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【第4部】浩輔編
36.新しい生活
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浩輔の意思とは関係なしに、神崎組は解体した。
浩輔自身には、住むところ以外には特に影響がないのが正直な所だった。
病死した高虎の父親の後は、誰も継ぐ者は無く、当然高虎はその気はないわけで、組の解体という運びになったようだ。中にも行く当ても無く路頭に迷うであろう者達もいたが、異論を唱えようにも継ぐ者もいない組織は崩すしかない。しかも一般企業のように、事業承継をするようなものでもない。
組長の兄である神崎、一足先に堅気になっていた若・神崎高虎によって、組員達の処遇は悪いものにはされなかった。
最初は、会社経営をしている神崎らの世話になって堅気仕事を始めたが、堕ちていく者がいなかったわけではない。あっさり他の組に移った者もいるし、行方が知れなくなった者もいたようだ。同じアパートの、野菜をくれた男は、引き続き農場で働いているらしい。そのことにはとても安堵した浩輔だった。
仕事も、神崎の口利きで始めた者も少なくない。
また、住む家のない者たちは、神崎の邸宅に住むこととなった。
影山智幸、宮城祐策、そして浩輔は居候することになった。当初は他に何人かいたが、自立して行く者もいた。
そして浩輔は、彼らに混じって、図々しくも居候を決めたのだ。
「俺、神崎会長の家に居候することにした」
浩輔のアパートに来た舞衣にそう言った。
食事を終え、テレビを見ながら寄り添っていた時だ。
「居候?」
「うん。神崎さんの伯父さんに当たる人。組長だった人の……お兄さん。その方の家に居候させてもらうつもり。しばらくアパートは借りない」
そう、と舞衣は言った。驚くこともなく、反対することもなく、ただ頷いただけだった。
浩輔は、やんわり自分の経済事情は話していたので、きっと舞衣はそのことを察してくれたのだろうと思った。賃貸契約の際の保証人になってくれそうな者もいなかった。もちろん神崎たちは引き受けると言ってくれたが、奨学金の返済など、懐のことを思うと、居候させてもらうほうが有り難いと踏んだ。
元々荷物が多いわけではないし、引越もすぐ可能な状態だった。
「いつ頃移るの?」
「うーん、来週末の予定。あんまり荷物ないし、祐策が手伝ってくれる予定。祐策はもう移ったから」
「そっか。じゃあ、わたしがここに来るのは今日が最後かな」
「あ、うん、そうだな。そういうことになるな」
舞衣は寂しげな顔で、浩輔の狭い部屋のあちこちに視線をやった。
「?」
「そんな長い時間ここに来たわけじゃないけど、わたしのなかでは、いろんなことがあったなって思って」
再会して、遊ぶようになって、関係を持って、付き合うようになって……と彼女は振り返った。浩輔も同じように振り返ってみる。
(飯作ったり、こうやってテレビ見たり、この薄っぺらい布団の上で抱き合って……)
舞衣を本当に好きなのかと考えたこともあったが、大人になって、昔とは「好き」の形が変わってしまっているのだと気づいた。
(舞衣が隣にいるのが不思議だけど……やっぱ嬉しい)
隣の舞衣の手に、自分の手を重ね、彼女が浩輔を見た。
「この部屋で過ごすのは最後だな」
「……そっか、そうだよね」
「舞衣」
「ん?」
「抱いていい?」
「え……」
唐突な言葉に、舞衣は口を半開きにして驚いた。
この会話の流れから、いきなりそんなことを言われれば驚くのは無理もない。
「この部屋でめちゃくちゃ抱きたい。俺の部屋で抱くの、最後だし」
「えと……」
「ダメ?」
「ダメって言っても……するよね?」
「よくわかってる」
にやっと笑うと、舞衣の身体を押し倒した。
その夜は何度も何度も舞衣を、舞衣の身体を貪った。
浩輔の部屋では、彼女は声を我慢する傾向にあった。
「我慢すんなって、もっと聞かせろよ」
「だって……隣の部屋の人に……聞こえちゃうよ……」
恥ずかしがって口に手を当てる舞衣が、控え目に言う。その手を荒々しく払いのけ、顔を近づける。
「誰もいないから大丈夫だよ」
「え……」
「両隣の人たちは一足先に退去してるから。舞衣の可愛い声は俺にしか聞こえないから。な? 俺に聞かせて」
「……そんな……」
腰をぐいぐい押しつけ、繋がった部分から快感が押し寄せる。
「ほら、ほら」
卑猥な悲鳴が洩れ、浩輔は興奮が増していく。
果てても果てても、舞衣が「もう無理」と言っても、浩輔は貪り続けた。
「ほんとにもう……無理……」
「もう少し付き合ってくれ」
「無理だよ……」
ぐったりしていつの間にか目を閉じた舞衣を見て、ついに浩輔は最後にしたのだった。
舞衣の部屋のものより狭い風呂があるのが、浩輔の部屋の風呂だ。
古いアパートだけあって、当然浴室も狭いし、浴槽も狭い。
二人で浸かるにはかなり苦しい。
だが無理矢理浸かるのが浩輔だ。舞衣は遠慮しようとしたが、彼女の手を引いていつものように抱き寄せて入浴をする。窮屈だが舞衣と密着出来るのは至福の時間だ。
「もうこうやって風呂入ることないし」
「わたしの部屋で……入ったらいいんじゃない?」
「そうだけどさあ、こんな狭いところで入ること、もうないだろうし」
くっつかせて、とあれほど貪った舞衣の身体を背後から抱き締め、自分の手を這わせる。舞衣は疲れているのか、抵抗はしない。それでも声が洩れそうになるのを我慢しているらしかった。
「何回抱いても気持ちいい身体だよな」
「……そんなこと……」
「あるよ」
「……誰にでもそんなこと言ってたの?」
「言ってない。信じられない?」
「そんなことは、ないけど」
当たり前のように舞衣の両胸を掴む。乳首を探るように指を動かすと、吐息が洩れるのが聞こえた。
「……舞衣の声聞くと、また……したくなってくるな」
「……いいよ」
そうか、と頷きかけて、耳を疑う。
「したくなったんだけど」
「……いいよ」
「ここで、したくなった」
「……うん」
風呂でだよ、と聞き返すと舞衣は頷いた。
どんな表情をしているかは見えないが、嫌がっているような声には聞こえない。
「舞衣は、風呂でセックスしたがらないだろ」
「いいよ、しても……三原君がちゃんとわたしを好きになってくれたってわかってるから」
風呂ですることを誘って、舞衣と話したことを思い出した。
自分をちゃんと好きになってくれてから、と舞衣は言った。
その舞衣が、いいと言っている。
「け、けど、舞衣、疲れてるだろ……。さっきまで散々したし」
「大丈夫、しよう。声が出ても、隣に誰もいないって、言ってたし……なんか、したくなっちゃったみたい」
舞衣の気が変わらないうちに、と身体を抱き上げ、二人で立ち上がった。
「ゴム持ってくる、待ってて」
「……うん」
「すぐ取ってくるから」
「……うん」
大急ぎで浴室を飛び出した浩輔だった。
あの夜のように、もう浩輔の部屋で会って何かをすることは当分なさそうだ。
神崎邸では一人一部屋を与えられて、金庫まで用意されていた。浩輔にはあまり必要はないと思っていたが、他の男達には必要なものらしかった。
ヤクザというものは足を洗って、五年は何かと制限があるらしい。ヤクザと知られていなければ良いが、智幸や祐策が構成員だという情報が警察のデータベースにあるらしい。載っていない者もいるようだが、神崎や高虎の情報ではそうらしい。どうやって情報を手に入れたかは、訊かないでおいた。
「五年ルール」があると、新しく銀行口座を開いたり、不動産の賃貸契約などができない可能性が高い、寧ろ出来ないという。そのことを考えて、神崎が自分の邸宅に彼らを住まわせ、部屋に金庫を置いて自分の資産を管理できるように配慮してくれたのだった。
浩輔はただの居候の身であったが。
神崎邸に住むに当たって、条件を提示された。
事情がある時以外、朝食は皆揃って食べる。
ただそれだけが条件だった。
浩輔には不思議だと思った。
(それだけでいいのかな)
もちろん必要最低限の生活費は入れないといけない。それは皆一律だ。
「伯父さんは、一人で住んでたし、早朝から午前だけの家政婦さんがいるけど、基本は一人だったからさ。俺が時々覗くくらいで、こんな広い家、もったいないからさ。伯父さんと朝飯だけは一緒に食べてやってよ」
高虎はそう言った。
以前に聞いてはいたが、高虎の伯父の神崎誠一郎という人物は、手広く会社経営をしており、一代でここまで築いた男性だった。勿論苦労も多々あったことだろうが、それは聞かせてはくれなかった。どんな厳つい男かと思えば、その辺にいそうな男性で、普段は軽く着物をまとう「渋いおじさん」であった。
浩輔たちは神崎を「会長」と呼ぶことなった。
神崎組が解体した時点で、高虎は会社の社長に就任し、神崎が会長になったことを聞き、そう呼ぶことにしたのだ。
新しい生活に戸惑いもあったが、まるで家族と過ごしているかのような日々を送ることになった。
揃った朝食には、高校生まで過ごした施設での食事を思い出す浩輔だった。
浩輔自身には、住むところ以外には特に影響がないのが正直な所だった。
病死した高虎の父親の後は、誰も継ぐ者は無く、当然高虎はその気はないわけで、組の解体という運びになったようだ。中にも行く当ても無く路頭に迷うであろう者達もいたが、異論を唱えようにも継ぐ者もいない組織は崩すしかない。しかも一般企業のように、事業承継をするようなものでもない。
組長の兄である神崎、一足先に堅気になっていた若・神崎高虎によって、組員達の処遇は悪いものにはされなかった。
最初は、会社経営をしている神崎らの世話になって堅気仕事を始めたが、堕ちていく者がいなかったわけではない。あっさり他の組に移った者もいるし、行方が知れなくなった者もいたようだ。同じアパートの、野菜をくれた男は、引き続き農場で働いているらしい。そのことにはとても安堵した浩輔だった。
仕事も、神崎の口利きで始めた者も少なくない。
また、住む家のない者たちは、神崎の邸宅に住むこととなった。
影山智幸、宮城祐策、そして浩輔は居候することになった。当初は他に何人かいたが、自立して行く者もいた。
そして浩輔は、彼らに混じって、図々しくも居候を決めたのだ。
「俺、神崎会長の家に居候することにした」
浩輔のアパートに来た舞衣にそう言った。
食事を終え、テレビを見ながら寄り添っていた時だ。
「居候?」
「うん。神崎さんの伯父さんに当たる人。組長だった人の……お兄さん。その方の家に居候させてもらうつもり。しばらくアパートは借りない」
そう、と舞衣は言った。驚くこともなく、反対することもなく、ただ頷いただけだった。
浩輔は、やんわり自分の経済事情は話していたので、きっと舞衣はそのことを察してくれたのだろうと思った。賃貸契約の際の保証人になってくれそうな者もいなかった。もちろん神崎たちは引き受けると言ってくれたが、奨学金の返済など、懐のことを思うと、居候させてもらうほうが有り難いと踏んだ。
元々荷物が多いわけではないし、引越もすぐ可能な状態だった。
「いつ頃移るの?」
「うーん、来週末の予定。あんまり荷物ないし、祐策が手伝ってくれる予定。祐策はもう移ったから」
「そっか。じゃあ、わたしがここに来るのは今日が最後かな」
「あ、うん、そうだな。そういうことになるな」
舞衣は寂しげな顔で、浩輔の狭い部屋のあちこちに視線をやった。
「?」
「そんな長い時間ここに来たわけじゃないけど、わたしのなかでは、いろんなことがあったなって思って」
再会して、遊ぶようになって、関係を持って、付き合うようになって……と彼女は振り返った。浩輔も同じように振り返ってみる。
(飯作ったり、こうやってテレビ見たり、この薄っぺらい布団の上で抱き合って……)
舞衣を本当に好きなのかと考えたこともあったが、大人になって、昔とは「好き」の形が変わってしまっているのだと気づいた。
(舞衣が隣にいるのが不思議だけど……やっぱ嬉しい)
隣の舞衣の手に、自分の手を重ね、彼女が浩輔を見た。
「この部屋で過ごすのは最後だな」
「……そっか、そうだよね」
「舞衣」
「ん?」
「抱いていい?」
「え……」
唐突な言葉に、舞衣は口を半開きにして驚いた。
この会話の流れから、いきなりそんなことを言われれば驚くのは無理もない。
「この部屋でめちゃくちゃ抱きたい。俺の部屋で抱くの、最後だし」
「えと……」
「ダメ?」
「ダメって言っても……するよね?」
「よくわかってる」
にやっと笑うと、舞衣の身体を押し倒した。
その夜は何度も何度も舞衣を、舞衣の身体を貪った。
浩輔の部屋では、彼女は声を我慢する傾向にあった。
「我慢すんなって、もっと聞かせろよ」
「だって……隣の部屋の人に……聞こえちゃうよ……」
恥ずかしがって口に手を当てる舞衣が、控え目に言う。その手を荒々しく払いのけ、顔を近づける。
「誰もいないから大丈夫だよ」
「え……」
「両隣の人たちは一足先に退去してるから。舞衣の可愛い声は俺にしか聞こえないから。な? 俺に聞かせて」
「……そんな……」
腰をぐいぐい押しつけ、繋がった部分から快感が押し寄せる。
「ほら、ほら」
卑猥な悲鳴が洩れ、浩輔は興奮が増していく。
果てても果てても、舞衣が「もう無理」と言っても、浩輔は貪り続けた。
「ほんとにもう……無理……」
「もう少し付き合ってくれ」
「無理だよ……」
ぐったりしていつの間にか目を閉じた舞衣を見て、ついに浩輔は最後にしたのだった。
舞衣の部屋のものより狭い風呂があるのが、浩輔の部屋の風呂だ。
古いアパートだけあって、当然浴室も狭いし、浴槽も狭い。
二人で浸かるにはかなり苦しい。
だが無理矢理浸かるのが浩輔だ。舞衣は遠慮しようとしたが、彼女の手を引いていつものように抱き寄せて入浴をする。窮屈だが舞衣と密着出来るのは至福の時間だ。
「もうこうやって風呂入ることないし」
「わたしの部屋で……入ったらいいんじゃない?」
「そうだけどさあ、こんな狭いところで入ること、もうないだろうし」
くっつかせて、とあれほど貪った舞衣の身体を背後から抱き締め、自分の手を這わせる。舞衣は疲れているのか、抵抗はしない。それでも声が洩れそうになるのを我慢しているらしかった。
「何回抱いても気持ちいい身体だよな」
「……そんなこと……」
「あるよ」
「……誰にでもそんなこと言ってたの?」
「言ってない。信じられない?」
「そんなことは、ないけど」
当たり前のように舞衣の両胸を掴む。乳首を探るように指を動かすと、吐息が洩れるのが聞こえた。
「……舞衣の声聞くと、また……したくなってくるな」
「……いいよ」
そうか、と頷きかけて、耳を疑う。
「したくなったんだけど」
「……いいよ」
「ここで、したくなった」
「……うん」
風呂でだよ、と聞き返すと舞衣は頷いた。
どんな表情をしているかは見えないが、嫌がっているような声には聞こえない。
「舞衣は、風呂でセックスしたがらないだろ」
「いいよ、しても……三原君がちゃんとわたしを好きになってくれたってわかってるから」
風呂ですることを誘って、舞衣と話したことを思い出した。
自分をちゃんと好きになってくれてから、と舞衣は言った。
その舞衣が、いいと言っている。
「け、けど、舞衣、疲れてるだろ……。さっきまで散々したし」
「大丈夫、しよう。声が出ても、隣に誰もいないって、言ってたし……なんか、したくなっちゃったみたい」
舞衣の気が変わらないうちに、と身体を抱き上げ、二人で立ち上がった。
「ゴム持ってくる、待ってて」
「……うん」
「すぐ取ってくるから」
「……うん」
大急ぎで浴室を飛び出した浩輔だった。
あの夜のように、もう浩輔の部屋で会って何かをすることは当分なさそうだ。
神崎邸では一人一部屋を与えられて、金庫まで用意されていた。浩輔にはあまり必要はないと思っていたが、他の男達には必要なものらしかった。
ヤクザというものは足を洗って、五年は何かと制限があるらしい。ヤクザと知られていなければ良いが、智幸や祐策が構成員だという情報が警察のデータベースにあるらしい。載っていない者もいるようだが、神崎や高虎の情報ではそうらしい。どうやって情報を手に入れたかは、訊かないでおいた。
「五年ルール」があると、新しく銀行口座を開いたり、不動産の賃貸契約などができない可能性が高い、寧ろ出来ないという。そのことを考えて、神崎が自分の邸宅に彼らを住まわせ、部屋に金庫を置いて自分の資産を管理できるように配慮してくれたのだった。
浩輔はただの居候の身であったが。
神崎邸に住むに当たって、条件を提示された。
事情がある時以外、朝食は皆揃って食べる。
ただそれだけが条件だった。
浩輔には不思議だと思った。
(それだけでいいのかな)
もちろん必要最低限の生活費は入れないといけない。それは皆一律だ。
「伯父さんは、一人で住んでたし、早朝から午前だけの家政婦さんがいるけど、基本は一人だったからさ。俺が時々覗くくらいで、こんな広い家、もったいないからさ。伯父さんと朝飯だけは一緒に食べてやってよ」
高虎はそう言った。
以前に聞いてはいたが、高虎の伯父の神崎誠一郎という人物は、手広く会社経営をしており、一代でここまで築いた男性だった。勿論苦労も多々あったことだろうが、それは聞かせてはくれなかった。どんな厳つい男かと思えば、その辺にいそうな男性で、普段は軽く着物をまとう「渋いおじさん」であった。
浩輔たちは神崎を「会長」と呼ぶことなった。
神崎組が解体した時点で、高虎は会社の社長に就任し、神崎が会長になったことを聞き、そう呼ぶことにしたのだ。
新しい生活に戸惑いもあったが、まるで家族と過ごしているかのような日々を送ることになった。
揃った朝食には、高校生まで過ごした施設での食事を思い出す浩輔だった。
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