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遊んで来る
しおりを挟む仮眠から目覚めたら先に進む。ネーヴェはまだ寝てるので、ラッピングして持ち運ぼう。寝て居ても威光はあるようで、さくさく下に降りられる。
寝ていたネーヴェが起き出して、袋小路で怯えてるモンスターが中型から大型に変わって来た。彼奴も見付けたし、そろそろかな。
「ジョンくんや、そろそろ戦ってみようか」
「無抵抗の奴とやってもなぁ…」
「《阻害》とか《隠蔽》掛けとくから少しは大人しくなくなるだろ。真正面からトカゲを殺るなら武器も欲しいしな」
「カケルはどうやって倒したんだ?」
「初めて殺った時はブフリムの臭いナイフだったよ。勿論そんなモンじゃ皮は切れないから、目の所をグサーってした」
「ならよ、この剣でも出来なかねーか?」
「お前はもっと格好良く倒せよ。袈裟斬りで一刀両断とかさ」
「カケル…。お前、やっぱわかってんな!」
エリアボスの居る大扉の部屋に着いた俺達は、ネーヴェと肉焼きセットを部屋の隅に安置して、結界や各種阻害系スキルを増し増しで使ってもらう。
「俺も少し遊んで来るけど、お留守番出来るよね?」
「私はいい子。ちゃんと待ってる。誰もここには入れない」
肉を焼くネーヴェに見送られ、一つ上の階層に戻った。
隠れてたモンスターが歩き出して、少しだけ活気を取り戻した階層に立つ二人。相方は抜剣してやる気満々だ。
「ジョン、これ貸してやる。それが折れたら使うが良いよ」
「ナイフか?」
「鉈だよ、剣鉈。貸すだけだかんな」
「げ、ミスリルかよ…。いーなーほしーなー」
「それより良いのがドロップするまで帰って来んな」
「カケルはどーすんだよ?」
「さっき言ったろ、俺もちと遊んで来るって」
「別行動かよ」
「そうなるな。タイマン以外は逃げとけよ?」
「無茶はしないさ」
ジョンは上り階段方面へ適当に歩き出した。俺は脇目も振らず目的地に向かった。歩いて曲がって歩いて曲がる。道の奥の部屋に彼女等は居た。
二匹のアラクネが部屋の隅に固まって、怯えた顔でこちらを見ている。
「キシーッ!」
「怖くないよ~。怒ってもないよ~?」
「キシーッ!」
近寄って行くと威嚇されたので宥めてみるが、言葉は通じないみたい。あるいは信じて無いのかも。少しだけ《洗脳》して警戒を無くしてやると、威嚇が止んで大人しくなった。
二匹のアラクネは伸ばしっぱなしのストレートヘア。何方も吊り目で白目が無く、漆黒の瞳に長いまつ毛が印象的な美人さんだ。そこそこ白い肌に中々のたわわ、下の毛は無くてすべすべの割れ目が晒け出されて居る。お尻の後ろからは蜘蛛の腹があり、四対の脚が生えているのは地球のファンタジーに出て来るアラクネの特徴と同じだな。
下から手を伸ばすと、二人がピクリと硬直する。ゆっくり近付き、下乳をたぷんと持ち上げてやると、更に硬直を増してしまう。
「殺さないし虐めないよ。俺はお前達とエッチしたいだけなんだ」
おっぱいを揉み揉みしながらペニスケをパージする。いきり立つアイツを見た二人は、その後の未来を予想して唾を飲んだ。ピクピクするアイツに目が離せなくなった二人を《感知》で診る。病気は持ってないみたいだな。そして処女のようだ。やったね!けどちょっと汚れてるのでお風呂に入れようと思う。
煉瓦を箱組みして水を入れ鉄板でお湯にする。魔法を使い出したので二人は驚いていたが、自分達への攻撃で無いと分かると素直にたわわを揉まれて居た。俺の手に手を添えて、もっと揉めとの意思を表す。性に素直な子達であった。
魔力を込めたので直ぐに風呂が沸き、俺は全裸になる。元々全裸の彼女達を誘い、風呂に入れる。温かい水に浸かるのは初めてで少し戸惑って居たが、気持ち良さに気が付くと、器用に肩まで浸かって優しい顔に変わってた。髪を洗って体も洗って、二人をキレイな美人に変えた。蜘蛛の部分もキレイにしたよ。凄く喜んでた。
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