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女になった

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 寝具店の娘が可愛くてムラムラしてたとは決して言わないが、イゼッタに誘われたらもうやるっきゃ無い!
キスしながら駅弁スタイルで毛布に向かうだけでもうカッチカチ。硬い物にお尻を擦り付けて恍惚とした表情のイゼッタに我慢の限界を超えた。
テイカと協力してイゼッタをトロトロに蕩かせて、イゼッタが動けなくなるまで何度も種付けを行った。
テイカともたっぷり楽しんで、飯も食わずに朝になった。

三人共に疲れたので今日は休み。俺はゴーラを狩って来て精肉した。テイカは洗濯。イゼッタはお股の異物感にモジモジしながら料理番。

三人仲良く水浴びして、その夜もしっぽり包んでもらった。

「私はもうカケルの女になった。遠慮無く何時でもして」

「あたしはもっと好きに使って欲しいです。作業中でも街の中でも」

街の中はダメだろ流石に。
二人を交互に愛してやって早めに寝た。


「今日からは家具を作るぞ」

「おお」

「何から作りますか?」

「ベッドの木枠から作って行く。木枠におが屑を貯めて行けばそのうち充分な量になるだろう」

ドアのある部屋の隣を寝室として、そこでベッドの木枠を作成する事にした。
柱と板で四角く組んで、三人入っても余裕のある箱を作った。鉄釘を使ったのでテイカが寂しそうな顔をしたが、激しい振動が加わるので丈夫さが必要なのだ。端材を切ったおが屑を入れて、次の工作を進める。

次はキッチン。ここはドアのある部屋の奥にした。
イゼッタの腰の高さで台を作るだけ。ここも丈夫さが欲しいので鉄釘使用。テイカの目から光が無くなりそうなのでイゼッタが製材してる隙におっぱい吸って揉んでおく。

鍋や食材を置く棚は木釘で充分なので同じ高さで組み上げた。カバンに入ったマタの種やマタル粉、塩や水飴、皿等々を持って来て安置した。
お昼はここで作ってもらおう。
竈の耐久性がそろそろ危ないので新しく二つ、切り株を加工してもらった。砂と石を湖から持って来て、二つの料理が同時にできるようになった。

昼は炙った干し肉とツイストソーサーで軽く済ませ家具の続き。
箪笥は寝室で作った。大きな箱に小さな箱を入れるだけなので簡単に出来たが、箱を納めたら開けられなくなった。鎹を打ち込んで取手にした。武器屋め、やりおる。三段の箪笥を二つ作り、一段ずつ各自の物を入れるようにした。まだスカスカだが上にカバンを置いて生活感を出す。

思ったよりおが屑が出ない。と言うよりベッドがデカくて溜まらないのが正解か。

「端材を削る?」

それもアリか。端材をグラインダーで削って行くが、これじゃ砥の粉だな。外から短い丸太を持って来て、横向きにした旋盤で上下に削ってもらったらおが屑になった。部屋中に広がったおが屑に頭を抱えた。

テイカに掃除を頼んで俺達はドアの部屋に来た。シーツ三枚広げればおが屑が散っても纏められる。シーツの上に土台の切り株、その上に丸太を立てて削って行った。おが屑が舞い散るのでタオルをマスクにした。
ベッドの枠におが屑を詰めて、更にこんもり盛った所で作業終了。おが屑が乾いたらシーツを打ち付けて寝よう。

夕飯の後、湖の水を何度も汚して寝た。


 今日は俺とイゼッタの二人で街に来た。食料の買い出しと水飴の鑑定と販売。ついでに建具屋へ顔出しする為だ。

ギルドの鑑定士も水晶玉と自身のスキルで鑑定するようで、水飴を鑑定して驚いていた。

「騒ぐな」

言ってみたけどもう遅い感じ。甘味に飢えたシルケ女の視線が刺さる。
元々貴族が独占しているに近い砂糖。同じ実から三倍程度採れる水飴。安くなる筈が無く、二つでミスリル貨四十枚の値が付いた。
苦労して家を建てなくても家買えたなー…。
お金は全てギルドに預けた。

その足で建具屋に行き、進行を確認したらドアは二枚出来てるそうだ。窓はゲル版を作ってる最中で…ゲル版?

「ゲル版ってなんだ?」

「ガラスより安価な透明板ですよ。見て行きますか?」

「是非とも」

ゲル版は、海や水域に棲むミズゲルの粘液を加工して作るガラスの代用品だそうで、粘体を薄く伸ばして焼く事で硬くなるのだとか。
ここは海なのでシオミズゲルを使っていると言う。
鉄板で作られた四角くデカいフライパンの上にミズゲルの粘液を並々注ぎ、上から熱した鉄板を乗せると、ジュワーっと煙を噴き上げる。それを何度か繰り返し、さらに引っくり返してジュワーっとし、煙が出なくなったら冷まして完成だと言う。
薄く硬くなったゲル版は鋸で切って加工するのだとか。この辺もガラスとは違うな。

(ガラスの製造がネックだったが、こんな方法もあるのか…)

我が家の竈では小さいの一枚しか作れないな。諦めよう。勉強になった。

ドア一枚を受け取り、魚の干物を買って島に戻った。
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