1,037 / 1,519
強靭な精神
しおりを挟む唯待つだけでは勿体無いので、ちゃんと理解の確認もした。消費魔力に関しては、単純に魔法士共の魔力が足りないだけと言う結論に到る。イゼッタ一人に満たない魔力で召喚出来るってのは驚きだが、魔術経由なら俺は好きなだけ拉致出来るって事になる。
魔術に関してだが、既に失われた技術だとかでアレンジも糞も無いと言う。王もそんな事言ってたよな。魔術は別途試してみても良いが、やるなら《転移》が先だろう。拉致するつもりは無いからな。
「カケル様…、苦しいです…」
「初めてだもんな。気持ち良くなる迄してやろう」
「えあっ、加減っしてっくあはぁああっ」
ゆっくりと、大きく引き抜き押し入れて、破瓜の血と粘液を混ぜて行く。息を荒らげて喘ぐ声が艶を増すのに、そう時間は掛からなかった。
「カケル様、それで、召喚はなさるのですか?」
ラビアン達にカラクレナイを交え、これでもかと福利厚生を行い横になり、回復して目覚めたトリントンが裸姿で聞いて来る。
「やるなら近場の物を召喚してみるかな。召喚の知識は俺の《転移》には全く役に立たなそうだけど、実際に使ってみたら何かの参考になるやも知れん。それより腹減ったな」
「ですね。早く出ませんと奥様達が機嫌を損ねますよ?」
「カララお腹すいたの」
それはいけない。身形を整え《洗浄》し、皆揃って部屋を出る。仕事に戻るラビアン達にお願いし、食事を作って貰って食べた。
「旦那さま、お腹空くほどしてたんですか?」
「いっぱいしたの」
ソーサーを齧る俺に、赤ちゃんの世話を交代して来たサミイが問うのを、肉を齧るカラクレナイが答える。
「それで、召喚への理解は深まりましたか?」
「使ってみないと何ともな。使ってみて、《転移》に役立つ部分が見付けられたら良いが」
「どんな女、召喚するの?」
「人はもっと先だし、やるなら罪人とかで試さなきゃな。それに拉致してまでしたく無いよ」
リアとイゼッタは召喚について聞いて来るが、俺はちゃんと宿題やったし、女を拉致って犯す外道でも無いぞ?
「トリントン、試しに召喚するから必要な物を書き出して置いてくれ」
「はい。承りました」
「あら、姉の政務に就かせるのではぁ?」
「それもお願いしたいが、先ずはコッチをお願いしたい。リュネも赤ちゃん達のお世話してくれたのか?」
「ふふっ、服の着せ甲斐がありますねぇ。成長が楽しみです」
「お手柔らかにね、リュネ先生」
子供達よ、着せ替え人形にされても耐えうる強靭な精神の持ち主になってくれ。
ブランチ後は、昼飯の時間迄赤ちゃん達に遊ばれて、昼食は軽く済ませる。午後になり、寝室で昼寝がてら《白昼夢》を使い弥一の部屋に向かう。
卓袱台に陣取る働くデブニートはまたコンビニ弁当か。午前中にくれてやった干し肉はティッシュに乗って机の上に鎮座しておられる。
転移に使う生き物は後日用意する。
机の上に新たな紙が貼ってある。その内部屋中張り紙だらけになりそうだ。折角だから欲しい物も頼んでしまおう。
味噌 醤油 も頼む
種もみあれば欲しい
しるけには米がない
文字打つのも慣れて来たな。キーを押す音にでも気付いたのか、弥一がモニターを見て部屋を出ると、キッチンから味噌と醤油を持って来た。使い掛けかよ。つか料理するのかよ。
持ってけ。米も種籾もない。
カタカタとキーボードを叩いて飯に戻る弥一。使い掛けの味噌と醤油を有難く《収納》してマンションを後にした。
そして向かうのは女の家。する気は無かったが、誰かが俺のアイツを弄ってるのだ。テイカか?リュネか?誰でも良いか。しかし家に居たのは女の母親だけだった。食事を終えてキッチンで洗い物していた母親を洗脳状態に戻し、《威圧》の俺がズボンとパンツを摺り下げる。洗い物を続けさせ、尻肉を開いて顔を埋めて舌を伸ばす。午後は丸々、思いっきり主婦穴を楽しんだ。
0
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜
田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。
謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった!
異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?
地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。
冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる