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見せる程無い
しおりを挟む浅い浴槽に胡座をかくと、天衝くアイツが辺りを窺い顔を出す。先っぽが寒くなるから好きじゃ無いので太腿に挟んで温まる。
「カ、王様。大臣達をお呼びしました。何人かは遅れます」
名前で無く、役職で呼んだ?振り返ると、雑木タオルに包まれたピエルタが居た。
「姫なのだから迂闊に肌を晒すモンじゃ無いぞ?」
「だって、飯もらおうと思ったら皆が風呂に行くからって。そう言う習わしかと思ったんだ」
「キュー」
リフレイムも居たのか。入口から身を屈めて入って来た。こっちは全裸だ。元々全裸だが。
「来ちゃったモンは仕方無いな。おっぱい見られたくなかったら遠くで浸かりなされ」
「見せる程無いやい!」
メイド二人を従えて、掛け湯をされて湯に浸かるとノシノシ奥に歩いて行った。
「二日酔いの奴、集まれ~」
号令と共に掛け湯して、俺の近くに寄って来る。こら、腿を弄るな。
「王様、これじゃ到せないわね」
大臣達を掻き分けて、職権乱用の宰相が隣に陣取った。
「致すつもりで呼んだんじゃ無いよ」
「あら殊勝。それとも飽きておしまいで?」
「此処でヤると時間が掛かるからな。皆、《解毒》すっぞー」
「「「はーーい」」」
一人一人に《解毒》と回復を施しながらおっぱいを揉む。朝の仕事を頑張ってくれ。
「カケル、おっぱい好きなのか?」
気付いたらピエルタが近くに居た。
「そりゃあ男だし、おっぱい嫌いな奴等居ないさ」
「それと、さ…。ソレ、何だ?」
「ソレ…」
アイツがこんにちわしてた。
「ちんちん、だな」
「ソレが…か…」
顔赤くしてまで凝視すんなし。
「半分くれよ」
「縦にか?横にか?」
くれてやれるモンでも無いがな。
「男だったらさ、騎士になったり、家を出て冒険者になったり出来たんだ」
「まあ浸かれよ。竜騎士になりたかったのか?」
「リフレイムが一緒にやってくれるならな」
少し離れて湯に浸かるピエルタだが、視線は湯からはみ出た先っぽに向かってる。
「女竜騎士、格好良いじゃん。やったら良いのに」
「分かるだろ?俺、嫁にされるんだ」
「政略結婚か。王家だとそうなるよな」
「なあカケル、俺の夫になれよ。おっぱい揉ませてやっからさ」
「ピエルタのおっぱいなら揉んで吸い付きたいが、それは出来んな」
「何でだ?」
「夫じゃ無くても揉みたいし吸い付きたいからだ」
「ははっ、酷ぇ奴」
「ピエルタ、此処座れよ。男の子気分が味わえるぞ?」
「そんな事言って後ろから揉むつもりだろ?」
「ダメか?お前も触って良いんだぞ?」
浴槽の縁に腰掛けてアイツの全てを曝け出すと、目を見開いた。
「で、でけぇ…」
「お前の結婚相手でも、こんなに立派か分からんぞ?縁起物だし触っとけ」
「えん…ぎもの?何だそりゃ」
「良い事があるようにって祈るモンだな」
「チャームみたいなモンか」
「男根には火災避けや多産、子孫長久なんてのの祈りを込めたりする」
「へー。女のは?」
「そっちも似たようなモンだな」
バシャバシャとお湯を飛ばして近付くと、大股開いて腰の上に座り込んだ。
「お、男になったみてえだぜぇ…」
「良かったな。やらんぞ?」
「分かってらぃ」
指で長さを計ってみたり、皮を引っ張って構造を確認してる。
「もっと優しく頼む。敏感な所なんだ」
「あ、悪ぃ…。カケルは、しないのか?」
「良いのか?」
「俺ばっかじゃ…さ」
「そうか」
ピエルタに巻かれた雑木タオルを腹まで降ろし、慎ましやかな二つの平らに手を乗せる。小さなポッチが指に触れると、ピエルタは小さな声を上げた。
「感じ易いのか?」
「分かんねえよ。けど、フワッてなる」
「女は授乳させるから、此処が気持ち良く感じるんだ」
「ん、何か、関係あんの?」
「気持ち悪かったり痛かったら授乳したく無くなるだろ」
「そっか…。んふ、んっ」
執拗に先っちょを捏ねてやると、甘い吐息を吐きながら股をアイツに擦りだした。竿の背を波々にして刺激を増やしてやると、少しずつ動きが大きくなって行った。
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