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第9話:一体どうなっているのでしょうか?
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「アルフレッド殿とクリスティーヌ嬢は、とても仲睦まじいのだね。さっきからずっと寄り添っているし」
私達の仲睦まじい姿を見たカロイド殿下が呟いた。そうだろう、私たちはとても仲良しなのだ!
「申し訳ございません、殿下の前だったので、これでも自粛していたつもりだったのですが。殿下のおっしゃる通り、私達は愛し合っておりますし、いずれ結婚する予定でおります。今アルフレッド様は、次期公爵になる為、父の指導の下勉学に励んでおられますの。ね、アルフレッド様」
「はい、私とクリスティーヌは、既に婚約する事が確定しております。ですので、どうかクリスティーヌの事は…」
「ねえ、アルフレッド殿、君は非常に優秀だと聞いているよ。どうだい?僕の妹、カリーナは。実はカリーナが、君を気に入っているんだよ。以前夜会で助けてもらった事があったとの事でね」
なんと!カリーナ殿下はアルフレッド様の事が好きなの?一体どういう事?訳が分からず、カロイド殿下とアルフレッド様の顔を交互に見る。
「確かに以前、カリーナ殿下から好意を寄せられるようなお言葉を頂いた事はございます。ですが、私はクリスティーヌを心より愛しておりますので、丁重にお断りさせて頂きました」
なんと!アルフレッド様はカリーナ殿下の好意を知っていて、断りを入れていたですって!そんな事、漫画には描かれていなかったわ。一体どういう事なの?
「なるほど…分かったよ。そう言えば来月から、貴族学院が始まるね。僕も妹も、君たちに会うのを楽しみにしているんだ。今は2人とも、一つ屋根の下にいるから、お互い依存している部分があるかもしれない。でも、外の世界に出たらどうだろうね。特にクリスティーヌ嬢は、以前会った時と言っている事や行動が、180度違うから…」
ニヤリと笑ったカロイド殿下。やっぱりこの男、腹黒いんだわ!なんて感じが悪いのかしら?
「たとえ生活が変わったとしても、私のアルフレッド様への愛が色あせる事はありせんわ。たとえ何があったとしても!」
私は前世からずっと、アルフレッド様を心から愛していたのよ!彼の為ならたとえ火の中水の中!神様が与えて下さったこのチャンス、何が何でも私は逃がすつもりはない。私の全人生をかけて、アルフレッド様を絶対に幸せにして見せる!こんな腹黒性悪王太子なんかに、壊されてたまるものですか。
「すごい気迫だね。増々気に入ったよ…それじゃあ、僕はもう帰ろうかな。クリスティーヌ嬢、また来月、学院で会おう」
胡散臭いスマイルを向け、部屋から出ていく腹黒王太子。もう二度と我が家に来るなよ!そう心の中で暴言を吐きつつ
「アルフレッド様、殿下がお帰りですわ。一緒にお見送りをいたしましょう」
不安そうな顔をしているアルフレッド様の手を取り、部屋を出ていく。
「お見送りありがとう。それじゃあね」
馬車に乗り込む殿下を見送る。今日はさすがに疲れたわ。
「クリスティーヌ、大丈夫かい?随分と疲れた顔をしているけれど。それから、カリーナ殿下の事だけれど、本当に僕たちは何にもないんだ。それだけは分かって欲しい!」
「カリーナ殿下が一方的にアルフレッド様に好意を抱いているという事ですよね。アルフレッド様はとても魅力的な男性ですもの。カリーナ殿下が興味を持っても仕方がありませんわ。私もカリーナ殿下にアルフレッド様を取られない様に、気を引き締めて行かないといけませんわね」
「クリスティーヌはそのままで十分素敵だよ。それに僕は、カリスティーヌさえ傍にいてくれたらそれだけで幸せなんだ」
「私も、アルフレッド様さえいらっしゃれば幸せですわ。アルフレッド様、今日は私がずっと傍におりますので、どうかご安心ください」
本当は今すぐ物語を整理したいところだが、今は不安そうにしているアルフレッド様を落ち着かせることが専決だ。そう思い、彼の手を取り屋敷に戻ってきた。
「クリスティーヌ、いくらアルフレッドが気になるからといって、殿下を蔑ろにするとはどういう事だ。殿下はお優しい方だから、笑って許してくれていたが。とにかく、お前は公爵令嬢なんだ。もう少し立場をわきまえて行動しろ」
待ち構えていたお父様に怒られた。
「あら、私はただ、自分の気持ちを正直にカロイド殿下に伝えたまでですわ。第一あの男、性格の悪さがにじみ出ておりましたわ。偽善の顔を被った腹黒男なのです」
「こら、クリスティーヌ!お前は少し口の利き方をわきまえろ!とにかくあまりカロイド殿下に無礼を働くな。いいな、分かったな!」
「分かりました。それでしたらカロイド殿下に、私は失礼な女なので、どうか近づかないで下さいと、お父様から頼んでください。はっきり言って、カロイド殿下が近づいてこなければ、私も無礼を働く事はありませんから」
そう笑顔で伝えた。
「全く、クリスティーヌは…いつからこんな娘になったのだろう…少し前までは、大人しくて上品な娘だったのに…」
ブツブツと訳の分からない事を呟きながら、フラフラと去っていくお父様。残念ながら私は、前世の記憶を手に入れたのだ。今までのクリスティーヌと全く違う人格がいるのだから、性格が変わるのも致し方ない。でも、もしかしてアルフレッド様も…
「あの、アルフレッド様、もしかしてアルフレッド様も、今の私は嫌ですか?その…性格が少し変わってしまいましたので…」
近くにいたアルフレッド様に向かって問いかけた。
「クリスティーヌの性格が変わった?いいや…変わっていないよ…むしろ昔の君に戻ったみたいだ。僕はずっと、昔の君に戻って欲しいと願っていた。だから再び僕を受け入れてくれた事が、嬉しくてたまらないんだ。どうかそのままでいて欲しい」
そう言うと、悲しそうに笑ったアルフレッド様。少し前の私のせいで、アルフレッド様は心に深い傷を負ってしまったのね。
「ごめんなさい、アルフレッド様。少し前の私は本当に大バカ者だったのですわ。でもこれからは、心を入れ替えましたのでご安心ください。さあ、今日はずっと一緒に過ごしましょう」
その言葉通り、その日はずっとアルフレッド様と一緒に過ごしたのだった。
※次回、アルフレッド視点です。
よろしくお願いします。
私達の仲睦まじい姿を見たカロイド殿下が呟いた。そうだろう、私たちはとても仲良しなのだ!
「申し訳ございません、殿下の前だったので、これでも自粛していたつもりだったのですが。殿下のおっしゃる通り、私達は愛し合っておりますし、いずれ結婚する予定でおります。今アルフレッド様は、次期公爵になる為、父の指導の下勉学に励んでおられますの。ね、アルフレッド様」
「はい、私とクリスティーヌは、既に婚約する事が確定しております。ですので、どうかクリスティーヌの事は…」
「ねえ、アルフレッド殿、君は非常に優秀だと聞いているよ。どうだい?僕の妹、カリーナは。実はカリーナが、君を気に入っているんだよ。以前夜会で助けてもらった事があったとの事でね」
なんと!カリーナ殿下はアルフレッド様の事が好きなの?一体どういう事?訳が分からず、カロイド殿下とアルフレッド様の顔を交互に見る。
「確かに以前、カリーナ殿下から好意を寄せられるようなお言葉を頂いた事はございます。ですが、私はクリスティーヌを心より愛しておりますので、丁重にお断りさせて頂きました」
なんと!アルフレッド様はカリーナ殿下の好意を知っていて、断りを入れていたですって!そんな事、漫画には描かれていなかったわ。一体どういう事なの?
「なるほど…分かったよ。そう言えば来月から、貴族学院が始まるね。僕も妹も、君たちに会うのを楽しみにしているんだ。今は2人とも、一つ屋根の下にいるから、お互い依存している部分があるかもしれない。でも、外の世界に出たらどうだろうね。特にクリスティーヌ嬢は、以前会った時と言っている事や行動が、180度違うから…」
ニヤリと笑ったカロイド殿下。やっぱりこの男、腹黒いんだわ!なんて感じが悪いのかしら?
「たとえ生活が変わったとしても、私のアルフレッド様への愛が色あせる事はありせんわ。たとえ何があったとしても!」
私は前世からずっと、アルフレッド様を心から愛していたのよ!彼の為ならたとえ火の中水の中!神様が与えて下さったこのチャンス、何が何でも私は逃がすつもりはない。私の全人生をかけて、アルフレッド様を絶対に幸せにして見せる!こんな腹黒性悪王太子なんかに、壊されてたまるものですか。
「すごい気迫だね。増々気に入ったよ…それじゃあ、僕はもう帰ろうかな。クリスティーヌ嬢、また来月、学院で会おう」
胡散臭いスマイルを向け、部屋から出ていく腹黒王太子。もう二度と我が家に来るなよ!そう心の中で暴言を吐きつつ
「アルフレッド様、殿下がお帰りですわ。一緒にお見送りをいたしましょう」
不安そうな顔をしているアルフレッド様の手を取り、部屋を出ていく。
「お見送りありがとう。それじゃあね」
馬車に乗り込む殿下を見送る。今日はさすがに疲れたわ。
「クリスティーヌ、大丈夫かい?随分と疲れた顔をしているけれど。それから、カリーナ殿下の事だけれど、本当に僕たちは何にもないんだ。それだけは分かって欲しい!」
「カリーナ殿下が一方的にアルフレッド様に好意を抱いているという事ですよね。アルフレッド様はとても魅力的な男性ですもの。カリーナ殿下が興味を持っても仕方がありませんわ。私もカリーナ殿下にアルフレッド様を取られない様に、気を引き締めて行かないといけませんわね」
「クリスティーヌはそのままで十分素敵だよ。それに僕は、カリスティーヌさえ傍にいてくれたらそれだけで幸せなんだ」
「私も、アルフレッド様さえいらっしゃれば幸せですわ。アルフレッド様、今日は私がずっと傍におりますので、どうかご安心ください」
本当は今すぐ物語を整理したいところだが、今は不安そうにしているアルフレッド様を落ち着かせることが専決だ。そう思い、彼の手を取り屋敷に戻ってきた。
「クリスティーヌ、いくらアルフレッドが気になるからといって、殿下を蔑ろにするとはどういう事だ。殿下はお優しい方だから、笑って許してくれていたが。とにかく、お前は公爵令嬢なんだ。もう少し立場をわきまえて行動しろ」
待ち構えていたお父様に怒られた。
「あら、私はただ、自分の気持ちを正直にカロイド殿下に伝えたまでですわ。第一あの男、性格の悪さがにじみ出ておりましたわ。偽善の顔を被った腹黒男なのです」
「こら、クリスティーヌ!お前は少し口の利き方をわきまえろ!とにかくあまりカロイド殿下に無礼を働くな。いいな、分かったな!」
「分かりました。それでしたらカロイド殿下に、私は失礼な女なので、どうか近づかないで下さいと、お父様から頼んでください。はっきり言って、カロイド殿下が近づいてこなければ、私も無礼を働く事はありませんから」
そう笑顔で伝えた。
「全く、クリスティーヌは…いつからこんな娘になったのだろう…少し前までは、大人しくて上品な娘だったのに…」
ブツブツと訳の分からない事を呟きながら、フラフラと去っていくお父様。残念ながら私は、前世の記憶を手に入れたのだ。今までのクリスティーヌと全く違う人格がいるのだから、性格が変わるのも致し方ない。でも、もしかしてアルフレッド様も…
「あの、アルフレッド様、もしかしてアルフレッド様も、今の私は嫌ですか?その…性格が少し変わってしまいましたので…」
近くにいたアルフレッド様に向かって問いかけた。
「クリスティーヌの性格が変わった?いいや…変わっていないよ…むしろ昔の君に戻ったみたいだ。僕はずっと、昔の君に戻って欲しいと願っていた。だから再び僕を受け入れてくれた事が、嬉しくてたまらないんだ。どうかそのままでいて欲しい」
そう言うと、悲しそうに笑ったアルフレッド様。少し前の私のせいで、アルフレッド様は心に深い傷を負ってしまったのね。
「ごめんなさい、アルフレッド様。少し前の私は本当に大バカ者だったのですわ。でもこれからは、心を入れ替えましたのでご安心ください。さあ、今日はずっと一緒に過ごしましょう」
その言葉通り、その日はずっとアルフレッド様と一緒に過ごしたのだった。
※次回、アルフレッド視点です。
よろしくお願いします。
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