489 / 1,519
勇者
しおりを挟むフラーラとノーノにも同じスタイルで犯して中にたっぷり注ぎ込み、最後は再びミーネ。おっぱいを舐りながら駅弁で楽しんだ。
翌日、朝食を食べて寝具店に向かう途中、ギルドに人集りが出来ていた。アホでもそれなりに人望があったり美味い汁が吸えていたみたいで、敵討ちだと抜かす輩と野次馬が集まっていた。ギルド前でカロは出社する。俺達は寝具店に向かう。
「待てよオラァ!」
口だけ威勢の良い奴がオラって居るが、俺は後部の出入口から見てるだけだ。
「逃げんな!」「ぶっ殺す!」
口々に出る言葉を要訳するとこの二種類しかない。
「戻って来るまでに野次馬とそれ以外を離しておけ。巻き込まれて死んでも俺は知らんぞ」
「ほざきやがれっ!」
勇気ある一人が安っぽい鉄剣を振り翳して走り寄って来た。相手は死ぬ。
俺の後ろに座る二人の目がとても怖い。即ちそゆこと。メイド二人も睨んでいるが、此方はちゃんと人間レベルだ。王族に剣を向けた事で不敬罪に当たるのかな?
全裸に剥かれた勇者は瞬く間に灰になった。
「言った事、ちゃんとやっとけよ?」
手を振ってお別れし、寝具店の裏口に到着。カラクレナイが飛んで来た。
「カーケルー!」
「ただいま~。寂しくて泣いたりしなかったか?」
「泣いてないもん!」
こりゃ泣いたな。想像したら泣けて来た。抱き締めざるを得ない。
「旦那さま、おかえりなさ~い」
「カケル様カケル様カケル様カケル様カケル様…」
「サミイもエージャもただいま。すぐ戻るけどちょっとだけ出掛けて来るのでお茶でもして待っててくれ」
一人歩いてギルドに向かうと、二手に別れて仕事したように見える。辺りを《感知》で見回して、該当する者を《洗脳》した。
「俺を殺そうって奴、隠れてないで此処に集まれー」
路地の隙間や屋根の上からわらわらと集まって来る。野次馬の集まりの中からも現れて、野次馬達も驚いていた。
「荷物を降ろして装備と服を全て脱げ」
皆、無言で脱いで行く。野次馬共は言葉を失い、冷めた目でその光景を見る事になる。
「全員、輪になって勃起しろ」
素早く一本の輪になった男達。衆目に晒されて皆誇らしげにアレを反り上げて居る。
「その場で横になって前の者のちんぽを飲み込め。飲み込まれた者は腰を振って射精しろ。出なくなっても勃起し続けろ。口を離しても離されても死ぬ」
野次馬共が息を飲み、そして狂演が始まった。黙々としゃぶり合うのは詰まらんので、男達の意識を戻してやる。
「「「「「「うげぇえええっ!!」」」」」」
「「「「「「ゔぉぇぇぇぇえっ!」」」」」」
話を聞いて居なかったのか、それとも信じて無かったか。一人が口を離し、二人が死んだ。
口を離して死んだ男からは糞尿が漏れて、しゃぶっていた男を汚す。口や鼻から小便を溢れさせ、必死に食らい付いていた。
口を離され死んだ男は力無く、アレが口から離れそうになる。死んだ男の頭を抑えて必死になって腰を振り、生にしがみ付いている。
精を吐き、ゲロを吐き、胃酸で溶ける痛みに耐えかね抜いてしまった男が、相棒と共に死んだ。
離れたら死ぬ事を信じない衛兵に引き剥がされ二人が死に、台車へ乗り込ませようとして失敗し、また二人死んだ。そして何人もの死者を出し、生き残ったのは一人。死んだ男の頭とアレを魔法で切り落とし、何とか立ち上がろうとしていたのでアレを《収納》してやると、男は息を引き取った。男の口に大事な物を返してやって、俺は寝具店に帰って行った。
「ただいま~。お茶まだある~?」
「おかえりなさーい。客間に上がっててください。持ってきますね!」
サミイがキッチンから顔を出している。客間に向かうとママ上殿がカラクレナイを抱っこしながらソファーに陣取っていた。
「外が騒がしかったのはカケル様のせい?」
「ギルマスのせいだよ」
「そう。何にせよ、敵は少ない方が良いわね」
「そうだね。人は相手の力量を見抜けないから、どうしても舐めて掛るんだ」
いっその事死のオーラでも纏うか?止めとこ。
0
お気に入りに追加
133
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたけど、聖女じゃないから用はない? それじゃあ、好き勝手させてもらいます!
明衣令央
ファンタジー
糸井織絵は、ある日、オブルリヒト王国が行った聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界ルリアルークへと飛ばされてしまう。
一緒に召喚された、若く美しい女が聖女――織絵は召喚の儀に巻き込まれた年増の豚女として不遇な扱いを受けたが、元スマホケースのハリネズミのぬいぐるみであるサーチートと共に、オブルリヒト王女ユリアナに保護され、聖女の力を開花させる。
だが、オブルリヒト王国の王子ジュニアスは、追い出した織絵にも聖女の可能性があるとして、織絵を連れ戻しに来た。
そして、異世界転移状態から正式に異世界転生した織絵は、若く美しい姿へと生まれ変わる。
この物語は、聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界転移後、新たに転生した一人の元おばさんの聖女が、相棒の元スマホケースのハリネズミと楽しく無双していく、恋と冒険の物語。
2022.9.7 話が少し進みましたので、内容紹介を変更しました。その都度変更していきます。
異世界 無限転生!
アッキー
ファンタジー
女神(無限転生女神ディーネ)から、転生させて貰った、オッサンが、ディーネの担当する異世界に、若返って、転生し、ディーネより、いくつものスキルをもらい、面白おかしく生きていく。
主人公は、生前から、ディーネのお気に入りだったようで、転生してからも、何かと、お節介を焼いてしまうようである。そんな女神様からの(加護?)を受けて、異世界を堪能しながら、生きていく話でもある。
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
村人からの貴族様!
森村壱之輔
ファンタジー
リヒャルトは、ノブルマート世界の創造神にして唯一神でもあるマリルーシャ様の加護を受けている稀有な人間である。固有スキルは【鑑定】【アイテムボックス】【多言語理解・翻訳】の三つ。他にも【火・風・土・無・闇・神聖・雷魔法】が使える上に、それぞれLvが3で、【錬金術】も使えるが、Lvは2だ。武術も剣術、双短剣術、投擲術、弓術、罠術、格闘術ともにLv:5にまで達していた。毎日山に入って、山菜採りや小動物を狩ったりしているので、いつの間にか、こうなっていたのだ。
転移したらダンジョンの下層だった
Gai
ファンタジー
交通事故で死んでしまった坂崎総助は本来なら自分が生きていた世界とは別世界の一般家庭に転生できるはずだったが神側の都合により異世界にあるダンジョンの下層に飛ばされることになった。
もちろん総助を転生させる転生神は出来る限りの援助をした。
そして総助は援助を受け取るとダンジョンの下層に転移してそこからとりあえずダンジョンを冒険して地上を目指すといった物語です。
転生したら倉庫キャラ♀でした。
ともQ
ファンタジー
最高に楽しいオフ会をしよう。
ゲーム内いつものギルドメンバーとの会話中、そんな僕の一言からオフ会の開催が決定された。
どうしても気になってしまうのは中の人、出会う相手は男性?女性? ドキドキしながら迎えたオフ会の当日、そのささやかな夢は未曾有の大天災、隕石の落下により地球が消滅したため無念にも中止となる。
死んで目を覚ますと、僕はMMORPG "オンリー・テイル" の世界に転生していた。
「なんでメインキャラじゃなくて倉庫キャラなの?!」
鍛え上げたキャラクターとは《性別すらも正反対》完全な初期状態からのスタート。
加えて、オンリー・テイルでは不人気と名高い《ユニーク職》、パーティーには完全不向き最凶最悪ジョブ《触術師》であった。
ギルドメンバーも転生していることを祈り、倉庫に貯めまくったレアアイテムとお金、最強ゲーム知識をフルバーストしこの世界を旅することを決意する。
道中、同じプレイヤーの猫耳魔法少女を仲間に入れて冒険ライフ、その旅路はのちに《英雄の軌跡》と称される。
今、オフ会のリベンジを果たすため "オンリー・テイル" の攻略が始まった。
追放したんでしょ?楽しく暮らしてるのでほっといて
だましだまし
ファンタジー
私たちの未来の王子妃を影なり日向なりと支える為に存在している。
敬愛する侯爵令嬢ディボラ様の為に切磋琢磨し、鼓舞し合い、己を磨いてきた。
決して追放に備えていた訳では無いのよ?
神の使いでのんびり異世界旅行〜チート能力は、あくまで自由に生きる為に〜
和玄
ファンタジー
連日遅くまで働いていた男は、転倒事故によりあっけなくその一生を終えた。しかし死後、ある女神からの誘いで使徒として異世界で旅をすることになる。
与えられたのは並外れた身体能力を備えた体と、卓越した魔法の才能。
だが骨の髄まで小市民である彼は思った。とにかく自由を第一に異世界を楽しもうと。
地道に進む予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる