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3.新たなスキル
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ゴブリンを狩ること3か月ほど。
銀貨10枚が貯まった。
僕の1日の収入は3倍ほどになったのだけれど、貯蓄に回せる金額は今までの3倍では収まらない。
なにせ今まで3分の1の収入で毎日銅貨1枚の貯蓄をしていたんだ。
生活レベルを上げなければたまに美味しいものを食べたとしても一日の収入のうち3分の2程度は貯蓄に回せる計算になる。
貯蓄はどんどん貯まり、3か月でまた銀貨10枚。
つまりまたスキルが買えるということだ。
僕はルンルン気分でスキル屋に向かった。
ちょっとつまづいた。
僕はスキップがへたくそなようだ。
「うーん、やっぱり銀貨10枚のスキルはゴミスキルばかりだ」
改めて冷静な目で銀貨10枚で買えるスキルオーブの数々を見てみると、どれもこれも使いどころの分からないゴミクズみたいなスキルばかりなことに気づく。
でも僕は知っている。
きっとこの中には、アイデア次第で使えるスキルが紛れ込んでいるはずだ。
僕の【回転lv2】みたいに。
毎日毎日ゴブリンに石や槍を投げつける日々の中で、僕の【回転lv1】はひとつレベルが上がり、【回転lv2】になった。
回転力はより強力に、僕のジャイロボールはよりキレを増してゴブリンの脳天をゴリゴリ削るように突き刺さるようになった。
相変わらずの弱肩なのにね。
少し球威は増したけれど、さすがにたった3か月では弱肩が強肩にはならない。
まあそんなわけで、【回転lv2】は非常に使えるスキルだった。
銀貨10枚という金額も納得だ。
いや、安いくらいだ。
だから今日は【回転lv2】のように使えるスキルを探しに来たのだ。
銀貨10枚のスキルオーブのコーナーは店の隅、一番目立たないところだ。
まるで中古ゲームショップのワゴンセールのごとくまとめて置かれている。
もちろん万引きなどはできないようにすぐ近くで店主が見張っているが、あまりにも扱いがひどすぎるのではないだろうか。
けっこう使えるんだけどな、【回転lv2】は。
ちなみに目玉商品はこの店で一番高いスキル【回復魔法lv3】だ。
需要が多く、レアリティも高い回復魔法のスキルをいきなりレベル3で覚えられるスキルオーブ。
そりゃあ高くもなる。
ちなみに金額は白金貨2枚だ。
白金貨は金貨よりもさらに上の硬貨で、銀貨でいえば1万枚分の価値がある。
日本円に換算するなら、代替銀貨1枚が1万円くらいの価値だろうか。
だから白金貨は1枚で1億円くらいの価値がある硬貨ということになる。
もちろん一般庶民は持っていない。
大きな金額を扱う商人か、王侯貴族などしか持ってない硬貨なのだ。
そんな硬貨を2枚も出さないと買えないスキル。
そんなのよくこの店で仕入れられたな。
僕は愛想の悪い店主を見て感心した。
意外と儲かっているのかもしれない。
あの【回復魔法lv3】スキルもおそらくは冒険者向けの商品だろう。
冒険者というのは意外と金を持っているのだ。
僕のような底辺の冒険者でさえ、1日にゴブリンを5、6匹も狩れば食べていくのには困らないんだ。
もっと高ランクの魔物を狩れる強い冒険者なら、白金貨というのも持っているものなのかもしれない。
きっとこの目玉のスキルも、高ランクの冒険者ならポンと買ってしまうのだろう。
他所は他所、僕は僕だ。
【回転lv2】だって【回復魔法lv3】に負けないくらい便利なスキルだよ。
スキルは使い方次第なんだ。
そう自分に言い聞かせないとやっていられない。
そうだ、掘り出し物。
掘り出し物だってこの銀貨10枚のスキルオーブの中に紛れ込んでいるかもしれない。
それこそチート級に強力なスキルが。
そうと決まれば探してみよう。
僕は片っ端からスキルオーブの鑑定証に目を通していく。
スキル名:【骨太lv1】
詳細:骨が丈夫になる。
スキル名:【魔眼(性別)】
詳細:エクストラスキル。その目で見た生き物の性別を見分ける。
スキル名:【毛魔法lv1】
詳細:体毛を操る魔法を使うことができる。
スキル名:【暗算lv1】
詳細:暗算が早く正確になる。
スキル名:【鼻くそ硬化lv1】
詳細:鼻くそが鉄のように硬くなる。
スキル名:【曲鉄lv1】
詳細:金属を曲げることができる。
スキル名:【投擲lv1】
詳細:投擲の威力・命中率が上がる。
スキル名:【風見鶏lv1】
詳細:風向きがわかる。
スキル名:【生活魔法lv1】
詳細:浄化、着火、凝水、光球、などの便利な魔法が使える。
スキル名:【味覚操作lv1】
詳細:触れた生物の味覚を操作する。
スキル名:【聴覚強化lv1】
詳細:聴覚が鋭くなる。
スキル名:【詐術lv1】
詳細:人を欺くのがうまくなる。
色々なスキルがあるなぁ。
残念ながらチートスキルっぽいのはないけれど、結構使えそうなスキルも多い。
ちょっと危なそうなスキルもあるけど。
【詐術lv1】とかこんな大っぴらに売っていいのかな。
他はまあまあゴミなのもあるけれど、使いどころはありそうなのが多いな。
【投擲lv1】があれば今の戦闘方法をもっと極められるし、【毛魔法lv1】っていうのも面白そうなスキルだな。
迷ってしまって決められない。
「おい、まだ決まらないのか?そろそろ店閉めるぞ」
ああ、決まらない。
だめだ。
「決められないからもうおじさんが選んでよ」
「ああ?俺がか?いいのかよ。そんな適当に選んで」
「別にどれになってもいいんだよ。どれもいいと思ってるから。あ、【詐術lv1】以外で」
「ん?【詐術】スキルが混ざってやがったか。こいつはお上から販売が禁止されてるスキルだ。危なかった」
危なかったじゃないよ!
普通に売られてたじゃん!
「じゃあ俺が選ぶぞ?どれになっても文句言うなよ?」
そう言って店主はサイコロを3つ転がした。
運任せか。
そうして出た目は2、2、2、の合計6。
店主はスキルごとに振られている鑑定証のナンバーを見ていく。
さて、鑑定ナンバー六番のスキルは……。
銀貨10枚が貯まった。
僕の1日の収入は3倍ほどになったのだけれど、貯蓄に回せる金額は今までの3倍では収まらない。
なにせ今まで3分の1の収入で毎日銅貨1枚の貯蓄をしていたんだ。
生活レベルを上げなければたまに美味しいものを食べたとしても一日の収入のうち3分の2程度は貯蓄に回せる計算になる。
貯蓄はどんどん貯まり、3か月でまた銀貨10枚。
つまりまたスキルが買えるということだ。
僕はルンルン気分でスキル屋に向かった。
ちょっとつまづいた。
僕はスキップがへたくそなようだ。
「うーん、やっぱり銀貨10枚のスキルはゴミスキルばかりだ」
改めて冷静な目で銀貨10枚で買えるスキルオーブの数々を見てみると、どれもこれも使いどころの分からないゴミクズみたいなスキルばかりなことに気づく。
でも僕は知っている。
きっとこの中には、アイデア次第で使えるスキルが紛れ込んでいるはずだ。
僕の【回転lv2】みたいに。
毎日毎日ゴブリンに石や槍を投げつける日々の中で、僕の【回転lv1】はひとつレベルが上がり、【回転lv2】になった。
回転力はより強力に、僕のジャイロボールはよりキレを増してゴブリンの脳天をゴリゴリ削るように突き刺さるようになった。
相変わらずの弱肩なのにね。
少し球威は増したけれど、さすがにたった3か月では弱肩が強肩にはならない。
まあそんなわけで、【回転lv2】は非常に使えるスキルだった。
銀貨10枚という金額も納得だ。
いや、安いくらいだ。
だから今日は【回転lv2】のように使えるスキルを探しに来たのだ。
銀貨10枚のスキルオーブのコーナーは店の隅、一番目立たないところだ。
まるで中古ゲームショップのワゴンセールのごとくまとめて置かれている。
もちろん万引きなどはできないようにすぐ近くで店主が見張っているが、あまりにも扱いがひどすぎるのではないだろうか。
けっこう使えるんだけどな、【回転lv2】は。
ちなみに目玉商品はこの店で一番高いスキル【回復魔法lv3】だ。
需要が多く、レアリティも高い回復魔法のスキルをいきなりレベル3で覚えられるスキルオーブ。
そりゃあ高くもなる。
ちなみに金額は白金貨2枚だ。
白金貨は金貨よりもさらに上の硬貨で、銀貨でいえば1万枚分の価値がある。
日本円に換算するなら、代替銀貨1枚が1万円くらいの価値だろうか。
だから白金貨は1枚で1億円くらいの価値がある硬貨ということになる。
もちろん一般庶民は持っていない。
大きな金額を扱う商人か、王侯貴族などしか持ってない硬貨なのだ。
そんな硬貨を2枚も出さないと買えないスキル。
そんなのよくこの店で仕入れられたな。
僕は愛想の悪い店主を見て感心した。
意外と儲かっているのかもしれない。
あの【回復魔法lv3】スキルもおそらくは冒険者向けの商品だろう。
冒険者というのは意外と金を持っているのだ。
僕のような底辺の冒険者でさえ、1日にゴブリンを5、6匹も狩れば食べていくのには困らないんだ。
もっと高ランクの魔物を狩れる強い冒険者なら、白金貨というのも持っているものなのかもしれない。
きっとこの目玉のスキルも、高ランクの冒険者ならポンと買ってしまうのだろう。
他所は他所、僕は僕だ。
【回転lv2】だって【回復魔法lv3】に負けないくらい便利なスキルだよ。
スキルは使い方次第なんだ。
そう自分に言い聞かせないとやっていられない。
そうだ、掘り出し物。
掘り出し物だってこの銀貨10枚のスキルオーブの中に紛れ込んでいるかもしれない。
それこそチート級に強力なスキルが。
そうと決まれば探してみよう。
僕は片っ端からスキルオーブの鑑定証に目を通していく。
スキル名:【骨太lv1】
詳細:骨が丈夫になる。
スキル名:【魔眼(性別)】
詳細:エクストラスキル。その目で見た生き物の性別を見分ける。
スキル名:【毛魔法lv1】
詳細:体毛を操る魔法を使うことができる。
スキル名:【暗算lv1】
詳細:暗算が早く正確になる。
スキル名:【鼻くそ硬化lv1】
詳細:鼻くそが鉄のように硬くなる。
スキル名:【曲鉄lv1】
詳細:金属を曲げることができる。
スキル名:【投擲lv1】
詳細:投擲の威力・命中率が上がる。
スキル名:【風見鶏lv1】
詳細:風向きがわかる。
スキル名:【生活魔法lv1】
詳細:浄化、着火、凝水、光球、などの便利な魔法が使える。
スキル名:【味覚操作lv1】
詳細:触れた生物の味覚を操作する。
スキル名:【聴覚強化lv1】
詳細:聴覚が鋭くなる。
スキル名:【詐術lv1】
詳細:人を欺くのがうまくなる。
色々なスキルがあるなぁ。
残念ながらチートスキルっぽいのはないけれど、結構使えそうなスキルも多い。
ちょっと危なそうなスキルもあるけど。
【詐術lv1】とかこんな大っぴらに売っていいのかな。
他はまあまあゴミなのもあるけれど、使いどころはありそうなのが多いな。
【投擲lv1】があれば今の戦闘方法をもっと極められるし、【毛魔法lv1】っていうのも面白そうなスキルだな。
迷ってしまって決められない。
「おい、まだ決まらないのか?そろそろ店閉めるぞ」
ああ、決まらない。
だめだ。
「決められないからもうおじさんが選んでよ」
「ああ?俺がか?いいのかよ。そんな適当に選んで」
「別にどれになってもいいんだよ。どれもいいと思ってるから。あ、【詐術lv1】以外で」
「ん?【詐術】スキルが混ざってやがったか。こいつはお上から販売が禁止されてるスキルだ。危なかった」
危なかったじゃないよ!
普通に売られてたじゃん!
「じゃあ俺が選ぶぞ?どれになっても文句言うなよ?」
そう言って店主はサイコロを3つ転がした。
運任せか。
そうして出た目は2、2、2、の合計6。
店主はスキルごとに振られている鑑定証のナンバーを見ていく。
さて、鑑定ナンバー六番のスキルは……。
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