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おまけ2 五十嵐視点

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 俺の名前は五十嵐 大輝。20代も半ばのしがない公務員で、男のβだ。最近、長年大事に大事に手中の珠の様に可愛がっていた弟分を、傲岸不遜なクソ成金に寝盗られた。いや、元成金か?
 まあ、そんなことはいい。兎に角、その弟分が俺の知らぬ間にどこぞのチンピラのお手付きになって子供まで孕まされて帰ってきたのが、たいそうムカつく。弟分の織部に対して恋情はなく、向けるのは家族に向ける様な純粋な愛情のみだったが、ムカつくものはムカつくのだ。弟分が紆余曲折あったものの、その寝盗り野郎と相思相愛でラブラブで、幸せそうなのがせめてでもの救いなのかなんなのか。まあ、織部の子供である基が俺に滅茶苦茶懐いて寝盗り野郎が悔しがってるからよしとしよう。
「きゃー! あぶぶぶっ!」
「おー、基ー。元気してたかー?」
 持っていた荷物を床に置き、ベビーベッドに寝かされた基の顔を覗き込むと、必死に顔をこちらに傾け手を伸ばしてくる。顔の前で手をヒラヒラさせると、何がそんなに嬉しいのか、また可愛らしい叫び声を上げた。赤ん坊のツボが分からん。ま、嫌われるよりはマシか。茶を汲んできてくれた織部が、そんな俺と基のやり取りをみて笑う。
「息子の五十嵐に対する食い付きが凄い」
「やっぱ俺にだけ反応がいいの勘違いじゃないよな? なんでこんな懐かれてんだろ」
「ホント、なんでだろうね。俺にも分かんないや。このまま懐き続けて、もし基の初めて喋る言葉が『五十嵐』だったりしら、パパが死んでしまうよ」
 ああ、確かに。傍から見ていてゲンナリする程家族を愛しているクソ野郎のことだ。そんなことになったらショックで卒倒するに違いない。まあ、クソ野郎は俺から織部の1番という立場を奪ったのだ。これくらいの意趣返しはしてもバチは当たらんだろう。一生恨まれるだろうがな。
「人見知りする時期なのに、なぜか五十嵐は大丈夫なんだよね。泣いてても五十嵐の写真見せると泣き止むことあるし」
「それは……。ちょっと心配になるくらい俺に懐いてるな」
 毎日の世話をしてる訳でもないのに、偶に顔出すだけでこんだけ懐かれると、1周まわってちょっと罪悪感を感じる。やっぱり父親のクソ野郎を立てて、少しは遠慮してやろう。クソ野郎も基の面倒を率先してよく見るから一応懐かれてはいるらしいが、それなら尚更今は殆ど何もしてない俺がより懐かれるのは微妙な気分の筈だ。
「あー! ぶー!」
「んー? 基どうした? ママに五十嵐取られてやだったの?」
 振り返ると、寝返りでもうって近づいたのか、ベビーベッドの柵に手をかけた基が投獄囚の様になってこちらに向かって手を伸ばしている。ムチムチの顔をめり込ませて、凄く必死さを感じた。見てる分には可愛いが、顔が歪むぞ? そうか、こんくらいの赤ん坊はもう大分動けるんだよな。主体となって面倒を見ている織部も大変だろう。
「あー、もう。基ってば、そんなことしたら危ないし、お顔に跡がつくよ。そうだ、そんなに気になるのなら、五十嵐に抱っこしてもらおっか? 五十嵐、基のこと抱っこしてみてくれる? 昔よく抱っこしたから、まだやり方は覚えてるでしょ?」
「ああ、そうだな」
 織部が基のことを、ベビーベッドから抱き上げ、俺に渡す。俺が顔を見せた時の狂乱ぶりからそれなりに暴れられることを警戒していたが、予想外に基は大人しい。ただジーッと一心不乱に俺の顔を見つめてくる。ちょっと重くなったかな? 体も大きくなった気がする。成長の証だ。両親に愛されスクスク育っているのだろう。
「基のこの様子だと、家庭は円満みたいだな」
「そりゃそうよ。夫婦仲も順調だよぉ。見て、これ。こないだパパが買ってくれたんだ」
 そう言ってこちらに向けられた織部の左手の薬指には、豪華とは言えないがシンプルなデザインながらも美しい指輪が嵌められている。窓から差し込む陽光に、キラリと光るそれを見つめる織部の目は、とても幸せそうだ。
「ああ、こないだサプライズでジュエリー店に連れてかれて、嬉し過ぎて滅茶苦茶なメッセージ送ってきた原因か。悔しいが、スラッとして綺麗なお前の手によく似合ってる。あのクソ野郎、そういうセンスだけはあるんだな」
「まさか! パパってば『式を挙げないのなら、代わりに滅茶苦茶豪華な指輪にしよう』って言って、成金のバーさんが付けるような大粒の宝石がついた金の指輪ばっか選ぼうとするの。石が基のおめめくらいのやつ! パパは昔っから服飾品のセンス壊滅的なんだよね。興味もない式を挙げるよりも、子供や家族の為にお金を使いたいからって節約した意味がなくなっちゃうから、慌てて止めたよ。この指輪は店員さんと俺がお財布と相談して選んで決めました」
 あのクソ野郎、何やってやがる。呆れて物も言えない。織部は指輪を買ってもらえたということに浮かれて気にしてないみたいだが、俺ならウザさで1発、2発思いっきり問答無用で殴ってるな。まあ、センスはなくとも織部を喜ばせたいという気概はあるようだから、そこだけは買おう。
「式ねぇ。織部はフォトウェディングだけでもするつもりはないのか? 金が足りないのなら出すぞ」
「いいよ、そんなの。お金は足りてるけど面倒臭い」
「だが、折角結婚したんだし、一生の思い出になるものじゃないか」
「もう、五十嵐もパパと同じこと言うんだね」
 う、あのクソ野郎も俺と同じこと言ってるのか。織部の結婚写真は見たいが、あのクソ野郎と同意見なのは癪に障る。不機嫌に唇を尖らせる俺を見て、織部は楽しそうに笑った。
「いいんだよ、別に。今はパパと結婚できて、基が生まれてきてくれただけで十分。これ以上幸せになったら多分キャパオーバーで幸せすぎて逆に不安になる。世話になった五十嵐に俺の花嫁姿を見せられないのは申し訳ないけど、今のところ婚礼衣装を着る予定はありません。フォトウェディングは将来どうしてもやりたくなったらやるさ」
 織部の言いたいことは分かる。俺達は親の愛情も庇護もなく育った。元々、こういった暖かい家庭とは無縁なのだ。全ては自分から遠く、他人事として生きてきた筈のものが突然目の前に現れて、織部は少なからず戸惑っている。それと同時に、それ等を失うことをとても恐れてもいるのだ。
 俺達は周囲から肯定されることが少なく、自尊心低く育った。その低い自尊心では目の前の幸せを噛み締めることはおろか、受け止めるだけで精一杯なのだ。今は織部のペースでユックリと幸せになっていく時間が必要な時なのだろう。
「そうか、お前がいいならそれでいい。あ、でも、どうせやるなら、フォトウェディングじゃバージンロードを一緒に歩くことも、花嫁を新郎から奪うこともできないから、普通の式挙げてくれよな」
「フフッ、考えとくね」
 腕の中の温もりが重くなった気がして目線を向けると、基はスゥスゥと小さく寝息を立てて眠りに落ちていた。その小さな手が俺の服をシッカリ握っていたので、ベビーベッドには戻さずこのまま抱き続けることにする。フックラとした頬の丸みが愛おしい。文字通り全身を俺の腕に委ねて安心して眠るその姿は、俺への信頼の証だ。
 俺はβの男だから子供を孕めないし、ノンセクシュアルだから人工授精以外で子供を授かることもできない。子供は好きだが家庭を持つ気はないから、きっと一生我が子をこの腕に抱くことはないだろう。基のことをそんな産まれてくることのできない我が子の代わりにするつもりは微塵もないが、きっと自分に子供がいたら今抱いている基に対するのと同じ様に、こんな風に愛おしく思うに違いない。
「基は本当に五十嵐のことが好きだねぇ。腕の中で安心して寝ちゃうなんて、心から五十嵐のことが好きで信用してるんだねぇ」
「今からでも父親になってやろうか?」
「駄ー目。ここまで熱烈ではないけど、基はパパのことも好きだもん。親子の仲を引き裂けないよ。なにより、俺と椎名は運命の番だから、五十嵐のことがいくら好きでも俺は椎名以外とはくっつけない。αやΩはね、自分の運命とは離れらんないのさ」
「へぇ、織部とアイツ、運命の番なのか」
『運命』なんてαとΩにまつわる噂の中でも、特に都市伝説級に珍しい話だ。曰く『運命の番』とはαとΩの間にだけ成立する、産まれる前から惹かれ合うと決められたカップルなのだとか。出会ったら最後、他の何をかなぐり捨ててでも一緒になるような行動をとるそうな。
 ただでさえβより数の少ないαとΩだ。それなのにこの世に生きる何十億人もの人間の中から自分の『運命の番』となるそのたった1人を見つけるなんて、とんでもない話である。だからこそ『運命の番』は都市伝説級で眉唾物だと言われているのだが。まさか、それを生きているうちにこの目で見るどころか、幼馴染がその当事者となるとは。
「やっぱ、巷で言うように目と目が合った瞬間に体に電流が走ったり、ふとした瞬間世界に2人だけしかいないような気持ちになったわけ?」
 織部はこういったロマンチックな事には興味を示さないタチだし、ある程度何らかの確信を持って『運命の番』という言葉を口にしたのだと思う。織部にそうまで思わせるとは。いったい『運命の番』とはどんな物なのか、人並みの好奇心を持ってそう質問した。それに織部は呆気からんと答える。
「ううん! 少なくとも俺は、そういうの全然なかった! 最初に会った時パパのこと『なんだかオラついた兄ちゃんだなぁ』って思ったくらい。鼻血出しててそれどころじゃなかったしね!」
「ふーん……」
 確かあのクソ野郎、ホテルで織部に対して『一目見てどうしても俺のものにしたくてしょうがなくなった』とか『あの時から惹かれていたんだと思う』とか言ってたのに、お相手の織部はこれだ。全然意識されてねぇ。元々織部がΩとしての本能に乏しいからかもしれないが、ざまあねぇな。
 けど、織部の方に自覚症状がなかったのなら織部はどうしてあのクソ野郎を『運命の番』だと思ったのだろう? 俺の表情からその疑問を察したらしい織部が、言葉を続ける。
「だってぇ、パパと出会って直ぐ、いつもは滅多にこない発情期が、パパの存在に触発されたみたいにきたしぃ」
「たまたまでは?」
 元々不順だったんだろ? 詳しくないが、やけに早まることもあるだろう。
「パパに抱かれる様になってから発情期が安定してくるようになったしぃ」
「αに抱かれてΩとして安定しただけでは?」
 αと深く繋がりを持つことで、織部の中のΩの部分が刺激されて普通のΩらしく安定した発情期が来るようになった。容易に想像できる話だ。
「パパだって、俺の事運命だって言ってくれたしぃ」
「ただのアイツの願望では?」
 もうそこまできたら気分を盛り上げる為の睦言の類じゃねぇか。なんの根拠にもなりえない。
「もうっ! 五十嵐! さっきからひねくれてばっか! 少しは『えーっ! すっごーっい! 運命感じるぅー!』とか言えないわけ!?」
「逆に織部はそんな一昔前のギャルみたいな口調で俺に相槌うって欲しいわけ?」
 なんだ、ただのバカップルだった。これじゃぁ『運命の番』と言うよりは『運命のバカップル』って感じだな。織部に運命を感じたあのクソ野郎と、そんな愛を喜んで受け入れる織部とを、神はお似合いだと思って引き合わせたもうたのだ。そのご慧眼には感嘆せざるを得ない。まぁ、仲がいいのはいいことだ。現状、織部もあのクソ野郎も相手と我が子に惜しみなく愛を与えているだけなのだから、それは勧められこそすれ、俺や他の誰かに文句を言われる筋合いはないだろう。
「あーあ、パパの話してたら会いたくなってきちゃった。早く帰ってこないかなぁ。五十嵐、今日は泊まってくんでしょ? 今日はね、パパも五十嵐も好きな味染みホロホロ豚の角煮だよん。パパが自分の昇進祝いに、何故か俺に多機能電気圧力鍋買ってくれたから性能試したいんだ」
「おー、手伝うわ」
「ホント? 嬉しい、ありがと!」
 屈託なく笑う織部に、俺もフッと口元を緩めた。色々あったが、あのクソ野郎と一緒になり、子供も生まれて、織部は本当に幸せそうだ。10年前からは考えられない。
 かつての織部は親に愛されなかったこと、親に捨てられたことに少なからず劣等感を感じ、Ωらしくない自らの体と乏しい本能にΩとしての幸せを諦めていた。俺には織部に寄り添い、相談に乗ったり励ましたりすることはできても、そういった生き方を変えてやれる力はない。俺も同じ様な愛情の欠けた生まれ育ちで、愛を知らないことで苦しむ織部にどんな声をかけ態度をとってやればいいのか分からなかったからだ。
 俺が織部にできたのは、優しい言葉をかけてやって困っている時に少し手を差し伸べること、それだけ。俺と織部だけなら、ただの傷の舐め合いの生温い毒にも薬にもならない関係で、どこか物足りない虚ろを抱えた寂しい生き方しかできなかっただろう。
 だが、それをあのクソ野郎が変えてくれた。あのクソ野郎は織部に揺るぎない愛を与え、可愛らしい我が子を与え、満たされた家庭を与えたのだ。世の多くの人が望む『当たり前』の幸せを、あのクソ野郎のお陰で織部は手に入れた。人並みの幸せを得る喜びは、俺では決して織部に与えられなかったものだ。2人の関係の始まり方は気に食わないが、結果として織部が今幸せそうなのは認めざるを得ない。親の暴力に脅え、痩せて薄汚れた手足で部屋の隅で縮こまっていたあの子供はもう居ない。きっと、10年後も、20年後も、織部は変わらず幸福に笑っていられることだろう。
 織部の呪いがとけたように、いつか俺の呪いもとける日がくるだろうか。ま、とけなくてもいいか。俺は織部と基が幸せそうならそれだけで十分だ。2人を幸せに齎す存在として、ついでにあのクソ野郎の幸せも願ってやらんでもない。
「んみっ、あぷー」
「あ、基起きた」
「ホントだ。あ、そういえばね。基ちょっとの間だけだけど、お座りができるようになったんだよ。まだグラグラしてて危なっかしいけど、大人が変な方向に倒れない様に注意しててあげれば大丈夫。見たい?」
「おー、基が嫌がらなかったら見てみたいな」
「基、五十嵐のこと好きだから、いいところ見せたくてきっと頑張ると思うよ。ねー、基」
「うっ!」
「ヤル気満々だな」
 可愛い子だ。アブアブと喃語を発するのを、いつまででも聞いていられる。もしもこの子や織部のことを不必要にあのクソ野郎が泣かせるようなことがあったら、誰がなんと言おうが問答無用で俺が引き取ってやる。でもきっと、そんな日は永遠に来ないんだろう。偶にこうして幸せのお零れを貰うくらいなら、バチは当たらないだろうか。なんか俺、いつかの冗談じゃないが、ただ火遊びがしたかっただけの人妻に本気で懸想する間男みたいだ。
「どーした、五十嵐? 悪い事考えてる顔してる」
「なんでもねぇよ」
 ほら、基の座るところ見せてくれよ、と笑って誤魔化す。俺の服をシッカリ握っている基の手を、服が皺になっちゃうよどうしよう、と困った顔をしながら外そうとする織部の顔を眺めながら、胸の内にジンワリと広がる温かい気持ちを噛み締めるのだった。
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