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Chapter 2 ある転生者の場合
2.3 Quasicrystal
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まず、ダンジョン内の階段の模様の周期性から調べよう。
ダンジョンの階段には、ダンジョンを形作る魔力を反映した模様のパターンを見つけることができる。
ひとくちに模様というと無数にあるように思えるけれど、しっかり周期性があるパターンというのは意外と少なく、全17種類だ。
周期性が高い模様は、次の左図のように、小さな繰り返し単位を取り出すことができる。逆に言えば、この繰り返し単位を平行移動して敷き詰めれば、全体の模様を作ることができる。
右図の模様はところどころに不規則な部分があって、平行移動の敷き詰めで全体の模様を作れるような、小さな繰り返し単位をもたない。したがって、周期性は低い。
ダンジョンの階段には、基本的には、周期性が高い模様が観察される。もしダンジョンの階段の模様の周期性が低かったら、階段のどこかが歪んで、不安定な構造になっているだろう。
多くの自然現象は最も安定な状態を取ろうとするので、ダンジョンの階段の模様は、歪みのない周期パターン17種類のどれかに該当するはずだ。
もし17種類以外のパターンになるなら、何かしらの外力が働いた結果として、準安定な状態に落ち着いていると解釈する。
例えば2種類のひし形を組み合わせることで、準周期的敷き詰めが可能である。
「5回対称性で周期性なし。やっぱり前と同じだ」
「前ってぇ、《赤い夢》な方が攻略した?」
「はい。そのロザリィさんが、リズィちゃんとマヒロ君と一緒に踏破したダンジョンですね」
2つ名持ちの金星等級冒険者の名前を聞いたメイドさんは、苦いものを食べたみたいに舌を噛んだ。
「それと、僕が調査に行った際には、少し危ない目にあいました」
「うげぇ、試練を賜りです。なぜ…神はなぜ…」
小声でぼやきながら、前方で待つお嬢様を見据えている。
「終わった? なら早く次にいきましょうよ」
「お、嬢ちゃんやる気あるな! 俺様もとっとと終わらせて観光に繰り出したいぜ」
笑顔のふたり組がハイタッチするのを見て、露骨にため息をつくメイドさん。
「そんなため息つかなくても、レオ君がいれば大丈夫だと思いますよ」
「やり過ぎはお呼びでないんですぅ。これだから術理員会員な者はヤバなんですよぉ…」
僕の調査はごく浅い階層だけでも十分だ。一方、お嬢様はまだ先に用があるとのことだった。
「でも、なんでまた、危険を冒してダンジョンなんかに来たんですか?」
「さすがですお嬢様だからですぅ」
「その、意味は?」
「たかがメイドには知るよしもナカッタ…。何も知らされず仕事だけあるのが、雇われの泣き所ですな!」
メイドさんは空元気を振り絞るように、スカートをつまんでガニ股でズンズンと歩いていった。結局はよくわからないのだろう。
僕は解析機器をしまってから、みんなの後に続いた。
どうしてか通常モンスターはまったく出てこないので、とても順調に進んでいる。レベル65535の星霊がいるからだろうか。
クエストの進捗として、今は12階層のフロアボスとして出現したゴーレムと交戦しているところだ。
「こんなデカイで硬いんじゃダガーが通りませんよぉ!」
「核は外装で守られていますから、なんとか頑張ってください」
「力仕事、店主の実力が試されますな!」
「僕の非力が示されますね」
「ケッ。術理院会員はこれだからぁ…!」
ゴーレムが角ばった腕を大振りする隙間を縫って、メイドさんが再び飛び込む。
「職技《メイドさんお給料以上の働き》」
ゴーレムの足を蹴る反動で上昇して、肩に乗る合間に左胸にダガーを走らせた。しかし、表面についた傷は浅い。
懐に入り込まれるのを嫌ったのか、ゴーレムは肩に登った彼女を振り払うべく、自ら壁に激突した。
炸裂する轟音とともに土埃が舞う。
目を凝らして次に備えていると、僕の後ろから声がした。
「はぁ、まったく面倒ですねぇ」
「いつのまにこっちまで…。とにかく無事だったのね」
「アタタ、持病のシャクが…」
「遊ばない」
僕には動きがまったく見えなかった。
そしてメイドさんと入れ替わるように、レオ君が僕の横まで飛んできた。
彼は宙返りをして急停止すると、拳を握った両腕をバツ印の形に組んだ。
パーカーについているギザギザの突起が赤から黄色へ、さらには白く光って唸りを上げ始める。
「俺様の出番のようだな! みてろよルークン、俺様の必殺ッ! 絶技《ウルトラノヴァ・アルティメットエクスプロー…」
「ストップストップ。そんなのしたらダンジョンの構造が変わっちゃうよ」
急いで炎の星霊の近傍に魔力伝播を遮断する系を作る。
直後、ゴーレムがいる方からさっきより大きな爆音が聞こえ、何かが灼けたような香りが漂ってきた。
まさか失敗?
そんな馬鹿な。
「…さてさて、あとは魔石を回収しましょ。お嬢様、こちらへどーぞ」
「今の爆発はメイドさんが? びっくりしたな…」
メイドさんは僕たちの横を通り際、コインを上に弾いてそれをキャッチすると、手のひらを開いて見せた。
「《メイドさんお給料以上の働き》で、銭の力が爆発ですな。貨幣価値はないのでぇ、悪しからず」
通りすぎるふたりを見て、レオ君が片手をあごに当てる。
「あーいう仕込みアイテムも結構カッコいいかもな」
「お願いだからこっちでやらないでね」
レベル65535の爆弾なんて作られたら、いろいろ諦めるしかない。
自分用のサンプル採取をしていると、階段の方向から声が聞こえてきた。
「お嬢様ぁ、地面と喋るまで追い込まれて…よよよ」
「棒読みの泣き真似どうも。ほら見て?」
「土精霊? これは珍しきですな」
「ほら、隠れなくても大丈夫よ。出ておいで?」
⌈ ⌋
「え? まだ嫌なのがいる?」
⌈ ⌋
⌈ ⌋
「ヒント。どこぞの術理員会員」
⌈ ⌋
「レオニスのことじゃないって」
話題のレオ君が僕の横まで飛んでくる。
「向こう行かねーの? 珍しいってよ」
「僕には見ることも触ることもできないから」
多くの大教会徒はその信仰により第6感を持ち、幻想域に実在する精霊や妖精などと対話することができる。
対して大多数の術理院会員は第6感を持っていない。
また、術理院会員が広く行う機器分析の結果は実域の値、実数として出てくる。幻想域の対象を直接検出することはない。
どうしてもデータが必要な場合は、幻想域の対象の持つ情報を実域のデータに変換する、幻想トモグラフィーという手法を用いる。ただし、測定するのにかなりお金がかかるので、多用はできない。
だから、精霊の対応はお嬢様たちに任せよう。
「向こうの用が済むまで採掘してるよ」
欲しかったデータは取り終えているものの、準安定状態のダンジョンは珍しい。
このダンジョンも、通常では見られない不安定な構造を保っている可能性がある。
ちょうど前回のダンジョンが、低位悪魔や高位悪魔が出現した超階に通じていたように。
ただ、実際に超階のような構造を探すとなると、ダンジョン全域に渡ってそれなりの計算が必要なのでやりたくない。寝た子を起こすなとも言うし。
今日の僕の目的は、ダンジョンで産出する鉱石の採掘である。
周期的な2次元の模様が17種類に分類できることは既に紹介した。
では、横と縦に加えて奥行きのある3次元ではどうか。
周期性を持つ3次元の物質は結晶といい、ダンジョンで産出する結晶は特に高い周期性を有する。
そして結晶は、その周期性のパターンから230種類の構造に分類できる。
ダンジョンが産む結晶の構造が230種のどれか分かれば、ダンジョンそのものの特徴が、より詳細に類推できる。
しかし、今いるのは通常とは違う、準安定状態のダンジョンだ。つまり、このダンジョンが産出する鉱石は、230種の結晶に当てはまらないだろう。
恐らく、準結晶とも言うべき特殊な構造を取っているはずだ。
僕は準結晶が欲しい。
見た目ではわからないので、とにかく目ぼしいもの採掘して後でまとめて解析する。
「よし。あのー、僕もう少し採掘して、て…」
振り返ると、壁が立ちはだかっていた。
壁?
目を擦ってよく見ると、やはり壁だった。
「…クン…ルークン、聞こえる…?」
「この壁の向こうにいるんですか? いったい何が起きました?」
お嬢様の声がかすかに響いてくる。
「土精霊を……助けてあげて」
「土精霊?」
「そっち側…まかせたわよ…! またあとで…」
「こっち側? ちょっと、よく聞こえな…」
ふいに足元が消失し、僕は暗い穴に転落した。
ダンジョンの階段には、ダンジョンを形作る魔力を反映した模様のパターンを見つけることができる。
ひとくちに模様というと無数にあるように思えるけれど、しっかり周期性があるパターンというのは意外と少なく、全17種類だ。
周期性が高い模様は、次の左図のように、小さな繰り返し単位を取り出すことができる。逆に言えば、この繰り返し単位を平行移動して敷き詰めれば、全体の模様を作ることができる。
右図の模様はところどころに不規則な部分があって、平行移動の敷き詰めで全体の模様を作れるような、小さな繰り返し単位をもたない。したがって、周期性は低い。
ダンジョンの階段には、基本的には、周期性が高い模様が観察される。もしダンジョンの階段の模様の周期性が低かったら、階段のどこかが歪んで、不安定な構造になっているだろう。
多くの自然現象は最も安定な状態を取ろうとするので、ダンジョンの階段の模様は、歪みのない周期パターン17種類のどれかに該当するはずだ。
もし17種類以外のパターンになるなら、何かしらの外力が働いた結果として、準安定な状態に落ち着いていると解釈する。
例えば2種類のひし形を組み合わせることで、準周期的敷き詰めが可能である。
「5回対称性で周期性なし。やっぱり前と同じだ」
「前ってぇ、《赤い夢》な方が攻略した?」
「はい。そのロザリィさんが、リズィちゃんとマヒロ君と一緒に踏破したダンジョンですね」
2つ名持ちの金星等級冒険者の名前を聞いたメイドさんは、苦いものを食べたみたいに舌を噛んだ。
「それと、僕が調査に行った際には、少し危ない目にあいました」
「うげぇ、試練を賜りです。なぜ…神はなぜ…」
小声でぼやきながら、前方で待つお嬢様を見据えている。
「終わった? なら早く次にいきましょうよ」
「お、嬢ちゃんやる気あるな! 俺様もとっとと終わらせて観光に繰り出したいぜ」
笑顔のふたり組がハイタッチするのを見て、露骨にため息をつくメイドさん。
「そんなため息つかなくても、レオ君がいれば大丈夫だと思いますよ」
「やり過ぎはお呼びでないんですぅ。これだから術理員会員な者はヤバなんですよぉ…」
僕の調査はごく浅い階層だけでも十分だ。一方、お嬢様はまだ先に用があるとのことだった。
「でも、なんでまた、危険を冒してダンジョンなんかに来たんですか?」
「さすがですお嬢様だからですぅ」
「その、意味は?」
「たかがメイドには知るよしもナカッタ…。何も知らされず仕事だけあるのが、雇われの泣き所ですな!」
メイドさんは空元気を振り絞るように、スカートをつまんでガニ股でズンズンと歩いていった。結局はよくわからないのだろう。
僕は解析機器をしまってから、みんなの後に続いた。
どうしてか通常モンスターはまったく出てこないので、とても順調に進んでいる。レベル65535の星霊がいるからだろうか。
クエストの進捗として、今は12階層のフロアボスとして出現したゴーレムと交戦しているところだ。
「こんなデカイで硬いんじゃダガーが通りませんよぉ!」
「核は外装で守られていますから、なんとか頑張ってください」
「力仕事、店主の実力が試されますな!」
「僕の非力が示されますね」
「ケッ。術理院会員はこれだからぁ…!」
ゴーレムが角ばった腕を大振りする隙間を縫って、メイドさんが再び飛び込む。
「職技《メイドさんお給料以上の働き》」
ゴーレムの足を蹴る反動で上昇して、肩に乗る合間に左胸にダガーを走らせた。しかし、表面についた傷は浅い。
懐に入り込まれるのを嫌ったのか、ゴーレムは肩に登った彼女を振り払うべく、自ら壁に激突した。
炸裂する轟音とともに土埃が舞う。
目を凝らして次に備えていると、僕の後ろから声がした。
「はぁ、まったく面倒ですねぇ」
「いつのまにこっちまで…。とにかく無事だったのね」
「アタタ、持病のシャクが…」
「遊ばない」
僕には動きがまったく見えなかった。
そしてメイドさんと入れ替わるように、レオ君が僕の横まで飛んできた。
彼は宙返りをして急停止すると、拳を握った両腕をバツ印の形に組んだ。
パーカーについているギザギザの突起が赤から黄色へ、さらには白く光って唸りを上げ始める。
「俺様の出番のようだな! みてろよルークン、俺様の必殺ッ! 絶技《ウルトラノヴァ・アルティメットエクスプロー…」
「ストップストップ。そんなのしたらダンジョンの構造が変わっちゃうよ」
急いで炎の星霊の近傍に魔力伝播を遮断する系を作る。
直後、ゴーレムがいる方からさっきより大きな爆音が聞こえ、何かが灼けたような香りが漂ってきた。
まさか失敗?
そんな馬鹿な。
「…さてさて、あとは魔石を回収しましょ。お嬢様、こちらへどーぞ」
「今の爆発はメイドさんが? びっくりしたな…」
メイドさんは僕たちの横を通り際、コインを上に弾いてそれをキャッチすると、手のひらを開いて見せた。
「《メイドさんお給料以上の働き》で、銭の力が爆発ですな。貨幣価値はないのでぇ、悪しからず」
通りすぎるふたりを見て、レオ君が片手をあごに当てる。
「あーいう仕込みアイテムも結構カッコいいかもな」
「お願いだからこっちでやらないでね」
レベル65535の爆弾なんて作られたら、いろいろ諦めるしかない。
自分用のサンプル採取をしていると、階段の方向から声が聞こえてきた。
「お嬢様ぁ、地面と喋るまで追い込まれて…よよよ」
「棒読みの泣き真似どうも。ほら見て?」
「土精霊? これは珍しきですな」
「ほら、隠れなくても大丈夫よ。出ておいで?」
⌈ ⌋
「え? まだ嫌なのがいる?」
⌈ ⌋
⌈ ⌋
「ヒント。どこぞの術理員会員」
⌈ ⌋
「レオニスのことじゃないって」
話題のレオ君が僕の横まで飛んでくる。
「向こう行かねーの? 珍しいってよ」
「僕には見ることも触ることもできないから」
多くの大教会徒はその信仰により第6感を持ち、幻想域に実在する精霊や妖精などと対話することができる。
対して大多数の術理院会員は第6感を持っていない。
また、術理院会員が広く行う機器分析の結果は実域の値、実数として出てくる。幻想域の対象を直接検出することはない。
どうしてもデータが必要な場合は、幻想域の対象の持つ情報を実域のデータに変換する、幻想トモグラフィーという手法を用いる。ただし、測定するのにかなりお金がかかるので、多用はできない。
だから、精霊の対応はお嬢様たちに任せよう。
「向こうの用が済むまで採掘してるよ」
欲しかったデータは取り終えているものの、準安定状態のダンジョンは珍しい。
このダンジョンも、通常では見られない不安定な構造を保っている可能性がある。
ちょうど前回のダンジョンが、低位悪魔や高位悪魔が出現した超階に通じていたように。
ただ、実際に超階のような構造を探すとなると、ダンジョン全域に渡ってそれなりの計算が必要なのでやりたくない。寝た子を起こすなとも言うし。
今日の僕の目的は、ダンジョンで産出する鉱石の採掘である。
周期的な2次元の模様が17種類に分類できることは既に紹介した。
では、横と縦に加えて奥行きのある3次元ではどうか。
周期性を持つ3次元の物質は結晶といい、ダンジョンで産出する結晶は特に高い周期性を有する。
そして結晶は、その周期性のパターンから230種類の構造に分類できる。
ダンジョンが産む結晶の構造が230種のどれか分かれば、ダンジョンそのものの特徴が、より詳細に類推できる。
しかし、今いるのは通常とは違う、準安定状態のダンジョンだ。つまり、このダンジョンが産出する鉱石は、230種の結晶に当てはまらないだろう。
恐らく、準結晶とも言うべき特殊な構造を取っているはずだ。
僕は準結晶が欲しい。
見た目ではわからないので、とにかく目ぼしいもの採掘して後でまとめて解析する。
「よし。あのー、僕もう少し採掘して、て…」
振り返ると、壁が立ちはだかっていた。
壁?
目を擦ってよく見ると、やはり壁だった。
「…クン…ルークン、聞こえる…?」
「この壁の向こうにいるんですか? いったい何が起きました?」
お嬢様の声がかすかに響いてくる。
「土精霊を……助けてあげて」
「土精霊?」
「そっち側…まかせたわよ…! またあとで…」
「こっち側? ちょっと、よく聞こえな…」
ふいに足元が消失し、僕は暗い穴に転落した。
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