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ポロリしたら即パク

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 昼食を終えて寝具店に戻ると、客間に客が増えていた。捕食者の眼で俺の股間を見詰めるセックスレス主婦の三人だ。
しかし此方にも援軍が居るぞ!俺国国宝ことテイカと生ける厄災ミーネだ!どや!?…あれ?何か直ぐ様仲良くなられて…。子を持つ同士気が合うのか?テイカとサミイはこっちに来いよ!

「一人ぼっちで俺寂しい」

「旦那さま、そんな事ありませんよ。主婦の皆さんは我々の味方です!」

サミイ曰く、明日からの販売に先駆けて主婦三人に商品を提供し使い心地を試してもらい、当日は率先して購入して貰う。そして数日の間他の主婦に使用感を吹聴し、後日、購入した商品を返金してもらうと言う。
…ってサクラでステマかよ!
俺は教えてないので自力で捻り出した発想だろうがギリギリラインだぞ?
狭い街ではやって一回と念を押しておいた。炎上すると物理的に火を放たれる世界だからな。

「それで…ですね?」

モジモジしてるサミイにセックスレス主婦が割って入る。

「また、カケル様のを味わいたくて…、お願い出来ませんか?」

完全に女の顔である。ポロリしたら即パクされそうな勢いだ。

「この街の女性は皆さん…その…、交合うのがお好きなのですか?」

影を薄くしてたエージャが存在感をアピールするも、

「カケル様だからよ?」「見たら解るから」「他のじゃもう満たされないの」

等々絨毯爆撃を受けて後退、借りて来た猫になってしまった。戦闘奴隷よ、主婦に勝てると思うなよ?

「分かった。これもまた報酬の一部と言う事なら是非楽しんでくれ」

わぁっと主婦に花が咲く。

「その前に、エージャ」

「は、はい!」

「お前の体を治す。心までは俺程度じゃどうにも出来んが、少しでも気を紛らわせてくれ」

「やはり、脱ぐのですか…?」

「脱げ。場所に依っては触る。やるからには必ず治してやる」

「凄く嫌ですけど、治せる物ならどうぞ。股間のそれが萎えてしまわないか心配ですが」

諦め顔でスルスルと脱いで行くエージャだが、躊躇いは無い。上着を脱いで、パンツを降ろし、胸に巻いた布を解いて行く。
中々痛そうなエージャの姿に主婦唖然。胸は根元から切り取られ、焼かれている。が、それだけでは無い。背中にも、腹にも、尻や太腿の付け根にまで傷と火傷の痕が走っていた。一回で付けると死ぬレベルだな。何度も何度もやられた結果なのだろう。

「どうですか?これが、あのクソが、エロい体と言う私の体です」

「とんだ変態だな」

「殺すか?」

「ミーネ、相手が分かるなら俺もそうしてやりたいね。それより治療が先だ」

エージャに向き直り治療方法を告げる。

「エージャ、今からお前をスキルにより治療する。
治療には密着する必要があるので、俺は服を脱ぎソファーに座る。お前は俺の上に背を向けて座るんだ」

「…は?」

「治療には密着する必要があるので、俺は服を「何で脱ぐのですか!?」…密着する必要があるんだよ。手だけじゃ足りないの」

言いながらも服を脱いで行く。上着もズボンもパパッと脱いで、後一枚。テイカが後ろからトランクスを勢い良く降ろし、ブルッブルン!とアイツがこんにちはした。主婦達の嬉声にママ上殿が混ざってるのはスルーするぞ。

「凄く立派ですが…、貴方も変態なのですね」

「怖くて仕方無いとは思うが座ってくれ。出来るだけ優しく治してやる」

一人掛けソファーに腰掛けてエージャを待つ。横には主婦が二人ずつ座り、もうおっぱい出して手慰みを始めてるのも居る。チンピク止まりません。

「う、動いてるそれはどう避けて座れば…」

「股に挟んでくれ。この姿勢でないと密着出来ないんだ。分かるだろ?」

レバーを倒して腰を据えると自動でレバーが持ち上がる。しっかりと股の付け根で挟み込み、体を預けて準備完了。
すまたあったかいなり~。
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