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7 before【True Happy-End】他人になりたい(前編)
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エリンとアイザックの結婚報告を聞いた翌日。
自分の執務室で書類仕事をしていた私は、とても清々しい気持ちだった。
(……この世界、原作ゲームの設定からはかなり大きく変わってきたわね。エリンとアイザックも幸せそうだし、ほかにも色々と違う)
とくに激しく乖離しているのは、ノエルが女神フローレンの子供だという事実と、私ミレーユの出生秘話だろう。
(あの恋愛ゲーム、どうしてこんな重要設定をごっそり欠いていたのかしら?)
どこをどう考えても、無視しちゃいけない超重大ポイントだと思うんだけど……。
「ミレーぅ。れんあいゲームって何~?」
執務室のソファでお絵かきをしていたノエルが、私の心を読み取って質問してきた。
「うん、こっちの話。……というか読まないでね、心。恥ずかしいから」
「あいさー」
ノエルの軽い返事を聞いて、私は溜息をついた。
(……まぁ、ゲームに突っ込んでてもキリがないし。そろそろ、原作ゲームのことを気にするのはやめようかな)
私にとって、ここは虚構《ゲーム》の世界じゃあない。
この世界こそが、ここに生きる人々こそが、かけがえのない『真実』だ。
無限に広がるこの世界のごく一部の情報だけが次元を超えて向こうの世界に流れ着き、それらを誰かが拾って小さく纏めたのがあのゲームだったのかもしれない――と、最近はしばしば思う。
物思いにふける私の肩を、ノエルがとんとんと叩いてきた。
「ミレーぅ。もうすぐミラぅド来る時間だよ」
「……あら。そうね、お出迎えしなきゃ。でも気が重いわ」
「なんで?」
「だって……お義兄様に会うの、恥ずかしいんだもの」
あの人は毎日のように恥ずかしげもなく、甘く爽やかな笑顔で私に求婚してくるから。
ツンデレだったり、翻弄系だったりしたあの頃の兄はどこへ行った……?
今や100%アマアマだ。
「いえ、だって私、元妹よ? これまで18年も肉親だと思っていたのに、急にそういうのは無理……」
「じゃあ、ミラぅドのこと嫌い?」
「私の心を見透かしてるくせに、そういうことをわざと聞く訳ね」
むぅ。と、じれったそうにノエルは眉を寄せていた。
「ミレーぅ、意外とヘタレでいらいらする……。好きどうしなんだから、ちゃんとミラぅドに応えてあげたほうがいい。今日はノエルがさりげなくサポートしてあげる」
「や、やめてよ、変な事しないでね……?」
*
そうこうしているうちに、お義兄様が屋敷に到着した。
今日は天気がいいから、庭に設けておいたお茶の席へと義兄を招く。
ノエルはお義兄様に「こんにちゎー」と挨拶だけして、そそくさといなくなってしまった。私達を二人きりにするために、ノエルなりに気を遣ったのだろうか。
(そんな気遣い、逆に重いのに……)
ガーデンテーブルの対面に座ったお義兄様は、淡く笑って私を見つめている。
「元気だったかい?」
「ええ。……でも、一昨日お会いしたばかりですよね、お義兄様」
「一日千秋の思いだった」
「……左様ですか」
――会話が途絶えた。
義兄はゆったりとした物腰で紅茶を愉しんでいるようだけれど、私は気まずくてそわそわしてしまう。
沈黙さえも恥ずかしい。
とりあえず、昨日は学生時代の友人3人と会えて楽しかった。という話題を投げてみた。
義兄が嬉しそうに聞いてくれるから、私も少しずつ緊張が解けてくる。
とてもリラックスした気持ちになって、昨日のガーデンパーティのことを詳しく語り出していた。
(……でも私、どうしてこんなにリラックスできているのかしら?)
私はふと気が付いた。
どこからともなく、バイオリンの優しい調べが響いていたのだ。
音楽が人の心に与える影響は大きい。
緩急豊かな音色を無意識に聞くうちに、私の緊張は和らいでいたようだ。
(……でもこの音色、いったいどこから?)
奏でられる旋律は、宮廷楽士によるものかと思うほどに精緻で瑞々しい。
義兄もバイオリンの音色がどこから響いているのか不思議に思ったらしく、音の聞こえる方向を見て首を傾げていた。
義兄と目を見合わせ、ふたりで椅子から立ち上がる。
音のするほうに向かって、そろって歩き出していた。
「とても美しい音色だけれど。どこから聞こえているのかしら」
「ミレーユが楽士を雇ったのかと思っていたが」
「いえ。毎日忙しくて、のんびり音楽を楽しむ余裕なんてありませんよ……」
義兄と一緒に、音源を探す。
リラックスミュージックのように伸びやかだった曲が終了し、次は情熱的な曲が始まった。アップテンポで湧き上がる慕情を表現するかのような旋律――なんて巧みな演奏なのかしら。
音色に酔いしれながら、たどりついたのは庭園の一角にある大木だった。
大木の上から音が響いている。
見上げれば、太い枝に腰かけたノエルがバイオリンを弾いているのが見えた。
この凄まじい演奏技術も、どうやらノエルのチートのようだ。
「ねぇ。なにやってるの、ノエル?」
バイオリンを弾きながら、ノエルは木の上から返事をしてきた。
「おかまいなく。ノエル、らぶらぶシーンのBGMをやってるだけ。音楽あると気分でるでしょ? だから、おふたりでイチャイチャどうぞ」
……イチャイチャって。
「……もう! 変なことしないで言っておいたのに。そんなところにいたら危ないわ、早く降りてきて頂戴」
「むぅ。音楽でイチャイチャ作戦、気分でてプロポーズ成功できると思ったのに」
ノエルはバイオリンを持ったまま枝から飛び降り、軽やかに着地した。
ふぅ、とあきれたような顔で溜息をついたノエルは、義兄に歩み寄って励ますように言った。
「ミレーぅ、意外とヘタレで弱虫だった。ミラぅド、がんばれ。今こそ男を見せるのだ」
「……ノエル、お前は相変わらず独特だな」
苦笑している義兄に『グッドラック』と声を掛け、ノエルは『あとは若いおふたりに任せますかな~』とか言いながら駆け去っていった。……そんな言葉、どこで覚えてきたのだろう。
くすくすと、義兄が愉快そうに笑っている。
「君でも、ノエルに翻弄されることがあるんだな」
「ええ、まぁ。私にとってもあの子はいろいろ想定外なので」
前世の知識をもってしても、ノエルの能力と性格は予測不能だ。
「推しのことなら、なんでも分かるんじゃなかったのか?」
「私そんなこと言いましたっけ?」
「ああ。ノエルを孤児院から引き取った日に、君自身がはっきりと言っていた」
……君?
義兄の言葉にどこか違和感がすると思ったが、『お前』ではなく『君』と呼ばれたからかもしれない。
これまでは、ずっと『お前』と呼ばれていたのに。
「お義兄様。今、私のこと『君』って呼びました?」
「呼んだよ」
「どうしてです? やたらと他人行儀じゃありませんか」
なにげなく尋ねてみたのだけれど。
義兄は笑みを深めて、少し沈黙を挟んでから答えた。
「ああ、そうだよ。君への態度を、少し改めようかと思った。私は、君と『他人』になりたいんだ」
to be continued...
自分の執務室で書類仕事をしていた私は、とても清々しい気持ちだった。
(……この世界、原作ゲームの設定からはかなり大きく変わってきたわね。エリンとアイザックも幸せそうだし、ほかにも色々と違う)
とくに激しく乖離しているのは、ノエルが女神フローレンの子供だという事実と、私ミレーユの出生秘話だろう。
(あの恋愛ゲーム、どうしてこんな重要設定をごっそり欠いていたのかしら?)
どこをどう考えても、無視しちゃいけない超重大ポイントだと思うんだけど……。
「ミレーぅ。れんあいゲームって何~?」
執務室のソファでお絵かきをしていたノエルが、私の心を読み取って質問してきた。
「うん、こっちの話。……というか読まないでね、心。恥ずかしいから」
「あいさー」
ノエルの軽い返事を聞いて、私は溜息をついた。
(……まぁ、ゲームに突っ込んでてもキリがないし。そろそろ、原作ゲームのことを気にするのはやめようかな)
私にとって、ここは虚構《ゲーム》の世界じゃあない。
この世界こそが、ここに生きる人々こそが、かけがえのない『真実』だ。
無限に広がるこの世界のごく一部の情報だけが次元を超えて向こうの世界に流れ着き、それらを誰かが拾って小さく纏めたのがあのゲームだったのかもしれない――と、最近はしばしば思う。
物思いにふける私の肩を、ノエルがとんとんと叩いてきた。
「ミレーぅ。もうすぐミラぅド来る時間だよ」
「……あら。そうね、お出迎えしなきゃ。でも気が重いわ」
「なんで?」
「だって……お義兄様に会うの、恥ずかしいんだもの」
あの人は毎日のように恥ずかしげもなく、甘く爽やかな笑顔で私に求婚してくるから。
ツンデレだったり、翻弄系だったりしたあの頃の兄はどこへ行った……?
今や100%アマアマだ。
「いえ、だって私、元妹よ? これまで18年も肉親だと思っていたのに、急にそういうのは無理……」
「じゃあ、ミラぅドのこと嫌い?」
「私の心を見透かしてるくせに、そういうことをわざと聞く訳ね」
むぅ。と、じれったそうにノエルは眉を寄せていた。
「ミレーぅ、意外とヘタレでいらいらする……。好きどうしなんだから、ちゃんとミラぅドに応えてあげたほうがいい。今日はノエルがさりげなくサポートしてあげる」
「や、やめてよ、変な事しないでね……?」
*
そうこうしているうちに、お義兄様が屋敷に到着した。
今日は天気がいいから、庭に設けておいたお茶の席へと義兄を招く。
ノエルはお義兄様に「こんにちゎー」と挨拶だけして、そそくさといなくなってしまった。私達を二人きりにするために、ノエルなりに気を遣ったのだろうか。
(そんな気遣い、逆に重いのに……)
ガーデンテーブルの対面に座ったお義兄様は、淡く笑って私を見つめている。
「元気だったかい?」
「ええ。……でも、一昨日お会いしたばかりですよね、お義兄様」
「一日千秋の思いだった」
「……左様ですか」
――会話が途絶えた。
義兄はゆったりとした物腰で紅茶を愉しんでいるようだけれど、私は気まずくてそわそわしてしまう。
沈黙さえも恥ずかしい。
とりあえず、昨日は学生時代の友人3人と会えて楽しかった。という話題を投げてみた。
義兄が嬉しそうに聞いてくれるから、私も少しずつ緊張が解けてくる。
とてもリラックスした気持ちになって、昨日のガーデンパーティのことを詳しく語り出していた。
(……でも私、どうしてこんなにリラックスできているのかしら?)
私はふと気が付いた。
どこからともなく、バイオリンの優しい調べが響いていたのだ。
音楽が人の心に与える影響は大きい。
緩急豊かな音色を無意識に聞くうちに、私の緊張は和らいでいたようだ。
(……でもこの音色、いったいどこから?)
奏でられる旋律は、宮廷楽士によるものかと思うほどに精緻で瑞々しい。
義兄もバイオリンの音色がどこから響いているのか不思議に思ったらしく、音の聞こえる方向を見て首を傾げていた。
義兄と目を見合わせ、ふたりで椅子から立ち上がる。
音のするほうに向かって、そろって歩き出していた。
「とても美しい音色だけれど。どこから聞こえているのかしら」
「ミレーユが楽士を雇ったのかと思っていたが」
「いえ。毎日忙しくて、のんびり音楽を楽しむ余裕なんてありませんよ……」
義兄と一緒に、音源を探す。
リラックスミュージックのように伸びやかだった曲が終了し、次は情熱的な曲が始まった。アップテンポで湧き上がる慕情を表現するかのような旋律――なんて巧みな演奏なのかしら。
音色に酔いしれながら、たどりついたのは庭園の一角にある大木だった。
大木の上から音が響いている。
見上げれば、太い枝に腰かけたノエルがバイオリンを弾いているのが見えた。
この凄まじい演奏技術も、どうやらノエルのチートのようだ。
「ねぇ。なにやってるの、ノエル?」
バイオリンを弾きながら、ノエルは木の上から返事をしてきた。
「おかまいなく。ノエル、らぶらぶシーンのBGMをやってるだけ。音楽あると気分でるでしょ? だから、おふたりでイチャイチャどうぞ」
……イチャイチャって。
「……もう! 変なことしないで言っておいたのに。そんなところにいたら危ないわ、早く降りてきて頂戴」
「むぅ。音楽でイチャイチャ作戦、気分でてプロポーズ成功できると思ったのに」
ノエルはバイオリンを持ったまま枝から飛び降り、軽やかに着地した。
ふぅ、とあきれたような顔で溜息をついたノエルは、義兄に歩み寄って励ますように言った。
「ミレーぅ、意外とヘタレで弱虫だった。ミラぅド、がんばれ。今こそ男を見せるのだ」
「……ノエル、お前は相変わらず独特だな」
苦笑している義兄に『グッドラック』と声を掛け、ノエルは『あとは若いおふたりに任せますかな~』とか言いながら駆け去っていった。……そんな言葉、どこで覚えてきたのだろう。
くすくすと、義兄が愉快そうに笑っている。
「君でも、ノエルに翻弄されることがあるんだな」
「ええ、まぁ。私にとってもあの子はいろいろ想定外なので」
前世の知識をもってしても、ノエルの能力と性格は予測不能だ。
「推しのことなら、なんでも分かるんじゃなかったのか?」
「私そんなこと言いましたっけ?」
「ああ。ノエルを孤児院から引き取った日に、君自身がはっきりと言っていた」
……君?
義兄の言葉にどこか違和感がすると思ったが、『お前』ではなく『君』と呼ばれたからかもしれない。
これまでは、ずっと『お前』と呼ばれていたのに。
「お義兄様。今、私のこと『君』って呼びました?」
「呼んだよ」
「どうしてです? やたらと他人行儀じゃありませんか」
なにげなく尋ねてみたのだけれど。
義兄は笑みを深めて、少し沈黙を挟んでから答えた。
「ああ、そうだよ。君への態度を、少し改めようかと思った。私は、君と『他人』になりたいんだ」
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