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棟上げ

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「いっ、いぐっイぐうううっ!!」

 腰の動きに合わせてプシャプシャと噴き出す潮を浴び、最後の一突きを子袋の中に押し込んでドロドロに濃い子種を流し込んだ。
アイツを引き抜き、掃除させるのはフラーラとノーノ。

「んっ、んふ…。奥様…」

「おいで、リア」

「はい」

フラノノの唾液で照りの出る二本のアイツに指を添えて、自らの中心に宛てがうと、ゆっくりと腰を下ろした。

「んん、後が、つかえて居りますので、どうぞ手早く…」

「そんな事するか。リアのふわふわまんこは俺のだ」

「あふっ、はいっ!この身、この心、全て、貴方様の物ですっいうううっ!」

ふわふわのまんこもデカ盛りおっぱいも、程良く締まる尻穴も、全部俺の物だ。直ぐに終わって良い筈が無い。おっぱいを揉み舐り、腰の動きを早めて行くと、逃げ出すように揺れるおっぱいが舐る舌から脱走し、顔中を駆け回った。


「明日、戻るの?」

「歩いて戻るなら後三日か四日だな」

「待ち遠しいですね」

 回復し、抱き着いて、俺の肩を枕にするイゼッタとリアは、サミイ達の無事を聞いて力が抜ける。

「また、赤ちゃん作る?」

「そうしたいが、そうなると子供部屋を増設しなきゃな。集合住宅も傷んで来たと思うし、そろそろ作り直そうかと思うんだ」

「乗り物と同じく、で御座いますか?」

「楕円にはしないけどな」

「後でテイカにも聞いてみる。直すトコ、あるかもしんない」

そう言って寝てしまったイゼッタを浮かせ、寝室へと《転移》した。

 翌日の朝、朝食を摂りながらテイカにその話をすると子供部屋の増築に関しては問題無いとの回答。集合住宅についてはちょこちょこ直してるそうで、まだ手を付けなくて良いのでは?と言う。もしかして、直したばっかりだったのか?

さて、そうなると何処にどうやって増設するか、だな。子供部屋の並びに作るのが良さそうだが、シャリーが子供部屋の向かいに作る提案を出す。動線を伸ばさない為だろう。

「テイカはどう思う?」

「木を植えて頂ければ今日からでも始められます」

どうやらテイカがメインになって作るらしい。この話が出る前から男女別室にする予定だったそうで、材料だけは集めて居たそうだ。

「木を生やすのはイゼッタ、頼めるか?」

「まかして」

折角の雑木工法だと思って居たが、皆がやる気なら任せてしまおう。

午前の部を終えて島に戻ると、既に棟上げ状態であった。早いな。

「一オコンそこらで棟上げするのか。大したモンだ」

「がんばった」「がんばった」「頑張りました」

ネーヴェも手伝ってくれたらしい。赤ちゃんを抱くラビアン達が、魔力を吸われて窶れてた。ヤバいよヤバいよ。直ぐに赤ちゃんを抱き代わり、窶れた二人に魔力を流し込んでやる。

「まだラビアン達に抱かせるのは早いかな」

「ん。ごめんね?」

「カケル様に魔力を頂けたのでもう大丈夫ですっ」

「漲る…溢れる…」

入れ過ぎたか。赤ちゃん抱かせて調節せねば。

「俺の魔力でも大丈夫そうだな」

「問題無い」

ひょひょいと浮かせた赤ちゃんを両肩に乗せたネーヴェはお昼を貰いに飛んでった。まだお昼は作り始めても無いので、おやつでもせびるのだろう。

「テイカよ、俺に手伝える事はあるか?」

「抱っこしてください」

疲れたのだな、よしよし。アイツの上に跨らせ、ハグして頭を撫でてやる。背中にイゼッタが張り付いて来る。よしよし…。

午後の部を終えて戻ると、既に引越しが終わっていた。ベッドは俺が龍化した時に使ってたマットを倉庫から出して来たそうで、家具はまだ要らないので箱二つに板を乗せた簡易テーブルだけだ。こっちの部屋は男の子部屋だそうで、ジョー二アスにちっちゃい兎で計六人、部屋の中を転げ回っている。女の子も混ざって居るが、まあ良いか。

 夜の部を終える間際、カロとタマリーが子供達を連れて施設へやって来たそうだ。他の客とは一緒に入らず、客間となった居住区で時間を潰していたらしい。
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