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9 神様の円盤投げ
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無事に水源を設置することに成功し、俺はこの星で生き延びる手段を手に入れた。
しかし――
「やっぱり、家が欲しいな……」
俺は目を覚まし、ムクリと起き上がった。
もちろん、寝ていたのはベッドでは無い。
野ざらしの荒れ果てた岩の平原で、俺は相棒のアイと雑魚寝をしていたのだ。
「私はナユタ様と一緒に寝れるなら、どんな所でも良いですよ? ほら、外でするのもオツで良いものでしょう?」
「お前なぁ……」
ここだけの話……昨晩、俺はアイに襲われ、貪られた。「メンテナンスを始めますよ~」と呑気な声に騙され、脱がされ……食べられたのだ。
主人であるはずの俺の制止も聞かず、ケダモノとなったアイは……うん、凄かった。もはやどっちが主人かも分からないほどに、俺は導かれ……うん、良かったです。
取り敢えずオプション料金無しでメイド服美女とできただけでも、俺は神になって良かったと思えるほどに。
ちなみに夜の運動のお陰か、身体能力がレベルⅡにまで上がっていた。
「でも確かに今は良いですが、いずれ他の住人たちも創造するのであれば、家はいずれ必要となりますわね……」
メイド服に付いた土埃を払いながら、アイはうーんと悩み始めた。
「あ、アレがありました! ナユタ様!」
「なんだ? またスマホを開けばいいのか?」
ゼウスメーカーというアプリには様々な機能が搭載されている。
気候変動の様子や食品のデリバリー、昨日水源をゲットしたアクアトラクションのように、神のアイテムを得られる各種ゲームが入っているのだ。
「ちょっと見せてくださいね……あ、ありました! この『ホームグラウンド』というアプリです!」
「『ホームグラウンド』? なんだ、海の次は陸上の競技か……」
昨日の海上アトラクションで障害物に殺されかけた記憶が脳裏をよぎる。
ウォーターカッター並みの水鉄砲に身体に穴をあけられたり、激流プールで溺死させられかけたり。
今度は一体どんな殺人アトラクションが俺を襲うのかと思うと、思わず身体がブルリと震える。
「でもまぁ、俺には聖水があるからどうにかなっちゃうんだよなぁ」
最初はお猪口サイズだった聖杯も今では噴水となり、溢れるほどの水が流れ出ている。
伸縮自在、移動可能になっているものの、取り敢えず今は岩肌のちょっと盆地になっている部分に野ざらし状態だ。聖なる水も、そのまま川のように海へと流れていってしまっている。
それでも回復薬としての効果は抜群で、回復の泉となったその場所に入ればどんな傷も疲労も回復出来る。コイツのお陰で俺は昨晩、アイと何度も何度も……ってそういう話じゃなかったな。
「じゃあ、さっそく始めますかね……ポチっとホイ」
『何もない広い陸地を向いてください』との表示に従って、適当に空き地になっている場所を向く。
何かをサーチしたかと思った瞬間、俺の左眼からグアッっとビームが射出された。
「昨日もそうだったけど、自分からアイビームって慣れないなぁ」
「そうですか? そのうち指から鋭利な爪が出たり、未来予知が出来るようになるかもしれませんよ?」
それはそれで楽しそうだけど、俺ひとりっていうのが寂しいよな。異能力モノっていうのは、他にも使う人間がいてこそ光るんだ。
そんな会話をしているうちに、小さ目な陸上競技場が出来上がった。
うん、やっぱり陸上種目をやらされるハメになりそうだな……。
アイと一緒にアリーナへと入場すると、そこにはテレビでよく見かける光景が広がっていた。
四百メートルのトラックやハードル、幅跳びの砂場などが既にセッティングされ、俺たちを待っている。
「えーっと、これは何をすればいいんだ?」
「このホームグラウンドでは地球でもあった陸上七種競技で一定のスコアを越えることでクリアとなる……みたいですね」
「……コレをか?」
「はい!」
陸上の七種競技と言えば、百メートルハードル、走り高跳び、砲丸投げ、走り幅跳び、やり投げ、二百メートル及び八百メートル走の混成種目である。
たしかに、やり方は見れば何となく分かる。
だけど砲丸投げや走り高跳びなんて技術、俺には無いから得点なんて求められても達成できる気がしない。
「大丈夫ですよ! 時間なら幾らでもありますから!」
「……家に住めるのは何年先になるかなぁ」
結果的に言えば――走る競技は割と簡単にクリアすることが出来た。
昨日のアトラクションで身体能力レベルⅡにまで上がっていたこともあって、アスリートを越えて超人レベルで動けるようになっていたのだ。
「まさか自分が百メートル走で、九秒を切る日が来るとは思わなかったわ……」
「すごい! 凄いですよナユタ様!! これなら立派な神様になれる日も、そう遠くないですよ!!」
跳躍も助走無しで二メートルを超え、砲丸も槍も場外へ飛び出した。見た目は相変わらず童顔で華奢な身体なのに、不思議な力が漲っている。
「よしっ、クリア報酬はタイタンの指揮棒だ! 地面を均したり、簡単な石造りの家が作れるらしいぞ!」
俺の右手には謎の鉱物で出来た指揮棒が握られている。
取り敢えずこれさえあれば、あのゴツゴツとした岩だらけの土地をもっと住みやすい環境へと変えることが出来るに違いない!!
「まぁ……どうせこのアプリのことだから、またレベルアップが必要なんだろ?」
「えぇ、そのようですね!」
「じゃあ……」
「次は十種競技です! これからが本番ですよ!!」
あぁ……やっぱり。
でも流石に陸上で死にそうな目に遭うことは無い……よな!?
……駄目でした。
「どうして、砲丸が俺よりデカいんだ……どうして、投げた円盤がフリスビーみたいに俺に帰って来るんだ……」
俺の強化されたはずの身体は幾度となく吹き飛び、潰され、ボロボロとなっていった。
その度にアイが回復の泉に俺を担ぎこみ、投げ入れるというループ。
いやー、マジで回復の泉便利。
最初にアレを作っておいて良かった……。
既に身体能力がレベルⅢを飛び越え、Ⅳとなっている。
アイいわく、俺の身体は既に人間の限界を越えたらしい。だが生物レベルで言えばレベルⅤを越えないと、到底神にはなれないとも言っていた。
ちなみに地球や他の世界の神たちは当然超えている。本当に異次元のレベルだ。
まぁ俺はこの世界から出るつもりもないし、他の神と関わり合いになる予定も無い。
俺はこの星で最低限のスローライフをしながら、美女のアイとイチャイチャできればそれでいいんだ。
そしてタイタンの指揮棒も俺と共に進化し、神秘的なブルーのグラデーションに輝いている。
素材はタングステンに近いような感じで、適度な重さと長さが手にしっくりとくる逸品となった。なんだか魔法使いにでもなった気分だ。
……魔法は使えないけど。
でもこれで、ハウジングが出来るようになったぞ!!
「やりましたね、ナユタ様! おうちで思う存分、イチャイチャできますよ!」
……やったぜ!!
◇現在のデータ◇
日付:二日目
世界レベル:Ⅰ
身体データ:身体能力レベルⅣ
環境:デフォルトモード(二六℃、晴れ、空気正常)【残り二九日】
設備:噴水型水源
人:アイ
所持物:スマホ、スーツ、買い物袋、鞄
ゼウスポイント:六〇〇〇〇pt
To_be_continued....
しかし――
「やっぱり、家が欲しいな……」
俺は目を覚まし、ムクリと起き上がった。
もちろん、寝ていたのはベッドでは無い。
野ざらしの荒れ果てた岩の平原で、俺は相棒のアイと雑魚寝をしていたのだ。
「私はナユタ様と一緒に寝れるなら、どんな所でも良いですよ? ほら、外でするのもオツで良いものでしょう?」
「お前なぁ……」
ここだけの話……昨晩、俺はアイに襲われ、貪られた。「メンテナンスを始めますよ~」と呑気な声に騙され、脱がされ……食べられたのだ。
主人であるはずの俺の制止も聞かず、ケダモノとなったアイは……うん、凄かった。もはやどっちが主人かも分からないほどに、俺は導かれ……うん、良かったです。
取り敢えずオプション料金無しでメイド服美女とできただけでも、俺は神になって良かったと思えるほどに。
ちなみに夜の運動のお陰か、身体能力がレベルⅡにまで上がっていた。
「でも確かに今は良いですが、いずれ他の住人たちも創造するのであれば、家はいずれ必要となりますわね……」
メイド服に付いた土埃を払いながら、アイはうーんと悩み始めた。
「あ、アレがありました! ナユタ様!」
「なんだ? またスマホを開けばいいのか?」
ゼウスメーカーというアプリには様々な機能が搭載されている。
気候変動の様子や食品のデリバリー、昨日水源をゲットしたアクアトラクションのように、神のアイテムを得られる各種ゲームが入っているのだ。
「ちょっと見せてくださいね……あ、ありました! この『ホームグラウンド』というアプリです!」
「『ホームグラウンド』? なんだ、海の次は陸上の競技か……」
昨日の海上アトラクションで障害物に殺されかけた記憶が脳裏をよぎる。
ウォーターカッター並みの水鉄砲に身体に穴をあけられたり、激流プールで溺死させられかけたり。
今度は一体どんな殺人アトラクションが俺を襲うのかと思うと、思わず身体がブルリと震える。
「でもまぁ、俺には聖水があるからどうにかなっちゃうんだよなぁ」
最初はお猪口サイズだった聖杯も今では噴水となり、溢れるほどの水が流れ出ている。
伸縮自在、移動可能になっているものの、取り敢えず今は岩肌のちょっと盆地になっている部分に野ざらし状態だ。聖なる水も、そのまま川のように海へと流れていってしまっている。
それでも回復薬としての効果は抜群で、回復の泉となったその場所に入ればどんな傷も疲労も回復出来る。コイツのお陰で俺は昨晩、アイと何度も何度も……ってそういう話じゃなかったな。
「じゃあ、さっそく始めますかね……ポチっとホイ」
『何もない広い陸地を向いてください』との表示に従って、適当に空き地になっている場所を向く。
何かをサーチしたかと思った瞬間、俺の左眼からグアッっとビームが射出された。
「昨日もそうだったけど、自分からアイビームって慣れないなぁ」
「そうですか? そのうち指から鋭利な爪が出たり、未来予知が出来るようになるかもしれませんよ?」
それはそれで楽しそうだけど、俺ひとりっていうのが寂しいよな。異能力モノっていうのは、他にも使う人間がいてこそ光るんだ。
そんな会話をしているうちに、小さ目な陸上競技場が出来上がった。
うん、やっぱり陸上種目をやらされるハメになりそうだな……。
アイと一緒にアリーナへと入場すると、そこにはテレビでよく見かける光景が広がっていた。
四百メートルのトラックやハードル、幅跳びの砂場などが既にセッティングされ、俺たちを待っている。
「えーっと、これは何をすればいいんだ?」
「このホームグラウンドでは地球でもあった陸上七種競技で一定のスコアを越えることでクリアとなる……みたいですね」
「……コレをか?」
「はい!」
陸上の七種競技と言えば、百メートルハードル、走り高跳び、砲丸投げ、走り幅跳び、やり投げ、二百メートル及び八百メートル走の混成種目である。
たしかに、やり方は見れば何となく分かる。
だけど砲丸投げや走り高跳びなんて技術、俺には無いから得点なんて求められても達成できる気がしない。
「大丈夫ですよ! 時間なら幾らでもありますから!」
「……家に住めるのは何年先になるかなぁ」
結果的に言えば――走る競技は割と簡単にクリアすることが出来た。
昨日のアトラクションで身体能力レベルⅡにまで上がっていたこともあって、アスリートを越えて超人レベルで動けるようになっていたのだ。
「まさか自分が百メートル走で、九秒を切る日が来るとは思わなかったわ……」
「すごい! 凄いですよナユタ様!! これなら立派な神様になれる日も、そう遠くないですよ!!」
跳躍も助走無しで二メートルを超え、砲丸も槍も場外へ飛び出した。見た目は相変わらず童顔で華奢な身体なのに、不思議な力が漲っている。
「よしっ、クリア報酬はタイタンの指揮棒だ! 地面を均したり、簡単な石造りの家が作れるらしいぞ!」
俺の右手には謎の鉱物で出来た指揮棒が握られている。
取り敢えずこれさえあれば、あのゴツゴツとした岩だらけの土地をもっと住みやすい環境へと変えることが出来るに違いない!!
「まぁ……どうせこのアプリのことだから、またレベルアップが必要なんだろ?」
「えぇ、そのようですね!」
「じゃあ……」
「次は十種競技です! これからが本番ですよ!!」
あぁ……やっぱり。
でも流石に陸上で死にそうな目に遭うことは無い……よな!?
……駄目でした。
「どうして、砲丸が俺よりデカいんだ……どうして、投げた円盤がフリスビーみたいに俺に帰って来るんだ……」
俺の強化されたはずの身体は幾度となく吹き飛び、潰され、ボロボロとなっていった。
その度にアイが回復の泉に俺を担ぎこみ、投げ入れるというループ。
いやー、マジで回復の泉便利。
最初にアレを作っておいて良かった……。
既に身体能力がレベルⅢを飛び越え、Ⅳとなっている。
アイいわく、俺の身体は既に人間の限界を越えたらしい。だが生物レベルで言えばレベルⅤを越えないと、到底神にはなれないとも言っていた。
ちなみに地球や他の世界の神たちは当然超えている。本当に異次元のレベルだ。
まぁ俺はこの世界から出るつもりもないし、他の神と関わり合いになる予定も無い。
俺はこの星で最低限のスローライフをしながら、美女のアイとイチャイチャできればそれでいいんだ。
そしてタイタンの指揮棒も俺と共に進化し、神秘的なブルーのグラデーションに輝いている。
素材はタングステンに近いような感じで、適度な重さと長さが手にしっくりとくる逸品となった。なんだか魔法使いにでもなった気分だ。
……魔法は使えないけど。
でもこれで、ハウジングが出来るようになったぞ!!
「やりましたね、ナユタ様! おうちで思う存分、イチャイチャできますよ!」
……やったぜ!!
◇現在のデータ◇
日付:二日目
世界レベル:Ⅰ
身体データ:身体能力レベルⅣ
環境:デフォルトモード(二六℃、晴れ、空気正常)【残り二九日】
設備:噴水型水源
人:アイ
所持物:スマホ、スーツ、買い物袋、鞄
ゼウスポイント:六〇〇〇〇pt
To_be_continued....
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