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もふもふ
しおりを挟む「まだまだお前等若いけど、やる事やって金入れて、もう立派な大人だからな。世話係と子を成すのも良いだろう」
シルケ人は種族を問わず平民の結婚は早い。貴族は遅い者が多い印象だが、冒険者は凄く遅い。
「「おう…」」「ケホッ」
「だが、世話係が孕んだ時、お前等性欲を抑えられるか?スキルの反動キツくないか?」
「まあ、何とか…」「十日くらいなら余裕だぜ?」「うん」
「三百日以上だぞ?」
「「「……」」」
黙ってしまった少年隊に女達が続けた。
「ま、そうよねぇ」
「ラビアンならもう二人くらい、エッチ出来る子探しなよ」
「冒険者に居ない?獣人の方が良い?」
「街の子はヤダかも」「兄貴のだし」「うん」
「街っつーか、バルタリンドとクリューエルシュタルト、カケラントとミネストパレスはダメだろな。お手付きばっかだし」
「メルタル大陸もよ?ヒズラーだと、港町の幾つかかメルタールくらいよね?」
「カケルさん、公都は犯した?」
「犯してないぞ。隣国にも行ってない」
「じゃあ、帰ったら妾探してらっしゃいな。みんなでお話してから、ね?」
「焦る事無いさ。ゆっくり決めたら良い。風俗行ったって良いんだしな」
「「「「それはダメ」」」」
ダメなのか…。
休憩終わり。ダンジョンコアを回収する。皆を一ヶ所に集めて手を繋いでもらい、俺は腰を掴まれて、何時でも逃げる状態に。
「行くぞ。目を瞑ってろ」
ダンジョンコアを浮かせ、《収納》!出来た!《転移》!セカンドハウスの上空に《転移》した。
「やっと帰って来た~」「「来た~」」
「そのようですね」「臭いです」
「「お風呂に入りやがれです」」
皆、先ずは風呂。しっかり石鹸付けて擦らないとな。少年隊は世話係に連れられ風呂へ、友恋フレンズは転移門で島の風呂に向かった。
「お帰りなさいませ、カケル様。皆様お久しぶりです」
「只今」「暫くだねー」「お風呂借りに来たよ」「多分奴等、盛ってっからさ」「早くお風呂入りたかっただけよ?」
出迎えのテイカに挨拶すると、皆は風呂へと向かってく。俺はテイカを後ろから抱き締める。
「今直ぐ抱きたいのを我慢してる」
「はい。カケル様は本当に、仕事になると頑なですね。結界でも張って致してくれば良かったのに。モンスターだけ、ですか?」
「世話になってる子にだけな」
「カマを掛けたのですが、まあ良いでしょう。カケル様もお風呂に入ってください。長らく擦って無いのでしょう?皆さんも労って上げてください」
良い女だ。おっぱい揉んで解放した。そして風呂にて擦り擦られ、二階に上がって労い合った。
「お前達も孕みたいか?」
「そりゃあ、勿論。カケルさんの子なら欲しいよ」
たっぷり労い、回復掛けて、気になった事を聞くと、シトンを筆頭に皆が口を揃えた。キキラは嫁として送り出されてるしな、妾だけど。
「孫見せないとギルド経由で急っ突かれそうだよね、キキラんトコは」「しそうだねぇ」
「ダニガが妾探しに行ったらさ、その時はお願いしよっかな…ハム」
お願いする時はアイツを舐る。島の女の常識だが、舐らなくても聞くからな?
「一年くらい掛かりそうだしね」
「車使うだろうし、毎回布団屋やカロ様んトコから出る訳にも行かないもんな」
「顔の長い毛むくじゃらが来たら、赤ちゃんびっくりしちゃうねぇ」
「お前が言うな」「アタイもふもふだもん」
「もふもふおっぱいもふらせて~」
「あ~い」「オレのも~」
両手が幸せ。だが幸せな時間は長く続かないモノである。
「カ~ケ~ルさぁ~ん」
「な~あ~に~?」
リュネが来て、女達に緊張が走る。アズはアイツから口を離し、フレンズの二人は俺にしがみ付いた。
「さ、ドーンドゥールに行きましょ~」
「いやに急かすなぁ」
「《収納》の中がダンジョンになっちゃいますよ?工事もするんですよね?…うふっ」
急がなきゃダメなヤツだコレは。直ぐに出掛ける支度をし、ドーンドゥールへ《転…リュネが《転移》した。
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