ありのままでいたいだけ
祖母が亡くなった。
葬儀には出席しなかった。地元に近づくことすらしなかった。
祖母の三回忌になって、ようやく線香くらいあげてもいいかと思えるようになって実家に帰ってきた。
しかし、地元の空気は肌に合わないと再確認するだけだった。
どんなにわがままだと思われても、私は自分の人生は自分で決めて生きたい。
葬儀には出席しなかった。地元に近づくことすらしなかった。
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家族や親族はままならぬものですね。似たような経験があるので、真奈美さんに感情移入できました。
お祖母ちゃんの気持ちもわかるけど、田舎には田舎の掟があるんだろうな。それこそ、先祖様の滲むような努力で積み重なった歴史もあるんだろうけど、人間でいる限り、何かに縛られるよ。それをどうやって扱うか学ぶか逃げるかどちらかだろうね。今高齢化で問題になっているけど、子供が増えている村もあるって聞いてるし、やはりそれなりに適応できて、上手く生き抜ける人が残るのかな。
主人公は、どうしても慣れないんだろうね。どこにでもそういう不適応なひとはいるよ。
そういう人にとって頭が良くて運が良かったら都会の無関心は快適だろうね。でも今はどこも監視社会になっているしね。どこにいっても必ず問題や試練はあると思うけどね。
新作ありがとうございます。ここまでじゃないですけど「あるある!」と共感しながら読んでしまっている田舎出身者です( ;∀;)真奈美の気持ちがわかる部分があって心が痛かったけど頑張ってほしいなと応援したくなりました。
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