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殺して

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「カケル様、あンたって人は…」

 呆れ声のシシリーだが、クラースは前を向いて答える。

「いや、それが一番安上がりだよ。股ぁ開いて我慢してりゃあ、それで済むんだからね。さあ、治しとくれ」

二階に上がり、直ぐの部屋。此処に子供が臥せっている。部屋に入ると立ち込める腐臭で眉間に皺が寄る。だが呻き声が聞こえて少しホッとした。

「窓は…」「無いよ」

換気は出来無いか。直ぐに《浄化》のクリスタルを部屋の中央に置いて魔力を込める。

「なっ!?」「光った」

「ヤる価値が、出来たろ?」

「……さっきよりは、ね」

子供の寝るベッドに向かい、汚れたシーツを剥が…《収納》して直ぐに滑りを纏わせる。体から染み出した膿で張り付いていたのだ。滑りを纏って染みるのが減ったのか、呻き声は小さくなった。先に《抵抗》掛けりゃ良かったかな。

「こりゃ、何で…」

「掻き毟って、この様さ…」

《耐性》《遮断》。そして《感知》で内外を診る。内部は問題無さそうだが、掻き毟りを中心に体表面が毒に犯されていた。《解毒》で治す…良し。薬草で治らなかったのは単純に効果が無かっただけか、体表に着いた毒で更に掻き毟ったかの何方かだろう。
ベッド毎子供を浮かせると、ベッドを《収納》して《洗浄》。さて、此処からが本番だ。しっかりしろよ?
膿んだ皮膚を溶かして《治癒》する。エージャや性病の女達に何度もして来た術式だが、決して気は抜かない。粘膜周りに股間が酷い。とにかく集中して治して行った。

「ふう…」

回復させて、厚く敷いた雑木マットに子供を寝かせ、上から一枚掛けてやる。

「な…、治った、の…かい?」

「きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。治したんだぜ。それで」

「う…うくっ、ううう……」

小さな寝息を立てて眠る子供の姿に、クラースが、声を殺して泣く。隣に立つシシリーも涙を流していた。

「起きたらこれを食わせてやれ。柔らかく調理してな」

おやつの干し肉をくれてやる。

「うぐ…こんなに、ダメだよ…」

「必ず食わせろ、ある意味薬だ」

「…ん。うん。料理するから、下に、…行こ」

そんなに早くにゃ起きんがな。シシリーに腕を支えられ、部屋を出るクラースに着いて行った。

「こんな場所で、悪いけど…」

 受け取った干し肉を皿に乗せ、棚の上に安置すると、クラースはテーブルに手を着いてスカートを捲り、尻を出す。俺もペニスケを外す。

「クラース、あんた、良いんだね?」

「二言は無いよ。それに、あの人帰って来ないし…いっ、ぁあっ」

返事を聞いて部屋に《結界》を張ると、滑りを纏ったアイツがクラースのお股に突き刺さる。だいぶ使われていなかったのだろう、子持ちなのに締まりが良い。お股の周りだけ《洗浄》され、アイツを押し込められるクラースのアソコはギュウギュウとアイツを締め付けながらも、アイツの侵入は拒まなかった。

「ふっ、太い…。奥ま、で、来たっあああっ」

「カケル様のおちんぽ様は凄いのさ。あたしも濡れて来ちまったよ…」

「シシリーも、後でな」

襞を引っ張るようにゆっくりと引き抜き、襞を絡めるようにゆっくりと押し込む。ジワジワと溢れて来る愛液がアイツに纏わり付くのが分かる。そしてヌチュッとした音が少しずつ部屋に響きだした。
腰を大きく振り、射精感を高めてく。子部屋の入口を叩かれて、クラースが潮を噴いて良がるのに合わせて大量の白濁を流し込んだ。

 シシリー、クラース、シシリーと、時間の限り楽しんで、入浴施設に連れて来た。

「ウチみたいな汚いの、悪いよ」

「汚いから洗うんだ」

「それにお金だって…」

「俺がもっとしたいから出しただけだ。だからもっとヤらせろ」

「そんな事で、良いなら。好きなだけ、良いよ」

午後の部は他の客と混じってたっぷりとリラクゼーションしてもらった。毎日でも通えるように仕事頑張るってさ。
常連一人ゲットだ。偶には営業を掛けるのも良いモノだな。
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