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傍若無人

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 湯から上がった女達に抱き着かれ、施設の風呂に《転移》する。目の前は女、女、そして女。まだ営業中だった。俺を知らない客も居て、キャーキャーしながら湯の中に逃げる。俺を知ってる客達は、背を押し手を引き浴槽へ。

「女神様のお告げかねえ。そんな気がしたんだよお」

「あンた、昨日も言ってなかったかい?」

「当たったんだから良いじゃないか。ささ、早く温まっとくれっ。おちんぽ様のお通りだよっ!」

どうも、おちんぽ様です。集まった常連達に掛け湯され、体を使って洗われる。その様子を見て友恋フレンズは諦めて湯に浸かり、初見の客は反り立つアイツに目を見張る。ヤる気満々で来たのでチンピクがビクビクなのだ。そこに女達のおっぱいによる泡泡洗体で漲り昂り、我慢汁が溢れ出す。

「ふは、そんなにしたかったのかい?」

「依頼で溜まってたんだねえ。たっぷりして行きな?」

「今日はぶっ倒れても、して良いからさ」

そんな事を言われたら我慢出来ん。左右の女の尻を揉み、舌を絡めて唾液を混ぜる。すると前でおっぱいを擦り付けていた二人がしゃがんでアイツを舐る。直ぐに数を増やすと舐る二人は新規の女達に見せ付けるようにして唾液を空気に絡ませた。

「奥迄、頼む」

「ん、あぷ、んっ」「ろまへてぇ、はぷっ、んふん」

自然と腰が動く。二人の口内を前後して、舌と喉奥を犯してく。

「二人ばっかり狡いって。横になっておくれよ」

マットを敷いて仰向けになると、どんどん女が跨って、足の裏しか残らない。女の股に照準を合わせ、アイツをニョキニョキ生やして行くと、滑りを纏ったアイツ等が、女の股に飲み込まれ、様々な動きで快楽を共有して行った。
入れ替わり、立ち代り、警戒心の薄れた新規の客にもたっぷり楽しませて営業を終了した。その後は、じっと我慢の妾達に福利厚生の時間となる。

「お待たせ」

「待ってた!」「旦那ぁ~」

発情した狼と白熊が体を擦り付けて来る。

「こっちも」「こっちもっ」

発情した兎達が両腕を取り絡み付く。

「んっ、んっんっ」

発情した人の子がアイツに食らい付く。

「カケル様ぁ、背中しか残ってません」

残された一人は浮かせてお股に顔を埋める。奥深くへと舌を突っ込み粘膜の味を味わうと、さっき迄散々出してたのに性欲が止まらない。掃除を始めた子達には申し訳無いが、休憩室の掃除は明日にしてくれ。


 玄関を使わないで《転移》すると、滅茶苦茶時間の進みが遅い。「ちょっと行って来る」と行って出たが、殆ど時間が経ってないのだ。なのでゆっくりケバブの作り方を伝授して、野営地へと帰って来た。

「早かったな」

「まだ上がって無かったのか」

我が家に向けて飛び石を投げる弥一が俺に気付いて口を開く。夜警以外、他の奴等は皆寝に行ったようで、一組五組とムームードは焚き火を囲んで静かな夜を過ごしていた。

「長かったな」

「もう寝たのかと思ってたわ」

女達が風呂から戻って来たのはそれからだいぶ経ってから。ウトウトしてる弥一を起こしたムームードが風呂への階段を上がってく。

「お前、他の者の事考えて使えよ」

「二つ作らないのが悪いのよ」

「そう言う事ならもう作らないし寝床も貸さない。テント張って寝ろ」

流石に傍若無人が過ぎる。イライラが爆発する前に煉瓦テントを拵えて引き篭った。ドンドンとテントに攻撃するような音がするが、《結界》張れば気にならん。周囲の異常を《感知》で見ながら夢の世界へ移動した。

 目が覚めて、未だ暗いが交代の時間。男達は早起きで、焚き火の輪に混ざったりしてる。

「早いな。三組はどうした?」

「そう言えばまだですね」

「俺達、それだけを楽しみにして起きてんのに…」

「否寝ろよ。今日も自由行動だろうが、もしかしたら石を拾いにまた女子が潜るかも知れんだろ?今度は薄着でな」

「……寝るぜ。お休み」

「ああ、お休み」「またな」

そんな理由で起きてたのか。そそくさとテントに戻るお手軽価格達を見送って、焚き火の輪に加わった。






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