま方はご在室でしょうか?」
「はい」
「ありがとうございます」
どうやら勇者たちに用事のようだ。
例の奉仕の話か?
しかしメルリルの治療のためなのだから勇者たちに何かさせるというのは間違っているような気がする。
宿泊費という意味でなら確かに一蓮托生ではあるが。
あと、山の上にあった渦のようなものが気になる。
あれはおそらく魔力の類だろう。フォルテの認識で気になるということはそこそこ厄介な相手の予感がした。
ベッドが並ぶ部屋に行くと、メルリルが既に起きて所在無げに周囲を見回していた。
寝ていればいいのにとは思うが、知らない場所で心細かったのだろう。申し訳なく思う。
「メルリル」
具合が悪く寝ている者ばかりの場所なので、さすがの俺も気を使って小さな声で呼んだ。
「あ、ダスター」
「具合はどうだ?」
「はい。もうすっかり」
「いや、そういう治ったような気になったときが一番危ないんだ。だがまぁ、移動の許可はもらっているので部屋を移るか」
「はい」
嬉しそうだ。
一人は寂しかったのだろう。
すまなかった。
部屋に帰り着いたら既に先程の訪問者はいなかった。
「ただいま」
「あ、おかえりなさい」
聖女が嬉しそうに迎えてくれる。
まぁ主にメルリルを、だが。
「メルリルは下のベッド、私は上のベッドなんですよ。私、こんな高い場所にあるベッド、初めてで、あ、ごめんなさい。具合が悪いのにうるさくしてしまって」
「いいえ。ミュリアさまの声を聞いたら具合がよくなりました」
「メルリル、何か簡単に食べるか?」
楽しそうなところを悪いが、聞くべきことを聞いておく。
「いいえ。あの、白湯をいただけるとうれしいです」
「わかった」
今日は食べてないのに食欲がないということはやっぱりあまりまだ良くないのだろう。
言われた通り、湯を沸かすことにする。
「ダスターさん、後で」
「ああ、わかった」
聖騎士が声を掛けて来た。
訪問者の用事か。てか、また勇者の顔が仏頂面になっているぞ。
飯食った後はあんなに楽しそうだったのに、一瞬の幻だったか。
ベッドにメルリルと聖女を寝かせたあと、俺たちは板間で話し合いをすることとなった。
とは言え新鮮な野菜などはないので干し肉を戻したものと乾燥した果実の皮を使った薬味を組み合わせたものだ。
少しもったいないが、騎士団秘蔵のスープの元も使おう。
使い渋って腐らせても意味がないしな。
鍋は冒険者仕様の小さいものではなく、勇者パーティの備品である少し大きめの鉄鍋だ。
そう言えば干し飯も荷物に入っていたから入れてしまえ。
火を弱めに起こして時間を掛けて煮込む。
勇者が凄い目で見て来るので干し肉を齧らせておいた。
全体的に柔らかくなったら火から下ろし、竈の周辺にあった木の板を持って板間に移動する。
「じゃあ、食事にしよう。聖女さまお祈りを」
「はい。神の御心に守られ今日の糧を頂けることを感謝いたします」
勇者一行の四人には少し大きめの彼らの持ち物のカップに、俺は自分の手持ちのカップにスープを注いで簡易的な食事を開始した。
うん、やっぱり騎士団秘蔵のスープの元はいい仕事をするな。干し飯もスープを吸って旨い。ちょっと肉が固いが、まぁこんなもんだろう。
メルリルの分を確保しておくため目を光らせておく。
油断するとこいつら全部食っちまうからな。
「食事が出来るって素晴らしいことだよな」
勇者が何か悟ったようなことを言っているが、どうせ食った後には忘れるたわごとなので放置する。
「そう言えば、この施設は食事は出るのか?」
「一日一回の配給があるらしいのですが、余裕がある方は遠慮してくださいと言われました」
「なるほど。と言うことは明日は早朝に市場に買い出しに行ったほうがいいな」
聖騎士の言葉に俺は翌日のプランを頭のなかで練る。
保養所の奉仕とやらがいつ入って来るかわからないが、とりあえずそれまでは計画的に毎日を過ごしたほうがいいだろう。
教会のほうから大聖堂の動向を探れないかも気になるところだ。
「ん?」
急に視界が切り替わる。
危うくスープの入ったカップを取り落とすところだった。
(フォルテか、どうした?)
フォルテの視線が山のほうに釘付けになっている。
よくよく見ると、視界が凄いことになっていて戸惑った。
山全体に赤い線が走っているし、ところどころに黒だったり金色だったりする滲みのようなものがある。
ん? 一箇所、何か渦のようなものが見えるな。
しかしこれがフォルテの視界か。何が何やらわからないと混乱するばかりだ。
(なんか、いる)
数回だけ聞いたフォルテの声が耳の奥で響く。
(なんかというのは何だ? もう少しわかりやすく伝えられないのか?)
(モヤモヤして気持ち悪い)
(……わかった。そう言えばお前、まだ生まれたばかりだもんな)
人間の言葉で話しているときにはなんか偉そうな喋り方だったくせに、思考になると急に子どもじみているのはおかしいだろうとか思いはしたが、あの話し言葉は人間の言葉としてそう訳されているだけなのかもしれない。
同調していた視界が元に戻ってほっとする。そしてふと、前方を見ると鍋の中身が無くなっていた。
「あ、お前ら、少しは遠慮しろよ」
全員がそっぽを向いた。
ああうん、全員二杯目を食ったんだな。はいはい、若者相手に俺が無理を言いました。
メルリルの分は後で小さめの鍋で作ってやろう。
外は日が暮れ始めている。
そろそろ灯りも欲しい。
部屋にあるランプを見てみると油を使うタイプのようだ。
別にロウソク立てもある。珍しいな。
だが、新たに油を買うのもあれなので、手持ちのランタンを使うことにした。
勇者たちの分を部屋に置き、自分の分を腰に下げてメルリルのいるベッド部屋に向かう。
廊下を歩いていると灯明皿に取っ手が付いた形の秉燭を持ったローブの女性と行き合った。油を豊富に使っているところを見ると、この辺の土地は油が多く採れるのかもしれない。
間を開けてすれ違おうとしたら、相手が近寄って来る。
「あの、勇者さま方はご在室でしょうか?」
「はい」
「ありがとうございます」
どうやら勇者たちに用事のようだ。
例の奉仕の話か?
しかしメルリルの治療のためなのだから勇者たちに何かさせるというのは間違っているような気がする。
宿泊費という意味でなら確かに一蓮托生ではあるが。
あと、山の上にあった渦のようなものが気になる。
あれはおそらく魔力の類だろう。フォルテの認識で気になるということはそこそこ厄介な相手の予感がした。
ベッドが並ぶ部屋に行くと、メルリルが既に起きて所在無げに周囲を見回していた。
寝ていればいいのにとは思うが、知らない場所で心細かったのだろう。申し訳なく思う。
「メルリル」
具合が悪く寝ている者ばかりの場所なので、さすがの俺も気を使って小さな声で呼んだ。
「あ、ダスター」
「具合はどうだ?」
「はい。もうすっかり」
「いや、そういう治ったような気になったときが一番危ないんだ。だがまぁ、移動の許可はもらっているので部屋を移るか」
「はい」
嬉しそうだ。
一人は寂しかったのだろう。
すまなかった。
部屋に帰り着いたら既に先程の訪問者はいなかった。
「ただいま」
「あ、おかえりなさい」
聖女が嬉しそうに迎えてくれる。
まぁ主にメルリルを、だが。
「メルリルは下のベッド、私は上のベッドなんですよ。私、こんな高い場所にあるベッド、初めてで、あ、ごめんなさい。具合が悪いのにうるさくしてしまって」
「いいえ。ミュリアさまの声を聞いたら具合がよくなりました」
「メルリル、何か簡単に食べるか?」
楽しそうなところを悪いが、聞くべきことを聞いておく。
「いいえ。あの、白湯をいただけるとうれしいです」
「わかった」
今日は食べてないのに食欲がないということはやっぱりあまりまだ良くないのだろう。
言われた通り、湯を沸かすことにする。
「ダスターさん、後で」
「ああ、わかった」
聖騎士が声を掛けて来た。
訪問者の用事か。てか、また勇者の顔が仏頂面になっているぞ。
飯食った後はあんなに楽しそうだったのに、一瞬の幻だったか。
ベッドにメルリルと聖女を寝かせたあと、俺たちは板間で話し合いをすることとなった。
20
お気に入りに追加
9,276
あなたにおすすめの小説
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
私ではありませんから
三木谷夜宵
ファンタジー
とある王立学園の卒業パーティーで、カスティージョ公爵令嬢が第一王子から婚約破棄を言い渡される。理由は、王子が懇意にしている男爵令嬢への嫌がらせだった。カスティージョ公爵令嬢は冷静な態度で言った。「お話は判りました。婚約破棄の件、父と妹に報告させていただきます」「待て。父親は判るが、なぜ妹にも報告する必要があるのだ?」「だって、陛下の婚約者は私ではありませんから」
はじめて書いた婚約破棄もの。
カクヨムでも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。