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5章 第4部 幽霊少女のウワサ
221話 荒野の戦闘
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「ッ!? でかいオオカミ型のガーディアン!?」
なんと見えたのは、軽装甲車を猛スピードで追ってくるメカメカしいオオカミ。しかもそのサイズはかなりでかく、この車両より一回り大きいレベルであった。
「マジッ!? なにあのサイズ! しかも速いし、このままじゃ追いつかれちゃうじゃん!?」
「迎撃しないとさすがにマズイよな」
レイジは刀をアイテムストレージから取りだし、手をかける。
いくら頑丈な装甲車でも、あの巨体の攻撃を受けたら確実に大ダメージが入ってしまう。なのでここは車から飛び降り、そのまま敵を抜刀のアビリティで切り捨てるべきだろう。
「くおん、あのオオカミ型のガーディアンの上に、もう一人いる」
「ほんとだ、なんか強そうなやつが乗ってやがるな」
よく見てみると大型のオオカミの背中には、フードをかぶり刀に手をかけている少女の姿が。
「ゆき、アクセルは踏んどくから、少しの間ハンドル操作任せた!」
花火はアクセルを踏んだまま、車内の窓から身を乗り出す。
「えぇ!? ゆき運転なんてしたことないぞぉ!?」
そしてゆきは助手席であわあわしながら、ハンドルを操作しようと。
「きゃはは、簡単だからなんとかなるっしょ! というわけで迎撃はウチが引き受けた! いっちょ、ぶちかますよ!」
気づけば花火の手には軽機関銃がにぎられていた。彼女は照準を大型のオオカミに向け、引き金を引き。
次の瞬間、けたましい銃撃音が鳴り響き、銃弾の薬莢が次々と落ちていく。そして一斉掃射された弾丸が大型のオオカミに襲いかかり。
「チッ! すばしっこいじゃん!」
だが銃弾の嵐を、走りながらも左右に移動し回避する大型オオカミ。
花火の銃は最大限カスタマイズされ、銃弾も特別性。ゆえに精度、威力どれをとってもヤバく、レイジでも下手すればやられてしまうほど。それを見事にかわしてみせる大型オオカミの操作性は、そうとうなもの。もはやレイジたちクラスのウデを持っているといっていい。
「消えろ」
大型のオオカミから声がしたかと思うと、相手は空高く跳躍。そのまま上空から軽装甲車めがけてとびかかってきた。
「ゆき、回避たのむよ!」
「どうやってぇ!? ええい、なるようになれだぁ!?」
ゆきはあわあわしながらも、なんとかハンドルをよこに切る。
それと同時にすぐ隣で激しい衝撃音が。どうやら大型オオカミの攻撃を、ギリギリ回避できたみたいだ。
「ふぅ、危機一髪だな。なっ!?」
安堵していると軽装甲車の上の方から、なにかが着地した音が。
「おい、もしかして!?」
「久遠、車の上に取りつかれた! こっちはこっちでなんとかするから、迎撃して!」
「おうよ!」
花火の指示にしたがい、ドアを開ける。そしてそのまますぐ軽装甲車の上にうまいこと飛びのいた。
すると車両の上には、先ほど大型オオカミの背中に乗っていた少女の姿が。彼女はまとっていたフードつきのマントを脱ぎ捨て、刀をさやから抜いた。
相手は物騒な雰囲気をただよわせる、黒髪の少女である。
(この子、できる……)
少女の隙のない構え。さらには凄ウデの者が持つ特有の重圧。そこからレイジと同等、もしかするとそれ以上の相手なのがわかった。
「ナツメ、対象を殲滅する」
ナツメは刀を振りかぶり、レイジへと斬りかかる。
「させるかよ!」
それに対しレイジも刀をさやから抜き、ナツメに立ち向かう。
夕暮れに染まる荒野の中、砂煙を上げながら猛スピードで駆け抜ける二つの影。そしてあたりに響き渡る無数の銃撃音が。
軽装甲車には、窓から身を乗り出し軽機関銃を掃射して迎撃する花火の姿。そして銃弾をかわしながら、車両を追い攻撃をしかけてくる機械仕掛けの大型のオオカミ。それを花火の指示にしたがい、ゆきがなんとかハンドルを切って回避を。地上ではそんな激しすぎるカーチェイスのような展開が、先ほどから繰り広げられていた。
もちろん苛烈な戦いは地上だけではない。軽装甲車の上でも思わず息をのむほどの激闘が。ただでさえ足場が少なく、さらに度々激しく揺れる車両の頭上。にもかかわらず幾度なく銀閃が舞い、火花を散らしているのだ。もはや少しでも近づけば斬られてしまうであろう剣戟の嵐が、そこにあった。
「はぁ!」
「アハハ!」
そして何度目かの斬撃の応酬のあと、レイジとナツメはつばぜり合いの状態に。
(ナツメっていったけ。なんて剣筋だ……)
彼女の剣筋はとにかく鋭い。精確に相手の急所を絶ちしとめる、まさに暗殺者といっていい太刀筋なのだ。ナイフのような取り扱いやすい武器ならまだしも、刀でここまでやれるとは。そのあまりの技量の高さに、驚きを隠せない。
「アハハ、なんて斬りがいがある敵。たまらない。早く斬らせて!」
どこか狂気の染まった瞳で、怖いことを口にするナツメ。
(あとこの子も戦闘狂のたぐいだ!? しかも斬ることに酔いしれる、ちょっとヤバげなやつの……)
一瞬レイジやアリスと同じ闘争そのものを楽しむタイプと思いきや、斬り結んだ感じそうでもないらしい。どうやら相手を斬り捨てることに快感を覚え、執着するタイプのようだ。
「ははは、わるいが、斬られるわけにはいかないな。あと、そろそろ決めさせてもらうぞ。このままだとあのオオカミにいつ車両を破壊されるか、わかったもんじゃないからな」
レイジはつばぜり合いの状態から、敵を引きはがし下がった。そしてさやに刀を納め抜刀のアビリティを起動しようとする。
もはやレイジは完全に決める気。まず足場の少ない車両上ゆえ、この超斬撃を回避することは難しい。あと彼女のデュエルアバターは、レイジと同じ機動力重視のタイプ。なのでそこまでパワーは出せず、受け止めるといった芸当もできないはずだ。なのでアーネスト・ウェルべリックのような天賦の才がない限り、凌ぐことは不可能。このまま押し切れると踏んでいた。たとえ相手が車両から飛び降りやり過ごそうとしても、それは返ってチャンスにほかならない。敵が体制をくずしているところを、確実にとらえてみせるのだから。
(まあ、得体のしれない相手だし、念には念を入れてと)
さらにレイジはダメ押しで、叢雲抜刀陰術、その中でも最強威力を誇る技を使う気でいた。
今襲ってきているオオカミは見た感じ、かなりのスペック。それとやりあうにあたり、ナツメの横やりは非常に危険。少し隙を見せれば、彼女の暗殺に特化した剣の餌食になりかねないのだから。ゆえにここは出し惜しみせず、確実に敵の数を減らすことにしたという。
ちょうど敵のオオカミは、花火が取り出したミサイルランチャーの一撃を回避するために、車両から距離をとったところ。助けにはこれないはずだ。
「いいよ、そっちがその気なら」
対してナツメは上段の構えをとり、大ぶりの一撃を放とうと。
どうやら相手はレイジの一撃を、真っ向から受け止める気らしい。だがそれはあまりにも無謀。レイジは通常の抜刀だけでなく、ダメ押しの最強威力の技で決める気なのだ。たとえアビリティを使うとしても、それ相応の威力なしにはこの超斬撃に歯が立たないはず。
(受け止める気かよ!? ははは、おもしろい、なら遠慮なく断ち切らせてもらうぞ!)
そのまま刀をにぎる手に、力を入れて動く。間合いを詰め、抜刀しようと。
「叢雲抜刀陰術、四の型、死閃絶刀!」
レイジが放ったのは抜刀のアビリティ時に付加できる追加のブーストを、筋力ステータスにかけることで繰り出せる技。通常をはるかに超えるパワーと超斬撃のコラボレーションゆえ、その威力は絶大。暴虐の一刀としていかなるものもねじ伏せるであろう、叢雲抜刀陰術最高威力を誇る絶技なのであった。
対してナツメはニヤリと笑みを浮かべ。
「黒炎よ、斬り捨てろ!」
「なっ!? なに!?」
あまりの事態に驚愕するしかない。なんとナツメの振り上げていた刀に、突然黒い炎がまとわり出したのだ。その炎の正体をレイジは知っていた。災禍の魔女の森羅が、そしてレイジ自身使ったことがある力。すべてを飲み込むほどの禍々しい黒い炎、そのものだったのだから。
そしてぶつかり合う死閃絶刀と、いかなるものも破壊しつくすことに特化した黒炎の斬撃。両者の渾身の一撃が激突し。
黒炎の一太刀が軽装甲車を上から破壊しつくすのであった。
なんと見えたのは、軽装甲車を猛スピードで追ってくるメカメカしいオオカミ。しかもそのサイズはかなりでかく、この車両より一回り大きいレベルであった。
「マジッ!? なにあのサイズ! しかも速いし、このままじゃ追いつかれちゃうじゃん!?」
「迎撃しないとさすがにマズイよな」
レイジは刀をアイテムストレージから取りだし、手をかける。
いくら頑丈な装甲車でも、あの巨体の攻撃を受けたら確実に大ダメージが入ってしまう。なのでここは車から飛び降り、そのまま敵を抜刀のアビリティで切り捨てるべきだろう。
「くおん、あのオオカミ型のガーディアンの上に、もう一人いる」
「ほんとだ、なんか強そうなやつが乗ってやがるな」
よく見てみると大型のオオカミの背中には、フードをかぶり刀に手をかけている少女の姿が。
「ゆき、アクセルは踏んどくから、少しの間ハンドル操作任せた!」
花火はアクセルを踏んだまま、車内の窓から身を乗り出す。
「えぇ!? ゆき運転なんてしたことないぞぉ!?」
そしてゆきは助手席であわあわしながら、ハンドルを操作しようと。
「きゃはは、簡単だからなんとかなるっしょ! というわけで迎撃はウチが引き受けた! いっちょ、ぶちかますよ!」
気づけば花火の手には軽機関銃がにぎられていた。彼女は照準を大型のオオカミに向け、引き金を引き。
次の瞬間、けたましい銃撃音が鳴り響き、銃弾の薬莢が次々と落ちていく。そして一斉掃射された弾丸が大型のオオカミに襲いかかり。
「チッ! すばしっこいじゃん!」
だが銃弾の嵐を、走りながらも左右に移動し回避する大型オオカミ。
花火の銃は最大限カスタマイズされ、銃弾も特別性。ゆえに精度、威力どれをとってもヤバく、レイジでも下手すればやられてしまうほど。それを見事にかわしてみせる大型オオカミの操作性は、そうとうなもの。もはやレイジたちクラスのウデを持っているといっていい。
「消えろ」
大型のオオカミから声がしたかと思うと、相手は空高く跳躍。そのまま上空から軽装甲車めがけてとびかかってきた。
「ゆき、回避たのむよ!」
「どうやってぇ!? ええい、なるようになれだぁ!?」
ゆきはあわあわしながらも、なんとかハンドルをよこに切る。
それと同時にすぐ隣で激しい衝撃音が。どうやら大型オオカミの攻撃を、ギリギリ回避できたみたいだ。
「ふぅ、危機一髪だな。なっ!?」
安堵していると軽装甲車の上の方から、なにかが着地した音が。
「おい、もしかして!?」
「久遠、車の上に取りつかれた! こっちはこっちでなんとかするから、迎撃して!」
「おうよ!」
花火の指示にしたがい、ドアを開ける。そしてそのまますぐ軽装甲車の上にうまいこと飛びのいた。
すると車両の上には、先ほど大型オオカミの背中に乗っていた少女の姿が。彼女はまとっていたフードつきのマントを脱ぎ捨て、刀をさやから抜いた。
相手は物騒な雰囲気をただよわせる、黒髪の少女である。
(この子、できる……)
少女の隙のない構え。さらには凄ウデの者が持つ特有の重圧。そこからレイジと同等、もしかするとそれ以上の相手なのがわかった。
「ナツメ、対象を殲滅する」
ナツメは刀を振りかぶり、レイジへと斬りかかる。
「させるかよ!」
それに対しレイジも刀をさやから抜き、ナツメに立ち向かう。
夕暮れに染まる荒野の中、砂煙を上げながら猛スピードで駆け抜ける二つの影。そしてあたりに響き渡る無数の銃撃音が。
軽装甲車には、窓から身を乗り出し軽機関銃を掃射して迎撃する花火の姿。そして銃弾をかわしながら、車両を追い攻撃をしかけてくる機械仕掛けの大型のオオカミ。それを花火の指示にしたがい、ゆきがなんとかハンドルを切って回避を。地上ではそんな激しすぎるカーチェイスのような展開が、先ほどから繰り広げられていた。
もちろん苛烈な戦いは地上だけではない。軽装甲車の上でも思わず息をのむほどの激闘が。ただでさえ足場が少なく、さらに度々激しく揺れる車両の頭上。にもかかわらず幾度なく銀閃が舞い、火花を散らしているのだ。もはや少しでも近づけば斬られてしまうであろう剣戟の嵐が、そこにあった。
「はぁ!」
「アハハ!」
そして何度目かの斬撃の応酬のあと、レイジとナツメはつばぜり合いの状態に。
(ナツメっていったけ。なんて剣筋だ……)
彼女の剣筋はとにかく鋭い。精確に相手の急所を絶ちしとめる、まさに暗殺者といっていい太刀筋なのだ。ナイフのような取り扱いやすい武器ならまだしも、刀でここまでやれるとは。そのあまりの技量の高さに、驚きを隠せない。
「アハハ、なんて斬りがいがある敵。たまらない。早く斬らせて!」
どこか狂気の染まった瞳で、怖いことを口にするナツメ。
(あとこの子も戦闘狂のたぐいだ!? しかも斬ることに酔いしれる、ちょっとヤバげなやつの……)
一瞬レイジやアリスと同じ闘争そのものを楽しむタイプと思いきや、斬り結んだ感じそうでもないらしい。どうやら相手を斬り捨てることに快感を覚え、執着するタイプのようだ。
「ははは、わるいが、斬られるわけにはいかないな。あと、そろそろ決めさせてもらうぞ。このままだとあのオオカミにいつ車両を破壊されるか、わかったもんじゃないからな」
レイジはつばぜり合いの状態から、敵を引きはがし下がった。そしてさやに刀を納め抜刀のアビリティを起動しようとする。
もはやレイジは完全に決める気。まず足場の少ない車両上ゆえ、この超斬撃を回避することは難しい。あと彼女のデュエルアバターは、レイジと同じ機動力重視のタイプ。なのでそこまでパワーは出せず、受け止めるといった芸当もできないはずだ。なのでアーネスト・ウェルべリックのような天賦の才がない限り、凌ぐことは不可能。このまま押し切れると踏んでいた。たとえ相手が車両から飛び降りやり過ごそうとしても、それは返ってチャンスにほかならない。敵が体制をくずしているところを、確実にとらえてみせるのだから。
(まあ、得体のしれない相手だし、念には念を入れてと)
さらにレイジはダメ押しで、叢雲抜刀陰術、その中でも最強威力を誇る技を使う気でいた。
今襲ってきているオオカミは見た感じ、かなりのスペック。それとやりあうにあたり、ナツメの横やりは非常に危険。少し隙を見せれば、彼女の暗殺に特化した剣の餌食になりかねないのだから。ゆえにここは出し惜しみせず、確実に敵の数を減らすことにしたという。
ちょうど敵のオオカミは、花火が取り出したミサイルランチャーの一撃を回避するために、車両から距離をとったところ。助けにはこれないはずだ。
「いいよ、そっちがその気なら」
対してナツメは上段の構えをとり、大ぶりの一撃を放とうと。
どうやら相手はレイジの一撃を、真っ向から受け止める気らしい。だがそれはあまりにも無謀。レイジは通常の抜刀だけでなく、ダメ押しの最強威力の技で決める気なのだ。たとえアビリティを使うとしても、それ相応の威力なしにはこの超斬撃に歯が立たないはず。
(受け止める気かよ!? ははは、おもしろい、なら遠慮なく断ち切らせてもらうぞ!)
そのまま刀をにぎる手に、力を入れて動く。間合いを詰め、抜刀しようと。
「叢雲抜刀陰術、四の型、死閃絶刀!」
レイジが放ったのは抜刀のアビリティ時に付加できる追加のブーストを、筋力ステータスにかけることで繰り出せる技。通常をはるかに超えるパワーと超斬撃のコラボレーションゆえ、その威力は絶大。暴虐の一刀としていかなるものもねじ伏せるであろう、叢雲抜刀陰術最高威力を誇る絶技なのであった。
対してナツメはニヤリと笑みを浮かべ。
「黒炎よ、斬り捨てろ!」
「なっ!? なに!?」
あまりの事態に驚愕するしかない。なんとナツメの振り上げていた刀に、突然黒い炎がまとわり出したのだ。その炎の正体をレイジは知っていた。災禍の魔女の森羅が、そしてレイジ自身使ったことがある力。すべてを飲み込むほどの禍々しい黒い炎、そのものだったのだから。
そしてぶつかり合う死閃絶刀と、いかなるものも破壊しつくすことに特化した黒炎の斬撃。両者の渾身の一撃が激突し。
黒炎の一太刀が軽装甲車を上から破壊しつくすのであった。
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