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2章 首都東京都奪還編
148年前
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永井の攻撃を槍で防ぎ躱しながら、遠隔操作で永井を囲むように地雷を地中移動させる、それでも永井は地雷の位置を把握しているかのように地雷を避けて俺に槍の斬撃を加える。
「やっぱ地雷があると殺りにくいなー、んまっ、そっちの方が楽しめるか!」
「こいつ…狂ってやがる」
地雷に掛かるよう仕向けても一向に引っ掛かる様子がない、いくら地雷の機能を知り得たとしても、地雷を動かした位置までわかるものなのか、何か…何か奴は地雷の位置を把握する方法を見つけたのかもしれない。
「フッ、君、今僕がどうして地雷の位置を把握されているのかって疑問に思ったでしょ?」
永井が突然俺に話しかけてきた、永井は一体何を企んでいるのか。
「だったらなんだ!?それを聞いてお前に何の得がある!?」
俺がそう聞いた瞬間、永井の蹴りが俺の顔面に入った、蹴られた衝撃で吹っ飛ばされるが、既の所でなんとか受け身を取って着地する。
永井はゆっくり俺に近づきながら俺の質問に答えた。
「得?特にこれと言った意図はないよ、僕はただ君には特別に種明かししてあげようって思っただけだよ」
「種明かし…だと?」
地雷の位置を把握できることの種明かしなのか、だがなぜ敵である俺にわざわざ教えようとするのか。
「地雷の位置がわかる理由、それはね…君の目の視線だよ、地雷を配置する時さ、ウォルトちゃんの目の視線って、その地雷の方にほんの一瞬だけど向いてるんだよね、それに…設置した地雷を僕だけじゃなく、君も地雷を避けて戦わなきゃいけないしね」
そうか…俺の視線を頼りに地雷を避けたということか、なら、今度はその地雷に視線を向けなければいいことだ、俺の顔面に装着しているアーマーには、永井に蹴られた衝撃でモニター画面に多少ヒビが入っているが、そこに地雷の位置が表示されている、それでも自身が地雷に掛からないよう一応目視で確認していた、モニターを通じて地面を目視すれば、地面が透けて地雷のみが見えるからな。
しかし疑問だ、もしそれを言ってしまったらこうして対策が取られてしまう、永井もそこまで馬鹿ではないはずだ、だがなぜ、それをわざわざリスクを冒してでも種明かしする必要があるのか。
「そういうことだったか、だが…そう俺に種明かしすれば、お前が不利になるはずだが…」
俺の疑問を永井に問いかけると、俺を煽るかのように種明かしした理由を打ち明けた。
「そんなの…君があまりにも不利な状況に陥ってたし、それに僕よりも弱いからさ、だからあえて種明かししたんだ、つまり僕は君にハンデをあげたんだよ、ハンデ、君に、なにせ僕は優しいからね」
永井の侮辱した言動に俺の中で怒りが噴き上がって来るのがわかった、まさかここまで…永井に舐められているとは。
「俺にハンデを与えたこと…後悔させてやる、永井昭斗!」
「相変わらず、人間も…エイリアンも…愚かで単純な生き物だなぁ…」
俺は永井目掛けて槍を大きく振り上げ、対する永井も槍で応戦し始めた。
―148年前
「失礼します、お呼びでしょうか、ガーナー大将」
事前にモニター連絡でジーク・ガーナー大将に呼ばれた俺は、ガーナー大将のいる室内に入る。
「ああ、突然呼んでしまってすまない、お前に少し話があってな」
ガーナー大将がそう言うと作業していた手を止めて椅子から立ち上がり、窓から外を見下ろした。
「話?…俺に話と言うのは何でしょうか?」
ガーナー大将に尋ねると、俺の方に視線を移し、口を開いた。
「ウォルト、もしお前が良ければなんだが、中将から大将に昇格してみないか?」
「大将に…ですか?」
俺の問いに対し、ガーナー大将は頷く。
「今回の地星2号攻略、別名”リーア星”の攻略でのお前の戦績は実に見事だった、ウォルトの功績があったからこそ、こうしてリーアの攻略を予定通りに進めることができた」
「いえ、俺はただ楽に済ませたくて面倒くさそうな戦闘を避けただけですよ」
俺がそう答えると、ガーナー大将は首を振りながら俺の所に近づいて来て言った。
「そう、お前のそういう考え方こそが多大な損害を負わずに戦闘を有利に進めることができたのだ、それに…お前はその戦略で数々の拠点を落としてきた、リーア攻略が開始した当時はまだ10という若さであったのにな、今は…いつの間にかウォルトはもう12の歳か」
「そういうガーナー大将の方が俺なんかよりもっと我が国に貢献してるじゃないですか、あなたのような方がいたからこそ、リーアの攻略を1年半で完了させたじゃないですか」
ガーナー大将にそう言うと、突然大将が声を上げて笑い始めた。
「ハハハハハッ!それは違うぞウォルト、リーアを1年半で攻略できたのはお前を含めて、勇敢な兵士諸君がいたからこそ成し遂げたことだ、私一人では5年はかかってしまう」
ガーナー大将は笑いながら俺にそう答えた、大将の笑いが移ったのか、笑いにつられて俺もつい少し口角が上がってしまった。
「そうですね、ガーナー大将の仰る通りですね、ていうか大将、あなた様のみでも5年あれば攻略できる自身はあるんですね」
「5年は流石に盛りすぎたかな」
途中話し込んだが、そろそろ本題に入ることにした。
「大将、大将への昇格の件、ありがたきお言葉です申し訳ありませんが、その件に関しましてはお断りさせてもらいます」
「!?…いいのかウォルト?もしや何か事情があるのか?」
ガーナー大将の問いに俺は答える。
「ご存じかも知れませんが、俺は基本的に面倒臭がりなんですよ、階級が大将だと仕事増えそうですし、それに…多分俺大将むいてないと思うんです」
「そうか…しかし私は軍をまとめる素質がお前にあると思うんだが…」
「いえ、俺は今の階級ままでも充分満足なんです、俺に大将昇格の件を持ち込んで頂きありがとうございます」
俺の言葉にガーナー大将は惜しい顔をしていたが、すぐに通常の表情に戻った。
「そうか、わかった、だがもし気が変わったらいつでも私の所に来るがよい、お前は知略武勇共に優れた才能を持っているからな」
「そんなことありませんよ、ガーナー大将、では、俺はこれで…」
俺は軽く会釈してそのままガーナー大将の室内を出た。
―現在
「あれえ?もう疲れちゃったの?せっかく僕がハンデをあげたっていうのに…」
永井はさっきの爆発で多少火傷した程度に対して、俺は体中傷だらけ、アーマーや顔面に装着しているモニターも破損が激しくほぼ使い物にならない。
「思ったんだけどさ、君ほんとに中将なのかい?弱いのには変わりはないけど、僕が過去に殺った2体の大将よりはまあまあ悪くない動きしてたけど?」
「フッ、この状況で俺を褒めてんのか?永井」
「まあ…褒めてる部類には入るかな、たぶん…」
「永井直々に褒められるなんてな、光栄だな」
俺は次に遠隔操作で地雷のモードを変え、永井に一言大きめの声量で言った。
「永井!次の攻めで最後にしよう!この戦争で勝つのは…我々だ!!」
俺が永井にそう宣言すると同時に地雷の起爆装置全てを作動させた、遠隔で操作された地雷は爆発を起こし、周りが見えないくらいの多量の煙が舞う。
「煙幕か?あれ?なんか涙が…催涙?いや違う!これは…毒煙!」
その通りだ永井、我が国の地雷は通常モードだけでなく、火炎、電気ショック、そして毒煙の4つのモードから設定することができる我が国独自の地雷兵器だ、皮肉だがこの地雷、かつての内戦やリーア攻略戦においても大量に使用され、多くの命を奪った史上最悪な兵器の内一つに数えられる。
「ああ、これはちょっとやばいねえ、あまり見えないなあ」
永井は目が見えていないらしく、周りをきょろきょろと見回しているだけだ。
永井がまだ俺に気づいていないうちに、永井目掛けて槍を振り下ろす。
この一撃で、永井との死闘を終わらせる。
「これで終わりだ永井!あの世に堕ちろ!」
俺は永井目掛け力一杯槍を地面にめり込むまでに深く振り下ろした。
「やったか…」
だがあまり手ごたえを感じなかった。
すると、俺のすぐ後ろから嫌な気配を感じた。
「んー今のは良かったけど、結局ダメだったね、ウォルトちゃん」
俺は声のした方に身体を向けようとしたが、向けなかった。
俺はもうすでに”思い通りに動けない体”になってしまったのだから。
いつの間にか斬られていたのか、俺の体はバラバラに崩れ落ちてしまった、四肢も胴体も首も全部別々に分かれている。
「はあ…結局ダメだったか…ガーナー大将…シュン少将…部下の皆…申し訳ない…」
首だけとなった俺は意識がだんだん遠のいていく、痛いという感覚もない。
「先に逝く俺を許してくれ少将…どうか…我が国に…栄光あれ―」
意識が無くなると同時に、俺は静かに目を閉じた。
「やっぱ地雷があると殺りにくいなー、んまっ、そっちの方が楽しめるか!」
「こいつ…狂ってやがる」
地雷に掛かるよう仕向けても一向に引っ掛かる様子がない、いくら地雷の機能を知り得たとしても、地雷を動かした位置までわかるものなのか、何か…何か奴は地雷の位置を把握する方法を見つけたのかもしれない。
「フッ、君、今僕がどうして地雷の位置を把握されているのかって疑問に思ったでしょ?」
永井が突然俺に話しかけてきた、永井は一体何を企んでいるのか。
「だったらなんだ!?それを聞いてお前に何の得がある!?」
俺がそう聞いた瞬間、永井の蹴りが俺の顔面に入った、蹴られた衝撃で吹っ飛ばされるが、既の所でなんとか受け身を取って着地する。
永井はゆっくり俺に近づきながら俺の質問に答えた。
「得?特にこれと言った意図はないよ、僕はただ君には特別に種明かししてあげようって思っただけだよ」
「種明かし…だと?」
地雷の位置を把握できることの種明かしなのか、だがなぜ敵である俺にわざわざ教えようとするのか。
「地雷の位置がわかる理由、それはね…君の目の視線だよ、地雷を配置する時さ、ウォルトちゃんの目の視線って、その地雷の方にほんの一瞬だけど向いてるんだよね、それに…設置した地雷を僕だけじゃなく、君も地雷を避けて戦わなきゃいけないしね」
そうか…俺の視線を頼りに地雷を避けたということか、なら、今度はその地雷に視線を向けなければいいことだ、俺の顔面に装着しているアーマーには、永井に蹴られた衝撃でモニター画面に多少ヒビが入っているが、そこに地雷の位置が表示されている、それでも自身が地雷に掛からないよう一応目視で確認していた、モニターを通じて地面を目視すれば、地面が透けて地雷のみが見えるからな。
しかし疑問だ、もしそれを言ってしまったらこうして対策が取られてしまう、永井もそこまで馬鹿ではないはずだ、だがなぜ、それをわざわざリスクを冒してでも種明かしする必要があるのか。
「そういうことだったか、だが…そう俺に種明かしすれば、お前が不利になるはずだが…」
俺の疑問を永井に問いかけると、俺を煽るかのように種明かしした理由を打ち明けた。
「そんなの…君があまりにも不利な状況に陥ってたし、それに僕よりも弱いからさ、だからあえて種明かししたんだ、つまり僕は君にハンデをあげたんだよ、ハンデ、君に、なにせ僕は優しいからね」
永井の侮辱した言動に俺の中で怒りが噴き上がって来るのがわかった、まさかここまで…永井に舐められているとは。
「俺にハンデを与えたこと…後悔させてやる、永井昭斗!」
「相変わらず、人間も…エイリアンも…愚かで単純な生き物だなぁ…」
俺は永井目掛けて槍を大きく振り上げ、対する永井も槍で応戦し始めた。
―148年前
「失礼します、お呼びでしょうか、ガーナー大将」
事前にモニター連絡でジーク・ガーナー大将に呼ばれた俺は、ガーナー大将のいる室内に入る。
「ああ、突然呼んでしまってすまない、お前に少し話があってな」
ガーナー大将がそう言うと作業していた手を止めて椅子から立ち上がり、窓から外を見下ろした。
「話?…俺に話と言うのは何でしょうか?」
ガーナー大将に尋ねると、俺の方に視線を移し、口を開いた。
「ウォルト、もしお前が良ければなんだが、中将から大将に昇格してみないか?」
「大将に…ですか?」
俺の問いに対し、ガーナー大将は頷く。
「今回の地星2号攻略、別名”リーア星”の攻略でのお前の戦績は実に見事だった、ウォルトの功績があったからこそ、こうしてリーアの攻略を予定通りに進めることができた」
「いえ、俺はただ楽に済ませたくて面倒くさそうな戦闘を避けただけですよ」
俺がそう答えると、ガーナー大将は首を振りながら俺の所に近づいて来て言った。
「そう、お前のそういう考え方こそが多大な損害を負わずに戦闘を有利に進めることができたのだ、それに…お前はその戦略で数々の拠点を落としてきた、リーア攻略が開始した当時はまだ10という若さであったのにな、今は…いつの間にかウォルトはもう12の歳か」
「そういうガーナー大将の方が俺なんかよりもっと我が国に貢献してるじゃないですか、あなたのような方がいたからこそ、リーアの攻略を1年半で完了させたじゃないですか」
ガーナー大将にそう言うと、突然大将が声を上げて笑い始めた。
「ハハハハハッ!それは違うぞウォルト、リーアを1年半で攻略できたのはお前を含めて、勇敢な兵士諸君がいたからこそ成し遂げたことだ、私一人では5年はかかってしまう」
ガーナー大将は笑いながら俺にそう答えた、大将の笑いが移ったのか、笑いにつられて俺もつい少し口角が上がってしまった。
「そうですね、ガーナー大将の仰る通りですね、ていうか大将、あなた様のみでも5年あれば攻略できる自身はあるんですね」
「5年は流石に盛りすぎたかな」
途中話し込んだが、そろそろ本題に入ることにした。
「大将、大将への昇格の件、ありがたきお言葉です申し訳ありませんが、その件に関しましてはお断りさせてもらいます」
「!?…いいのかウォルト?もしや何か事情があるのか?」
ガーナー大将の問いに俺は答える。
「ご存じかも知れませんが、俺は基本的に面倒臭がりなんですよ、階級が大将だと仕事増えそうですし、それに…多分俺大将むいてないと思うんです」
「そうか…しかし私は軍をまとめる素質がお前にあると思うんだが…」
「いえ、俺は今の階級ままでも充分満足なんです、俺に大将昇格の件を持ち込んで頂きありがとうございます」
俺の言葉にガーナー大将は惜しい顔をしていたが、すぐに通常の表情に戻った。
「そうか、わかった、だがもし気が変わったらいつでも私の所に来るがよい、お前は知略武勇共に優れた才能を持っているからな」
「そんなことありませんよ、ガーナー大将、では、俺はこれで…」
俺は軽く会釈してそのままガーナー大将の室内を出た。
―現在
「あれえ?もう疲れちゃったの?せっかく僕がハンデをあげたっていうのに…」
永井はさっきの爆発で多少火傷した程度に対して、俺は体中傷だらけ、アーマーや顔面に装着しているモニターも破損が激しくほぼ使い物にならない。
「思ったんだけどさ、君ほんとに中将なのかい?弱いのには変わりはないけど、僕が過去に殺った2体の大将よりはまあまあ悪くない動きしてたけど?」
「フッ、この状況で俺を褒めてんのか?永井」
「まあ…褒めてる部類には入るかな、たぶん…」
「永井直々に褒められるなんてな、光栄だな」
俺は次に遠隔操作で地雷のモードを変え、永井に一言大きめの声量で言った。
「永井!次の攻めで最後にしよう!この戦争で勝つのは…我々だ!!」
俺が永井にそう宣言すると同時に地雷の起爆装置全てを作動させた、遠隔で操作された地雷は爆発を起こし、周りが見えないくらいの多量の煙が舞う。
「煙幕か?あれ?なんか涙が…催涙?いや違う!これは…毒煙!」
その通りだ永井、我が国の地雷は通常モードだけでなく、火炎、電気ショック、そして毒煙の4つのモードから設定することができる我が国独自の地雷兵器だ、皮肉だがこの地雷、かつての内戦やリーア攻略戦においても大量に使用され、多くの命を奪った史上最悪な兵器の内一つに数えられる。
「ああ、これはちょっとやばいねえ、あまり見えないなあ」
永井は目が見えていないらしく、周りをきょろきょろと見回しているだけだ。
永井がまだ俺に気づいていないうちに、永井目掛けて槍を振り下ろす。
この一撃で、永井との死闘を終わらせる。
「これで終わりだ永井!あの世に堕ちろ!」
俺は永井目掛け力一杯槍を地面にめり込むまでに深く振り下ろした。
「やったか…」
だがあまり手ごたえを感じなかった。
すると、俺のすぐ後ろから嫌な気配を感じた。
「んー今のは良かったけど、結局ダメだったね、ウォルトちゃん」
俺は声のした方に身体を向けようとしたが、向けなかった。
俺はもうすでに”思い通りに動けない体”になってしまったのだから。
いつの間にか斬られていたのか、俺の体はバラバラに崩れ落ちてしまった、四肢も胴体も首も全部別々に分かれている。
「はあ…結局ダメだったか…ガーナー大将…シュン少将…部下の皆…申し訳ない…」
首だけとなった俺は意識がだんだん遠のいていく、痛いという感覚もない。
「先に逝く俺を許してくれ少将…どうか…我が国に…栄光あれ―」
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