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家族。
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夕食が近いのでデニスはダイニングルームに居た。
思い返せば、これまでのデニスにとって、
両親はとても厳しい人だった。
゛跡取りとして、しっかりしろ、勉強しろ、
マナーを身に付けろ、そんなことでは駄目だ…゛
原作でアルフが来た後は、アルフの教育に力を入れ、デニスは放っておかれた。
見放されたと、深く傷付いた。
しかし自分は転生デニスだ。
どうにもならない事は諦めて、切り替えていこう。
考えようによっては、むかない領主になって、
苦しむ未来から解放されたのだ。
放っておいてくれるなら、自分は何をやってもいい。
幸せを探せば良いのだ。
ダイニングルームの窓辺に寄りかかり、夕日を眺めながら、
デニスは赤い唇をリンゴに寄せて、丸ごとシャクリと齧った。
…沈む夕日を浴びながら、
赤い果実を、汁気を帯びた唇で噛み砕き、
アンニュイな顔をして外を見つめる義兄の姿に、
ダイニングルームへ入ったアルフは立ち止まった。
今日色々やらかしてくれたが、義兄は美しい人だと思う。
あの唇が自分の頬に当たったのかと思うと、顔が赤くなる気がした。
今、夕日で部屋が赤く染まっていて良かった。
自分の顔色を気付かれたりしないだろう。
「アルフ。」
義兄が呼ぶ。優しい声だ。
実家の本当の兄とは無関心の間柄で、こんな優しい声で呼ばれた事は無い。
だから、ちょっと恥ずかしいだけだ。
「何ですか、ドジ義兄上。」
ぶっきらぼうに返す。
すると、困ったように笑って、
こちらに体を向ける。
「今日は色々と変なところを見せてすまなかった。風呂の事も…使用人にきちんと話したからな?」
そう言って、義兄の手がボクの頭に置かれ、
優しく撫でる。
「めげずに仲良くしてくれると嬉しい。
そして、この家をよろしく頼む。」
美しい目と目が合う。
目から滲んだ光が、夕日にきらきらと輝いた。
「デニス義兄上…。」
手を伸ばして、ボクは何をしたかったのだろう。
よくわからない。
バタンと扉が開き義父と義母が入って来た。
「来ていたか。」
慌てて姿勢を正す。
デニスは父に近付いて頭を下げた。
「父上、今までご期待に沿えず、申し訳ありませんでした。
これからアルフが、立派に跡を継いでくれるでしょう。
オレの身の振り方が決まるまで、置いて下さるよう、お頼み申し上げます。」
父母は怖い顔でデニスを見る。
「………デニスよ。」
「はい父上。」
「お前はアルフに思う事は無いのか?」
「駄目なオレの変わりに来てくれた、
可愛い義弟です。」
「…そうか……。」
――沈黙。
と、父が、コツン、コツンと靴音をさせながら、
慎重にデニスに近付く。
「では、この父のことをどう思っている?」
「一生懸命育て、指導して頂き、感謝しております。」
そのとたん、アッカー伯爵はぶわっと涙を流し、
ぎゅっとデニスを抱き締めた。
「デニス!デニス!」
「ちちちちちちうえ??!?!?!」
焦ったのはデニスの方だ。
「今まで済まなかった!
お前を立派な跡継ぎに育てねば、お前が困ると厳しくした!
でもっ!父はお前に嫌われただろうと!
アルフを引き取ったことで、もう大嫌いになって、父とは絶交したいんじゃないかと思うと
怖かったッッッッッ!」
「えっえっえっ?!」
「本当は無茶苦茶可愛い~可愛い~して甘やかしたかったよ!
デニスは何をしても可愛い!!
心を鬼にして父は頑張ったんだよ!!」
母も泣き出した。
「母も…苦しかった…!!うっうっ」
デニスは吃驚しすぎて思考停止する。
でも、嬉しい…両親に見捨てられた訳では無かったのか。
「ズビッズビッ。こっこんな父だが、デニスは許してくれるか?」
「…はい、父上。オレも誤解していました。
父上母上の事、嫌いではありません。
愛しているので、辛かったのです。ズビッ。」
「デニス!ありがとう!!愛しているよ。
これから今までの分もたんと甘やかそう!」
ズビッと涙と鼻水をすする両親。
「さ、さぁデニス、夕食にしよう。
今日はアルフ歓迎のごちそうだよ。
アルフも仲良くやっていこう。しっかり頼むよ。」
席に着き夕食が始まる。
デニスは今日の粗相が嘘のように優雅に食べた。
アルフはそんなデニスが意外で見惚れた。
最後にデザートのリンゴパイが来て、
リンゴが好きなデニスは目を輝かせ、父は笑った。
「食べさせてやろうか?
ほら、口を空けてごらん?」
久しく甘えられなかったデニスは、
嬉しくて思わず口をあけた。パクっ。
「美味しいです父上。」
笑顔のデニスにアルフの鼓動が高鳴る。
「義兄上、ボクからも、あーん。」
「アルフ!ありがとう。」パクっ
咀嚼し、口の端に付いた蜜を赤い舌が舐め取る。
じっと見つめてしまったら、
「ん?アルフもあーんしようか?」
笑顔の義兄手ずからフォークが近付く。
アルフは顔を寄せて、リンゴパイを唇で受け取り、そのまま顔を上へ向け、
義兄の唇に自分の口を寄せようとしたところで――――………。
「はうぁぁぁぁっ?!」
思わず自分で正気に返って、叫んだ!
叫んだ拍子に、口の中身を義兄に吹っ掛けてしまった!
「わぷっ?!」
「あり得ないあり得ないしっかりしろ自分!!」
デニスがハンカチで顔を拭う。
「んっんっ…もっ何?どうしたんだよ…。
あっ襟からリンゴが入った。」
ぷつん…ぷつん…
とシャツからボタンを外す。
「もっ…下へ落ちた…!」
前をはだけた、美しい肌に、ピンクの突起が見える……。
「ッッ!うわあああ!!ごめんなさいーーー!!」
アルフはダッシュで自室へ帰った。
その日、夢の中で、僕は義兄上に口を寄せた。
「んっんっ…もっ……!」
艶かしくて、可愛い声を出す義兄。
夢中で吸った――――。
「…やばいやばいやばい……。」
僕はあんなドジでバカな義兄はキライ。
大丈夫、ボクは大丈夫……。
朝も早くから念仏のように唱えていた。
暫くしてモーニングティーを運んで来た使用人が言った。
「おはようございますアルフ様!
デニス様は誤解とおっしゃってましたが、私は分かってますからね…!頑張って下さい!」
冷や水を浴びせられた心地がした。
そうだ、僕はデニスに手を出して、廃嫡される訳にはいかない。
また養子を取る事になれば、アッカー家は醜聞でやっていけないだろう。デニスも肩身の狭い思いをする。
僕は芽生えかけた、僅かな恋情を押し殺す。
僕は義兄上の為に、アッカー家を盛り立てていく使命がある。
「アルフおはよー。」
義兄がへらっと笑った。
「ちょっとこっちに来て下さい。」
「え?」
「早く、グズ義兄。」
「なんだよもー。」
ちゅっと、唇にキスをした。
「はっ?!」
「バカ義兄へ朝の挨拶です。
明日からはもう、しませんが。」
柔らかなキスの感触を胸に封印して、
今日から僕の伯爵への道のりが始まる。
―― 見てて下さいね、バカ義兄上。
思い返せば、これまでのデニスにとって、
両親はとても厳しい人だった。
゛跡取りとして、しっかりしろ、勉強しろ、
マナーを身に付けろ、そんなことでは駄目だ…゛
原作でアルフが来た後は、アルフの教育に力を入れ、デニスは放っておかれた。
見放されたと、深く傷付いた。
しかし自分は転生デニスだ。
どうにもならない事は諦めて、切り替えていこう。
考えようによっては、むかない領主になって、
苦しむ未来から解放されたのだ。
放っておいてくれるなら、自分は何をやってもいい。
幸せを探せば良いのだ。
ダイニングルームの窓辺に寄りかかり、夕日を眺めながら、
デニスは赤い唇をリンゴに寄せて、丸ごとシャクリと齧った。
…沈む夕日を浴びながら、
赤い果実を、汁気を帯びた唇で噛み砕き、
アンニュイな顔をして外を見つめる義兄の姿に、
ダイニングルームへ入ったアルフは立ち止まった。
今日色々やらかしてくれたが、義兄は美しい人だと思う。
あの唇が自分の頬に当たったのかと思うと、顔が赤くなる気がした。
今、夕日で部屋が赤く染まっていて良かった。
自分の顔色を気付かれたりしないだろう。
「アルフ。」
義兄が呼ぶ。優しい声だ。
実家の本当の兄とは無関心の間柄で、こんな優しい声で呼ばれた事は無い。
だから、ちょっと恥ずかしいだけだ。
「何ですか、ドジ義兄上。」
ぶっきらぼうに返す。
すると、困ったように笑って、
こちらに体を向ける。
「今日は色々と変なところを見せてすまなかった。風呂の事も…使用人にきちんと話したからな?」
そう言って、義兄の手がボクの頭に置かれ、
優しく撫でる。
「めげずに仲良くしてくれると嬉しい。
そして、この家をよろしく頼む。」
美しい目と目が合う。
目から滲んだ光が、夕日にきらきらと輝いた。
「デニス義兄上…。」
手を伸ばして、ボクは何をしたかったのだろう。
よくわからない。
バタンと扉が開き義父と義母が入って来た。
「来ていたか。」
慌てて姿勢を正す。
デニスは父に近付いて頭を下げた。
「父上、今までご期待に沿えず、申し訳ありませんでした。
これからアルフが、立派に跡を継いでくれるでしょう。
オレの身の振り方が決まるまで、置いて下さるよう、お頼み申し上げます。」
父母は怖い顔でデニスを見る。
「………デニスよ。」
「はい父上。」
「お前はアルフに思う事は無いのか?」
「駄目なオレの変わりに来てくれた、
可愛い義弟です。」
「…そうか……。」
――沈黙。
と、父が、コツン、コツンと靴音をさせながら、
慎重にデニスに近付く。
「では、この父のことをどう思っている?」
「一生懸命育て、指導して頂き、感謝しております。」
そのとたん、アッカー伯爵はぶわっと涙を流し、
ぎゅっとデニスを抱き締めた。
「デニス!デニス!」
「ちちちちちちうえ??!?!?!」
焦ったのはデニスの方だ。
「今まで済まなかった!
お前を立派な跡継ぎに育てねば、お前が困ると厳しくした!
でもっ!父はお前に嫌われただろうと!
アルフを引き取ったことで、もう大嫌いになって、父とは絶交したいんじゃないかと思うと
怖かったッッッッッ!」
「えっえっえっ?!」
「本当は無茶苦茶可愛い~可愛い~して甘やかしたかったよ!
デニスは何をしても可愛い!!
心を鬼にして父は頑張ったんだよ!!」
母も泣き出した。
「母も…苦しかった…!!うっうっ」
デニスは吃驚しすぎて思考停止する。
でも、嬉しい…両親に見捨てられた訳では無かったのか。
「ズビッズビッ。こっこんな父だが、デニスは許してくれるか?」
「…はい、父上。オレも誤解していました。
父上母上の事、嫌いではありません。
愛しているので、辛かったのです。ズビッ。」
「デニス!ありがとう!!愛しているよ。
これから今までの分もたんと甘やかそう!」
ズビッと涙と鼻水をすする両親。
「さ、さぁデニス、夕食にしよう。
今日はアルフ歓迎のごちそうだよ。
アルフも仲良くやっていこう。しっかり頼むよ。」
席に着き夕食が始まる。
デニスは今日の粗相が嘘のように優雅に食べた。
アルフはそんなデニスが意外で見惚れた。
最後にデザートのリンゴパイが来て、
リンゴが好きなデニスは目を輝かせ、父は笑った。
「食べさせてやろうか?
ほら、口を空けてごらん?」
久しく甘えられなかったデニスは、
嬉しくて思わず口をあけた。パクっ。
「美味しいです父上。」
笑顔のデニスにアルフの鼓動が高鳴る。
「義兄上、ボクからも、あーん。」
「アルフ!ありがとう。」パクっ
咀嚼し、口の端に付いた蜜を赤い舌が舐め取る。
じっと見つめてしまったら、
「ん?アルフもあーんしようか?」
笑顔の義兄手ずからフォークが近付く。
アルフは顔を寄せて、リンゴパイを唇で受け取り、そのまま顔を上へ向け、
義兄の唇に自分の口を寄せようとしたところで――――………。
「はうぁぁぁぁっ?!」
思わず自分で正気に返って、叫んだ!
叫んだ拍子に、口の中身を義兄に吹っ掛けてしまった!
「わぷっ?!」
「あり得ないあり得ないしっかりしろ自分!!」
デニスがハンカチで顔を拭う。
「んっんっ…もっ何?どうしたんだよ…。
あっ襟からリンゴが入った。」
ぷつん…ぷつん…
とシャツからボタンを外す。
「もっ…下へ落ちた…!」
前をはだけた、美しい肌に、ピンクの突起が見える……。
「ッッ!うわあああ!!ごめんなさいーーー!!」
アルフはダッシュで自室へ帰った。
その日、夢の中で、僕は義兄上に口を寄せた。
「んっんっ…もっ……!」
艶かしくて、可愛い声を出す義兄。
夢中で吸った――――。
「…やばいやばいやばい……。」
僕はあんなドジでバカな義兄はキライ。
大丈夫、ボクは大丈夫……。
朝も早くから念仏のように唱えていた。
暫くしてモーニングティーを運んで来た使用人が言った。
「おはようございますアルフ様!
デニス様は誤解とおっしゃってましたが、私は分かってますからね…!頑張って下さい!」
冷や水を浴びせられた心地がした。
そうだ、僕はデニスに手を出して、廃嫡される訳にはいかない。
また養子を取る事になれば、アッカー家は醜聞でやっていけないだろう。デニスも肩身の狭い思いをする。
僕は芽生えかけた、僅かな恋情を押し殺す。
僕は義兄上の為に、アッカー家を盛り立てていく使命がある。
「アルフおはよー。」
義兄がへらっと笑った。
「ちょっとこっちに来て下さい。」
「え?」
「早く、グズ義兄。」
「なんだよもー。」
ちゅっと、唇にキスをした。
「はっ?!」
「バカ義兄へ朝の挨拶です。
明日からはもう、しませんが。」
柔らかなキスの感触を胸に封印して、
今日から僕の伯爵への道のりが始まる。
―― 見てて下さいね、バカ義兄上。
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