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流れる水の如し

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 夕方、ゴモランさんと合流して一緒に帰宅する。ラッセルゾーイと雪かき隊は他の隊と交代しながら夜通し作業となるそうだ。大変だな。

「お帰りなさいませ貴方。カケル様達もまたいらしてくれて嬉しいわ。お茶を淹れるから早く上がってらして」

夫人に促されるままに客間に通されお茶等頂く。メイド伝えにお土産を渡しておいたので、夕飯に並ぶかも知れない。
 お土産は、あのタージョだ。商業ギルドでハークにもらったコインを見せつけて、さる高貴なお方に持参する…なんて思わせ振りな事を宣ったら養殖場を紹介してくれた。勿論紹介状付きだ。警備に紹介状を突き付けて、出て来た農場主にも思わせ振りな事を言って十羽分の肉を買って来たのだ。ケリタケくらいの大振りな鳥だが一羽一万ヤン。十羽でミスリル貨が飛んでった。高過ぎて市民は買えないが、地球の感覚だと、高いけど食べるチャンスはありそうな価格帯。フォアグラレベルかな。

「なあお前さん、あれってどんな味がするんだろね?」

「味は料理人次第だと思うぞ?柔らかいから貴族に好まれてるだけだと思うし」

「カケルさんは変な所で物知りね?」

「鳥肉は野獣だって柔らかいじゃないか」

「へぇ、私は何方も食べた事ないわ」「オレもー」

お茶を飲み飲み駄弁っていると、ドアを開けて夫人が駆けて来た。

「カケル様、この様な素晴らしい物を頂戴して頂けました事、心より感謝致しますわね?夕飯は腕に縒りを掛けさせますのでお楽しみになさって下さいましね」

後ろに並ぶメイドに見えないように、ペニスケを撫で撫でする手付きがとてもいやらしく、ピクピクンしてしまった。

「お前達、夕食まで時間はありませんよ?此処は良いので夕餉の支度を手伝いなさい」

「「はい、奥様!」」

お辞儀をして、メイドがドアを閉じた途端、ペニスケの中身をパク付かれた。早い!流麗な動きはまるで流れる水の如し。唾液を纏い、窄められた唇の柔らかさ、そして亀頭に掛かる圧力は女の秘部を彷彿とさせた。

「あ、ダメですよ夫人。気持ち良くてしたくなってしまいます」

「んは…、わた、くしにはこの、程度のお礼しか、はむ…、んっぶふ、出来ませんので…じゅぷ」

太くて長い、俺のソイツを喉の奥まで突き刺して、亀頭に刺激を与えてくれる。そして執拗な舌技で子種を吐き出させようとするので我慢出来ず口の中に出してしまった。どくどくと溢れ出る濃い粘体が喉を満たし食道を流れる。

「夫人、すみません。挿れます。中に射精します」

「遠慮無くどうぞ?初めて見た時から楽しみに待っておりました」

四つん這いになりスカートを捲る夫人はノーパンで、涎を垂らしヒクヒクと待ち侘びていた。俺は遠慮無く襞の中心にアイツを捩じ込んだ。
食事の時間まで、高速ピストンと粘つく程硬い子種を吐き出すのを繰り返し、夫人を楽しんだ。

「夫人、とても良いまんこです」

「カケル様こそ、とても…、とても立派でらしてよ?お友達に紹介したい程ですもの」

「カケルさん、サロン通いは敵を作るわよ?」

「……そうね。私の胸の内に秘めておく事にいたしましょうね」

ちょっと残念です。

「赤ちゃん出来ちゃうから?」

「ワーリンさん、貴族は冒険者と同じで避妊魔法を受けているのよ?」

「あ、オレやってない…。お前さぁん」

「大丈夫だよワーリン。出来ないようにしてるから」

「便利ねぇ」

夫人のあそこをキレイに《洗浄》したら少し残念な顔をされたけど、直ぐに穏和な笑顔で見返してくれた。
夜明け前には警備の為仕事に出てしまうので、その時にまた…、と催促されてしまった。勿論断る術は無い。まだおっぱいも吸ってないのだから。

夕飯の鳥はジューシーで結構美味しかった。


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