1,123 / 1,519
棟上げ
しおりを挟む「いっ、いぐっイぐうううっ!!」
腰の動きに合わせてプシャプシャと噴き出す潮を浴び、最後の一突きを子袋の中に押し込んでドロドロに濃い子種を流し込んだ。
アイツを引き抜き、掃除させるのはフラーラとノーノ。
「んっ、んふ…。奥様…」
「おいで、リア」
「はい」
フラノノの唾液で照りの出る二本のアイツに指を添えて、自らの中心に宛てがうと、ゆっくりと腰を下ろした。
「んん、後が、つかえて居りますので、どうぞ手早く…」
「そんな事するか。リアのふわふわまんこは俺のだ」
「あふっ、はいっ!この身、この心、全て、貴方様の物ですっいうううっ!」
ふわふわのまんこもデカ盛りおっぱいも、程良く締まる尻穴も、全部俺の物だ。直ぐに終わって良い筈が無い。おっぱいを揉み舐り、腰の動きを早めて行くと、逃げ出すように揺れるおっぱいが舐る舌から脱走し、顔中を駆け回った。
「明日、戻るの?」
「歩いて戻るなら後三日か四日だな」
「待ち遠しいですね」
回復し、抱き着いて、俺の肩を枕にするイゼッタとリアは、サミイ達の無事を聞いて力が抜ける。
「また、赤ちゃん作る?」
「そうしたいが、そうなると子供部屋を増設しなきゃな。集合住宅も傷んで来たと思うし、そろそろ作り直そうかと思うんだ」
「乗り物と同じく、で御座いますか?」
「楕円にはしないけどな」
「後でテイカにも聞いてみる。直すトコ、あるかもしんない」
そう言って寝てしまったイゼッタを浮かせ、寝室へと《転移》した。
翌日の朝、朝食を摂りながらテイカにその話をすると子供部屋の増築に関しては問題無いとの回答。集合住宅についてはちょこちょこ直してるそうで、まだ手を付けなくて良いのでは?と言う。もしかして、直したばっかりだったのか?
さて、そうなると何処にどうやって増設するか、だな。子供部屋の並びに作るのが良さそうだが、シャリーが子供部屋の向かいに作る提案を出す。動線を伸ばさない為だろう。
「テイカはどう思う?」
「木を植えて頂ければ今日からでも始められます」
どうやらテイカがメインになって作るらしい。この話が出る前から男女別室にする予定だったそうで、材料だけは集めて居たそうだ。
「木を生やすのはイゼッタ、頼めるか?」
「まかして」
折角の雑木工法だと思って居たが、皆がやる気なら任せてしまおう。
午前の部を終えて島に戻ると、既に棟上げ状態であった。早いな。
「一オコンそこらで棟上げするのか。大したモンだ」
「がんばった」「がんばった」「頑張りました」
ネーヴェも手伝ってくれたらしい。赤ちゃんを抱くラビアン達が、魔力を吸われて窶れてた。ヤバいよヤバいよ。直ぐに赤ちゃんを抱き代わり、窶れた二人に魔力を流し込んでやる。
「まだラビアン達に抱かせるのは早いかな」
「ん。ごめんね?」
「カケル様に魔力を頂けたのでもう大丈夫ですっ」
「漲る…溢れる…」
入れ過ぎたか。赤ちゃん抱かせて調節せねば。
「俺の魔力でも大丈夫そうだな」
「問題無い」
ひょひょいと浮かせた赤ちゃんを両肩に乗せたネーヴェはお昼を貰いに飛んでった。まだお昼は作り始めても無いので、おやつでもせびるのだろう。
「テイカよ、俺に手伝える事はあるか?」
「抱っこしてください」
疲れたのだな、よしよし。アイツの上に跨らせ、ハグして頭を撫でてやる。背中にイゼッタが張り付いて来る。よしよし…。
午後の部を終えて戻ると、既に引越しが終わっていた。ベッドは俺が龍化した時に使ってたマットを倉庫から出して来たそうで、家具はまだ要らないので箱二つに板を乗せた簡易テーブルだけだ。こっちの部屋は男の子部屋だそうで、ジョー二アスにちっちゃい兎で計六人、部屋の中を転げ回っている。女の子も混ざって居るが、まあ良いか。
夜の部を終える間際、カロとタマリーが子供達を連れて施設へやって来たそうだ。他の客とは一緒に入らず、客間となった居住区で時間を潰していたらしい。
0
お気に入りに追加
134
あなたにおすすめの小説
魔力無し転生者の最強異世界物語 ~なぜ、こうなる!!~
月見酒
ファンタジー
俺の名前は鬼瓦仁(おにがわらじん)。どこにでもある普通の家庭で育ち、漫画、アニメ、ゲームが大好きな会社員。今年で32歳の俺は交通事故で死んだ。
そして気がつくと白い空間に居た。そこで創造の女神と名乗る女を怒らせてしまうが、どうにか幾つかのスキルを貰う事に成功した。
しかし転生した場所は高原でも野原でも森の中でもなく、なにも無い荒野のど真ん中に異世界転生していた。
「ここはどこだよ!」
夢であった異世界転生。無双してハーレム作って大富豪になって一生遊んで暮らせる!って思っていたのに荒野にとばされる始末。
あげくにステータスを見ると魔力は皆無。
仕方なくアイテムボックスを探ると入っていたのは何故か石ころだけ。
「え、なに、俺の所持品石ころだけなの? てか、なんで石ころ?」
それどころか、創造の女神ののせいで武器すら持てない始末。もうこれ詰んでね?最初からゲームオーバーじゃね?
それから五年後。
どうにか化物たちが群雄割拠する無人島から脱出することに成功した俺だったが、空腹で倒れてしまったところを一人の少女に助けてもらう。
魔力無し、チート能力無し、武器も使えない、だけど最強!!!
見た目は青年、中身はおっさんの自由気ままな物語が今、始まる!
「いや、俺はあの最低女神に直で文句を言いたいだけなんだが……」
================================
月見酒です。
正直、タイトルがこれだ!ってのが思い付きません。なにか良いのがあれば感想に下さい。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。
町島航太
ファンタジー
かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。
しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。
失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。
だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
目覚めた世界は異世界化? ~目が覚めたら十年後でした~
白い彗星
ファンタジー
十年という年月が、彼の中から奪われた。
目覚めた少年、達志が目にしたのは、自分が今までに見たことのない世界。見知らぬ景色、人ならざる者……まるで、ファンタジーの中の異世界のような世界が、あった。
今流行りの『異世界召喚』!? そう予想するが、衝撃の真実が明かされる!
なんと達志は十年もの間眠り続け、その間に世界は魔法ありきのファンタジー世界になっていた!?
非日常が日常となった世界で、現実を生きていくことに。
大人になった幼なじみ、新しい仲間、そして……
十年もの時間が流れた世界で、世界に取り残された達志。しかし彼は、それでも動き出した時間を手に、己の足を進めていく。
エブリスタで投稿していたものを、中身を手直しして投稿しなおしていきます!
エブリスタ、小説家になろう、ノベルピア、カクヨムでも、投稿してます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる