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Chapter 4 一般の場合
4.11 Non-isolated singularities
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クレインは満足そうに耳と尻尾を立てた。
「概ね修正した計画通りの進行。良いスピード感です」
「いやいや、アレは何者なんだよ。まさか紹介したい奴ってアイツか!?」
信徒みんなに庇われているカミシマさんに、クレインは何事もないように続けた。
「いいえ、あれは第29代魔王です。煩かったので洗脳を試みたところ、挙動がやや変化しました」
「くふふ、さすがは術理院会員といったところかな」
ラムネさんが笑いながらこちらを一瞥する。
クレイトン+と同じにされるのは心外だ。
「そんなことばかりしていると運勢が悪くなるよ」
「私の運勢は私が制御します。だいたい、洗脳など大した現象ではないはずです。集積特異点まで観察されている現状では」
魔王がナイフで手首を自傷してからというもの、同じように空間が破れて赤い液体が流れ出ている。
無数に集積した特異点から滲み出した、混沌の魔力を観察していると、姫様が後ろから僕の肩ごしに腕を絡めてきた。
「ごめんね、ルーン。友だちとの約束なの」
「約束って、どういう」
姫様は僕の耳元で呟く。
「盟友よ顯在れ、超空に墜つ翼よ」
なおも声を上げ続けている第29代魔王の指差す先で、空間の破れは広がり、雷鳴のような炸裂音とともに、何かの塊が通り過ぎた。
地面を揺るがす勢いで床面に叩きつけられていたのは、緑色の全身鎧だった。
あの緑鎧………、エピックマン!?
クレーターの中心で微動だにしない重鎧の上に、青白い仄明かりが揺らめき、黒く濡れた龍の仮面が浮かび上がった。
「くく、まさかだね。持つべきものは友だちだね。実に運勢が良い。」
「…っ…,イズマルダ.まさか,俺についてくるか…!」
「エピックマン君、ひとりで大戰に挑んだエピックマン君。イズマルダは感動するよ。絕望的戰力差を覆す、熱き感動をくれた君に。」
猛々しく広げられた漆黒の両翼と、黒曜にきらめく刺々しい尻尾を大きく震わせた半神は、鎧を踏みながら片目を隠すように龍面を付け直す。
「……ははは。そういうことなら、ここから逆轉だ。こうしよう。イズマルダはこうするよ。」
龍面越しに青白い光を放つ片目でゆっくりと僕たちを見渡し、そして言った。
「それでは魔王君、戰力を備えたイズマルダが初めまして。」
「……お、俺は一体。ってあれ、お前は誰だ?」
「イズマルダは弱者に痛くしない。安心するといい。」
イズマルダ半神が、両耳から頭の中までねじ込んでいた爪を抜き出すと、魔王は耳から粘性の血を噴出しながら転倒した。
「あれ、どうして、地面が、立ち上がって…」
「氣にしないことを勸めるよ。魔王君は混沌を、魔王君が創った混沌を、この階層のような混沌を、ひろげてくれればいいんだ。」
呆然と地面に伏す魔王は、ポンチョの中で不規則に手を動かすクレインを見つけると大声を張った。
「クレイン! 身体が動かないし、ウインドウも出ないぞ、どうなってんだ!」
「要するに第29代魔王、苦労して私が貴方に施した洗脳が解かれたということです」
「……あ? お前、裏切ったのか!!!」
「裏切り? ああ、期待に背かれた場合に抱く感情ですか。それは、良かったではないですか」
魔王の血走った目が大きく開かれる。クレインは特に気にもせず腕を動かしながら言葉を続けた。
「期待を抱く程度には楽しかったのでしょう、私の用意した“ゲーム”も。ガチャとやらのために確率モデルを実装するのは、私なりに苦心してッ……」
悪辣な台詞を淡々と述べるクレインは、突然に言葉を詰まらせた。嵌められた首輪が締まっているようだ。
「舐めやがって…。裏切りだけは処断できるように準備してんだよ。奴らにやられた時からな…!」
僕はピンクブロンドの猫耳と尻尾を逆立てるクレインに近寄って、首輪に手をかけた。
それから、首輪をびよーんと伸ばして抜いてしまった。僕に嵌められた首輪も同様だ。
「は???」
「それ、案外苦しいよね。大丈夫だった?」
「っ…ゴホッ…助かりました。まったく、自らの苦しみを他者への暴力で解消しようとは非効率な」
「くく、可哀そうな魔王君。位相同型だよ。種数1のトーラスなんか使うからだよ。」
信じられないといった顔をする魔王に、イズマルダ半神は龍面を片手で抑えて笑う。
首輪のような輪っかの形状は、柔らかい図形を扱う位相幾何という分野で非常によく調べられていて、魔法を用いれば簡単に変形できる。
ちなみに、種数というのは大雑把に言えば穴の数を表し、例えば8の形は種数2のトーラスとなる。
クレインは尻尾をパタパタと左右に振りながら、破れた空間を金色の瞳で追っている。
「あのエピックマンが遅れを取るのは想定外でしたが、なるほど。術理を利用する半神とは興味深い」
「エピックマン君は確かに熱き感動をくれたよ。それでも、それでもイズマルダ達は進む。殘された者どもはそれでも前に進む。混沌の中で、神への叛逆に進むよ。」
「おい! 俺の話はまだ」
「魔王君。脆弱な魔王君。足りないよ。話よりも混沌が足りない。」
イズマルダ半神は、棘だらけの尻尾を倒れている魔王に叩きつける。
異常な落雷を思わせる瞬転が起こり、無数の小さい亀裂、無数に集積した特異点が空間に表れた。
「盟友よ顯在れ、澱へ祝う穢れよ。」
「盟友よ顯在れ、迷道に棲む闇よ。」
「盟友よ顯在れ、御伽の影の凋落よ。」
「神の規定を越えた混沌に。どこかの混沌に。ここではないどこかにある混沌に同士達がやってくる。混沌に乘じてやってくるよ。エピックマン君には感動したけれど、この展開は變わらないよ。」
沈黙させられた魔王の側で上を仰ぐイズマルダ半神は、やがて足元に近寄ってきていた少女たちに気付いた。
「イズマルダさんも私たちと同じ、です」
「にせものに、ほんとの神を教えるから」
「同じ。イズマルダと同じか。ははは。危ないな。逆賊ともあろう者がそんな矮小な戰力では。」
イズマルダ半神は、赤と黒に塗れた龍爪の先に小さな青白い炎を灯した。
爪の周りの空間が揺らめき、うねり、風景が逆さまに映り、捻じれる。
歪曲した龍の仮面の奥に、決して見えるはずの無い、黒い山脈が宙に羽ばたくような感覚を抱いた。
僕におぶさっている姫様ごと光に変えてしまいかねない規模の、とてつもなく甚大な魔法は、僕の魔法により攻撃性を失い、さらに断魔力系で十分に無力化されている。
特異点が多いこの階層でも、僕たちに影響し得る魔力放射はほとんどいたるところで遮断、あるいは減衰できる。
系内の魔力放射は減衰を待つことなく、イズマルダ半神の笑い声にかき消された。
「はははは! 双曲線函数に双曲モデル、か。良いね、運勢が良い。イズマルダは驚くよ。」
「イズマルダさんも絶対に幸福になり、ます」
「ますたぁがいれば、みんなキラキラ輝くよ」
通常に戻ったはずの視界に、アリサちゃんとエリちゃんは何事もなく立っている。
龍面を押さえて笑うイズマルダ半神はその場で身を翻し、棘尾を下から斜め上に大きく薙いだ。
破壊されることのないはずのダンジョンの階層そのものが、斜めに分断されてズレていく。そんな物理的な致死性を帯びた一閃は、しかしながら彼女たちを切断することはなく、身体をすり抜けていた。
「負値の反發。これさえも、あそこで寝ているカミサマ君の。君たちのカミサマ君の庇護か。くく、魔力の殘滓に中てられたカミサマ君の。ははは!!!!」
「ちょっとちょっと、そう暴れないでくれたまえよ。私たちの神様が気を悪くしたらどうするんだい」
ラムネさんは奥から歩いてくると、胸に抱いている気絶したカミシマさんを、アリサちゃんとエリちゃんに預けた。
そして、あちこち破れたりズレたりしている特異点だらけの階層を見渡して、大げさに肩を竦める。
「私たちの神様を信仰すれば、混沌なんて作らなくても実在できるのにね」
「そうか。世界に嫌われたイズマルダ達が。君たちみたいに、世界に優しい貌をしていないイズマルダ達が。」
「優しい貌? …くふふふふ、そう見えるとは嬉しいね」
黒い血を垂らしながら不穏に動く禍々しい龍爪と棘尾を眺めて、ラムネさんはリボンが結われた袖で口を押えて笑う。
「それはそれは。くふ、是非、体験していっておくれ」
「ますたぁはみんなに、やさしさをくれるよ、はてな」
「私たちの在る世界は、ご主神様が存るところ、です」
「はは、あははは!! そうだ。もしもイズマルダが外に出られたら。外に出られたら信じることにしよう。」
イズマルダ半神は、黒翼を広げて上機嫌に宙を舞い、奴隷に抱えられたカミシマさんに追従して階層を上っていった。
「概ね修正した計画通りの進行。良いスピード感です」
「いやいや、アレは何者なんだよ。まさか紹介したい奴ってアイツか!?」
信徒みんなに庇われているカミシマさんに、クレインは何事もないように続けた。
「いいえ、あれは第29代魔王です。煩かったので洗脳を試みたところ、挙動がやや変化しました」
「くふふ、さすがは術理院会員といったところかな」
ラムネさんが笑いながらこちらを一瞥する。
クレイトン+と同じにされるのは心外だ。
「そんなことばかりしていると運勢が悪くなるよ」
「私の運勢は私が制御します。だいたい、洗脳など大した現象ではないはずです。集積特異点まで観察されている現状では」
魔王がナイフで手首を自傷してからというもの、同じように空間が破れて赤い液体が流れ出ている。
無数に集積した特異点から滲み出した、混沌の魔力を観察していると、姫様が後ろから僕の肩ごしに腕を絡めてきた。
「ごめんね、ルーン。友だちとの約束なの」
「約束って、どういう」
姫様は僕の耳元で呟く。
「盟友よ顯在れ、超空に墜つ翼よ」
なおも声を上げ続けている第29代魔王の指差す先で、空間の破れは広がり、雷鳴のような炸裂音とともに、何かの塊が通り過ぎた。
地面を揺るがす勢いで床面に叩きつけられていたのは、緑色の全身鎧だった。
あの緑鎧………、エピックマン!?
クレーターの中心で微動だにしない重鎧の上に、青白い仄明かりが揺らめき、黒く濡れた龍の仮面が浮かび上がった。
「くく、まさかだね。持つべきものは友だちだね。実に運勢が良い。」
「…っ…,イズマルダ.まさか,俺についてくるか…!」
「エピックマン君、ひとりで大戰に挑んだエピックマン君。イズマルダは感動するよ。絕望的戰力差を覆す、熱き感動をくれた君に。」
猛々しく広げられた漆黒の両翼と、黒曜にきらめく刺々しい尻尾を大きく震わせた半神は、鎧を踏みながら片目を隠すように龍面を付け直す。
「……ははは。そういうことなら、ここから逆轉だ。こうしよう。イズマルダはこうするよ。」
龍面越しに青白い光を放つ片目でゆっくりと僕たちを見渡し、そして言った。
「それでは魔王君、戰力を備えたイズマルダが初めまして。」
「……お、俺は一体。ってあれ、お前は誰だ?」
「イズマルダは弱者に痛くしない。安心するといい。」
イズマルダ半神が、両耳から頭の中までねじ込んでいた爪を抜き出すと、魔王は耳から粘性の血を噴出しながら転倒した。
「あれ、どうして、地面が、立ち上がって…」
「氣にしないことを勸めるよ。魔王君は混沌を、魔王君が創った混沌を、この階層のような混沌を、ひろげてくれればいいんだ。」
呆然と地面に伏す魔王は、ポンチョの中で不規則に手を動かすクレインを見つけると大声を張った。
「クレイン! 身体が動かないし、ウインドウも出ないぞ、どうなってんだ!」
「要するに第29代魔王、苦労して私が貴方に施した洗脳が解かれたということです」
「……あ? お前、裏切ったのか!!!」
「裏切り? ああ、期待に背かれた場合に抱く感情ですか。それは、良かったではないですか」
魔王の血走った目が大きく開かれる。クレインは特に気にもせず腕を動かしながら言葉を続けた。
「期待を抱く程度には楽しかったのでしょう、私の用意した“ゲーム”も。ガチャとやらのために確率モデルを実装するのは、私なりに苦心してッ……」
悪辣な台詞を淡々と述べるクレインは、突然に言葉を詰まらせた。嵌められた首輪が締まっているようだ。
「舐めやがって…。裏切りだけは処断できるように準備してんだよ。奴らにやられた時からな…!」
僕はピンクブロンドの猫耳と尻尾を逆立てるクレインに近寄って、首輪に手をかけた。
それから、首輪をびよーんと伸ばして抜いてしまった。僕に嵌められた首輪も同様だ。
「は???」
「それ、案外苦しいよね。大丈夫だった?」
「っ…ゴホッ…助かりました。まったく、自らの苦しみを他者への暴力で解消しようとは非効率な」
「くく、可哀そうな魔王君。位相同型だよ。種数1のトーラスなんか使うからだよ。」
信じられないといった顔をする魔王に、イズマルダ半神は龍面を片手で抑えて笑う。
首輪のような輪っかの形状は、柔らかい図形を扱う位相幾何という分野で非常によく調べられていて、魔法を用いれば簡単に変形できる。
ちなみに、種数というのは大雑把に言えば穴の数を表し、例えば8の形は種数2のトーラスとなる。
クレインは尻尾をパタパタと左右に振りながら、破れた空間を金色の瞳で追っている。
「あのエピックマンが遅れを取るのは想定外でしたが、なるほど。術理を利用する半神とは興味深い」
「エピックマン君は確かに熱き感動をくれたよ。それでも、それでもイズマルダ達は進む。殘された者どもはそれでも前に進む。混沌の中で、神への叛逆に進むよ。」
「おい! 俺の話はまだ」
「魔王君。脆弱な魔王君。足りないよ。話よりも混沌が足りない。」
イズマルダ半神は、棘だらけの尻尾を倒れている魔王に叩きつける。
異常な落雷を思わせる瞬転が起こり、無数の小さい亀裂、無数に集積した特異点が空間に表れた。
「盟友よ顯在れ、澱へ祝う穢れよ。」
「盟友よ顯在れ、迷道に棲む闇よ。」
「盟友よ顯在れ、御伽の影の凋落よ。」
「神の規定を越えた混沌に。どこかの混沌に。ここではないどこかにある混沌に同士達がやってくる。混沌に乘じてやってくるよ。エピックマン君には感動したけれど、この展開は變わらないよ。」
沈黙させられた魔王の側で上を仰ぐイズマルダ半神は、やがて足元に近寄ってきていた少女たちに気付いた。
「イズマルダさんも私たちと同じ、です」
「にせものに、ほんとの神を教えるから」
「同じ。イズマルダと同じか。ははは。危ないな。逆賊ともあろう者がそんな矮小な戰力では。」
イズマルダ半神は、赤と黒に塗れた龍爪の先に小さな青白い炎を灯した。
爪の周りの空間が揺らめき、うねり、風景が逆さまに映り、捻じれる。
歪曲した龍の仮面の奥に、決して見えるはずの無い、黒い山脈が宙に羽ばたくような感覚を抱いた。
僕におぶさっている姫様ごと光に変えてしまいかねない規模の、とてつもなく甚大な魔法は、僕の魔法により攻撃性を失い、さらに断魔力系で十分に無力化されている。
特異点が多いこの階層でも、僕たちに影響し得る魔力放射はほとんどいたるところで遮断、あるいは減衰できる。
系内の魔力放射は減衰を待つことなく、イズマルダ半神の笑い声にかき消された。
「はははは! 双曲線函数に双曲モデル、か。良いね、運勢が良い。イズマルダは驚くよ。」
「イズマルダさんも絶対に幸福になり、ます」
「ますたぁがいれば、みんなキラキラ輝くよ」
通常に戻ったはずの視界に、アリサちゃんとエリちゃんは何事もなく立っている。
龍面を押さえて笑うイズマルダ半神はその場で身を翻し、棘尾を下から斜め上に大きく薙いだ。
破壊されることのないはずのダンジョンの階層そのものが、斜めに分断されてズレていく。そんな物理的な致死性を帯びた一閃は、しかしながら彼女たちを切断することはなく、身体をすり抜けていた。
「負値の反發。これさえも、あそこで寝ているカミサマ君の。君たちのカミサマ君の庇護か。くく、魔力の殘滓に中てられたカミサマ君の。ははは!!!!」
「ちょっとちょっと、そう暴れないでくれたまえよ。私たちの神様が気を悪くしたらどうするんだい」
ラムネさんは奥から歩いてくると、胸に抱いている気絶したカミシマさんを、アリサちゃんとエリちゃんに預けた。
そして、あちこち破れたりズレたりしている特異点だらけの階層を見渡して、大げさに肩を竦める。
「私たちの神様を信仰すれば、混沌なんて作らなくても実在できるのにね」
「そうか。世界に嫌われたイズマルダ達が。君たちみたいに、世界に優しい貌をしていないイズマルダ達が。」
「優しい貌? …くふふふふ、そう見えるとは嬉しいね」
黒い血を垂らしながら不穏に動く禍々しい龍爪と棘尾を眺めて、ラムネさんはリボンが結われた袖で口を押えて笑う。
「それはそれは。くふ、是非、体験していっておくれ」
「ますたぁはみんなに、やさしさをくれるよ、はてな」
「私たちの在る世界は、ご主神様が存るところ、です」
「はは、あははは!! そうだ。もしもイズマルダが外に出られたら。外に出られたら信じることにしよう。」
イズマルダ半神は、黒翼を広げて上機嫌に宙を舞い、奴隷に抱えられたカミシマさんに追従して階層を上っていった。
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