上 下
693 / 1,519

考える余地も無かった

しおりを挟む


 はむはむはむはむ…、むちゅむちゅ~。
タマリーの真ん丸おっぱいをハムる俺を、優しく撫でてくれるタマリー。外では男勝りなのに二人きりだと優しくなる。正直堪りません。
とは言えあまり長居も出来ず、名残惜しくも口を離した。

「おや、もう良いのかい?」

「飲み過ぎてガンダー君の分が無くなると可哀想だからな。うつ伏せ寝してくれ」

手を頭の上で合わせてうつ伏せになるタマリーは、ゆったりした服の下から盛り上がる尻もとても良い。

「凄くしたい…けど、我慢するよ」

「良い子だね。体の歪みを何とかしたらしゃぶってやるよ」

《感知》で診ながら筋肉を揉んで回復。タマリーは結構鍛えてるから骨盤の広がりを治すだけで済んだ。

「良い筋肉が付いてるおかげで背骨の歪みは全然無かったよ」

「女らしくなくて悪いね」

「今すぐしたいくらいに良い女だよ」

「ならさ…」

「否、今はやっぱりダメだ。カロや妻達が頑張ってるのに俺が楽しんでちゃダメだろ」

「ホント、カケルは良い男だよ」

 ペニスケを外してアイツに舌を這わせるタマリー。これは良い子を産んでくれたご褒美なのでノーカンだ。アイツの先っぽを咥え込みながら、ミルク滴るボインでのパイズリに、射精感を抑える事など考える余地も無かった。


「産まれたらこの子を連れて見に行くよ」

「待ってるよ。ガンダーも是非仲良くなってくれ」

ペリュテが抱いてるガンダー君はすっかり夢の国の住民だが、優しく撫でるとぐえ…っと言った。龍語かそれは?嫌なのか?

「カケル」

抱き着いてキスを強請るタマリーに行ってきますのキスをして、キスをして、キスを、キス…むちゅむちゅ…。

「あの…、長くないですか?」

ペリュテに止められタマリーの家を後にした。


「お帰りなさいませ。意外と早くのお帰りですね」

カロ邸に着くとテイカが出迎えてくれたのだが、まさか俺がイゼッタ達を放ったらかしにして乳繰り合って居たとでも?居たけどさ。

「寄り道せず帰って来たんだ。お土産無くて悪いな」

「ではこれで…」

抱き着いて来たので抱き返す。お土産がハグで良いなら安上がりだな。海竜とトカゲの魔石で幾らになる事やら。持ち上げて、寄り切って客間に行くと、今日は誰も居なかった。ネーヴェが居ないから浮かべないのか。

「カケル様、お帰りなさいませ。お茶を淹れましょうか?」

アルネスが来てお茶を淹れてもらい、少し休憩。男は特にやる事が無いので退屈なのだ。お茶を飲み飲みテイカを揉み揉みして過ごし、昼となり、夜となった。

 夕飯の後は妊婦達を風呂に入れ、今夜から産婆さんやお手伝い達と一緒の部屋で寝る。婆ちゃん居るから何もせず寝るって言ってるのに壁際に寝てる俺の隣には常に一人ががっちりガードしていた。まあ、寝ると反り立つアイツの姿に視線がチラチラ来ていたのは認めるが。

で、起きたらテイカが体半分延し掛かってた。産婆さん達は早起きで、皆朝の仕事に従事しているようだ。ちょっとだけおっぱい揉んで俺も起きよう。

 朝食を終えたら浄化の魔石を作ったり、妊婦を浮かせて世話したりで昼になり、昼食後は、大きい魚が食べたいと言うサミイのリクエストに応えて港の外で魚を捕らえようとして丸呑みにされた。空飛ぶ巨大魚に地上から魔法が飛んで来たりしてちょっとした騒ぎになったようだが、俺はその頃魚の腹の中だったので詳しくは知らん。帰るのに必死だったんだ。

そんなこんなでそれから三日経ち、最初に産気付いたのはなんとサミイだった。婆ちゃんの指示でお手伝い達が忙しなく動く。そしてメイド等もわたわたしながら手伝っていた。

「カケル様、サミイが産むと聞きました」

「初孫が拝めると聞いてやって参りました」

ママ上殿に親父殿もちょっとテンパってる。エージャはメッツ君を抱っこして、ゆっくり歩いてやって来た。俺、こう言うの見ると逆に冷静になるんだよね。一先ず皆を客間に集めて、お茶にしてもらった。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する

美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」 御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。 ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。 ✳︎不定期更新です。 21/12/17 1巻発売! 22/05/25 2巻発売! コミカライズ決定! 20/11/19 HOTランキング1位 ありがとうございます!

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

ちっちゃくなった俺の異世界攻略

鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた! 精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!

漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?

みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。 なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。 身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。 一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。 ……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ? ※他サイトでも掲載しています。 ※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。

処理中です...