花筏に沈む恋とぬいぐるみ
橋の上からクマのぬいぐるみが落とされた。
それを見た瞬間に、花(はな)は川に花筏が浮かぶ橋に飛び込んでいた。
橋からぬいぐるみを落としたのは、ぬいぐるみ作家の凛(りん)という男性だった。
それは花が探していた人物であった。
「四十九日の奇」が花と凛の出会いを生んだ。
ミステリアスな凛とぬいぐるみ。綺麗なものが嫌いだという花は、彼らの素朴な優しさと穏やかさにひかれていくが、凛には大きな秘密があって。
死後49日だけ現世に表れる奇跡が起こる世界のお話。
乙瀬 花(おつせ はな) 23歳 綺麗なものが大嫌いでお金が大切。今は仕事を休んでいるが、高級ブランドone sinで働く事が決まっている。家で見つけたぬいぐるみについて調べるために、凛の店を探していた。
神谷 凛(かみや りん) 32歳。ぬいぐるみ店「花浜匙」の店員。明るい性格で、人懐っこい。
クマ様 花浜匙で作られたクマのテディベア。服にこだわりがある。落ち着いていて、ミステリアス。
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終わってしまいました。ずっとずっと読まさせていただきました。終わりが来なければいいなぁって思っていたけど、終わってしまいました。心がほわっとしています。ありがとうございました。心が優しくなれます。
ねむちゃん様
感想ありがとうございます!最後まで楽しんでいただけたようで嬉しいです。
終わりが来てほしくないけど、ラストが気になる……そういう作品になれたことを嬉しく思います。感動です。
心が優しくなれるなんて……この作品の伝えたいことが伝えられたのかな、と思えて安心しました。
こちらこそ、応援ありがとうございました!また執筆をし続けたいきますので応援のほどよろしくお願い致します。
蝶野 ともえ
おかの様
いつも応援ありがとうございます。読了後の感想、嬉しいです!
更新を楽しみにしていただていたなんて……!完結まで終えられてよかったです。テディベアと死後という全く違う雰囲気をもつもので、死が身近なものだと感じてもらえればな~と思い書きました。
四十九日の奇があったら、と考えてしまいますよね。お父様との事を改めて思い出せるきっかけになれたことを嬉しく思います。
雅さん、めちゃくちゃいい人ですよね!最後の日は私もうるうるしながら執筆しておりました。
花と凛はきっと店を守るために一緒にいるかと思います!雅も見守ってくれるはずです。
ロスになるなんて……そのまで物語を愛していただけて……物語を書き上げてよかったと思える瞬間です。本当にお優しい言葉ありがとうございます。
これからも楽しみながら執筆を続けたいと思いますので、よろしくお願い致します。
素敵な感想、ありがとうございました!
蝶野 ともえ
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