1,501 / 1,519
ローテーション
しおりを挟む避妊魔法の解除は出来るとリュネが言っていた。だから俺には出来るのだろう。しかしそれは《解除》なのか《解呪》なのか、それとも他のスキルなのか。《叡智》と、普段滅多に使わない《空想》を使って答えを導き出した。
「『解法』っと。…………ちょっと時間が掛かったな。コレでお前等の避妊魔法は解けちゃったよ。中出しドピュドピュしたら、孕むねぇ~」
「だっ!だえっやめっ!」「そんあっ!?あぐうっ!」
「あ、出る。子種出ちゃう。おちんぽの先からドロドロでぷるっぷるな子種が出ちゃうよぉ~……あ」
「い…いぎゃああああっ!!」「いあだいやだやだやだやだああっ!!」
尿道を膨らませて腟内を押し広げると二人は期待を昂らせ、子部屋に満ちる感覚に嬉声を上げた。ビュルビュルと噴き出し続ける子種が赤ちゃんの通り道を伝い、何れ見るだろう外の世界に飛び出して、二人の脚と床を白く染めて行く。
「あ、ああ…どばんない…」「やめれっで、いっだのにぃぃ…」
「あー気持ち良かった。次は彼奴等だな。お前等、勃起させて二人の中に射精しろ。死ぬ迄だ」
「「「…はい」」」
「「え!?」」
男共の下半身を露出させると、粗末なモノは既に出来上がっている。《洗脳》状態では指示するだけで勃起するし、シコらなくても射精する。男二人が列になり、女の股へと直進すると、ピュッとして隣の列に行って交代、ピュッとして隣の列へのローテーションを始めた。
「なっ、出てる!?」「なんでそんな直ぐにっ」
「お前等のまんこが気持ち良過ぎるんだな。この中の誰かの子だ。大事に育ててやれよな。さ、行こうか」
「「「お、おう」」」
十本槍を引き連れてホテルオナホへ帰る。あ、ボス部屋前の馬鹿共も参加させてやろう。《洗脳》して《結界》を解き、全裸に剥いたら子作り大会の列に向かわせた。
「カケル様、エグい事するね…」
「そうか?」
「そうよ。でも、ありがと」
「喧嘩して怪我してもそれは当人同士の遣り取りだから仕方無い。けどサスーンの体にムラムラして襲ったり、スールズのおっぱいを無理矢理揉むのは許さん」
「あんな粗チンが幾ら出しても産まれんのはカケル様の子でしょ?」
「まさか。俺は孕ませて無いよ。自分の子を不幸にしたい親が何処にいる」
それを聞いて、女達は息を吐く。俺の口三味線に引っ掛かったようだ。
「お、お帰りなさい皆さん」
部屋に戻るとエリアンは服を正して待っていた。そして十本槍の面々から先程襲われた話を聞いて眉を顰めていた。
「マスター、いえ、元マスターは確かに特定の個人と懇意にしておりましたが、そんな関係だったとは…」
「それ自体は別に構わんが、それで復讐を謀るとは頂けないな。金に釣られた奴等の方が可愛いモンだぜ。便宜でも図ってもらってたのだろうか」
「…ギルド内でも、もしかしたら。戻り次第調査して処置致します」
「その前にピチピチお肌になったのを尋問されるだろうけどね。さて、地上へ帰ろうか」
お土産にダンジョンフルーツをこれでもかと貰い、十本槍を連れてホテルをチェックアウトする。ホテルを出て振り返る。見事な玄関だ。これはもうホテルオナホでは無い。ホテルニューオナホだ。
『また来るよ』
『オマチ…スル…マス…』
良い宿だ。
ダンジョンを上がり、地下一階で十本槍と別れる。俺とエリアンは此処から入って無いからな。換金もあるので後でギルドに行くとの事で、一足お先にギルマス室へと《転移》した。
「え?あっ」
「戻ったよ、代行」「も、戻りましたっ。緊急の案件ですので女性職員の半分をお借りします」
「え?あ、ああ」
代行の思考回路が整う前に話を切り出し許可を捥ぎ取ったエリアンは、ササッと礼をし部屋を出る。逃げるの上手いな。俺は後から詳しい報告をされると思うが…と断りを入れて、事の顛末を説明した。
「護衛依頼が増えるのは此方としても願っても無いが…」
代行の顔は少し困り眉であった。
20
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説
喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜
田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。
謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった!
異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?
地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。
冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる