上 下
246 / 1,519

龍の血

しおりを挟む


 俺が龍の血を飲んだとリュネは言う。まさか俺が寝てる間に口の中へどくどく流し込んだのか?

「私だけで無く、ミネストパーレやカララちゃんの血も飲んでますよ?」

「なん…だと…?」

  「もしかして、体液ですか?」
「体液っつーと…涎とか、愛液…」

「うふ、血は総称。つまりはそう言う事です」

魔力増し増しな愛液をべろべろしてたら魔力が高まった。体液ですらこれなのだ、ちんぽなんぞ食ったら破裂するわな。理解した。

「その内ミーネやカラクレナイの魔力も俺のに影響して来るのかな?」

「あるでしょうねぇ。カララちゃんは私達三人だけで無く、イゼッタさん達の魔力をも吸収してますから将来が楽しみです」

「器用貧乏にはしたくないな」

「器用、結構じゃないか。そこのテイカ殿が良い例だろう?」

ミーネとカラクレナイも起きて来た。カラクレナイは切なくなってママにへばり付いている。早急に食事にしなければならない!急ぎ食堂へ向かった。
食堂に、カラクレナイを連れて行き、ちょっと早目の夕飯の時間だ。焼きたてのソーサーをハフハフしながら食べるのが可愛い。唯、ソーサーも燻製肉も魔力は殆ど含まれておらず、カラクレナイの成長には足りないのだ。内臓料理、作らなきゃな…。
夜はカラクレナイに魔力を吸わせてあげた。口からでも吸えるそうで、ミーネの真似してぺろぺろしてる。テイカに習った技術を熱心に教えてる。俺はミーネから溢れる龍の血おつゆをぺろぺろ。

「んあん、カケル、邪魔するな。んんっ」

「ミーネの魔力を取り込めばカラクレナイに二人の魔力を与えられるじゃないか」

「なっ、中に、欲しくなるだろ!」

「先にしても良いぞ」

肥大させた舌を奥に捩じ込み掻き回す。口の中に流れるとろとろを余す事無く嚥下した。太っとい舌で何度もイかせたら、カラクレナイも気持ち良くしてやろう。ミーネを降ろしてカラクレナイを抱き抱え、対面座位で突き刺した。

「カラクレナイ、一杯出すからな」

「ンキュ、キュゥゥン」

癒されマンコに十数発、魔力と子種を流し込み、鳥が鳴く頃にはカラクレナイも気持ち良さそうに寝てしまった。横で寝てるミーネにもしっかり種付けしてあげた。

「お前もっ!好きだなっ!もう、溢れ出てるぞ」

「ミーネみたいな良い女とすれば、誰だってこうなる」

「嬉しいぞ、は、孕むまで、好きなだけっ出すが良い!いんっ」

気付いたら午後だった。もう、作業出来無いし、夕飯の時間まで延長した。

「中に出される度に、愛されてると感じる。私もお前を愛したい。良いだろ?」

長いキスと中出しで応えた。ミーネは夕飯、食べられそうに無いな。ベッド毎三人を《洗浄》し、カラクレナイを連れて飯に向かった。

「とても長らくお楽しみでしたね」

「長過ぎ」

「お疲れでは御座いませんか?」

「ミーネ様が」

  「カララ様も」
「近頃は長くする事が少なくなったので羨ましいです」

「反省してる。今後は自重する。済まなかった」

「一人ずつ相手してくれたら許す」

「あたしは全てを許してますからね」

「テイカずるい」

「私はカケル様を全てを受け入れておりますので」

「ご主人が正義ですから」「カケル様の性技でしたいです」

何か一人おかしな事言ってるが、せめて飯に間に合うようにしようと思った。その後は皆で夕飯を食べて、ミーネに夜食を持ってって謝罪と共にあ~んしてやったよ。半分くらいカラクレナイに食われてたがな。
明日はまた陸に上がるので、乳繰り合ってイチャイチャするだけで寝かせてもらった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

没落した元名門貴族の令嬢は、馬鹿にしてきた人たちを見返すため王子の騎士を目指します!

日之影ソラ
ファンタジー
 かつては騎士の名門と呼ばれたブレイブ公爵家は、代々王族の専属護衛を任されていた。 しかし数世代前から優秀な騎士が生まれず、ついに専属護衛の任を解かれてしまう。それ以降も目立った活躍はなく、貴族としての地位や立場は薄れて行く。  ブレイブ家の長女として生まれたミスティアは、才能がないながらも剣士として研鑽をつみ、騎士となった父の背中を見て育った。彼女は父を尊敬していたが、周囲の目は冷ややかであり、落ちぶれた騎士の一族と馬鹿にされてしまう。  そんなある日、父が戦場で命を落としてしまった。残されたのは母も病に倒れ、ついにはミスティア一人になってしまう。土地、お金、人、多くを失ってしまったミスティアは、亡き両親の想いを受け継ぎ、再びブレイブ家を最高の騎士の名家にするため、第一王子の護衛騎士になることを決意する。 こちらの作品の連載版です。 https://ncode.syosetu.com/n8177jc/

婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた

cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。 お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。 婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。 過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。 ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。 婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。 明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。 「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。 そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。 茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。 幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。 「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?! ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

引退したオジサン勇者に子供ができました。いきなり「パパ」と言われても!?

リオール
ファンタジー
俺は魔王を倒し世界を救った最強の勇者。 誰もが俺に憧れ崇拝し、金はもちろん女にも困らない。これぞ最高の余生! まだまだ30代、人生これから。謳歌しなくて何が人生か! ──なんて思っていたのも今は昔。 40代とスッカリ年食ってオッサンになった俺は、すっかり田舎の農民になっていた。 このまま平穏に田畑を耕して生きていこうと思っていたのに……そんな俺の目論見を崩すかのように、いきなりやって来た女の子。 その子が俺のことを「パパ」と呼んで!? ちょっと待ってくれ、俺はまだ父親になるつもりはない。 頼むから付きまとうな、パパと呼ぶな、俺の人生を邪魔するな! これは魔王を倒した後、悠々自適にお気楽ライフを送っている勇者の人生が一変するお話。 その子供は、はたして勇者にとって救世主となるのか? そして本当に勇者の子供なのだろうか?

もふもふで始めるVRMMO生活 ~寄り道しながらマイペースに楽しみます~

ゆるり
ファンタジー
ようやくこの日がやってきた。自由度が最高と噂されてたフルダイブ型VRMMOのサービス開始日だよ。 最初の種族選択でガチャをしたらびっくり。希少種のもふもふが当たったみたい。 この幸運に全力で乗っかって、マイペースにゲームを楽しもう! ……もぐもぐ。この世界、ご飯美味しすぎでは? *** ゲーム生活をのんびり楽しむ話。 バトルもありますが、基本はスローライフ。 主人公は羽のあるうさぎになって、愛嬌を振りまきながら、あっちへこっちへフラフラと、異世界のようなゲーム世界を満喫します。 カクヨム様にて先行公開しております。

貴方にとって、私は2番目だった。ただ、それだけの話。

天災
恋愛
 ただ、それだけの話。

【完結】8私だけ本当の家族じゃないと、妹の身代わりで、辺境伯に嫁ぐことになった

華蓮
恋愛
次期辺境伯は、妹アリーサに求婚した。 でも、アリーサは、辺境伯に嫁ぎたいと父に頼み込んで、代わりに姉サマリーを、嫁がせた。  辺境伯に行くと、、、、、

亜人至上主義の魔物使い

栗原愁
ファンタジー
人生に疲れた高校生――天羽紫音は人生の終止符を打つために学校の屋上に忍び込み、自殺を図ろうと飛び降りる。 しかし、目を開けるとそこはさっきまでの光景とはガラリと変わって森の中。すぐに状況を把握できず、森の中を彷徨っていると空からドラゴンが現れ、襲われる事態に出くわしてしまう。 もうダメかもしれないと、改めて人生に終わりを迎えようと覚悟したとき紫音の未知の能力が発揮され、見事ドラゴンを倒すことに成功する。 倒したドラゴンは、人間の姿に変身することができる竜人族と呼ばれる種族だった。 竜人族の少女――フィリアより、この世界は数百年前に人間と亜人種との戦争が行われ、死闘の末、人間側が勝利した世界だと知ることになる。 その大戦以降、人間たちは亜人種を奴隷にするために異種族狩りというものが頻繁に行われ、亜人種たちが迫害を受けていた。 フィリアは、そのような被害にあっている亜人種たちを集め、いつしか多種多様な種族たちが住む国を創ろうとしていた。 彼女の目的と覚醒した自分の能力に興味を持った紫音はこの世界で生きていくことを決める。 この物語は、限定的な能力に目覚め、異世界に迷い込んだ少年と竜の少女による、世界を巻き込みながら亜人種たちの国を建国するまでの物語である。

「僕は病弱なので面倒な政務は全部やってね」と言う婚約者にビンタくらわした私が聖女です

リオール
恋愛
これは聖女が阿呆な婚約者(王太子)との婚約を解消して、惚れた大魔法使い(見た目若いイケメン…年齢は桁が違う)と結ばれるために奮闘する話。 でも周囲は認めてくれないし、婚約者はどこまでも阿呆だし、好きな人は塩対応だし、婚約者はやっぱり阿呆だし(二度言う) はたして聖女は自身の望みを叶えられるのだろうか? それとも聖女として辛い道を選ぶのか? ※筆者注※ 基本、コメディな雰囲気なので、苦手な方はご注意ください。 (たまにシリアスが入ります) 勢いで書き始めて、駆け足で終わってます(汗

処理中です...