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ローテーション

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 避妊魔法の解除は出来るとリュネが言っていた。だから俺には出来るのだろう。しかしそれは《解除》なのか《解呪》なのか、それとも他のスキルなのか。《叡智》と、普段滅多に使わない《空想》を使って答えを導き出した。

「『解法』っと。…………ちょっと時間が掛かったな。コレでお前等の避妊魔法は解けちゃったよ。中出しドピュドピュしたら、孕むねぇ~」

「だっ!だえっやめっ!」「そんあっ!?あぐうっ!」

「あ、出る。子種出ちゃう。おちんぽの先からドロドロでぷるっぷるな子種が出ちゃうよぉ~……あ」

「い…いぎゃああああっ!!」「いあだいやだやだやだやだああっ!!」

尿道を膨らませて腟内を押し広げると二人は期待を昂らせ、子部屋に満ちる感覚に嬉声を上げた。ビュルビュルと噴き出し続ける子種が赤ちゃんの通り道を伝い、何れ見るだろう外の世界に飛び出して、二人の脚と床を白く染めて行く。

「あ、ああ…どばんない…」「やめれっで、いっだのにぃぃ…」

「あー気持ち良かった。次は彼奴等だな。お前等、勃起させて二人の中に射精しろ。死ぬ迄だ」

「「「…はい」」」

「「え!?」」

男共の下半身を露出させると、粗末なモノは既に出来上がっている。《洗脳》状態では指示するだけで勃起するし、シコらなくても射精する。男二人が列になり、女の股へと直進すると、ピュッとして隣の列に行って交代、ピュッとして隣の列へのローテーションを始めた。

「なっ、出てる!?」「なんでそんな直ぐにっ」

「お前等のまんこが気持ち良過ぎるんだな。この中の誰かの子だ。大事に育ててやれよな。さ、行こうか」

「「「お、おう」」」

十本槍を引き連れてホテルオナホへ帰る。あ、ボス部屋前の馬鹿共も参加させてやろう。《洗脳》して《結界》を解き、全裸に剥いたら子作り大会の列に向かわせた。

「カケル様、エグい事するね…」

「そうか?」

「そうよ。でも、ありがと」

「喧嘩して怪我してもそれは当人同士の遣り取りだから仕方無い。けどサスーンの体にムラムラして襲ったり、スールズのおっぱいを無理矢理揉むのは許さん」

「あんな粗チンが幾ら出しても産まれんのはカケル様の子でしょ?」

「まさか。俺は孕ませて無いよ。自分の子を不幸にしたい親が何処にいる」

それを聞いて、女達は息を吐く。俺の口三味線に引っ掛かったようだ。

「お、お帰りなさい皆さん」

部屋に戻るとエリアンは服を正して待っていた。そして十本槍の面々から先程襲われた話を聞いて眉を顰めていた。

「マスター、いえ、元マスターは確かに特定の個人と懇意にしておりましたが、そんな関係だったとは…」

「それ自体は別に構わんが、それで復讐を謀るとは頂けないな。金に釣られた奴等の方が可愛いモンだぜ。便宜でも図ってもらってたのだろうか」

「…ギルド内でも、もしかしたら。戻り次第調査して処置致します」

「その前にピチピチお肌になったのを尋問されるだろうけどね。さて、地上へ帰ろうか」

 お土産にダンジョンフルーツをこれでもかと貰い、十本槍を連れてホテルをチェックアウトする。ホテルを出て振り返る。見事な玄関だ。これはもうホテルオナホでは無い。ホテルニューオナホだ。

『また来るよ』

『オマチ…スル…マス…』

良い宿だ。

 ダンジョンを上がり、地下一階で十本槍と別れる。俺とエリアンは此処から入って無いからな。換金もあるので後でギルドに行くとの事で、一足お先にギルマス室へと《転移》した。

「え?あっ」

「戻ったよ、代行」「も、戻りましたっ。緊急の案件ですので女性職員の半分をお借りします」

「え?あ、ああ」

代行の思考回路が整う前に話を切り出し許可を捥ぎ取ったエリアンは、ササッと礼をし部屋を出る。逃げるの上手いな。俺は後から詳しい報告をされると思うが…と断りを入れて、事の顛末を説明した。

「護衛依頼が増えるのは此方としても願っても無いが…」

代行の顔は少し困り眉であった。









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