923 / 1,519
政治家
しおりを挟む「「おちんぽ様……」」
「凄い…」
周りに居るメイドや貴族も、この光景に感嘆し息を飲む。
呻き声を上げる事しか出来無いエンメロイが身体を震わせ潮を噴く。その振動が擦るアイツに気持ち良く、何度も何度もイかせてしまう。堕ちそうになる度に回復を掛けられ呻き声も出なくなった頃、溜めに溜めた白濁を一気に流し込んだ。
女達が集まり、掬って口へ、そして股に運ぶ。まるでホワイトチョコレートファウンテン。そんな姿を見てしまうと終われなくなっちまうじゃないか。
子種を噴き出すエンメロイをマットに寝かせ、全身からアイツを生やす。女達が立ち上がり尻を向けるのに合わせて前進し一周、浮かせて二周、三周と、首元まで女達の尻に埋まった。
脈動したアイツが女の股を穿ち、一斉に声が上がる。
「あっ!ぁああっ!!」
「んーーっ!」
「ひっひあああ!」
大音量だ。脈動し、イボを付け、長さを変え、尻穴に向けて更に生やす。狂宴は腹が減る迄続けられた。
部屋と女を《洗浄》し、飯を食ったら皆に別れを告げる。
「もし特異なスキルを持つ者が現れたら《念話》で教えてくれ」
「迷惑では無くて?」
「忙しい時は折り返すよ。それにこの国の女をヤり足りて無いからな」
「足りてしまったら…」
「足りる事は無いが、孕んでもらおうか。そして産んだらまたしよう」
「「「わぁーっ」」」
メイド達から歓声が上がる。
「カケル様、私達は貴族です…」
貴族達は萎らしい声。
「貴族制、廃止しろ。国を政する政治家になれ。エンメロイ、皆の得意な事で割り振れるな?」
「はい。必ずや皆の為に」
「「「カケル様の為に」」」
「国の為にな」
ノーズコーンに乗り込んで、ビューンとダンジョン都市に来た。時間的にはまだ昼前だがさっき飯も食ったので、とっとと中に入ってしまおう。
今日は同行者も居らず、道も分かっているので素早く行軍する。《結界》を纏って雑魚は無視。ボス部屋で一度並んだの以外は全てすんなり移動出来たよ。
「金のナゲットは必ず出るっぽいな…」
金のゴーレムを倒すと、前回同様一つだけ金のナゲットが詰まってた。試行回数が増えてどうなるかは分からないが、この調子で落として欲しいモノだ。
下に降り、銀銅のナゲットをコツコツ拾いながら六十階のボス部屋へ。前回は軽く流してしまったが、デザイン違いのミスリル貨が箱から出たんだった。
六十階のボスは銀色のゴーレム。金銀順番逆に思いそうだが、それはシルケ人が銀本位制だからだ。そしてミスリルはミスリル銀とも呼ばれ、魔力を特に通しやすい銀が青くなり、ミスリルと呼ばれる事となる。島にあるミスリル鉱山も、言わば銀鉱山なのだ。
ゴーレムの倒し方はどのゴーレムでも変わらない。手脚を切り取り動きを止めて、核を壊す。
銀のナゲットに、ミスリル貨が箱から出た。ホクホク。しかしミスリルナゲットが出てないので更に下へ進む。そろそろ腹が減ったな…。
六十一階からは通路が大きくなり、獣型のゴーレムが増える。ゾーイっぽいのにホルストっぽいの。犬っぽいのに熊っぽいの。機械的でゴテゴテしてるので子供のハートに刺さりそうなデザインだ。掌サイズで動いたら集める奴居そう。そんな中、ド偉く格好良いのが居た。
「Tレックスかよ。ジョンとか飛び乗りそうだな~」
俺も飛び乗りたいが、これは敵。突っ込んで来る三匹のレックスを煙に変えた。因みに雑魚のドロップは金銀のナゲット。マラソンが捗るぜ。
七十階。ボス部屋前で夕飯にする。本当は倒した後でゆっくり食べたかったが空腹には勝てなかったのだ。かと言って満腹にはなれないので水と干し肉で間食程度に抑え、後でしっかり食べる事にした。
干し肉を齧り、水を飲み、少しだけ食休みをしたら角地で糞を垂れて準備万端。扉を開けてボス戦に挑む。
「通路…じゃねぇっ!」
中に入り、広い通路と見紛うが、絶対そんな事は無い。遠くで薄ら光ったのが見えたから。そしてこれヤバいパターンだ。
0
お気に入りに追加
134
あなたにおすすめの小説
RiCE CAkE ODySSEy
心絵マシテ
ファンタジー
月舘萌知には、決して誰にも知られてならない秘密がある。
それは、魔術師の家系生まれであることと魔力を有する身でありながらも魔術師としての才覚がまったくないという、ちょっぴり残念な秘密。
特別な事情もあいまって学生生活という日常すらどこか危うく、周囲との交友関係を上手くきずけない。
そんな日々を悶々と過ごす彼女だが、ある事がきっかけで窮地に立たされてしまう。
間一髪のところで救ってくれたのは、現役の学生アイドルであり憧れのクラスメイト、小鳩篠。
そのことで夢見心地になる萌知に篠は自身の正体を打ち明かす。
【魔道具の天秤を使い、この世界の裏に存在する隠世に行って欲しい】
そう、仄めかす篠に萌知は首を横に振るう。
しかし、一度動きだした運命の輪は止まらず、篠を守ろうとした彼女は凶弾に倒れてしまう。
起動した天秤の力により隠世に飛ばされ、記憶の大半を失ってしまった萌知。
右も左も分からない絶望的な状況化であるも突如、魔法の開花に至る。
魔術師としてではなく魔導士としての覚醒。
記憶と帰路を探す為、少女の旅程冒険譚が今、開幕する。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
第三王子に転生したけど、その国は滅亡直後だった
秋空碧
ファンタジー
人格の九割は、脳によって形作られているという。だが、裏を返せば、残りの一割は肉体とは別に存在することになる
この世界に輪廻転生があるとして、人が前世の記憶を持っていないのは――
異世界帰りの【S級テイマー】、学校で噂の美少女達が全員【人外】だと気付く
虎戸リア
ファンタジー
過去のトラウマで女性が苦手となった陰キャ男子――石瀬一里<せきせ・いちり>、高校二年生。
彼はひょんな事から異世界に転移し、ビーストテイマーの≪ギフト≫を女神から授かった。そして勇者パーティに同行し、長い旅の末、魔王を討ち滅ぼしたのだ。
現代日本に戻ってきた一里は、憂鬱になりながらも再び高校生活を送りはじめたのだが……S級テイマーであった彼はとある事に気付いてしまう。
転校生でオタクに厳しい系ギャルな犬崎紫苑<けんざきしおん>も、
後輩で陰キャなのを小馬鹿にしてくる稲荷川咲妃<いなりがわさき>も、
幼馴染みでいつも上から目線の山月琥乃美<さんげつこのみ>も、
そして男性全てを見下す生徒会長の竜韻寺レイラ<りゅういんじれいら>も、
皆、人外である事に――。
これは対人は苦手だが人外の扱いはS級の、陰キャとそれを取り巻く人外美少女達の物語だ。
・ハーレム
・ハッピーエンド
・微シリアス
*主人公がテイムなどのスキルで、ヒロインを洗脳、服従させるといった展開や描写は一切ありません。ご安心を。
*ヒロイン達は基本的に、みんな最初は感じ悪いです()
カクヨム、なろうにも投稿しております
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる