ロシュフォール物語

正輝 知

文字の大きさ
上 下
304 / 492
凍雪国編第3章

第80話 リターナの葛藤1

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

欠陥品の文殊使いは最強の希少職でした。

登龍乃月
ファンタジー
 【祝!書籍化】 国内でも有数の力を持つ貴族であり、魔法職に秀でている事でも名の知れた一族であるアルウィン家の次男フィガロは、魔法を使えないという欠陥を持って生まれた。  魔法と共に生きる世界において致命的な欠陥を持つ子供、それがフィガロだった。  十五歳になり成人の儀を行った次の日、フィガロは家を勘当された。  辺境の森にいる老人の元で暮らす事になったが、その老人は一千年前の英雄の生き残り【焔雷帝】。  焔雷帝の導きの元、数百年解読者が現れなかったルーン文字をフィガロは解読してしまう。  そしてフィガロの体は常軌を逸した構造だった事も発覚する。  錬金の果てにルーン文字を文殊へ刻み込む事に成功したフィガロは森を出る。  フィガロの願いはただ一つ。  人間らしく普通に生きたい。  強力無比な力を秘めた少年はどんな普通を求めるのだろうか。  【書籍化が決定致しました! 四月下旬頃にアルファポリス様から刊行予定です! 加筆修正や話の変更はほぼありませんが、文字数を削るために一部分改稿があります。書籍化に伴い改題しております。これも皆様の応援あってこそです!ありがとうございます!】

トンネル抜けたら別世界。見知らぬ土地で俺は友人探しの旅に出る。

黒い乙さん
ファンタジー
「心霊スポットに行ってみないか?」  始まりは大学時代からの友人中野のそんな一言だった。  何故に心霊スポット?  自慢ではないが俺には霊感など全くないし、そもそも心霊現象そのものを信じていないし興味もない。  大学を卒業してからブラックではないけれどもホワイトとも言い切れないそれこそ日本に掃いて捨てるほど存在するグレーな会社に就職し、休日になれば幼なじみである木嶋海斗と共に過ごすか、偶に会う数少ないい大学時代の友人、もしくは同じ会社の知人達と余暇を過ごしたりと山も谷もない日常を繰り返していた平凡な社会人4年生。  栗田相馬26歳未婚彼女なし。  それが俺だ。  そんな俺と──ついでに一緒にいた海斗に向かって放たれた中野総悟の何気ない誘いに、俺はいつものように特に深く考える事なく頷き、海斗もそれに同意した。  しかし、この時の俺達は知らなかった。  ──この安易な決断が、人生を左右する大きな分岐点だったという事に──

ぽっちゃりおっさん異世界ひとり旅〜目指せSランク冒険者〜

ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
酒好きなぽっちゃりおっさん。 魔物が跋扈する異世界で転生する。 頭で思い浮かべた事を具現化する魔法《創造魔法》の加護を貰う。 《創造魔法》を駆使して異世界でSランク冒険者を目指す物語。 ※以前完結した作品を修正、加筆しております。 完結した内容を変更して、続編を連載する予定です。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

GOD SLAYER’S

猫ノ謳
ファンタジー
ある異世界にて、現地の青年が大事な人たちを神々によって失ってしまいます。 [神殺し]を決意して旅に出た主人公は、やがて出会う仲間たちとの旅路の過程で神を討てるのか?! そして、彼らが辿り着く真実とは?

魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡

サクラ近衛将監
ファンタジー
 女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。  シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。  シルヴィの将来や如何に?  毎週木曜日午後10時に投稿予定です。

悪役令嬢の兄のやり直し〜侯爵家のゴーストと呼ばれた兄ですが、せめて妹だけは幸せにしたいと思います〜

ゆう
ファンタジー
僕ジョシュアは、侯爵家の長男でありながらかなり存在感の薄い人間だった。 生まれつき属性を持たず生まれてきた僕は、持っている魔力量の多さに対し、全く魔法を使うことができなかった。 両親から疎まれ続け自分の部屋へ引きこもっていた僕は、16歳の時、2歳年下の妹アリスティアが犯した罪の連座で一族郎党処刑されることとなる。 死を直前にして妹や義弟と話し、自分は何もしてこなかったと後悔をした。 その後、なぜか時間が戻った世界で目を覚ました僕は、同じ運命を回避するためーーーせめて妹を死刑から救うため奔走することにした。

Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷

くみたろう
ファンタジー
彼女の名前は東堂翠。 怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。 最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。 その要因は手に持つ箱。 ゲーム、Anotherfantasia 体感出来る幻想郷とキャッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。 「このゲームがなんぼのもんよ!!!」 怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。 「どれくらい面白いのか、試してやろうじゃない。」 ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。 それは、翠の想像を上回った。 「これが………ゲーム………?」 現実離れした世界観。 でも、確かに感じるのは現実だった。 初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。 楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。 【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】 翠は、柔らかく笑うのだった。

処理中です...