上 下
136 / 1,519

壊れちゃう

しおりを挟む


 湯上りの火照った体を夜風で冷まし、倉庫に向かう。中にはフワフワのフェルトに座る女子二人、緊張した面持ちのシトンとアズだ。

「あんまり気負うな、お前等がヤられたのより太くて長いだけだ」

「気負うわ!」

「さ、脱がしてみろ」

二人の間に寝そべって、腰に手を回す。ビクリと反応する二人の尻がきゅっと締まって色っぽい。

暫くして、目と目で示し合わせてシトンが服を剥ごうとするが、今着てるのは地球の服だ。脱がすのには難儀するだろう。緊張を忘れる程度に集中してもらおう。

「おい、これ脱げるのか?このガジガジしたのは何だ!?」

ファスナーはシルケには無いからな。色々してみろと促すと、凝視したり弄ったり、少しずつ本体に触れる圧力が増して行く。

「それを摘んで下げてみな」

「この四角いのか…」

ジジーっと開く社会の窓に、驚きと関心でジコジコ上下を繰り返す。

「いやん壊れちゃうー」

「っ!バカ」

「はよ脱がせ、尻揉むぞ」

「揉みながら言うなあんっ」

「早くして、私までされてるんーっだからー」

ファスナーを下ろして渋々ズボンを脱がすと、トランクスからこんばんはした先っちょに、二人の目が釘付けになる。

「はみ出てますね…」

「だな…」

尻を揉まれるのを気にもせず凝視する二人。張りのあるシトンの尻も良し、柔らかいアズの尻も良い。したがって何方どちらの尻も甲乙付け難し。

「シトン、早く…」

「うん…」

固唾を飲んでトランクスに手を掛け脱がす。ブルンッ!とかビビンッ!って擬音を出してポロリしたい所だが、怖がらせちゃいけないので力を抜いてポロリする。シトンの鼻息荒いなー。

「でけえ…」

「だろ?」

シトンはツンツン、アズはサラサラ触って来る。

「コレに比べるとさっきまで挿ってたのが味気無く感じますね…」

「アズは経験者か」

「行きずりですけどねー」

「お前、早々にぶっ倒れてたのは演技だったのかよ…」

「うふふ、魔力を溜めてたんですよ。杖無しじゃ燃費悪いし」

「アズ、初心者に少し手本を見せてやってくれ」

「はーい」

返事と共に口に含んだ。お手本なのかそれ?身を屈めて吸い付くと柔らかい尻が持ち上がる。股の付け根を擦ってやると、色っぽい声が混じり出した。

「カケルさん、お、お上手ですね。凄く、いいぃですっ!シトンも、してっ」

舐るのを交代したアズがパンツを脱いで誘惑する。無心で指を這わすと色っぽい声が増す。

「い、痛くても恨むなよ?」

「優しくしてくれれば優しくシてやるよ」

「うん…」

シトンは辿々たどたどしくも積極的に舐めて来た。アズの指示で隅々まで舐ってる。弄れと言わんばかりに浮いた尻の真ん中を指で擦ってやった。

「んあ!ソコ!ダメ!怖いよ」

「パンツ越しなら怖くないだろ?」

「けど、ジンジンする」

「だんだん良くなりますよ。私もお膣がキュンキュンしてるし」

割れ目からの蜜が指を伝い、布団を汚す。

「濡れやすいんだな、舐めようか?」

「直ぐにでも挿れたいですが、治療ですもんね。シトンが終わるまで我慢します」

顔の上に跨ったアズの香りで理性が飛びそうだ。舌で犯す。
暫く弄っているとシトンのパンツも湿り気を帯びて来たので脱いでもらう。ゆっくりパンツを降ろすと、すっかり濡れた割れ目に目を奪われた。

「シトンのも舐めたいな」

「けど!」

「舌なら痛くも怖くも無いわよ?」

「ホントか…?」

「それに、気持ち良いから代わりたくないもん」

グチュグチュといやらしい音をたてて喜がるアズ。扇動するのが上手いな。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

西からきた少年について

ねころびた
ファンタジー
西から来た少年は、親切な大人たちと旅をする。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

転生令嬢は現状を語る。

みなせ
ファンタジー
目が覚めたら悪役令嬢でした。 よくある話だけど、 私の話を聞いてほしい。

性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。

狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。 街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。 彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

俺の召喚獣だけレベルアップする

摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話 主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉 神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく…… ※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!! 内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません? https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html

スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?

山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。 2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。 異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。 唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。

処理中です...