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見て見ぬ振り
しおりを挟むそれっぽい棒を紐で括り、シーツを掛けた目隠しを作り、樽に水を注ぐ。
「コレで良かろ?」
「覗かないならね」
「覗かないから後でじっくり見せてくれ」
「馬鹿」「ケブ」
頭脳はともかく毛深くは無いぞ?警戒しながらシーツを閉ざす二人にポーリは溜息を吐く。
「チャンスなのに、ね」
「俺?妻三人も居るし許可降りんよ」
「ネーヴェは、奥さん?」
「めかけ。めかけもいっぱい」
「隙は無いって事ね」
「今は私がひとりじめ~」
またコアラさんか。飛び込んで来るネーヴェを受け止めてペニスケに座らせる。
「ん、これ、いい」
「作った甲斐があるな。けどパンツが濡れちゃうぞ?」
「ん、脱ぐ…」
俺から降りて、パンツを脱いだネーヴェが再び俺に股がる。ペニスケも濡れちゃうんだけど…。しかし股を擦り付ける振動がアイツをブルブルと震わせて気持ち良い。ペニスケの内側を汚してしまいそうだ。
「ネーヴェ、挿れて良いか?」
「ん。して」
「ポーリ、済まんが見て見ぬ振りしててくれ」
「そこは見るなって言う所……」
ペニスケの拘束を外し、アイツの姿が顕になると、ポーリの視線は動かなくなる。ネーヴェの尻が乗って、尚も飛び出すアイツに目が離せなくなってしまったようだ。
「カケル…」
腿の上に立ち上がったネーヴェが静かに腰を下ろすと、立ち上がったアイツが股の中心を捉え密着する。その場でクチュクチュ擦り付けたネーヴェは、静かに長い息を吐きながら腰を沈めて行った。ズブズブと飲み込まれて行くアイツを、ポーリはじっと見詰めてる。
「んふ、ふとい…、きもちい…、んぁ」
「俺も気持ち良いよ。…ポーリは見るの初めてか?」
「…え?」
「見るのは初めてか?」
「し、した事も、無い…」
「そうか」
そう言って、向かい合わせのネーヴェをクルリと反転させた。
「あうっ、カケルゥ」
「自分の此処、触ってみろ」
ネーヴェのお豆をクリクリと、指先で優しく捏ね回す。ネーヴェの吐息が艶を増し、体に赤みが増して行くのを見て、ポーリはズボンの上からお股をまさぐり、直ぐに股の力を強めた。
「何、コレ…」
「気持ち良いだろ?コッチにおいで。気持ち良くしてやる」
「カケルゥ、カケルゥ~」
「ネーヴェはコッチな」
アイツが振動し、ネーヴェの中を震わせる。背中を預けたネーヴェは短い喘ぎ声を上げ続け、快楽に溺れた。
「ネーヴェ、気持ち、良いの?」
「凄くな。じゃあ、触るぞ?」
隣に座るポーリの股を手で覆い、ズボンの縫い目を撫でてやる。暫くの間は息を飲んで力んで居たが、快楽の波に慣れて来ると力を抜いて俺に寄り掛かり、股へと伸びる腕に腕を搦めた。
「ん、良い。初めて」
「直接触って良いか?ズボンが汚れちまう」
「そ、そうね。見ないでくれるなら」
「分かった」
手を外し、立ち上がったポーリがマント越しにズボンを降ろす。そしてマントを巻いた姿で再び俺の腕に抱き着いた。
「見ないから、自分でアソコに手を送って」
「うん…、んっ」
暖かい、お股の感触が掌に伝わると、神経を総動員して欲しい所を撫でてやる。閉ざされた一本筋が湿り気を帯びて、ぬるぬると滑りを増して行った。
「んひっ、はっ、初めて、なのにぃ、すごっ、ああ」
「声出すと二人に聞こえちゃうぞ?」
「あぅ、んっ」
「最初から丸聞こえよ」「あんた、最初からコレ目的で私等を連れて来たんだね?」
「えっ!?サルディナッ、プイーフッんっくうううっ!」
シーツの隙間から顔を出し、痴態を覗いていた二人に気付いたポーリはビクッビクッと大きく体を震わせる。見られてイくなんてとんだ変態さんだな。愛液と潮に塗れたお口を掌から生やした下でベロベロと、音を鳴らして舐めてやる。
「初めてイったんだな?」
「い、いった?」
「絶頂、凄く気持ち良くなったって事だよ」
「コラ、コッチ無視すんな」「あんたどう言うつもりだい!?」
顔だけ出してる二人が問い詰めた。
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