上 下
579 / 1,519

セルフアナルクンニ

しおりを挟む


「バジャイは汚くない!体舐めるだけでいい!」

名前か、種族名か…。きっと前者だろうな。しかし舐めてキレイにするとか本当に獣だな。

「お前はバジャイって名前か?俺はカケルだ。汚くないなら尻の穴を舐めても良いんだな?」

「そうだ。汚くない!舐めてみろ!」

尻を突き出し尻尾を立てて、尻穴を晒すとまんこも丸見えだぞ?しかし、セルフアナルクンニなんて人の体で出来るのか?尻穴に顔を近付けてくんかくんか。

「くんくん…。うんこの匂いがするぞ。暖かい水で洗ってやる」

「うわっ!やめろ!」

突き出た尻のまま浮かせて一番下の浴槽へ。桶で湯を汲み、尻にそっと掛けてやる。

「はわっ…。体が濡れる~」

「尻だけだろ。手で洗うぞ」

お湯を掛けながら指で尻穴を解しながら揉み洗い。序にもう一つの穴も洗ってやる。こっちも臭うのだ。

「はっ、はっ…。おしっこ出ちゃう…」

「臭くないようにしてるんだ。臭くするなよ?」

洗濯を終えて体を洗った女達が一段上の浴槽に浸かりだす。此方も入念に洗っているのだが、ネトネトした汚れで股間がまだ洗い終えていない状態だ。

「ふへ、もう、らめ」

ジョロジョロと俺の鎧まで汚しやがった。

「鎧が汚れちゃったぞ?俺まで風呂に入る羽目に遭うとは…。鎧を脱いだら全身洗ってやるからな!」

全裸になった俺は、バジャイの下半身に湯を掛ける。湯を掛けながら少しずつ《洗浄》し、頭の先から爪先までキレイサッパリ洗い清めてやった。そして湯に浸け、掛け湯して俺も入る。

「ふぅ~~…」

「あぅ……」

すっかり大人しくなったバジャイは呆けた顔で脱力している。

「気持ち良いか?」

「は、じめて…。これ、すき」

気に入ったようだ。とは言え湯中りさせては悪い思い出になってしまうので上がった方が良いな。上の浴槽からも、一人、また一人と上がっているので俺達も上がる事にしよう。

「体を拭いて飯にしよう」

「あいー」

「みんな!あの人のおちんちん!すっごいでっかいよ!?」

そう言えば子供もいたんだったな。チラチラと大人達が見ているが、獣を拭くのに集中するので見て見ぬ振りを貫こう。全身に毛が密に生えてるからしっかり拭かなくてはならないのだ。
しないとブルブルして辺りを水浸しにされる。飼ってた犬の話だけど、きっと此奴もやるだろう。猫っぽいけど。

「お返しに舐めてやるぞ!」

「やめれ。人はタオルで拭くもんだ」

「そ、そか…」

ショボーンする姿が可愛く思えてしまうのはギャップ萌えと言う奴か。耳の中もしっかり拭って、タオルを手渡した。

「…拭いてみろ」

「あいっ!」

背中側を拭いて、一度絞って前を拭く。嫌でも目に入る俺のアイツにバジャイも視線が釘付けだ。

「カケルのソレ、立派だな。こっちもデカい」

「ちょっとだけ自慢なんだ」

「ハツジョウ、して良いか?」

「先ずは飯を食え。あんまり食えてなかったんだろ?」

「あい…。乾いた肉がちょぴっと、だった」

「飯食って、ゆっくり寝て、それでもしたいならしてやる。そろそろ行くぞ」

「あいっ」

他の女達も風呂から上がり、全裸で食堂に座ってる。洗ったばかりでビタビタなのだ。俺も全裸で薄切り肉と細切れ野菜のスープを作る。焼くには時間が掛かり過ぎるのだ。皆均等に肉が行き渡るよう配膳し、更に肉を茹でておく。お代わり自由。残ってもネーヴェが食うだろ。

「皆に行き渡るまで待ってたのか。偉いぞ」

「カケルが先食べる。バジャイそのつぎ」

ああ、ボスが食わなきゃ食えないってアレか。女達も同じようだったのでスープに手を付けた。昼飯食った後なので軽く済ます。
近くに座る女にお代わりの配膳を命じ、俺は再び風呂に行く。汚れた鎧を洗わなきゃならんし、女達の洗い物を乾かさなきゃならんからな。洗濯物を纏めて《洗浄》し、浮かせて上に持ってった。
食ったら出す。人数が多くてトイレの使い方教えるの大変だったよ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する

美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」 御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。 ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。 ✳︎不定期更新です。 21/12/17 1巻発売! 22/05/25 2巻発売! コミカライズ決定! 20/11/19 HOTランキング1位 ありがとうございます!

キャンピングカーで往く異世界徒然紀行

タジリユウ
ファンタジー
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》 【書籍化!】 コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。 早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。 そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、燃料補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。 道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが… ※旧題)チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜 ※カクヨム様でも投稿をしております

左遷されたオッサン、移動販売車と異世界転生でスローライフ!?~貧乏孤児院の救世主!

武蔵野純平
ファンタジー
大手企業に勤める平凡なアラフォー会社員の米櫃亮二は、セクハラ上司に諫言し左遷されてしまう。左遷先の仕事は、移動販売スーパーの運転手だった。ある日、事故が起きてしまい米櫃亮二は、移動販売車ごと異世界に転生してしまう。転生すると亮二と移動販売車に不思議な力が与えられていた。亮二は転生先で出会った孤児たちを救おうと、貧乏孤児院を宿屋に改装し旅館経営を始める。

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

処理中です...