上 下
1,369 / 1,519

しおりを挟む


 慌てず急いで落ち着いて。急いで窓を開け、風を通す。海竜の鎧に《結界》を纏う俺とは違い、ママ上殿は丸腰だ。風通りを見る為に《結界》と鎧を外すが、だいぶ暑かったようで、直ぐに額から汗が滲み出た。

「風が気持ち良いわ」

「気が付かなくてごめん。今テーブルを出すから」

ソファー代わりの分厚いマットとテーブル代わりの雑木を出し、掛けてもらった。俺も座る。

「さ、温まってしまうから、どうぞ?」

「コップ出すからママ上殿も飲んでね」

二人並んでお茶を飲む。暑い部屋だったが木製の容器に入ったお茶はしっかり冷えていて何よりだ。

「美味しい」

「そうだね」

横に座るママ上殿を見て、俺はスキルで窓を閉めた。

「ん…、んちゅ。んん…」

部屋の熱が体温を上げ、脳を溶かす。舌を絡め合う間に互いの服を仕舞い、汗ばむ肌が密着する。マットに横になった俺の掌はママ上の柔らかい所を弄り、揉み捏ねる。俺の上に被さったママ上の太腿は俺の硬い所を挟み揺れ動く。
汗で滑るおっぱいに、体を下げてしゃぶり付く。押し付けられて、抱き締めるとアイツを快楽が包み込む。ママ上が挿れたのだ。抱き締める腕を緩め、ママ上の動きを促すと、前後に少しずつ動きながらアイツを奥へと飲み込んで行った。

「んっ、太くて、素敵よ」

「気持ち良いよ、メリダ」

「男として、愛してます。女として、私を貴方の女に」

「愛してる。愛してるっ」

「あっああっ!カケル様あっ!はんっ、ああんっ!」

我慢等出来る筈が無い。腰を振り、肌と粘膜を舐り、吸い付き、揉み拉く。ビクビクと強く震える体に白濁を流し込むと、ソレを吸い尽くそうと内圧を強めて固まった。

「はぁ、はっ、はぁ…。火の、加減は、良いの?」

「一度、火を落とすよ。冷める迄は、触れないから…もう一回、良いか?」

「嬉しいわっ、ああんっ!」

夕飯の時間迄セックスしまくった。


「ママはブフリムみたいでした!」

「変な事言わないで頂戴」

「メスのブフリムだよ!」

 夕飯を告げに来たサミイは俺とママ上殿の情事をそう語る。親のセックスを傍から見たらそんな感想も出るやも知れんが、あンた等親子丼した仲でしょうに。

「サミイ、私もね、女なのよ。カケル様に愛されたい、一人の女。妻として、母として、あの人は愛してるけど…ね?」

「んもー」

不貞腐れるが反論は無かった。サミイも同じだからだ。

「ママ上ぇ、カケルと赤ちゃん作るの?いーなー」

「ええ。カララちゃんも大人になったら孕ませて貰えるわ。それ迄たっぷりエッチな体にしてもらいましょうね」

「がんばるの」

頑張れカラクレナイ。俺も頑張る。

 夕飯の後は仕事に行き、冒険者と女将を犯す。皆を満足させて島に戻ると、先ずはラビアン達を風呂場の二階へ呼ぶ。全員入って手狭な部屋だが直ぐに気にならなくなる。女達の股が全身に密着し、愛液塗れとなるからだ。前後の穴と上の口にアイツが伸びて脈動と蠕動を繰り返す。何度もイかせ、子種を注ぎ、食事と排泄を繰り返し、多分二日はヤってたと思う。アイツを舐られながら全員で寝て、部屋を出る。冷やし黒糖水が美味い。

「カケル、だいじょぶ?」

「しっかり寝たから大丈夫だよ」

心配してくれるイゼッタを撫で、再び二階へ上がる。妻達三人の相手はサミイのプリ尻を揉む所から始まる。反対側の手にはリアのたわわ。アイツをしゃぶるのはイゼッタで、イゼッタのアソコを俺が舐める。その内左右から手が伸びて、アイツの数を増やしてやると三人が一本ずつしゃぶり付く。三人のお股を舐めて中を解すと、我慢ならなくなった順でアイツを咥え込む。最初はサミイ、次にイゼッタ。最後に跨るリアは俺におっぱいをしゃぶらせてくれる。疲れた順で離脱して、最後は一人ずつ愛し合う。薄ら膨らむイゼッタとサミイのおっぱいも余さずしゃぶり、吸って揉む。おっぱいの大きさに貴賎無し。皆違って皆良いのだ。






しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

アレキサンドライトの憂鬱。

雪月海桜
ファンタジー
桜木愛、二十五歳。王道のトラック事故により転生した先は、剣と魔法のこれまた王道の異世界だった。 アレキサンドライト帝国の公爵令嬢ミア・モルガナイトとして生まれたわたしは、五歳にして自身の属性が限りなく悪役令嬢に近いことを悟ってしまう。 どうせ生まれ変わったなら、悪役令嬢にありがちな処刑や追放バッドエンドは回避したい! 更正生活を送る中、ただひとつ、王道から異なるのが……『悪役令嬢』のライバルポジション『光の聖女』は、わたしの前世のお母さんだった……!? これは双子の皇子や聖女と共に、皇帝陛下の憂鬱を晴らすべく、各地の異変を解決しに向かうことになったわたしたちの、いろんな形の家族や愛の物語。 ★表紙イラスト……rin.rin様より。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。

狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。 街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。 彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

勇者召喚され、追放された黒騎士は、忌子の少女を守り抜く

竹桜
ファンタジー
 白色が一番とされ、黒色が忌み嫌われる世界に、勇者召喚された伊黒健介は、黒騎士という、職業になった。それを知った王国の者たちは、伊黒を王宮から追放された。  伊黒が転移させられた先は、何処かの古城だった。その場所には、美しい黒髪を腰まで伸ばし、黒い羽を持つ、少女がいた。  これは、黒騎士という職業という理由だけで追放された少年と、忌子と呼ばれた少女と、追放された訳有りの少女達との物語である。

実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…

小桃
ファンタジー
 商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。 1.最強になれる種族 2.無限収納 3.変幻自在 4.並列思考 5.スキルコピー  5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。

世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する

平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。 しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。 だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。 そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。

処理中です...