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二日に一度

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 妻が三人、子が二人、そして五龍が居ない朝。その穴を埋める為、俺の朝は早い。ルドエに行って畑に水を撒いて一オコン。作物は沢山箱に入っているそうなので、一月くらいは食べるのも売るのも平気だそうだ。リームはその辺り確り準備していてくれたみたい。
そしてボーデンフェルトと街の見廻り。草生い茂る濠の外には草が禿げた街道が伸び、街道から来たのであろう人々が濠の近くで点々と野営している。

「アレは中に入らんで生活してんのか?」

「良くるが良い」

良くる…、成程。悪意が見える。元々人攫いとかしてた奴等なのだろう。ミーネやボーデンフェルトがソレ等を見付け、フォリ・ガウチに入れないようにしている訳か。

「街の門前にある水晶玉があると良さそうだな」

「効果が高ければそれも良かろうがな」

「殺しですら素通りするからなぁ」

「後ろめたさや心の機微に反応すると言う。戦争で殺めても反応するし、ソレを生業とする者は逆の結果になろう」

「だよなぁ」

当面は看破されない程のスキル持ちでしか対応出来無いようで、二日に一度の午前午後、俺の仕事となった。

 それでも入浴施設の仕事はあるので、ルドエで朝食を済ませると、施設へ《転移》で移動する。

「おやまあ、奥さんが実家にねぇ」

「サミイちゃんも仕入れの手伝いだろ?寂しいねえ」

「ほぅら、おっぱい。たんとお飲み」

優しい主婦達のおかげで寂しくない。女達の股を抉るアイツが増々硬くなった。

 午後の部を終えると濠の外を《感知》で監視しながらミネストパレスの浴場で女達の欲情を受け止める。こっちにはあんまり来なくなったので、発散出来る久々のチャンスを逃すまいと女達がアイツを収める。《威圧》の俺も使って女達の大合唱を聞いて夕飯迄過ごし、島で夕食。そして再び施設で仕事終わりの冒険者と女将連中を相手に腰を振る。

 翌日はルドエでの水撒きとバルタリンドの朝の部を終えてカケラントへと飛ぶ。

「「「お帰りなさいませ、カケル様」」」

パンツを下ろし、尻を突き出した姿勢のメイドに迎えられ、目に付いた一人を浮かせて股を舐めながらヤリ部屋へと移動する。エンメロイの報告を聞きながらカケラントの住民に福利厚生を施し、飯を食って昼の部へ。
昼の部が終わるとカケラント郊外の街や集落に向かい、家事を手伝い空いた時間をセックスに費やした。子供と身重以外は全員孕ませる。今日一日で百人は下らない人数が孕んだ事になる。
夕飯に遅れたので施設で飯を食い、女達を楽しませる。女将連中は毎日来る事は少ないが、冒険者等は街にさえ居れば毎日来るので身の詰まったおっぱいと内圧を堪能し、ぷりぷりの子種を注いで心を癒して回った。

 翌日はルドエでセックスして、その翌日はクリューエルシュタルトのヤリ部屋で飯作り。感知能力の高い貴様が来たのでちょっとだけサービスし、野に放つと、午後の部を終えて戻って来た頃には階段に女が並んでた。

「久しぶりだな」

「皆待ってたんだから。また愛しとくれよ」

「子供デキたし、孕むのはダメだけどさ」

「あたしはもう一人くらい、欲しいかねえ。世話が掛からなくなったら頼むよ」

一回に付き四人、動けなくなる迄犯し倒して飯食ったら交代。それを数を忘れるくらいしたおかげか、アイツを伸ばせる限界が伸びた。太さを変えず三ハーンとか伸びる。女を密集させて一気に…とか出来るが今は使わんな。熟練度が増したのを素直に喜ぶだけにする。
夜の部を終えて、クリューエルシュタルトでも夜の部が始まる。此方は女将や冒険者が少ない代わりに商売女が多い。仕事より俺のが良いそうだ。病気も治すしな。
プロの技がとても良い。伸ばせるようになったアイツを舐られて、上下から白濁シャワーをぶっ掛け飲ませ、何人かの子を堕ろした。

「あたい等は仕事が上がる迄は孕みたくないけどさ、孕むなら、あンたのが良いね」

その時は二人きりでとお願いされた。






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