314 / 1,519
ハッスルしてたら寄って来る
しおりを挟む島に戻って滝壺へ。狙ったかのように待っているテイカだが、すまん、俺今回は猛って無いんだ。
「皆様おかえりなさいませ。獲物は居なかったのですか?」
「取れ過ぎる程取れたんだが…」
「何となく理解しました。皆心待ちにしていたのに残念です」
「テイカ殿、悪い事をしたな」
「問題ありません。後でたっぷり吸って頂きますのでしょう?」
「その時の為に少しだけ取っておきますね、うっふ」
変な笑い方をするエロテロリストのもじゃりは全て回収せねばならない。取り敢えず使う分のもじゃ達を滝壺に沈めて貰った。器用に毛だけ取り出しては丸めて水に浸けている。
「リュネ、それで全部だな?」
「全部出しましたよ~」
他人の《収納》の中身を確認できるようになりたい!
「テイカよ、建具の方はもう終わっちゃった?」
「ラビアン達の手も借りてベッドの木枠も作りました。後はフェルトを詰めてシーツを付けるだけですね」
「私の部屋は今使ってるフェルトをそのまま使うのでベッドは要りませんよ?」
「ではそのようにしますね」
龍はベッドより布団派なのかも?そもそもの大きさでベッドも布団も無いのだが。
「カケル、あれ」
話してるうちにラビアン達が集まって来たようだ。俺がハッスルしてないのを木の影から覗いてる。ハッスルしてたら寄って来るのか?此処だと少し寒いので皆でお風呂に行きましょう。
風呂に集まった兎達と、時間一杯裸のお突き合いした。女児等もぺろぺろしてイってね。
夕飯の後は人種とねっとり。イゼッタにはスキルも使ってしっかり種付けした。多分デキる。
「イゼッタ、長らく待たせたな」
「カケルの赤ちゃん、早く見たい」
「わたしもママみたいにお腹とおっぱいおっきくなりたいです!」
「子供に取られる前に吸えるだけ吸ってやろう」
イチャイチャしながら寝た。
翌日は朝食を済ませたら昨日取って来たもじゃりを洗って纏めてフェルトにする作業だ。ラビアン達は朝の仕事をしてるので、滝壺に集まったのは人種と龍だけだが、その内手伝いに来てくれると信じて作業を開始する。
全裸になって滝壺に潜り、漬け込まれてるもじゃりの量に言葉を失う。溺れるので喋れないが。喋れない俺にしゃぶり付くテイカは起用さに磨きが掛かっているな。
手で千切り取って移動出来そうに無いので息の続く限り少しずつスキルで浮かせて浅場に持ってった。
水中を移動して行くもじゃりから、お湯に氷砂糖を入れた時のような、もやもやした淀みが見える。これは多分、口に入れちゃダメな奴だ。
「ぶへぁー!浮いて来るもじゃりを踏み洗いしてくれ。チェックは俺がやるから匂いを嗅いだり舐めたりしちゃダメだぞ?イゼッタは干場担当、リアは風上から風を頼む。それと、テイカも作業してくれ」
「「「はーーーい」」」
浮いてるもじゃりを足蹴にして浅瀬に寄せて、踏み踏み踏み踏み。
「カケルさん、大きくなって踏んだら直ぐに終わりそうですよ?」
「ぺたんこになりそうだな。それよりも、此処じゃ龍の姿は狭いだろー」
「《洗浄》で取り除く事は出来んのか?」
「それは試した事無かったな、ちと試してみよう」
近くに浮いてる新しいもじゃりを水面から浮かせて《洗浄》を掛けてみる。ビシャビシャのもじゃりがビシャっとなって乾いた。風を使って乾かすより早いのな、これ。
「ダメだったらテイカ…」
「ダメな事を祈ります」
上手く行く事を祈ってくれ。無味無臭のもじゃりをクンカクンカ…。
「カケル様、ささ、どうぞ」
全裸で尻を向けるテイカに硬くなった股間を突き刺した。
「んく…、残念です」
それでどうやって判るのか、俺には解らない。
「また後でしてやるから、もじゃりを集めておいで」
名残惜しいので三回程突いて抜いてやると、テイカは水中へと潜って行った。
0
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説
喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜
田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。
謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった!
異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?
地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。
冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
二度も親を失った俺は、今日も最強を目指す
SO/N
ファンタジー
主人公、ウルスはあるどこにでもある小さな町で、両親や幼馴染と平和に過ごしていた。
だがある日、町は襲われ、命からがら逃げたウルスは突如、前世の記憶を思い出す。
前世の記憶を思い出したウルスは、自分を拾ってくれた人類最強の英雄・グラン=ローレスに業を教わり、妹弟子のミルとともに日々修行に明け暮れた。
そして数年後、ウルスとミルはある理由から魔導学院へ入学する。そこでは天真爛漫なローナ・能天気なニイダ・元幼馴染のライナ・謎多き少女フィーリィアなど、様々な人物と出会いと再会を果たす。
二度も全てを失ったウルスは、それでも何かを守るために戦う。
たとえそれが間違いでも、意味が無くても。
誰かを守る……そのために。
【???????????????】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*この小説は「小説家になろう」で投稿されている『二度も親を失った俺は、今日も最強を目指す』とほぼ同じ物です。こちらは不定期投稿になりますが、基本的に「小説家になろう」で投稿された部分まで投稿する予定です。
また、現在カクヨム・ノベルアップ+でも活動しております。
各サイトによる、内容の差異はほとんどありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる