約束してくれる?
空を見上げれば、青く澄んでいて、髪を撫でる風は心地よい。こんなの心地よい陽の下で、けれど、エナは無意識にため息をついていた。
「エナ、どうかした?」
エナの隣にいたカイがエナを見る。その端正な顔には心配の表情が浮かんでいた。そんなカイにエナは小さく首を横に振る。
「なんでもないよ」
「…嘘」
カイはエナの顔をのぞき込むように見つめながらそう言った。
「え?」
「その顔は、何か悩んでる顔だよ」
「…」
「何年一緒にいると思ってるの?僕がわからない訳ないだろう?」
あまりに自然に言われたその言葉に、エナの胸は一つ音を立てた。
「エナ、どうかした?」
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「なんでもないよ」
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「え?」
「その顔は、何か悩んでる顔だよ」
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『気持ちを秤に〜』のところ、
なんか、ぐっときました(*´-`)ナゾ
エナとカイの幼馴染ゆえの
近過ぎる鈍感な恋模様が良かったです♪
言葉って大事だとわかってても
伝えるのが難しい(^◇^;)
色々と考えて想いを馳せれる
私的に良い小説でした♡
いつも本当にありがとうございます!
両方とも大好き、という話をあんまり書いてこなかった気がするので、自分も新鮮でした。
良い小説と言ってもらえて嬉しいです!
本当にありがとうございました!!
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