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マイクロファイバータオル

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 家に誘われ、玄関を潜ると、そこは真っ暗な空間。

「今灯りを…「そのままで良い」」

マルシアの後ろから抱き締めて、互いの服を《収納》した。マルシアの腰に当たるアイツがピクピクと存在を主張する。

「い、良いのかい…?」

「したいんだろ?」

「あ、ああ…」

「俺もだ」

「嬉しいよ。久しぶりだから、優しくお願いだよ?」

「今日は頑張ってくれたし、明日からも仕事かあるからな。加減するよ」

マルシアの柔らかいおっぱいを両手で包み込むようにして持ち上げて、揉む。揉む。揉む…。俺のアイツを擦る後ろ手は、覚束ぬながら感触を楽しむ事に必死だ。

耳を噛み、首筋に舌を這わすと、振り返りキスを強請って来る。互いの唾液を絡め合うのに時間は掛からなかった。唾液を混ぜ合わせながら向かい合い、抱き締め合うと、アイツを握るマルシアの手が、アイツを自身の股間へと誘う。
少し腰を下げ、割れ目の入口に添えられると、滑りを纏ったアイツが遠慮がちに進んで行った。

「ぁはぁぁ、そうそう、ゆっくりだよ…。どこにナニがあるか、教えとくれよぉ」

「マルシアさんの中…襞々が擦れて、気持ち良いよ」

「こっちも!ゴリゴリ来てっ、最高だよ!」

経産婦の中は襞が深くて最高に気持ちが良い。カリ高のアイツにブリブリと当たり、それだけで吐き出しそうな気持ちになる。俺は《耐性》で射精感を抑え込み、纏った滑りを減らして抵抗を増やす。肉襞に引っ掛かる、ギリギリの滑りが二人の感度を高めてく。ゆっくりと入口と最奥を往き来して、マルシアの愛液を外に排出するが、どんどん溢れて止まらない。俺の抽挿も素早く、強く、必死に愛液を掻き出した。

「ん!んんんっ!んん~~~っ!!」

プシャッ!プシャッ、シャァァァァァ…。

マルシアがイクと同時に放尿した。更に舌を深く捩じ込み、アイツを激しく擦り付け、体位を変え、おっぱいに吸い付いてを繰り返し、十何度目かの絶頂に合わせて大量の白濁を注ぎ込んだ。

「気持ちよすぎて、死ぬかと思ったよ…」

「大袈裟だな。まあ、俺の全力を受けられる人はそう居ないが」

「ネーヴェ様やリーム様でもかい?」

「そうだなぁ。此処に来た事のある女で俺がセックスで敵わないのはリュネとミーネだが、彼女達は人じゃないから除外したいね」

話をしながら軽くして、明日からよろしくとマルシアの家を後にした。帰宅して風呂に浸かっているとバジャイが降りて来た。

「カケルさまぁ」

「寂しくなっちゃったのか?おいで」

「あい!」

飛び込んで来ようとするバジャイを制し、掛け湯して湯に浸ける。湯の中で触るバジャイの肌は、濡れたマイクロファイバータオルみたいだ。レオタードか全身タイツか、そんな感じのバジャイを膝の上に乗せて浸かってる。揉み揉み。

「カケルさま、さっきの人と、交尾した?」

「したぞ」

「こども、できる?」

「出来ないぞ」

「できない。なぜだ?」

「出来ないように交尾してるからだぞ」

「そか」

湯の中のアイツがバジャイの穴を舐めるように刺激すると、両手で広げて誘導して来た。滑りとお湯を纏ったアイツが誘導に従い収められた。

「はうぁ…きもちぃ~」

俺の上でゆらゆらしながら快楽を得るバジャイに種付け欲が沸き起こる。が、我慢我慢。中には出しても種付けはせず、動けなくなるまで犯し倒した。

 朝、目覚めてバジャイがしゃぶってた。ネーヴェが指導してるっぽい。朝方に先輩が後輩に舐め方を教えるのは我が家の伝統なのだろうか?ザラザラした猫舌でカリを舐めるのが気持ち良い。溢れ出す先走りをレロレロと舐め取る度にザラザラが先っちょを擦ってマジヤバい。

「バジャイ、中に出す。挿れろ」

「う?あい」

俺を見て、ネーヴェを見て、俺を見る。左右確認してアイツに跨った。


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