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お賃金は日払い

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 三の鐘が鳴り、開け放たれたドアの中に女達が吸い込まれて行く。

「カケル様~。開業おめでとうございます」

「開業おめでとうございます。あれから色々楽しみにしてたのに一度も来店されないのですもの、忘れられたかと思いましたわ」

ママ上殿にミストン商店のフィルフィンさん。そしてお付のメイドとエージャが来てくれた。敢えて最後を狙って来たな?

「申し訳ありません。忙しい時に限って予定が被るもので。どうぞ中でお寛ぎ下さいませ」

「あら丁寧。さっき迄冒険者でしたのに。ふふっ」

四人がドアを潜り、俺も続く。エントランスを抜けてサロンに行くと、そこに待つのは殆どが街の主婦で冒険者は数える程度。此処に集まった女達は、真の目的を持って此処に居る。

「カケル様」「もう、何オコン待たせるのさ」「待ち切れなくて一人でおっ始めちまったよ。な?早くぅ」

「待たせて済まない。下に降りようか」

女達に囲まれて脱衣場に向かい、服を脱ぎ出す姿を見てムラムラを滾らせながら鎧を《収納》した。そそり立つアイツ見て喉を鳴らす女達に詰め寄られ、撫でられ押し付けられて浴室へ。

「カケル様、私達はお先にお風呂を頂きますね」

「美しくなりましたら、また」

「二人共美人ですよ。ではごゆっくりお楽しみ下さい。皆さんは此方へ」

ママ上殿等と別れて休憩室の大部屋へ向かうと、直ぐに二人がアイツを舐り出す。

「なあ、カケル様。組合で聞いたんだけどさ。本当に孕まないのかい?家の人とはご無沙汰だからさ。孕むのは困るんだよ」

一人の主婦が聞いて来る。この人は初めてで不安なのだろうな。他にも不安気なのが数人、舐られるアイツを凝視していた。

「スキルで自由に孕ませをコントロール出来るから、安心して楽しんでくれ。孕みたい人はその都度教えてね?」

「そうかい?うふ…、なら、たっぷりお願いしようかね」

「あたしは避妊魔法受けてるからね、遠慮は要らないよ!?」

遠慮の要らない冒険者に遠慮無く《威圧》の指でクリクリしたら、直ぐに潮噴いてガクガクしてた。楽しい子だな。

 マットに寝て、アイツを増やす。女達は悲鳴にも似た歓声を上げて思い思いのアイツを弄り、舐め、咥え、股に収める。流石主婦達、するとなったら躊躇いが無い。ガクガクしてた冒険者は顔に乗せて、三枚に増やして肥大化させた舌でべろべろしながら中をほじくり、何度も潮を噴かせた。顔中が愛液と潮に塗れ、アイツ等がビクビクと喜んでるのが分かる。風呂を堪能してたママ上殿達も合流し、全員がクタクタになる迄リラクゼーションした。


「午前の部で、二百十二人でした」

 会計を読み上げるシャリー。千人には遠く及ばないが、風呂のキャパ的にこれくらいが丁度良いだろうな。

「皆は疲れて無いか?」

「初めての事で多少トラブルもあったようですが概ね問題無く。交代と休憩もしっかり出来たそうです」

「バイトの子達は?」

「ティータさん以外はぐったりと言った所でしょうか。経験者は強いですね。皆さんお風呂に入って仮眠して帰られました。因みにですが、お賃金は日払いにしました。子供ですし、結果が直ぐ分かる方が良いでしょう」

「それもそうだな。十二…六…、入場料で十二万七千二百ヤンか。売り物はどうだ?」

「野菜の売れ行きは芳しくありませんが、食料品店でも買えますからね。消え物に関しては飲み物とのセットが二百三とかなり出ています。単品もそれぞれ五十を超えて居ますね。ですが…」

「どうしたね」

「文字だけでの説明ではどんな品か分からなくて、結果口頭で説明したり他の人が食べてるのを見て判断する人が多いです」

「成程なぁ。絵が欲しいな、出来ればカラーで」

「絵描きさんに頼みますか?」

「否、俺に考えがある。それがダメなら絵描きさんに頼もう」

「分かりました。それ迄は口頭で頑張ります」

さて、折角だし《転移》の練習の足しにしようか…。




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