上 下
1,393 / 1,519

見目麗しい

しおりを挟む


「俺はこの国の人種の女を孕ませる為に来た」

 アイツをレロレロされながら、女王に目的を述べる。

「そして竜人とも交尾したくなった。気持ち良かったぞ」

鱗でスベスベした兵士の頭を撫でてやると、長い舌がレロっと竿を舐め上げて離れた。

「女王、降りてこっちに来い」

「……」

女王は答えなかったが、立ち上がり、段を降りて来た。俺はマットを敷いて胡座をかく。

「…臣下ばかり苦しめる王で、あってはならん」

「その意気や良し。総排出孔を広げて」

「…これで、良いのか?」

「ゆっくり腰を下ろすんだ。何度も言うが、俺は敵対して来ない限り敵対しない。国を奪うつもりも無い。女と交合うだけで良いんだ」

「んっ、…来たっ……尻が、裂ける…」

お尻は裂けないからな?アイツに滑りを纏わせて、少しは挿入しやすくなったか、女王が息を整え力を抜く。卵巣に届き、他の臓器を押し込んで、アイツを飲み込んだ女王の尻が股間に密着する。腰に手を回して見詰め合う。おっぱい無いし、トカゲである事を除けば見目麗しいと思う。顔を近付け唇に触れる。女王は少し固まったが、啄むキスを受け入れて、伸ばした舌に自身の舌を絡めた。

 女王が時間稼ぎしている間に布告の準備が整った様で、謁見の間に戻って来た重役トカゲが二人の痴態に驚愕した。

「陛下!?」「それはまさか!古に廃れた交尾ではありませぬか!?」

「…そ、そのよう、だ、な。あっ、貴殿っ、我に仕事をっあはっああっ!くあーっ!」

「孕めっ!絶対孕めっ!んっ!んんっ!」

仕事とあらば仕方が無い。卵巣にたっぷりと孕み汁を詰め込むと、手を取って立たせる。フラフラだから浮かせて抱き上げ椅子に座らせた。

「お前、キレイにしてくれ」

「はっ」

女王が仕事なので、さっき舐めてもらった子にキレイにしてもらう。長い舌で金玉から尻の穴迄ベロベロされた。
女王の仕事は読み上げられた布告文に不備が無いかを確認し、サインを書く簡単なお仕事だ。布告文の巻物が山になってるのは各地に持って行くからであろう。喘いでるトカゲ兵はまだまだ居るので二人目の総排出孔にアイツを捩じ込んだ。

「カケルよ、否、カケル王陛下。陛下は女と交合うのが本当に好きなのですね」

二キャンバルの四は半ば諦めた様な声で俺に問う。

「敵対する者、健康的に問題がある者。そして拷問部屋のアレ以外は孕ませたいと思っている」

「…健康的な、とは?」

サイン書き書き女王が問う。集中しなされ。

「既に身重な者と子供は分かるだろ?」

「…うむ」

「人種では齢四十を越えると産む事が危険になる。その場合は孕ませずに気持ち良くなってもらうがね。ああそれと。母体の義に出た者は今回は無しにしよう。人数が多いだろうからな」

「陛下、それはまたお越し頂けると言う事で、よろしいのでしょうか」

「勿論。あ、敬称はせめて様にしてくれ。俺は迷い人だからな」

「女王陛下、追記条項を纏めて参ります」

「…急げよ」

女王の仕事はまだまだ掛かりそうだ。

 トカゲ兵を十人種付けして女王の仕事が終わる。二キャンバルの四と名を知らぬ女は下がって良いとされて客室に向かってった。

「…カケル様、布告は明後日には終わる。なので…」

「欲しくなったか?」

「……」

女王はこくりと頷いた。俺はトカゲ兵に収まっていたアイツを引き抜くと、最初のトカゲ兵にしゃぶられて、マットに横になる。

「ささ、どうぞ」

「…私も舐ってみたかったのだが」

「それはこの子の役務だ。取っちゃいかんよ。おいで。面白いモノを見せてやる」

女王が跨り、抱き合って舌を絡める。蠕動と脈動で気持ち良くなった頃合を見て、さっき迄ヤってた女を浮かせてアイツを挿し込んだ。

「は!?カケル様、性器がっ」

「んちゅ。あ、あはっ、何事…え?」

「陛下、カケル様の性器が二本に増えまして御座います」

「あひっ、挿って、ごじゃいましゅっうああっ」

「俺のちんぽは増えるんだ。凄いだろ?」

「それだけでは御座いませんでしょうに…」

まあね。




しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜

田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。 謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった! 異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?  地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。 冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

病弱幼女は最強少女だった

如月花恋
ファンタジー
私は結菜(ゆいな) 一応…9歳なんだけど… 身長が全く伸びないっ!! 自分より年下の子に抜かされた!! ふぇぇん 私の身長伸びてよ~

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

転生令嬢は現状を語る。

みなせ
ファンタジー
目が覚めたら悪役令嬢でした。 よくある話だけど、 私の話を聞いてほしい。

転生テイマー、異世界生活を楽しむ

さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。 内容がどんどんかけ離れていくので… ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ありきたりな転生ものの予定です。 主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。 一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。 まっ、なんとかなるっしょ。

実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…

小桃
ファンタジー
 商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。 1.最強になれる種族 2.無限収納 3.変幻自在 4.並列思考 5.スキルコピー  5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。

大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです

飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。 だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。 勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し! そんなお話です。

処理中です...