上 下
211 / 1,519

人の交尾

しおりを挟む


 人の姿のミーネともっとしたいと思ってる俺が居る。

「ミーネ、キスした事、あるか?」

「あると思うか?どうしたら良い?」

「こうするんだ」

抱き寄せて啄むような軽いキス。少し硬くなった体が柔らかくなるのを待って次第に進展させて行く。唇を舐め、口に含み、舌で転がす。ミーネも理解したようで舌を出して舐めて来た。

「はふ、こえも…、良いぁ。んちゅ、こえすひ…。あむん」

「おえも…」

互いの唾液を貪りあって居ると、ドアの向こうからノックする音が聞こえた。

「テイカです。ただいま戻りました」

視線を送ると、仕方ないなって顔で返してくれた。意外と聞き分けの良い子だ。ベッドから出てドアを開けるとテイカだけだった。

「ん?イゼッタはどうした?」

「荷物を取りに来ただけなのでイゼッタ様は下で待ってます。お二人はまだ致して無いみたいですが…?」

「そうだな。少し時間を貰うぞ」

ベッドの前に連れて来て、ミーネの前でしゃぶらせた。竿から先っちょ、そして玉まで丹念にしゃぶしゃぶする姿を見てミーネも刺激を受けたようだ。大口開けてエアぺろぺろしてる。
満遍なく唾液を塗すとズボンを膝まで降ろし、尻を向けて指で広げる。何時ものお強請りポーズである。

「ああ…、あんなに広げて…。カケル、入れちゃうのか?」

「本番はミーネだ。よく見ててくれ」

入る所がよく見えるように近くに呼んで、ゆっくりと挿入される接合部を見せてやる。顔が真っ赤だ。自分が嵌められているのを想像しているのだろう。お股に指を這わせて初めてのオナニーに興じている。

「テイカ、奥まで挿ったぞ」

「イゼッタ様を、待たせてるので、激しくお願いします」

機関銃の如き速度で猛烈に尻を叩いた。部屋に響く破裂音に、ミーネの指も止まらない。

「そんなに激しく…、壊れてしまうだろ…」

「テイカ、中に出す!」

返事を待たずどくどくと子種を吐き出して引っこ抜く。ぽっかり空いた穴から漏れ出る子種を見せる為だ。

「ミーネ、飲んでみてくれ」

「え?あ、ああ…」

穴から溢れる白濁を伸ばした舌で掬い上げるようにして口に含み嚥下する。四つん這いの尻はキラキラ滴っている。

「ミネストパーレ様、もっと奥までどうぞ」

テイカの尻に顔を填めたミーネの尻目掛け、アイツを捩じ込んだ。

「ん!んぁ!!急にしたら!怖い!怖いよ!?」

「大丈夫、初めは優しくするよ」

奥深く突き入れて優しく尻を撫でる。中でピクピクしてやると、快感が勝って尻を揺らして来た。

「あたしはそろそろ戻ります。後でまたして下さいね」

いつの間にか衣服を正したテイカは荷物を持って出て行ってしまった。相手は龍だ、長引くと二人と遊べない。ドアが閉まるのと同時に抽挿を開始した。


 時間は宵の走り、一階の食堂で夕飯食べてるなう。

「あんな短時間であんなに気持ち良くなるとは…、人の交尾は化け物じみているな」

「カケルは特別」

お尻をモジモジさせながら、覚束ぬ手付きでスプーンとフォークをガチャつかせている。両手が塞がってるのでナイフで切るのは俺の役目だ。飯の場で話す内容では無いのでイゼッタ達の報告を聞く。

ギルマスの所にサンプルを持って行くと、直ぐに難民達に使わせると言う事でトンネル用のも含めて全て納品したそうだ。余った物はナーバーグ跡地に使うのでまだまだ作って欲しいと言われた。買取の総額は四千本で四十万ヤン。一本百ヤンで、ギルドの取り分は無い。取り分は魔力の補充から得るそうだ。低価格プリンター商法だな。インク代で稼ぐ、みたいな。
ナーバーグ跡地は扉を取り付け、家造りの真っ最中。大工だけで無く冒険者も引っ張りだこで、土系をメインに魔法使いは資材の加工、物理職は力仕事で安定収入があり人気らしい。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

月が導く異世界道中extra

あずみ 圭
ファンタジー
 月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。  真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。  彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。  これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。  こちらは月が導く異世界道中番外編になります。

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第二章シャーカ王国編

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

特殊スキル持ちの低ランク冒険者の少年は、勇者パーティーから追い出される際に散々罵しった癖に能力が惜しくなって戻れって…頭は大丈夫か?

アノマロカリス
ファンタジー
少年テイトは特殊スキルの持ち主だった。 どんなスキルかというと…? 本人でも把握出来ない程に多いスキルなのだが、パーティーでは大して役には立たなかった。 パーティーで役立つスキルといえば、【獲得経験値数○倍】という物だった。 だが、このスキルには欠点が有り…テイトに経験値がほとんど入らない代わりに、メンバーには大量に作用するという物だった。 テイトの村で育った子供達で冒険者になり、パーティーを組んで活躍し、更にはリーダーが国王陛下に認められて勇者の称号を得た。 勇者パーティーは、活躍の場を広げて有名になる一方…レベルやランクがいつまでも低いテイトを疎ましく思っていた。 そしてリーダーは、テイトをパーティーから追い出した。 ところが…勇者パーティーはのちに後悔する事になる。 テイトのスキルの【獲得経験値数○倍】の本当の効果を… 8月5日0:30… HOTランキング3位に浮上しました。 8月5日5:00… HOTランキング2位になりました! 8月5日13:00… HOTランキング1位になりました(๑╹ω╹๑ ) 皆様の応援のおかげです(つД`)ノ

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

成長率マシマシスキルを選んだら無職判定されて追放されました。~スキルマニアに助けられましたが染まらないようにしたいと思います~

m-kawa
ファンタジー
第5回集英社Web小説大賞、奨励賞受賞。書籍化します。 書籍化に伴い、この作品はアルファポリスから削除予定となりますので、あしからずご承知おきください。 【第六部完結】 召喚魔法陣から逃げようとした主人公は、逃げ遅れたせいで召喚に遅刻してしまう。だが他のクラスメイトと違って任意のスキルを選べるようになっていた。しかし選んだ成長率マシマシスキルは自分の得意なものが現れないスキルだったのか、召喚先の国で無職判定をされて追い出されてしまう。 一方で微妙な職業が出てしまい、肩身の狭い思いをしていたヒロインも追い出される主人公の後を追って飛び出してしまった。 だがしかし、追い出された先は平民が住まう街などではなく、危険な魔物が住まう森の中だった! 突如始まったサバイバルに、成長率マシマシスキルは果たして役に立つのか! 魔物に襲われた主人公の運命やいかに! ※小説家になろう様とカクヨム様にも投稿しています。 ※カクヨムにて先行公開中

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが…… アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。 そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。  実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。  剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。  アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

処理中です...