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考える余地も無かった
しおりを挟むはむはむはむはむ…、むちゅむちゅ~。
タマリーの真ん丸おっぱいをハムる俺を、優しく撫でてくれるタマリー。外では男勝りなのに二人きりだと優しくなる。正直堪りません。
とは言えあまり長居も出来ず、名残惜しくも口を離した。
「おや、もう良いのかい?」
「飲み過ぎてガンダー君の分が無くなると可哀想だからな。うつ伏せ寝してくれ」
手を頭の上で合わせてうつ伏せになるタマリーは、ゆったりした服の下から盛り上がる尻もとても良い。
「凄くしたい…けど、我慢するよ」
「良い子だね。体の歪みを何とかしたらしゃぶってやるよ」
《感知》で診ながら筋肉を揉んで回復。タマリーは結構鍛えてるから骨盤の広がりを治すだけで済んだ。
「良い筋肉が付いてるおかげで背骨の歪みは全然無かったよ」
「女らしくなくて悪いね」
「今すぐしたいくらいに良い女だよ」
「ならさ…」
「否、今はやっぱりダメだ。カロや妻達が頑張ってるのに俺が楽しんでちゃダメだろ」
「ホント、カケルは良い男だよ」
ペニスケを外してアイツに舌を這わせるタマリー。これは良い子を産んでくれたご褒美なのでノーカンだ。アイツの先っぽを咥え込みながら、ミルク滴るボインでのパイズリに、射精感を抑える事など考える余地も無かった。
「産まれたらこの子を連れて見に行くよ」
「待ってるよ。ガンダーも是非仲良くなってくれ」
ペリュテが抱いてるガンダー君はすっかり夢の国の住民だが、優しく撫でるとぐえ…っと言った。龍語かそれは?嫌なのか?
「カケル」
抱き着いてキスを強請るタマリーに行ってきますのキスをして、キスをして、キスを、キス…むちゅむちゅ…。
「あの…、長くないですか?」
ペリュテに止められタマリーの家を後にした。
「お帰りなさいませ。意外と早くのお帰りですね」
カロ邸に着くとテイカが出迎えてくれたのだが、まさか俺がイゼッタ達を放ったらかしにして乳繰り合って居たとでも?居たけどさ。
「寄り道せず帰って来たんだ。お土産無くて悪いな」
「ではこれで…」
抱き着いて来たので抱き返す。お土産がハグで良いなら安上がりだな。海竜とトカゲの魔石で幾らになる事やら。持ち上げて、寄り切って客間に行くと、今日は誰も居なかった。ネーヴェが居ないから浮かべないのか。
「カケル様、お帰りなさいませ。お茶を淹れましょうか?」
アルネスが来てお茶を淹れてもらい、少し休憩。男は特にやる事が無いので退屈なのだ。お茶を飲み飲みテイカを揉み揉みして過ごし、昼となり、夜となった。
夕飯の後は妊婦達を風呂に入れ、今夜から産婆さんやお手伝い達と一緒の部屋で寝る。婆ちゃん居るから何もせず寝るって言ってるのに壁際に寝てる俺の隣には常に一人ががっちりガードしていた。まあ、寝ると反り立つアイツの姿に視線がチラチラ来ていたのは認めるが。
で、起きたらテイカが体半分延し掛かってた。産婆さん達は早起きで、皆朝の仕事に従事しているようだ。ちょっとだけおっぱい揉んで俺も起きよう。
朝食を終えたら浄化の魔石を作ったり、妊婦を浮かせて世話したりで昼になり、昼食後は、大きい魚が食べたいと言うサミイのリクエストに応えて港の外で魚を捕らえようとして丸呑みにされた。空飛ぶ巨大魚に地上から魔法が飛んで来たりしてちょっとした騒ぎになったようだが、俺はその頃魚の腹の中だったので詳しくは知らん。帰るのに必死だったんだ。
そんなこんなでそれから三日経ち、最初に産気付いたのはなんとサミイだった。婆ちゃんの指示でお手伝い達が忙しなく動く。そしてメイド等もわたわたしながら手伝っていた。
「カケル様、サミイが産むと聞きました」
「初孫が拝めると聞いてやって参りました」
ママ上殿に親父殿もちょっとテンパってる。エージャはメッツ君を抱っこして、ゆっくり歩いてやって来た。俺、こう言うの見ると逆に冷静になるんだよね。一先ず皆を客間に集めて、お茶にしてもらった。
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