上 下
1,238 / 1,519

二日に一度

しおりを挟む


 妻が三人、子が二人、そして五龍が居ない朝。その穴を埋める為、俺の朝は早い。ルドエに行って畑に水を撒いて一オコン。作物は沢山箱に入っているそうなので、一月くらいは食べるのも売るのも平気だそうだ。リームはその辺り確り準備していてくれたみたい。
そしてボーデンフェルトと街の見廻り。草生い茂る濠の外には草が禿げた街道が伸び、街道から来たのであろう人々が濠の近くで点々と野営している。

「アレは中に入らんで生活してんのか?」

「良くるが良い」

良くる…、成程。悪意が見える。元々人攫いとかしてた奴等なのだろう。ミーネやボーデンフェルトがソレ等を見付け、フォリ・ガウチに入れないようにしている訳か。

「街の門前にある水晶玉があると良さそうだな」

「効果が高ければそれも良かろうがな」

「殺しですら素通りするからなぁ」

「後ろめたさや心の機微に反応すると言う。戦争で殺めても反応するし、ソレを生業とする者は逆の結果になろう」

「だよなぁ」

当面は看破されない程のスキル持ちでしか対応出来無いようで、二日に一度の午前午後、俺の仕事となった。

 それでも入浴施設の仕事はあるので、ルドエで朝食を済ませると、施設へ《転移》で移動する。

「おやまあ、奥さんが実家にねぇ」

「サミイちゃんも仕入れの手伝いだろ?寂しいねえ」

「ほぅら、おっぱい。たんとお飲み」

優しい主婦達のおかげで寂しくない。女達の股を抉るアイツが増々硬くなった。

 午後の部を終えると濠の外を《感知》で監視しながらミネストパレスの浴場で女達の欲情を受け止める。こっちにはあんまり来なくなったので、発散出来る久々のチャンスを逃すまいと女達がアイツを収める。《威圧》の俺も使って女達の大合唱を聞いて夕飯迄過ごし、島で夕食。そして再び施設で仕事終わりの冒険者と女将連中を相手に腰を振る。

 翌日はルドエでの水撒きとバルタリンドの朝の部を終えてカケラントへと飛ぶ。

「「「お帰りなさいませ、カケル様」」」

パンツを下ろし、尻を突き出した姿勢のメイドに迎えられ、目に付いた一人を浮かせて股を舐めながらヤリ部屋へと移動する。エンメロイの報告を聞きながらカケラントの住民に福利厚生を施し、飯を食って昼の部へ。
昼の部が終わるとカケラント郊外の街や集落に向かい、家事を手伝い空いた時間をセックスに費やした。子供と身重以外は全員孕ませる。今日一日で百人は下らない人数が孕んだ事になる。
夕飯に遅れたので施設で飯を食い、女達を楽しませる。女将連中は毎日来る事は少ないが、冒険者等は街にさえ居れば毎日来るので身の詰まったおっぱいと内圧を堪能し、ぷりぷりの子種を注いで心を癒して回った。

 翌日はルドエでセックスして、その翌日はクリューエルシュタルトのヤリ部屋で飯作り。感知能力の高い貴様が来たのでちょっとだけサービスし、野に放つと、午後の部を終えて戻って来た頃には階段に女が並んでた。

「久しぶりだな」

「皆待ってたんだから。また愛しとくれよ」

「子供デキたし、孕むのはダメだけどさ」

「あたしはもう一人くらい、欲しいかねえ。世話が掛からなくなったら頼むよ」

一回に付き四人、動けなくなる迄犯し倒して飯食ったら交代。それを数を忘れるくらいしたおかげか、アイツを伸ばせる限界が伸びた。太さを変えず三ハーンとか伸びる。女を密集させて一気に…とか出来るが今は使わんな。熟練度が増したのを素直に喜ぶだけにする。
夜の部を終えて、クリューエルシュタルトでも夜の部が始まる。此方は女将や冒険者が少ない代わりに商売女が多い。仕事より俺のが良いそうだ。病気も治すしな。
プロの技がとても良い。伸ばせるようになったアイツを舐られて、上下から白濁シャワーをぶっ掛け飲ませ、何人かの子を堕ろした。

「あたい等は仕事が上がる迄は孕みたくないけどさ、孕むなら、あンたのが良いね」

その時は二人きりでとお願いされた。






しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

魔力無し転生者の最強異世界物語 ~なぜ、こうなる!!~

月見酒
ファンタジー
 俺の名前は鬼瓦仁(おにがわらじん)。どこにでもある普通の家庭で育ち、漫画、アニメ、ゲームが大好きな会社員。今年で32歳の俺は交通事故で死んだ。  そして気がつくと白い空間に居た。そこで創造の女神と名乗る女を怒らせてしまうが、どうにか幾つかのスキルを貰う事に成功した。  しかし転生した場所は高原でも野原でも森の中でもなく、なにも無い荒野のど真ん中に異世界転生していた。 「ここはどこだよ!」  夢であった異世界転生。無双してハーレム作って大富豪になって一生遊んで暮らせる!って思っていたのに荒野にとばされる始末。  あげくにステータスを見ると魔力は皆無。  仕方なくアイテムボックスを探ると入っていたのは何故か石ころだけ。 「え、なに、俺の所持品石ころだけなの? てか、なんで石ころ?」  それどころか、創造の女神ののせいで武器すら持てない始末。もうこれ詰んでね?最初からゲームオーバーじゃね?  それから五年後。  どうにか化物たちが群雄割拠する無人島から脱出することに成功した俺だったが、空腹で倒れてしまったところを一人の少女に助けてもらう。  魔力無し、チート能力無し、武器も使えない、だけど最強!!!  見た目は青年、中身はおっさんの自由気ままな物語が今、始まる! 「いや、俺はあの最低女神に直で文句を言いたいだけなんだが……」 ================================  月見酒です。  正直、タイトルがこれだ!ってのが思い付きません。なにか良いのがあれば感想に下さい。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。

狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。 街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。 彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

後宮の侍女、休職中に仇の家を焼く ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌~ 第二部

西川 旭
ファンタジー
埼玉生まれ、ガリ勉育ちの北原麗央那。 ひょんなことから見慣れぬ中華風の土地に放り出された彼女は、身を寄せていた邑を騎馬部族の暴徒に焼き尽くされ、復讐を決意する。 お金を貯め、知恵をつけるために後宮での仕事に就くも、その後宮も騎馬部族の襲撃を受けた。 なけなしの勇気を振り絞って賊徒の襲撃を跳ね返した麗央那だが、憎き首謀者の覇聖鳳には逃げられてしまう。 同じく邑の生き残りである軽螢、翔霏と三人で、今度こそは邑の仇を討ち果たすために、覇聖鳳たちが住んでいる草原へと旅立つのだが……? 中華風異世界転移ファンタジー、未だ終わらず。 広大な世界と深遠な精神の、果てしない旅の物語。 第一部↓ バイト先は後宮、胸に抱える目的は復讐 ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第一部~ https://www.alphapolis.co.jp/novel/195285185/437803662 の続きになります。 【登場人物】 北原麗央那(きたはら・れおな) 16歳女子。ガリ勉。 紺翔霏(こん・しょうひ)    武術が達者な女の子。 応軽螢(おう・けいけい)    楽天家の少年。 司午玄霧(しご・げんむ)    偉そうな軍人。 司午翠蝶(しご・すいちょう)  お転婆な貴妃。 環玉楊(かん・ぎょくよう)   国一番の美女と誉れ高い貴妃。琵琶と陶芸の名手。豪商の娘。 環椿珠(かん・ちんじゅ)    玉楊の腹違いの兄弟。 星荷(せいか)         天パ頭の小柄な僧侶。 巌力(がんりき)        筋肉な宦官。 銀月(ぎんげつ)        麻耶や巌力たちの上司の宦官。 除葛姜(じょかつ・きょう)   若白髪の軍師。 百憩(ひゃっけい)       都で学ぶ僧侶。 覇聖鳳(はせお)        騎馬部族の頭領。 邸瑠魅(てるみ)        覇聖鳳の妻。 緋瑠魅(ひるみ)        邸瑠魅の姉。 阿突羅(あつら)        戌族白髪部の首領。 突骨無(とごん)        阿突羅の末息子で星荷の甥。 斗羅畏(とらい)        阿突羅の孫。 ☆女性主人公が奮闘する作品ですが、特に男性向け女性向けということではありません。  若い読者のみなさんを元気付けたいと思って作り込んでいます。  感想、ご意見などあればお気軽にお寄せ下さい。

実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…

小桃
ファンタジー
 商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。 1.最強になれる種族 2.無限収納 3.変幻自在 4.並列思考 5.スキルコピー  5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。

目覚めた世界は異世界化? ~目が覚めたら十年後でした~

白い彗星
ファンタジー
十年という年月が、彼の中から奪われた。 目覚めた少年、達志が目にしたのは、自分が今までに見たことのない世界。見知らぬ景色、人ならざる者……まるで、ファンタジーの中の異世界のような世界が、あった。 今流行りの『異世界召喚』!? そう予想するが、衝撃の真実が明かされる! なんと達志は十年もの間眠り続け、その間に世界は魔法ありきのファンタジー世界になっていた!? 非日常が日常となった世界で、現実を生きていくことに。 大人になった幼なじみ、新しい仲間、そして…… 十年もの時間が流れた世界で、世界に取り残された達志。しかし彼は、それでも動き出した時間を手に、己の足を進めていく。 エブリスタで投稿していたものを、中身を手直しして投稿しなおしていきます! エブリスタ、小説家になろう、ノベルピア、カクヨムでも、投稿してます!

処理中です...