前世でメロメロの呪いをかけた魔王様、生まれ変わった私は貴方のことを愛せません!!!

前世大賢者だったシャーロットは、魔王クロウの「人間と魔族が共に生きられる世界を作りたい」という夢を応援していた。
しかし「魔物は悪者だ」と考えていた勇者によって魔王が襲撃され、その時にジャーロット自身も命を落とすことになる。
魔王が野放しになれば、人間は恐怖の渦に巻き込まれると思い、「メロメロの呪い」をかけた。
自分と同じ人間にも悪さができないという意味も込めて。
本当は魔王と恋仲だったために「自分のことを忘れて欲しくない」という乙女心も隠れていたのだが……。

数百年後生まれ変わった大賢者は前世と同じシャーロットという名だったが「聖女」という役目を担っていた。
そして女神から受け取ったギフトが「絶対強者を産み落とす聖母」というもので!?!
今世では結ばれたいと思っていたけど、魔王との間に最強の子を産んじゃうんじゃ、結ばれちゃ駄目よね?!?!

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