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お願いされたら吝かでもない

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「本当に我も我もと来ましたね…」

「買い物は終わったか?」

「はい。こんな事なら先に頼まれ事を済ませるべきでした」

俺を囲んでこっそりアイツに手を伸ばす客の女達は、ジト目で威嚇するエージャに怖気付いてそそくさと買い物に戻ってしまった。店員にバレないようにペニスケ着けて、何食わぬ顔で店を出た。その後は普通に買い物し、エージャを連れてセカンドハウスに戻って来た。

「此処がセカンドハウス、ですか…」

「お帰りなさいませ」「いらっしゃいませ」

「「お遣いに女は含まれてませんが?」」

いらっしゃませって言っておいて此奴等は…。メンチ切る二人に俺の背に隠れるエージャ。お前の方が強いだろが。

「あ、エージャだ」「エージャだ」「ひさしぶり~」

おんもで遊んでた少年隊が、ゴーラを担いで帰って来た。今夜の食材だな。

「「お知り合いでしたか」」

「寝具店で護衛を兼ねて働いてるエージャだ。見た事あると思うぞ?」

「エージャと申します。奥様のお部屋にいらしてましたよね?」

「ああ、そう言えば見たような」「居たような」

「「忘れておりました」」

ドヤ顔の二人である。

「二人にお土産買って来たのだが、どうやら要らんみたいだな」

「「カケル様大好きー」」「では私も」

現金な奴等め。抱き着いて来る兎耳達に苦笑いでお土産を渡すと、嬉しげに部屋へと戻って行った。

「兄貴は女に甘いぜ」「舐められるぜ」

「女に甘いんじゃ無い、優しいんだ」

「カケル様は神の如く慈悲深いお方です」

「エージャは兄貴に救われてっからなー」

「揶揄われた程度で一々怒ってたら疲れるしな。それだったら笑いにでもした方がよっぽど平和に過ごせるよ。仲間内に敵を作るな」

「わーってるよ」「飯食えなくなるしな」「なー」

少年隊を納得させた所でエージャを連れて風呂に行く。ダンジョンよりも幻想空間広がる風呂に、感動を顕にする彼女を心行くまで感じさせてやると、食堂にて、遅い昼食を摂って帰って行った。

「「あの…、先程は」」

「良い物をいただき」「失礼な事を言って」

「ありがとうございました」「申し訳ございませんでした」

厨房で使った食器を片付けて居ると、感謝と謝罪が一度に聞こえて来た。

「気に入ってくれたか?」

「「はいっ」」

良い笑顔で返された。送った甲斐があったと言うものである。

「尻尾の穴って、やっぱり開いていた方が良いのか?」

「蒸れないのです」「蒸れにくいのです」

振り返り、スカートの中でもそもそ動く尻尾に近寄って撫でてみた。

「んっ」「あふっ」

「スカートを捲って、見せてくれ」

「「はう…」」

腰までたくし上げたスカートからパンツと、飛び出して揺れる尻尾が姿を現す。モコモコがぷりぷり振れてて可愛らしいぞ。二人のモコモコに手を添えて、指でくにくに弄ってやると、尻を突き出し女の匂いを漂わせる。二人を引き寄せると、クロッチの端から舌を滑らせ、柔らかい丘を交互になぞる。

「カケル様ぁ…」「お願いしますー」

お願いされたら吝かでもない。二本に増やしたアイツをパンツの端から捩じ込んで、腰が浮く程突き上げてやった。


「お前さん、男の子も居るんだから、するなら部屋でしなよね」

ワーリンに窘められた夕方。他の女達も夕飯の支度に集まって来た。

「すみません」「「気を付けますです」」

エロ媒体にはよくあるシチュエーションだが、実際、飯を作る場所でする行為ではないよな。島だと厨房横の倉庫に連れ込まれてぺろぺろヌチョヌチョされるんだが、ラビアンの世界ではセーフなのだろう。人の世界では自重する事にする。反省。《洗浄》したので夕食よろしくお願いします。

 夜になり、友恋ワーリンの魔力関連の訓練を見ながらエッチしていると、ブチ姉妹が大部屋にやって来た。夕方のアレでは足りなかったのだと。

「ふぅ、ふ~…。気持ち良いけど、気が散るよねー」

「見てる時とか特にねー」

「貴女達、それも訓練の内よ?」

ワーリンからバトンタッチして、増やしたバトンに跨り喘ぐブチ姉妹に、訓練中の三人から愚痴が零れた。


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