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2章~同居(仮)~
捨て猫拾ったのとは訳が違う
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ヤバイ、心臓がすげぇ揺れてる。隣のエリーナは別に普通な感じにしてもらってる。
昔、捨て猫を拾った時があったけどもう全然、訳が違う、親から凄い目で見られたらどうしようか。
だっていきなり帰ってきてその日に女の子連れてくるってどんな息子だよ…
もう、家の前で二分位うろちょろしている。
よし、あと三秒で行くぞ!
三、二、い…
「うわ!か、母さん」
「あんた、隣にいるの誰?」
「えっとその実は…」
しまった、少し言い訳考えておけば良かった。なんだろういちばん良い言い訳は…
「誰なの?」
「えっと、実はその、か、彼女なんだ!」
「え、シンタロ?」
「あら、なんだもっと早く言ってくれれば良いのに、どこの国の方なの?」
「そんなこと良いから入れてくれない」
「あらやだ、ごめんなさい」
おお!うまくいった!でもエリーナがちょっと変な目でこっちを見ている様な…
「ところで彼女さんの名前は何ていうの?」
「私は、エリーナっていいますよろしくお願いします!」
「日本語、上手ねぇ、こちらこそ真太郎がいつもお世話に」
「母さん、本当にそんなこと良いから」
「はいはい」
よし、とりあえずはひとつ難所を越えられた。
かなり腹減ったな。
昔、捨て猫を拾った時があったけどもう全然、訳が違う、親から凄い目で見られたらどうしようか。
だっていきなり帰ってきてその日に女の子連れてくるってどんな息子だよ…
もう、家の前で二分位うろちょろしている。
よし、あと三秒で行くぞ!
三、二、い…
「うわ!か、母さん」
「あんた、隣にいるの誰?」
「えっとその実は…」
しまった、少し言い訳考えておけば良かった。なんだろういちばん良い言い訳は…
「誰なの?」
「えっと、実はその、か、彼女なんだ!」
「え、シンタロ?」
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