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セルフアナルクンニ
しおりを挟む「バジャイは汚くない!体舐めるだけでいい!」
名前か、種族名か…。きっと前者だろうな。しかし舐めてキレイにするとか本当に獣だな。
「お前はバジャイって名前か?俺はカケルだ。汚くないなら尻の穴を舐めても良いんだな?」
「そうだ。汚くない!舐めてみろ!」
尻を突き出し尻尾を立てて、尻穴を晒すとまんこも丸見えだぞ?しかし、セルフアナルクンニなんて人の体で出来るのか?尻穴に顔を近付けてくんかくんか。
「くんくん…。うんこの匂いがするぞ。暖かい水で洗ってやる」
「うわっ!やめろ!」
突き出た尻のまま浮かせて一番下の浴槽へ。桶で湯を汲み、尻にそっと掛けてやる。
「はわっ…。体が濡れる~」
「尻だけだろ。手で洗うぞ」
お湯を掛けながら指で尻穴を解しながら揉み洗い。序にもう一つの穴も洗ってやる。こっちも臭うのだ。
「はっ、はっ…。おしっこ出ちゃう…」
「臭くないようにしてるんだ。臭くするなよ?」
洗濯を終えて体を洗った女達が一段上の浴槽に浸かりだす。此方も入念に洗っているのだが、ネトネトした汚れで股間がまだ洗い終えていない状態だ。
「ふへ、もう、らめ」
ジョロジョロと俺の鎧まで汚しやがった。
「鎧が汚れちゃったぞ?俺まで風呂に入る羽目に遭うとは…。鎧を脱いだら全身洗ってやるからな!」
全裸になった俺は、バジャイの下半身に湯を掛ける。湯を掛けながら少しずつ《洗浄》し、頭の先から爪先までキレイサッパリ洗い清めてやった。そして湯に浸け、掛け湯して俺も入る。
「ふぅ~~…」
「あぅ……」
すっかり大人しくなったバジャイは呆けた顔で脱力している。
「気持ち良いか?」
「は、じめて…。これ、すき」
気に入ったようだ。とは言え湯中りさせては悪い思い出になってしまうので上がった方が良いな。上の浴槽からも、一人、また一人と上がっているので俺達も上がる事にしよう。
「体を拭いて飯にしよう」
「あいー」
「みんな!あの人のおちんちん!すっごいでっかいよ!?」
そう言えば子供もいたんだったな。チラチラと大人達が見ているが、獣を拭くのに集中するので見て見ぬ振りを貫こう。全身に毛が密に生えてるからしっかり拭かなくてはならないのだ。
しないとブルブルして辺りを水浸しにされる。飼ってた犬の話だけど、きっと此奴もやるだろう。猫っぽいけど。
「お返しに舐めてやるぞ!」
「やめれ。人はタオルで拭くもんだ」
「そ、そか…」
ショボーンする姿が可愛く思えてしまうのはギャップ萌えと言う奴か。耳の中もしっかり拭って、タオルを手渡した。
「…拭いてみろ」
「あいっ!」
背中側を拭いて、一度絞って前を拭く。嫌でも目に入る俺のアイツにバジャイも視線が釘付けだ。
「カケルのソレ、立派だな。こっちもデカい」
「ちょっとだけ自慢なんだ」
「ハツジョウ、して良いか?」
「先ずは飯を食え。あんまり食えてなかったんだろ?」
「あい…。乾いた肉がちょぴっと、だった」
「飯食って、ゆっくり寝て、それでもしたいならしてやる。そろそろ行くぞ」
「あいっ」
他の女達も風呂から上がり、全裸で食堂に座ってる。洗ったばかりでビタビタなのだ。俺も全裸で薄切り肉と細切れ野菜のスープを作る。焼くには時間が掛かり過ぎるのだ。皆均等に肉が行き渡るよう配膳し、更に肉を茹でておく。お代わり自由。残ってもネーヴェが食うだろ。
「皆に行き渡るまで待ってたのか。偉いぞ」
「カケルが先食べる。バジャイそのつぎ」
ああ、ボスが食わなきゃ食えないってアレか。女達も同じようだったのでスープに手を付けた。昼飯食った後なので軽く済ます。
近くに座る女にお代わりの配膳を命じ、俺は再び風呂に行く。汚れた鎧を洗わなきゃならんし、女達の洗い物を乾かさなきゃならんからな。洗濯物を纏めて《洗浄》し、浮かせて上に持ってった。
食ったら出す。人数が多くてトイレの使い方教えるの大変だったよ。
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