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頭をコツン
しおりを挟む腰をふりふり感触を楽しんでるサスーンだが、それ街中でやるなよ?
「それ、着けて街中歩くのは危ないよな」
「ん、んふ。お国に盗られちまうな。着る奴居るのかわかんねーけど、おほっ」
「ビキニアーマーの下に着けられるならくれてやるよ。その代わり着けるのはダンジョンの中と街の外に出てるだけにしとけよ?」
「マジ!?くれんの?」
「魔剣も魔装も売るに売れないんだよ。戦争の元だしな。それに俺の仲間にコレ着そうな子居ないし」
「ホンモノも、いる」
だよな。急々とビキニアーマーを着込んで違和感を見てるサスーン。おっぱいが大きくなった気がするってさ。揉み揉みっと確かめてみたが、包んでる皮の分だな。頭は鉢金だったので外す以外は互換性があったようで、違和感が無いくらい似合ってるぞ。
「返して欲しくなったら私毎貰っとくれ。礼を返せる程稼いで無いからね」
「その時は礼の代わりに孕んでもらおうか」
「良いね、それ」
「カーケールー…」
ジト目が気持ち良くなる前に次に行こう。次はモンスターのドロップだ。
金策向け武器&防具&アクセサリー
魔剣&魔装
ポーション類
魔石と素材以外の物を、昨日と今日のを分類分けして全部出すとこのような感じ。
「ま、魔剣と魔装がこんなに!?」
「冷や汗が止まんねぇ。また風呂入んなきゃ…」
「魔剣を見てビビってるようじゃ持つに値せんな」
「ああ、恥ずかしいけど怖いね」
「そっちにある、普通の武器の方がホッとするわ。けど、そこにあるアクセサリーはそうでも無いかしらね」
魔剣や魔装は持つ物を選ぶ事があるみたいな感じがする。俺の形見の二振りは誰に見せてもビビるし、ジョンはグレイブ持てるのに形見はビビってたな。
「イゼッタはコレ見てて怖くは無いのか?」
「コレあるからもう要らないし、こわくない」
「ねえカケル様、そこにあるアクセサリーも魔装なのですか?あれなら怖くないですね」
「これか?」
幻影の首輪
攻撃をすり抜ける事が出来る。
拾い上げて《鑑定》してみた。幻影の首輪か。見た目奴隷が着けてそうな、焦茶で幅のある皮製の首輪だ。地味な見た目に反して効果は強そうだが過信は禁物。サスーンにも上げちゃったし、カリータにもくれてやるか。
「攻撃をすり抜けるんだと。殴るから着けてみれ」
「え!?ええ…。下着しか着けて無いんですから、加減してくださいよね?」
「痛い程度だよ」
お気に入りのバットを出して、軽く当てる程度で当ててみる。頭をコツンとしようとしたら、普通にコツンとして頭を抱えた。
「うっ、痛いです…。けど、使い方が分かりました…。うぅ…、敵対してないと効果無いみたいです」
「それは試し難いな。頭撫でてやるからおいで」
回復しながら頭をなでなでしていると、エステしてた女達が艶々になって帰って来た。
「戻りましたー…って、甘えん坊プレイですか?それにサスーン、何それその格好…」
風呂上がりのスールズが寄って来て、頭をグリグリ擦り付けて来る。はいはいなでなで。
「プレイはしてないぞ?皆、髪も肌も艶々になってキレイだよ。外に出たら男が群がるな」
「ソイツは勘弁願いたいねぇ」
「それより女が群がりそうよね」「ねー」
女も群がる…ああ、どうやったか聞き出す為か。それは違う意味で怖いな。
その後は魔剣と魔装は仕舞い、金策向け装備の中から自分が使う物を幾つかずつくれてやった。スールズは短剣とアクセサリー、ヤーンは短剣とポーション類、コーネリアとミニッツはお揃いのマントに本当は手放したくなかった張子。ミルカは杖とアクセサリーの高そうなのを幾つか持ってった。
「カケル様ぁ、我慢出来ねぇ…頼むよ」
ホクホク顔の面々で、一人荒く息を吐くサスーン。前後の穴を塞がれて、おっぱいも擦れているようだ。
「気持ち良いけど物足んない。カケル様、頼むよ」
戦闘中に気持ち良過ぎたら危ないと思う。尻を向けるサスーンのお股に《威圧》のブルブルを付けてやった。
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