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言い訳

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 明けて翌日。俺は多分、昼過ぎ迄寝てたのだと思う。思うのだが、朝と昼のどちらかか、それとも両方か、食堂に連れられて口の中に食べ物を詰め込まれた記憶と形跡がある。俺も存外疲れていたのだな。
隣ではカラクレナイが丸まってらっしゃる。よく見たら今寝てるのもカラクレナイの巣だし、やはり一度は移動させられてるようだ。掛布団が無くて寒いので起きざるを得ない。

「なんだ、起きるのか」

ミーネもお昼寝中だったようで、龍の巨体から囁く声は優しい。

「掛布団欲しいんだ」

眠る子龍を優しく撫でて、そっと飛び立ち家に戻った。新居も早く作ってしまわないとな。

「カケル、おはよ」

「もう昼過ぎだけどおはよう」

玄関先で、薄板に何か描いてるイゼッタを見付けた。荷車のデザインを描いていたようで、薄板には荷車の機能を無視したノーズコーンの長い四輪車が描かれていた。

「荷車にしては荷物を載せる場所が無いようだが?」

「荷物はカケルが持てるし」

「人は《収納》出来ないぞ?」

「ああ…」

「速度と積載量はどうしても相反する物だから、何処かで妥協しないとな」

「考えとく」

俺も考えておこう、イゼッタへの言い訳を。俺のセンスじゃアレしか思い付かなんだ。

「イゼッタ様、お茶にしませんか?ご主人も起きて来たか」

フラーラに呼ばれたので二人して居間に入ると龍以外は揃ってた。お茶の時間を楽しみながら魔石の加工もやっちゃおう。
ミズゲルの核は一ナリ袋が九袋に少し。一袋に二千前後は入ってるので一万八千個程はあるって事になる。数えてもらうつもりだったがこりゃ大変だな。四:二:三袋で分けると楽だが鉄板はまだ作らなくても良いしなー。

「カケル、ちょっと多い」

「だよな。一袋二千個くらい入ってるしな」

協議の結果、光二袋、水一袋、残りはキープとなった。それでも凡そ六千、ラビアン達には夜なべ仕事を頑張って頂こう。

《収納》に入れっぱなしにしてる雑木の塊を小玉スイカくらい取り出して、洗面器程度の器を作った。
で、ミズゲルの核を一袋、器にザラザラ注ぎ入れて加工した。すっかり慣れたもんで一袋一分掛からない。器を作った時間の方が長かったくらいだ。

「カケル様、棒も今の手法で作りますか?」

「その方が手間が減るけど、テイカの仕事を奪いたく無いな」

「お任せ下さい」

「木材なら、いっぱいある。好きに使って」

テイカは明日から棒の作成に集中する事になった。イゼッタはお休み期間中なので、リアが魔法でのサポートに入ると言う。魔力の補充なら任せろ。
そんな話をしてる間に、ノーノは自分の仕事を終えたようだ。一袋分の砂粒を水の魔石に変えてしまった。残るは光、俺がやるしか。

「私にお任せ下さいまし」

リアに取られてしまった。やる気を削ぎたくないので任せるが、魔力の使い過ぎでイゼッタみたいに体調を崩されるのは嫌だな。

「カケル様に頂いた魔力をそのまま使いますので、多分問題無いかと思われます。ですので…頂けると嬉しく存じます」

明日の朝、補充する事になった。

  「私は今夜、増し増しでお願いします」
「今からペニスケースになっても良いんだぞ?」

  「でしたら夕飯の後からお願いします」
「そうか。ならそれまではフラーラに収めてもらおうか。しゃぶって挿れてくれ」

「任されよ!」

メイドへの福利厚生をするのに良いタイミングだったので、満足するまで付き合ってあげた。夜が明けても幸せそうな顔して起きられなかったのでメイドは午後までお休みです。
起こすのは可愛そうだけど、まだ出し足りなかったのでリアの股をぺろぺろくちゅくちゅしてずっぽり。おっぱい吸いながら楽しんだ。
寝惚けながらも受け入れてくれるリアが可愛い。
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