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執着
その素肌を初めて暴いた夜 2 ★☆
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そうして夜も更け、パーティーはお開きとなった。
サロンにはマルチェリオ伯爵と話し込む紳士が数人いるのみで、フィオレンツィアは友人の令嬢たちを見送る為に玄関へ行っている。サロンを出て少し離れた窓から外を眺めていると、見送りを終えたのか部屋へ戻ろうとするフィオレンツィアがやって来た。
「フィオレア」
「お兄様は客室に戻らないの?」
名を呼べば澄んだ若草色の瞳がすぐにアドルフォードを真っすぐに捕らえる。
何も知らない無邪気な瞳は、その無垢な肢体を目の前に曝け出さんと企むアドルフォードの良心を咎めないでもない。だが、昔のように泊まることはもうできず、マルチェリオ伯爵家で開かれる夜会もそう多くはない現状を思えば、今夜は数少ないチャンスだった。
「僕も一旦戻るよ。でもフィオレア、約束はちゃんと覚えてる?」
頬を染めたフィオレンツィアがそうと分かる程度に小さく頷くと、長い金色の髪へ愛おしげに口づけた。
「それなら良かった。湯浴みも済ませて待ってるんだよ」
邪推されるようなことはしていないという表向きの証明と、伯爵に王城へ帰ると挨拶できるリミットは二時間ほどだろうか。
もう一度頷いて自室へと向かうフィオレンツィアの背中を眺め、アドルフォードも客室に行った。
誰にも気取られないよう、小さな音でドアをノックする。
フィオレンツィアも気がつかなかったのかもしれない。もう少し大きな音でノックをし直そうとした時、内側からドアがゆっくりと開いた。
「お部屋にようこそ、お兄様」
悪戯っぽく笑うフィオレンツィアは毛足の長い純白のガウンを羽織り、その胸元の合わせ目からネグリジェと思しき生成色の布地がのぞいている。こんな時間に男を部屋に迎え入れることの意味を知っているのかいないのか、ひどく無防備な姿だ。
湯浴みを済ませておくようにというアドルフォードの言いつけも守っているらしく、いつもより強く花の香りがした。
アドルフォードも人目を避けるように中へ入った。
「小さな花の姫君を少しだけ奪いに来たよ」
「少しだけ?」
今よりもっと幼い頃、同じベッドで眠っていた日々を思い出す。
けれど、今はもうあの時のような子供じゃない。アドルフォードが後ろ手に鍵をかければ冷ややかな金属音が響いた。自室なのに鍵をかけられたことや、その意外と大きな音に驚いたのか、フィオレンツィアは身をすくませて恐る恐る見上げる。
「そう、今夜のところは少しだけね。ただそんな煽るような顔をされると、手加減できなくなりそうで正直困るのだけど」
「手加減できないって……いじわるなことを、するの?」
「優しくするけど、君にとってはいじわるされていると感じてしまうかもしれないね」
不安そうなフィオレンツィアを抱き上げ、奥にあるベッドに向かった。
中央に横たえて何度も唇を啄むと、もっと欲しいとばかりに淡い桜色の唇がうっすらと自ら開いて誘う。
「今年も誕生日おめでとう。僕だけの可愛い小さな花」
「あり、が……ん……っ」
言葉を奪うように舌を差し込めば、すぐさま小さな舌が絡んで来る。口づけを交わしながら腰で緩く結ばれたガウンのリボンを解き、合わせ目を開いた。
フィオレンツィアが鋭く息を飲んだ。身体を強張らせるのが下から伝わる。さらりとした手触りのネグリジェ越しに、その柔らかなふくらみをそっと揉みしだいた。胸を覆う下着をつけてはいないのか、中にぷっくりとした尖りがあるのを指が捉える。
「お兄、様……?」
「本当に、僕も知らない間に想像以上の立派なレディになってたんだね」
「ぁ……」
指で優しく刺激を与えると薄布の奥でどんどん硬さを増して行く。直接触れたくてたまらなくなって、ネグリジェのボタンを一つ、また一つと外した。そうしてお腹辺りまでボタンが外れると必然的に前身頃が大きく緩み、その下に隠されていた白い素肌をのぞかせる。
フィオレンツィアは抵抗しない。ただ今にも泣き出しそうな顔でアドルフォードを見つめている。
「最後までは、しないよ。でも少し肌に触れさせて」
「最後、まで……?」
「うん。セックスまでは、しない。だけど可愛いフィオレアにたくさん触れたい」
自覚する以上に気が逸っていたらしい。普段より声が掠れているのが我ながら滑稽だった。
格好をつけてみたところで、情欲の一部を抑えられなくなった。それをフィオレンツィアに触れて宥めたい。そんな身勝手な理由からの行動に変わりないのだ。
「いじわるなこと、しない……?」
「いじわるなことって、たとえば?」
あまりにも気にするのが可愛くて、つい意地の悪いことを聞いてしまう。フィオレンツィアは視線を彷徨わせ、自分の唇をそっとつまんだ。
「その、恥ずかしいこと、とか」
「ネグリジェを半分脱がされているのは恥ずかしくないの?」
「お兄様の、いじわる……っ」
「じゃあずっと、いじわるなことをしてしまうかも」
はだけたネグリジェの片側を外にめくると、華奢な身体が支えるには重すぎるのではないかと心配になるほどの丘陵が姿を見せた。頂上は慎ましく色づく小さな突起が愛らしく飾り、呼吸に合わせて緩慢に揺れている。
アドルフォードは思わず生唾を飲み込み、もう片側もめくった。羞恥にほのかに赤く染まる双丘の姿に、理性など跡形もなくなりそうだ。
「どうかこの下僕に素肌に触れるご許可を下さいませんか。小さな花の姫君」
「お兄様の、いじわる」
とうとう両手で顔を覆ってしまったフィオレンツィアは、けれどわずかに頷いた。
サロンにはマルチェリオ伯爵と話し込む紳士が数人いるのみで、フィオレンツィアは友人の令嬢たちを見送る為に玄関へ行っている。サロンを出て少し離れた窓から外を眺めていると、見送りを終えたのか部屋へ戻ろうとするフィオレンツィアがやって来た。
「フィオレア」
「お兄様は客室に戻らないの?」
名を呼べば澄んだ若草色の瞳がすぐにアドルフォードを真っすぐに捕らえる。
何も知らない無邪気な瞳は、その無垢な肢体を目の前に曝け出さんと企むアドルフォードの良心を咎めないでもない。だが、昔のように泊まることはもうできず、マルチェリオ伯爵家で開かれる夜会もそう多くはない現状を思えば、今夜は数少ないチャンスだった。
「僕も一旦戻るよ。でもフィオレア、約束はちゃんと覚えてる?」
頬を染めたフィオレンツィアがそうと分かる程度に小さく頷くと、長い金色の髪へ愛おしげに口づけた。
「それなら良かった。湯浴みも済ませて待ってるんだよ」
邪推されるようなことはしていないという表向きの証明と、伯爵に王城へ帰ると挨拶できるリミットは二時間ほどだろうか。
もう一度頷いて自室へと向かうフィオレンツィアの背中を眺め、アドルフォードも客室に行った。
誰にも気取られないよう、小さな音でドアをノックする。
フィオレンツィアも気がつかなかったのかもしれない。もう少し大きな音でノックをし直そうとした時、内側からドアがゆっくりと開いた。
「お部屋にようこそ、お兄様」
悪戯っぽく笑うフィオレンツィアは毛足の長い純白のガウンを羽織り、その胸元の合わせ目からネグリジェと思しき生成色の布地がのぞいている。こんな時間に男を部屋に迎え入れることの意味を知っているのかいないのか、ひどく無防備な姿だ。
湯浴みを済ませておくようにというアドルフォードの言いつけも守っているらしく、いつもより強く花の香りがした。
アドルフォードも人目を避けるように中へ入った。
「小さな花の姫君を少しだけ奪いに来たよ」
「少しだけ?」
今よりもっと幼い頃、同じベッドで眠っていた日々を思い出す。
けれど、今はもうあの時のような子供じゃない。アドルフォードが後ろ手に鍵をかければ冷ややかな金属音が響いた。自室なのに鍵をかけられたことや、その意外と大きな音に驚いたのか、フィオレンツィアは身をすくませて恐る恐る見上げる。
「そう、今夜のところは少しだけね。ただそんな煽るような顔をされると、手加減できなくなりそうで正直困るのだけど」
「手加減できないって……いじわるなことを、するの?」
「優しくするけど、君にとってはいじわるされていると感じてしまうかもしれないね」
不安そうなフィオレンツィアを抱き上げ、奥にあるベッドに向かった。
中央に横たえて何度も唇を啄むと、もっと欲しいとばかりに淡い桜色の唇がうっすらと自ら開いて誘う。
「今年も誕生日おめでとう。僕だけの可愛い小さな花」
「あり、が……ん……っ」
言葉を奪うように舌を差し込めば、すぐさま小さな舌が絡んで来る。口づけを交わしながら腰で緩く結ばれたガウンのリボンを解き、合わせ目を開いた。
フィオレンツィアが鋭く息を飲んだ。身体を強張らせるのが下から伝わる。さらりとした手触りのネグリジェ越しに、その柔らかなふくらみをそっと揉みしだいた。胸を覆う下着をつけてはいないのか、中にぷっくりとした尖りがあるのを指が捉える。
「お兄、様……?」
「本当に、僕も知らない間に想像以上の立派なレディになってたんだね」
「ぁ……」
指で優しく刺激を与えると薄布の奥でどんどん硬さを増して行く。直接触れたくてたまらなくなって、ネグリジェのボタンを一つ、また一つと外した。そうしてお腹辺りまでボタンが外れると必然的に前身頃が大きく緩み、その下に隠されていた白い素肌をのぞかせる。
フィオレンツィアは抵抗しない。ただ今にも泣き出しそうな顔でアドルフォードを見つめている。
「最後までは、しないよ。でも少し肌に触れさせて」
「最後、まで……?」
「うん。セックスまでは、しない。だけど可愛いフィオレアにたくさん触れたい」
自覚する以上に気が逸っていたらしい。普段より声が掠れているのが我ながら滑稽だった。
格好をつけてみたところで、情欲の一部を抑えられなくなった。それをフィオレンツィアに触れて宥めたい。そんな身勝手な理由からの行動に変わりないのだ。
「いじわるなこと、しない……?」
「いじわるなことって、たとえば?」
あまりにも気にするのが可愛くて、つい意地の悪いことを聞いてしまう。フィオレンツィアは視線を彷徨わせ、自分の唇をそっとつまんだ。
「その、恥ずかしいこと、とか」
「ネグリジェを半分脱がされているのは恥ずかしくないの?」
「お兄様の、いじわる……っ」
「じゃあずっと、いじわるなことをしてしまうかも」
はだけたネグリジェの片側を外にめくると、華奢な身体が支えるには重すぎるのではないかと心配になるほどの丘陵が姿を見せた。頂上は慎ましく色づく小さな突起が愛らしく飾り、呼吸に合わせて緩慢に揺れている。
アドルフォードは思わず生唾を飲み込み、もう片側もめくった。羞恥にほのかに赤く染まる双丘の姿に、理性など跡形もなくなりそうだ。
「どうかこの下僕に素肌に触れるご許可を下さいませんか。小さな花の姫君」
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