303 / 1,519
家主より先にご寵愛を受けるメイド
しおりを挟む辺りはすっかり暗くなり、家の灯りが薄ぼんやりと道を照らす帰り道。ふとカロが口を開いた。
「そう言えばカケル様、エメラルダスの所には寄りませんのですか?」
「お腹空いたし明日にしようや。それにタマゲルにもご飯あげたい」
「ゲル…、無許可でモンスターを街に入れないで下さると…」
「忘れてたよ、すまん」
「ふぅ、明日登録しておきます」
「あの、カケル様…」
次はシャリーのターンかな。
「なんだね?」
「寝具店の大奥様と仲良くなれた気がしません」
「一日にして成らず、だな」
「精進致します」
そんな話をしながらカロ邸に到着。飯の数を増やしてしまったが、アルネスは普段通り迎えてくれた。お詫びに異国で買った野菜をどうぞ。
食事の支度をしている合間に、庭にタマゲル達の小屋を作っとく。木だと食べられちゃうから煉瓦の壁で丸く囲って屋根を付けただけ。入口も煉瓦の嵌め込み式の扉にした。
風呂に入れ、との事なので三人でお風呂頂きます。疲れてるカロを揉み解して湯に浮かしてやった。
「カケル様、島が見えます」
「絶景かな」
「羨ましい限りです。それにしても、カロ様の御屋敷は凄い浴場をお持ちですね」
「外装は俺が作った」
「タマゲルのハウスを作ってらした時から何となくそうかと思ってましたが…、カケル様は人ですか?」
「人に舐められやすいけど本当は凄い人なのさ」
「舐めましょうか?」
潜望鏡にパクついてもらった。
「んら、舐め甲斐のある、れろれろふごい、ちゅむ、あは…おちんぽ様です。ぢゅる…」
我慢出来無くなりそうだし、湯当たりする前に上がろう。カロを浮かせて、シャリーは素股に挟んで湯から出た。
「小さく産まれて初めて嬉しいと感じました…。カケル様、増々硬くなってますね。挿れながらお食事しますか?」
「それだとお前が食べられないだろ?もう少し我慢するから素股で気持ち良くしてくれ」
服を着て、俺はちんぽだけ露出。シャリーはパンツを降ろして再び素股でドッキング。羨ましそうなカロの視線を浴びながら食堂へと向かった。
「お客様はカケル様のお妾になられる方なのですね」
アルネスの視線が痛い。仕方無くシャリーを降ろす。
「アルネス、食事中にちんぽが涼しくて敵わん。温めてくれ」
「畏まりました」
シャリーの垂れ流したヌルヌルを、舌と唾液で満遍なく伸ばし広げたアルネスは、スカートを捲って尻を突き出しパンツを降ろす。行儀が悪いが立食させてもらおう。割れ目の中に先走りを塗りたくり、我慢していたアイツを捩じ込んだ。
「シャリーさん、家主より先にご寵愛を受けるメイドがここに居ります」
「私も貴族様の御屋敷で働いていた時期がありましたが初めて目にします」
「そ、そんなぁ、皆様お風呂で、ずっぽりなされたのかと!んぁっ!んくぅ~!!」
憐れアルネス、俺のペニスケースとして一晩過ごす事になってしまうとは。
そして今、門の前でサミイとエージャにジト目を向けられています。
「サ、サミイさん、いらっしゃいぃませ…。おつっ連れの方もふあっ!よ、ようこそいらっしゃいまはぁましたぁんっ!ん!!んご、ごゆっくりぃお過ごし!あっ!いっ、いぃぃ~!!」
「お客様の前だぞ、最後まで言いなさい」
「ごゆっくりお過ごし下さいませっ!くぅーーー!!」
「旦那さま?何のプレイですか?」
「私もこうなるのですね、楽しみです!」
ジト目が刺さり、期待の目が向けられる中、ズブズブしながらカロ邸に戻った。
「お風呂では挿れて貰えず寂しく思えましたが、されてるのを見ると若干引きますね」
「むしろご褒美だと思います」
「わたし経験者ですが引いてます」
「他人に見られるのは嫌ですけれど、一度は空の上で…、と言うのを経験してみたいです」
姦しい女共を客間に押し込み、俺はお茶を淹れるアルネスの足となった。
0
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜
田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。
謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった!
異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?
地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。
冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる