55 / 159
55.ゴブリンとスキル
しおりを挟む
「でかい事故だったな」
「そうですね……」
事故のせいで鉱山は上に下にの大騒ぎだ。
犯罪奴隷、鉱山職員共に大きな犠牲を出した事故は、管理官の裁量でどうにかできるレベルを超えている。
管理官は領都まで報告に向かって伯爵様の指示を仰ぐらしい。
その間僕とザイードさんが中心となって鉱山の安全チェックだ。
僕の仕事はいつもと変わらない。
クロに憑依して坑道を歩き回るだけだ。
かなり広い範囲で落盤事故が起きたようだから1箇所ずつチェックしていかないと。
ザイードさんはそれを図面にして管理官への報告書を作成する。
この筋肉は実は見せかけの筋肉で、意外にもザイードさんは頭脳労働者なのだ。
まあムキムキの犯罪奴隷ばかりの職場では、筋肉で武装していないと舐められてしまうんだろうね。
昼休みになり僕はザイードさんからスキルを受け取り、金貨を渡す。
ザイードさんは全財産はたいて金貨10枚のスキルを3つ買ってきてくれた。
金貨30枚といえば日本円に換算すれば約3000万円なので意外と貯めこんでるな。
独身ならそんなものかな。
この世界では給料高めかな。
これでザイードさんの貯金は一気に倍に膨れ上がったことになる。
積み上がった金貨を見つめてニヤニヤするマッチョはかなり気持ち悪い。
今度の休日は高級な娼館に行くと言っていたので女の人に全財産搾り取られないといいけれど。
ザイードさんが買ってきてくれたのはこの3つ。
スキル名:【身体強化lv1】
詳細:身体能力を強化することができる。
スキル名:【隠密lv1】
詳細:存在感を断ち、察知され辛くなる。
スキル名:【夢幻魔法lv1】
詳細:魔力を用いて狭い範囲に幻覚を見せることができる。
なかなかいいスキルばかりだ。
身体強化は言うまでもない、盗賊の用心棒だった男やリリー姉さん、ミゲル君などが持っている一般的なスキルだ。
かなり有用なスキルだけど、迷宮の宝箱から出る確率も高いので値段は金貨10枚とお値打ち。
隠密は暗殺に用いられることの多いスキルなので一時期は販売禁止になっていたこともあるのだけれど、冒険者や狩人にも有用なスキルなので今は普通に売っているようだ。
目の前に居ても分からないとかそこまで劇的な効果は無いけれど、身を潜めて獲物を待つときには見つかりにくくなる。
これも宝箱からそこそこ出るようで値段は金貨10枚。
最後夢幻魔法はなかなか面白そうなスキルだ。
かなり僕好みのスキルではある。
アニメや小説で出てくるような幻術キャラのようにくっきりはっきりした幻覚を見せるわけではなく、あくまでも敵の目を一瞬欺く程度の弱い幻覚を見せるスキル。
それだけで勝負を決めることはできないけれど、なかなか面白い戦い方ができるだろう。
このスキルは僕が覚えたいところだけれど、残念ながら今回この3つのスキルは僕が身につけるわけではない。
ゴブリンに使うのだ。
以前から気にかかっていたゴブリン死にすぎ問題。
それを解決するために、僕はゴブリンにスキルを身に付けさせることにしたのだ。
そしてこれは異世界転移実験の布石でもある。
異世界ではスキルが使えるかどうか分からない。
もし僕がシロを自分と一緒に異世界に送還して、あちらの世界でスキルが使えなかったらこちらの世界に帰ってくることができなくなってしまう。
そんなことになったら無一文の不法滞在外国人がひとり増えるだけになってしまう。
あちらの世界で一生暮らすのも悪くないとは思うけれど、お金が無いというのは辛い。
やっぱり危険な代わりにお金が稼げるこちらの世界には帰ってきたいところ。
なので向こうの世界に行ってもスキルが使えるのかどうかを、申し訳ないけれどゴブリンを使って実験させてもらうのだ。
すまんなゴブリン。
今日の仕事を終えた僕は奴隷用の牢に戻り、さっそくゴブリンを召喚した。
「ひっ、毛竜がゴブリンを召喚した!」
「毛竜……」
「毛竜だ……」
「あれが毛竜……」
やり辛い。
あの事故以来僕は毛竜と呼ばれて他の犯罪奴隷たちから遠巻きにされている。
ダサいからやめてほしいな。
もっと他にあるでしょ。
異世界行ってかっこいい二つ名で呼ばれるとかを夢想していた時期が僕にもあったけどさ、現実はこんなもんよ。
僕は毛魔法でゴブリンを拘束し、使役魔法を撃ち込んだ。
「ひっ、髪が伸びた……」
「また竜を出すんじゃ……」
舐められているよりはいいんだろうけど、なかなか落ち着かない。
「うるっさいわねあんたたち!!」
「ひぇぇっ、金剛童子だ!!」
「殺されるぅ!」
リリー姉さんは金剛童子と呼ばれて恐れられている。
これは前からだ。
ちょっとかっこいいじゃないか。
羨ましいな。
やっぱり二つ名というのは最初に呼んだ奴のセンスに左右されるな。
まあこんな狭い世界の二つ名になんの意味があるのか分からないけど。
出来ることなら、冒険者として名を上げて二つ名とかで呼ばれたいものだ。
僕は使役魔法による精神の綱引きを続けた。
前と同じように30分くらいでゴブリンと使役契約を結ぶことに成功した。
次はゴブリンにスキルを身に付けさせなくてはならない。
ゴブリンって古代語発音できるのか?
僕はゴブリンに憑依して、発声練習をしてみた。
「が、ぎ、ぐ、げ、ご……」
こいつらいつもグギャグギャ言ってると思ったら、発声がほとんどガ行になる。
僕は綺麗に発音するために頑張るけれど、どうしても汚い発音になってしまうな。
古代語で解放を意味する言葉はカタカナにすると『リベイロ』みたいな感じの言葉なのだけれど、ゴブリンの喉ではうまく発音できない。
「ギゲイゴ、ぐりげ、りげ、りげいご……」
段々良くなってる気はするんだけどな。
僕はスキルオーブを握り締めて発生の練習を続ける。
僕が憑依するゴブリンがスキルを身に付けられたのは、結局夜中になってからだった。
すまんな他のみんな。
鉱山は閉店休業状態だから別にちょっとくらい夜更かししてもいいかな。
僕だけ明日も安全チェック作業だよ。
世の中不公平だ。
「そうですね……」
事故のせいで鉱山は上に下にの大騒ぎだ。
犯罪奴隷、鉱山職員共に大きな犠牲を出した事故は、管理官の裁量でどうにかできるレベルを超えている。
管理官は領都まで報告に向かって伯爵様の指示を仰ぐらしい。
その間僕とザイードさんが中心となって鉱山の安全チェックだ。
僕の仕事はいつもと変わらない。
クロに憑依して坑道を歩き回るだけだ。
かなり広い範囲で落盤事故が起きたようだから1箇所ずつチェックしていかないと。
ザイードさんはそれを図面にして管理官への報告書を作成する。
この筋肉は実は見せかけの筋肉で、意外にもザイードさんは頭脳労働者なのだ。
まあムキムキの犯罪奴隷ばかりの職場では、筋肉で武装していないと舐められてしまうんだろうね。
昼休みになり僕はザイードさんからスキルを受け取り、金貨を渡す。
ザイードさんは全財産はたいて金貨10枚のスキルを3つ買ってきてくれた。
金貨30枚といえば日本円に換算すれば約3000万円なので意外と貯めこんでるな。
独身ならそんなものかな。
この世界では給料高めかな。
これでザイードさんの貯金は一気に倍に膨れ上がったことになる。
積み上がった金貨を見つめてニヤニヤするマッチョはかなり気持ち悪い。
今度の休日は高級な娼館に行くと言っていたので女の人に全財産搾り取られないといいけれど。
ザイードさんが買ってきてくれたのはこの3つ。
スキル名:【身体強化lv1】
詳細:身体能力を強化することができる。
スキル名:【隠密lv1】
詳細:存在感を断ち、察知され辛くなる。
スキル名:【夢幻魔法lv1】
詳細:魔力を用いて狭い範囲に幻覚を見せることができる。
なかなかいいスキルばかりだ。
身体強化は言うまでもない、盗賊の用心棒だった男やリリー姉さん、ミゲル君などが持っている一般的なスキルだ。
かなり有用なスキルだけど、迷宮の宝箱から出る確率も高いので値段は金貨10枚とお値打ち。
隠密は暗殺に用いられることの多いスキルなので一時期は販売禁止になっていたこともあるのだけれど、冒険者や狩人にも有用なスキルなので今は普通に売っているようだ。
目の前に居ても分からないとかそこまで劇的な効果は無いけれど、身を潜めて獲物を待つときには見つかりにくくなる。
これも宝箱からそこそこ出るようで値段は金貨10枚。
最後夢幻魔法はなかなか面白そうなスキルだ。
かなり僕好みのスキルではある。
アニメや小説で出てくるような幻術キャラのようにくっきりはっきりした幻覚を見せるわけではなく、あくまでも敵の目を一瞬欺く程度の弱い幻覚を見せるスキル。
それだけで勝負を決めることはできないけれど、なかなか面白い戦い方ができるだろう。
このスキルは僕が覚えたいところだけれど、残念ながら今回この3つのスキルは僕が身につけるわけではない。
ゴブリンに使うのだ。
以前から気にかかっていたゴブリン死にすぎ問題。
それを解決するために、僕はゴブリンにスキルを身に付けさせることにしたのだ。
そしてこれは異世界転移実験の布石でもある。
異世界ではスキルが使えるかどうか分からない。
もし僕がシロを自分と一緒に異世界に送還して、あちらの世界でスキルが使えなかったらこちらの世界に帰ってくることができなくなってしまう。
そんなことになったら無一文の不法滞在外国人がひとり増えるだけになってしまう。
あちらの世界で一生暮らすのも悪くないとは思うけれど、お金が無いというのは辛い。
やっぱり危険な代わりにお金が稼げるこちらの世界には帰ってきたいところ。
なので向こうの世界に行ってもスキルが使えるのかどうかを、申し訳ないけれどゴブリンを使って実験させてもらうのだ。
すまんなゴブリン。
今日の仕事を終えた僕は奴隷用の牢に戻り、さっそくゴブリンを召喚した。
「ひっ、毛竜がゴブリンを召喚した!」
「毛竜……」
「毛竜だ……」
「あれが毛竜……」
やり辛い。
あの事故以来僕は毛竜と呼ばれて他の犯罪奴隷たちから遠巻きにされている。
ダサいからやめてほしいな。
もっと他にあるでしょ。
異世界行ってかっこいい二つ名で呼ばれるとかを夢想していた時期が僕にもあったけどさ、現実はこんなもんよ。
僕は毛魔法でゴブリンを拘束し、使役魔法を撃ち込んだ。
「ひっ、髪が伸びた……」
「また竜を出すんじゃ……」
舐められているよりはいいんだろうけど、なかなか落ち着かない。
「うるっさいわねあんたたち!!」
「ひぇぇっ、金剛童子だ!!」
「殺されるぅ!」
リリー姉さんは金剛童子と呼ばれて恐れられている。
これは前からだ。
ちょっとかっこいいじゃないか。
羨ましいな。
やっぱり二つ名というのは最初に呼んだ奴のセンスに左右されるな。
まあこんな狭い世界の二つ名になんの意味があるのか分からないけど。
出来ることなら、冒険者として名を上げて二つ名とかで呼ばれたいものだ。
僕は使役魔法による精神の綱引きを続けた。
前と同じように30分くらいでゴブリンと使役契約を結ぶことに成功した。
次はゴブリンにスキルを身に付けさせなくてはならない。
ゴブリンって古代語発音できるのか?
僕はゴブリンに憑依して、発声練習をしてみた。
「が、ぎ、ぐ、げ、ご……」
こいつらいつもグギャグギャ言ってると思ったら、発声がほとんどガ行になる。
僕は綺麗に発音するために頑張るけれど、どうしても汚い発音になってしまうな。
古代語で解放を意味する言葉はカタカナにすると『リベイロ』みたいな感じの言葉なのだけれど、ゴブリンの喉ではうまく発音できない。
「ギゲイゴ、ぐりげ、りげ、りげいご……」
段々良くなってる気はするんだけどな。
僕はスキルオーブを握り締めて発生の練習を続ける。
僕が憑依するゴブリンがスキルを身に付けられたのは、結局夜中になってからだった。
すまんな他のみんな。
鉱山は閉店休業状態だから別にちょっとくらい夜更かししてもいいかな。
僕だけ明日も安全チェック作業だよ。
世の中不公平だ。
0
お気に入りに追加
4,013
あなたにおすすめの小説
戦闘狂の水晶使い、最強の更に先へ
真輪月
ファンタジー
お気に入り登録をよろしくお願いします!
感想待ってます!
まずは一読だけでも!!
───────
なんてことない普通の中学校に通っていた、普通のモブAオレこと、澄川蓮。……のだが……。
しかし、そんなオレの平凡もここまで。
ある日の授業中、神を名乗る存在に異世界転生させられてしまった。しかも、クラスメート全員(先生はいない)。受験勉強が水の泡だ。
そして、そこで手にしたのは、水晶魔法。そして、『不可知の書』という、便利なメモ帳も手に入れた。
使えるものは全て使う。
こうして、澄川蓮こと、ライン・ルルクスは強くなっていった。
そして、ラインは戦闘を楽しみだしてしまった。
そしていつの日か、彼は……。
カクヨムにも連載中
小説家になろうにも連載中
伯爵家の三男は冒険者を目指す!
おとうふ
ファンタジー
2024年8月、更新再開しました!
佐藤良太はとある高校に通う極普通の高校生である。いつものように彼女の伶奈と一緒に歩いて下校していたところ、信号無視のトラックが猛スピードで突っ込んで来るのが見えた。良太は咄嗟に彼女を突き飛ばしたが、彼は迫り来るトラックを前に為すすべも無く、あっけなくこの世を去った。
彼が最後に見たものは、驚愕した表情で自分を見る彼女と、完全にキメているとしか思えない、トラックの運転手の異常な目だった...
(...伶奈、ごめん...)
異世界に転生した良太は、とりあえず父の勧める通りに冒険者を目指すこととなる。学校での出会いや、地球では体験したことのない様々な出来事が彼を待っている。
初めて投稿する作品ですので、温かい目で見ていただければ幸いです。
誤字・脱字やおかしな表現や展開など、指摘があれば遠慮なくお願い致します。
1話1話はとても短くなっていますので、サクサク読めるかなと思います。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!
yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。
しかしそれは神のミスによるものだった。
神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。
そして橘 涼太に提案をする。
『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。
橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。
しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。
さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。
これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
スキル【アイテムコピー】を駆使して金貨のお風呂に入りたい
兎屋亀吉
ファンタジー
異世界転生にあたって、神様から提示されたスキルは4つ。1.【剣術】2.【火魔法】3.【アイテムボックス】4.【アイテムコピー】。これらのスキルの中から、選ぶことのできるスキルは一つだけ。さて、僕は何を選ぶべきか。タイトルで答え出てた。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる